JPH0440630Y2 - - Google Patents

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JPH0440630Y2
JPH0440630Y2 JP1984052227U JP5222784U JPH0440630Y2 JP H0440630 Y2 JPH0440630 Y2 JP H0440630Y2 JP 1984052227 U JP1984052227 U JP 1984052227U JP 5222784 U JP5222784 U JP 5222784U JP H0440630 Y2 JPH0440630 Y2 JP H0440630Y2
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basket
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JP1984052227U
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  • Washing And Drying Of Tableware (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は温風発生装置を備えた強制対流式の食
器乾燥器に関する。
〔考案の技術的背景〕 強制対流式の食器乾燥器は、温風発生装置が備
えるフアンにより送風される空気をヒータで暖め
て温風とし、この温風を食器かご内にその下側か
ら流通させて、洗い終つた食器等を乾燥するよう
になつている。そして、従来においては、温風が
食器かごの特定個所を集中して通り抜けることを
妨げるために、温風吐出口に対向して温風拡散板
が設けられている。この拡散板は、食器かごから
滴下する水滴が留まつて蒸発されることがないよ
うに、上面が傾斜された構造になつている。
〔背景技術の問題点〕
しかし、温風発生装置の風路が水平から上向き
に変わるような構造の場合には、温風吐出口の各
部から吐出される温風の速度が異なるため、温風
を均一に拡散して食器かご内に送り込むことが困
難であつた。また、既述の風路構造の場合は勿論
のこと、温風吐出口の真下にフアンが配設されて
風路が垂直な場合でも、温風発生装置を内蔵した
乾燥器本体が、若干傾むいて置かれたりすると、
温風の均一な拡散が困難となる。このような原因
により、従来は、食器かご内の温度分布に差を生
じ易く、乾燥効率が低いという不具合があつた。
〔考案の目的〕
したがつて本考案の目的は、乾燥効率を高める
ことができるようにした食器乾燥器を提供するこ
とにある。
〔考案の概要〕
本考案は、温風発生装置を内蔵し平面形状が略
四角状の乾燥器本体と、この本体上に設けられ平
面形状が略四角状の食器かごと、このかごの上側
開口を開閉する蓋とを具備する食器乾燥器におい
て実施されるもので、上記目的を達成するため
に、上記温風発生装置の温風吐出口を、上記乾燥
器本体上に設けられた上記食器かごの外底面略中
央部に対向して設け、平面形状が略四角状で、そ
の中央部から周縁に向けて漸次下がる上面を有す
る温風拡散板を、その四隅角部が上記乾燥器本体
の四隅角部に対向する配置にして、上記温風吐出
口を覆つてこの吐出口と上記食器かごの外底面と
の間に設け、この温風拡散板の固定部を上記温風
拡散板の角部間に設けて、これら固定部間にわた
る通気間隙を上記温風拡散板と温風吐出口との間
に形成し、上記温風拡散板の下面にその中心から
放射状に延びる温風案内リブを突設したものであ
る。
〔考案の実施例〕
以下本考案の一実施例を図面を参照して説明す
る。
図中1は平面形状が略四角状をなす合成樹脂製
の乾燥器本体で、これには温風発生装置2が内蔵
されているとともに、上部に平面形状が略四角状
をなす合成樹脂製の水受板3が設けられている。
水受板3の底面は前側に向けて下がるように傾斜
されており、その最も低い部位には排水口4が設
けられている。さらに、乾燥機本体1にはその前
面から出し入れ自在な水受け5が設けられ、これ
は排水口4から流出する水を受けるようになつて
いる。また、水受板3の底面略中央部には平面形
状が略四角状をなす上向きの筒部6が一体に形成
されている。
乾燥器本体1上には合成樹脂製の食器かご7が
設けられている。このかご7は平面形状が略四角
状をなし、例えば上下両側が開口されたかご本体
8と、この本体8の下部に着脱自在に設けた格子
状の底板9とから形成されている。底板9はその
上面に食器類Aの立掛け用の多数の突起10を一
体に有している。この食器かご7は上記乾燥器本
体1の上縁に着脱自在に嵌合して載置されている
とともに、その上側開口は合成樹脂製の蓋11に
よつて開閉されるようになつている。蓋11は、
排気孔12を有しているとともに、本実施例の場
合、かご本体8に枢軸13を介して回動自在に枢
支されている。
上記温風発生装置2は、支持板14、モータ1
5、フアン16、ケーシング17、ダクト18、
ヒータ19から形成されている。モータ15は、
フアン16を取付けているとともに、支持板14
に支持されている。ケーシング17はフアン16
を収納して支持板14に支持されている。そし
て、ダクト18は、ケーシング17内と連通して
支持板14に支持されているとともに、その上部
は上記上向き筒部6を貫通している。このダクト
18の上端開口は温風発生装置2の温風吐出口2
0をなすものであつて、この吐出口20は食器か
ご7の外底面略中央部に対向して設けられてい
る。さらに、ダクト18内にはヒータ19が取付
けられているとともに、ダクト18の外面にはサ
ーモスタツト21が取付けられている。上記ヒー
タ19には例えば正特性サーミスタ等の半導体ヒ
ータが用いられ、このヒータ19は多数の通孔
(図示しない)を有している。なお、この温風発
生装置2は本実施例の場合、乾燥器本体1の高さ
寸法を小さくするために、温風吐出口20の真下
からずれた位置にモータ15およびフアン16を
配置した構成としてある。
そして、温風吐出口20と食器かご7の外底面
との間には、平面形状が略四角状の温風拡散板2
2が、その四隅角部を乾燥器本体1の四隅角部に
対向する配置にして、かつ温風吐出口20を被つ
て配置されている。この拡散板22は中央部から
周縁に向けて漸次下がる上面を有するとともに、
下面に温風案内リブ23を突設して形成されてい
る。また、食器かご7のかご本体8および底板9
は平面形状が略四角形をなしている関係で、拡散
板22は90度の領域毎に傾斜されて断面が略傘状
であつて、かつその温風案内リブ23は温風拡散
板22の中心から放射状に4枚設けられている。
さらに、この温風拡散板22は、合成樹脂の成形
品、又は金属板製、或は合成樹脂と金属板とを組
合せて形成されるが、本実施例では安価に得るた
めに合成樹脂で温風案内リブ23を一体成形した
場合を示している。そして、この温風拡散板22
は上記ダクト18の上端面数個所から一体に突設
した支持部24にねじ25等で止められている。
このねじ止め部分、つまり温風拡散板22の固定
部は、温風拡散板22の角部間に位置して設けら
れている。したがって、温風吐出口20の周方向
に沿つて温風拡散板22の固定部間にわたる四つ
の通気間隙27が、温風拡散板22と温風吐出口
20との間に形成されており、これら通気間隙2
7を通して乾燥器本体1の角部方向およびこれら
角部間に向けて温風が流出されるようになつてい
る。なお、第3図中26はねじ通し孔である。
また、上記乾燥器本体1の例えば前面には、吸
気孔27が設けられているとともに、温風発生装
置2を動作させるタイマ摘み28が取付けられて
いる。しかも、吸気孔27の裏側を被つてエアー
フイルタ29が取付けられている。
この食器乾燥器によれば、食器かご7内に洗い
終えた食器A等を収納した後、蓋11を閉じて、
タイマ摘み28を操作して温風発生装置2を動作
することにより、乾燥器本体1が傾むいて置かれ
た場合や温風発生装置2の構造に拘らず、食器A
等を効率よく乾燥できる。
つまり、温風発生装置2が動作されると、吸気
孔27を通つて吸込まれた空気がフアン16を通
つてケーシング17に案内された後、ヒータ19
を通つて加熱される。こうして暖められた空気
は、温風吐出口20から温風拡散板22に当つて
その周方向に拡散されながら、食器かご7内に下
側から流入して、このかご7内を通り蓋11の排
気孔12から排出される。なお、第1図中矢印は
以上の空気流の経路を示している。この経路にお
いて、温風吐出口20から吐出されて温風拡散板
22の下面に当つた温風は、温風案内リブ23に
より方向づけられるので、この乾燥器の設置面の
多少の傾きに拘らず温風拡散板22の全周にわた
つて均一に拡散されて流出する。これとともに、
温風拡散板22の四隅角部と乾燥器本体1の四隅
角部とが対向する相似状配置にして温風拡散板2
2が配置されているから、その四隅角部において
は、これら角部間の部分よりも長く温風を案内で
きる。そのため、温風拡散板22の周囲のうち、
この拡散板22の周縁との距離が近い乾燥器本体
1の各辺方向へ案内される温風が、比較的早く上
方向に向けて流れを変えるのに対して、上記拡散
板22との距離が長い乾燥器本体1の四隅角部方
向に案内される温風は、上記長い案内作用により
比較的遅く上方向に向けて流れを変える。すなわ
ち、温風拡散板22の中心から見れば、これに案
内された温風が上方向に流れを変える位置は、均
一ではなく、乾燥器本体1の各部との距離の違い
に応じて、その距離が短い部分では短く案内して
早く流れを変えさせ、逆に距離が長い部分では長
く案内して遅く流れを変えさせることができる。
その上、温風拡散板22をダクト18にねじ25
で連結した固定部は、温風拡散板22の四隅角部
間に設けられているので、上記角部が乾燥器本体
1の四隅角部に向けて案内される温風の流れを邪
魔することがないので、以上のような温風の拡散
を確実に得ることができる。しかも、温風吐出口
20は食器かご7の外底面略中央に対向するよう
に配置されているので、結局、温風は食器かご7
の底板8の全域にわたつて均一に流入して、乾燥
に供される。したがつて、食器かご7内の温度分
布が均一化される。しかも、温風拡散板22の上
面は傾斜されていて食器かご7から滴下する水が
留まることがなく、したがつて、温風拡散板22
からの水滴の蒸発が防止される。すなわち、これ
らの理由によつて食器A等の乾燥効率を向上でき
るものである。
なお、上記一実施例は以上のように構成した
が、本考案において温風発生装置2の風路は温風
拡散板22の真下に真直ぐに形成してもよい。そ
して、温風拡散板22は水受板3に支持しても差
支えない。さらに、温風案内リブ23の数や方向
等は、種々に定め得ることは言うまでもない。そ
の他、本考案の実施に当つては、考案の要旨に反
しない限り、乾燥器本体、食器かご、温風発生装
置、温風拡散板、温風案内リブ等の具体的な構
造、形状、位置、材質等は、上記実施例に制約さ
れることなく、種々の態様に構成して実施できる
ことは勿論である。
〔考案の効果〕
以上説明した本考案は上記実用新案登録請求の
範囲に記載の構成を要旨とするから、この乾燥器
の設置面の多少の傾きに拘らず温風を温風拡散板
の周囲に平面形状が略四角状をなす乾燥器本体の
周部との距離に応じて拡散させて食器かごの全域
にわたり均一に供給し、食器かご内の温度分布を
均一化できるとともに、温風拡散板からの水滴の
蒸発を防止することができる。したがつて、本考
案によれば乾燥効率を高めることができるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は縦断
側面図、第2図は乾燥器本体の斜視図、第3図は
温風拡散板を裏返した状態の斜視図である。 1……乾燥器本体、2……温風発生装置、7…
…食器かご、20……温風吐出口、22……温風
拡散板、23……温風案内リブ、27……通気間
隙。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 温風発生装置を内蔵し平面形状が略四角状の乾
    燥器本体と、この本体上に設けられ平面形状が略
    四角状の食器かごと、このかごの上側開口を開閉
    する蓋とを具備する食器乾燥器において、 上記温風発生装置の温風吐出口を、上記乾燥器
    本体上に設けられた上記食器かごの外底面略中央
    部に対向して設け、 平面形状が略四角状で、その中央部から周縁に
    向けて漸次下がる上面を有する温風拡散板を、そ
    の四隅角部が上記乾燥器本体の四隅角部に対向す
    る配置にして、上記温風吐出口を覆つてこの吐出
    口と上記食器かごの外底面との間に設け、 この温風拡散板の固定部を上記温風拡散板の角
    部間に設けて、これら固定部間にわたる通気間隙
    を上記温風拡散板と温風吐出口との間に形成し、 上記温風拡散板の下面にその中心から放射状に
    延びる温風案内リブを突設したことを特徴とする
    食器乾燥器。
JP5222784U 1984-04-10 1984-04-10 食器乾燥器 Granted JPS60164361U (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5811453B2 (ja) * 1980-12-19 1983-03-03 インステイチユト クロロ−ルガニチエスコゴ シンテイザ アカデミ− ナウク アゼルバイドジヤンスコイ エスエスア−ル ポリフェノ−ルの製法および装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5811453U (ja) * 1981-07-15 1983-01-25 株式会社日立製作所 食器乾燥庫

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