JPH0440621Y2 - - Google Patents
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- JPH0440621Y2 JPH0440621Y2 JP20099687U JP20099687U JPH0440621Y2 JP H0440621 Y2 JPH0440621 Y2 JP H0440621Y2 JP 20099687 U JP20099687 U JP 20099687U JP 20099687 U JP20099687 U JP 20099687U JP H0440621 Y2 JPH0440621 Y2 JP H0440621Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- measuring
- mounting frame
- chamber
- measuring body
- powder
- Prior art date
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Links
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Landscapes
- Devices For Warming Or Keeping Food Or Tableware Hot (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は例えば計量米びつに定量繰出機構とし
て適用される粉粒体の計量器に関する。
て適用される粉粒体の計量器に関する。
[従来の技術]
穀類、豆類あるいは粉体などの定量繰り出し
は、これらの所定容積の計量室に導入し、計量室
から一定量を取り出す計量器が使用されている。
は、これらの所定容積の計量室に導入し、計量室
から一定量を取り出す計量器が使用されている。
この種の計量器として、本出願人は実願昭62−
42625号に係る考案を先に提案した。該考案の計
量器は第8図及び第9図に示したように収容室1
21の導出口126と連通して粉粒体を外部に導
く排出口132が形成され前記収容室121の下
部に取り付けられた取付枠130と、所定容積の
計量室141が形成されて前記収容室121の下
面に沿つて斜め上方にスライドするように取付枠
130内に挿入され前記スライドで計量室141
と前記導出口126とが遮断されると共に計量室
141と前記排出口132とが連通する計量体1
40とを備えている。
42625号に係る考案を先に提案した。該考案の計
量器は第8図及び第9図に示したように収容室1
21の導出口126と連通して粉粒体を外部に導
く排出口132が形成され前記収容室121の下
部に取り付けられた取付枠130と、所定容積の
計量室141が形成されて前記収容室121の下
面に沿つて斜め上方にスライドするように取付枠
130内に挿入され前記スライドで計量室141
と前記導出口126とが遮断されると共に計量室
141と前記排出口132とが連通する計量体1
40とを備えている。
また、計量体140をスライドさせるスライド
機構150は取付枠130下面に回動可能に枢支
された「く」字形のアーム151と、アーム15
1の一端を押圧するレバーボタン152と、レバ
ーボタン152の下部とケース120の前面部と
の間に掛け渡されたレバーボタン用リターンスプ
リング153とを備えている。アーム151の他
端は取付枠130の下面から該取付枠130の内
部に挿入され、前記計量体140の上部側面に内
側から当接している。又、アーム151の枢支部
分にはアーム151の回動を復帰させるアーム用
リターンスプリング154が取り付けられてい
る。このアーム用リターンスプリング154が作
用しない場合は計量体140は第9図および第8
図aのように最も下方に停止している。この位置
では計量室141が収容室121の導出口126
と連通するが取付枠130の排出口132とは遮
断された状態となつている。そこで、指などでボ
タン152を押し下げると、ボタン152下端部
に一端が当接しているアーム151が時計方向に
回動する。これによりアーム151の他端が計量
体140を押し上げるから計量体140は斜め上
方にスライドする。すなわち、計量体140は収
容室121の下面に沿つて上方にスライドする。
このスライドによつて第8図bのように、シヤツ
タ板144が収容室121の導出口126を遮断
すると共に、計量室141の下部開口143と取
付枠130の排出口132とが連通する。これに
より、計量室141内に充満していた粉粒体が自
重で受け容器129上に落下し、粉粒体の取り出
しが行われる。
機構150は取付枠130下面に回動可能に枢支
された「く」字形のアーム151と、アーム15
1の一端を押圧するレバーボタン152と、レバ
ーボタン152の下部とケース120の前面部と
の間に掛け渡されたレバーボタン用リターンスプ
リング153とを備えている。アーム151の他
端は取付枠130の下面から該取付枠130の内
部に挿入され、前記計量体140の上部側面に内
側から当接している。又、アーム151の枢支部
分にはアーム151の回動を復帰させるアーム用
リターンスプリング154が取り付けられてい
る。このアーム用リターンスプリング154が作
用しない場合は計量体140は第9図および第8
図aのように最も下方に停止している。この位置
では計量室141が収容室121の導出口126
と連通するが取付枠130の排出口132とは遮
断された状態となつている。そこで、指などでボ
タン152を押し下げると、ボタン152下端部
に一端が当接しているアーム151が時計方向に
回動する。これによりアーム151の他端が計量
体140を押し上げるから計量体140は斜め上
方にスライドする。すなわち、計量体140は収
容室121の下面に沿つて上方にスライドする。
このスライドによつて第8図bのように、シヤツ
タ板144が収容室121の導出口126を遮断
すると共に、計量室141の下部開口143と取
付枠130の排出口132とが連通する。これに
より、計量室141内に充満していた粉粒体が自
重で受け容器129上に落下し、粉粒体の取り出
しが行われる。
[考案が解決しようとする問題点]
しかしながら、上記計量器においては、計量体
140をスライドさせるための機構としてレバー
ボタン152やアーム151などが必要であるた
め構造が複雑となつて部品点数が多くなり、ま
た、取付枠130と計量体140が収容室121
の下部に取り付けられているので内部の清掃はケ
ース120を逆さにして底板161を外し、前記
取付枠130と計量体140を取り出す必要があ
り、計量器をそのままの位置で分解清掃すること
ができなかつた。
140をスライドさせるための機構としてレバー
ボタン152やアーム151などが必要であるた
め構造が複雑となつて部品点数が多くなり、ま
た、取付枠130と計量体140が収容室121
の下部に取り付けられているので内部の清掃はケ
ース120を逆さにして底板161を外し、前記
取付枠130と計量体140を取り出す必要があ
り、計量器をそのままの位置で分解清掃すること
ができなかつた。
そこで上記問題を解決すべく、第10図及び第
11図に示すように、ケース201の前面側(図
の左側)にリターンスプリング203によつて上
方に付勢された計量体202を上下動可能に取り
付け、この計量体202とケース201内部のホ
ツパー部204とによつて計量室205を形成
し、該計量体202を直接、指などで押し下げる
ことにより計量室205内の所定量の粉粒体を受
器206に落下させるようにした計量器を考案し
た。
11図に示すように、ケース201の前面側(図
の左側)にリターンスプリング203によつて上
方に付勢された計量体202を上下動可能に取り
付け、この計量体202とケース201内部のホ
ツパー部204とによつて計量室205を形成
し、該計量体202を直接、指などで押し下げる
ことにより計量室205内の所定量の粉粒体を受
器206に落下させるようにした計量器を考案し
た。
しかしながら、この計量器の場合は計量体20
2が垂直方向にスライドする方式であるため、全
体の高さが高くなると共に、粉粒体の落下位置が
受器206の前側に偏るため受器206を深く形
成する必要があり、この点からも全体の高さが高
くなつて、例えば流し台などの小さな格納場所に
は収納することができない問題があり、さらに計
量室205への粉粒体の流入及び受器206への
流出がスムースに行われにくいなどの欠点があつ
た。
2が垂直方向にスライドする方式であるため、全
体の高さが高くなると共に、粉粒体の落下位置が
受器206の前側に偏るため受器206を深く形
成する必要があり、この点からも全体の高さが高
くなつて、例えば流し台などの小さな格納場所に
は収納することができない問題があり、さらに計
量室205への粉粒体の流入及び受器206への
流出がスムースに行われにくいなどの欠点があつ
た。
本考案は以上のような実情に鑑みてなされたも
ので、全高を低くすると共に、構造を簡単にして
部品点数を削減し、かつ前方から簡単に取付枠と
計量体を外して清掃できるようにした計量器を提
供することを目的とする。
ので、全高を低くすると共に、構造を簡単にして
部品点数を削減し、かつ前方から簡単に取付枠と
計量体を外して清掃できるようにした計量器を提
供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段]
上記目的を達成すべく本考案の計量器は、収容
室の導出口と連通して粉粒体を外部に導く排出口
が形成され前記収容室の下部前方で垂直に近い斜
めに取り付けられた取付枠と、所定容積の計量室
が形成されて前記取付枠に垂直に近い斜め上下方
向にスライド可能に、かつ常に垂直に近い斜め上
方へ付勢されて取り付けられた計量体とを備え、
該計量体が最上位にあるときには前記導出口と計
量室とが連通すると共に計量室と前記排出口とが
遮断され、計量体が押し下げられたときには前記
計量室と前記導出口とが遮断されると共に計量室
と前記排出口とが連通することを特徴とする。
室の導出口と連通して粉粒体を外部に導く排出口
が形成され前記収容室の下部前方で垂直に近い斜
めに取り付けられた取付枠と、所定容積の計量室
が形成されて前記取付枠に垂直に近い斜め上下方
向にスライド可能に、かつ常に垂直に近い斜め上
方へ付勢されて取り付けられた計量体とを備え、
該計量体が最上位にあるときには前記導出口と計
量室とが連通すると共に計量室と前記排出口とが
遮断され、計量体が押し下げられたときには前記
計量室と前記導出口とが遮断されると共に計量室
と前記排出口とが連通することを特徴とする。
[作用]
計量体は取付枠内に常に斜め上方へ付勢されて
取り付けられ、この計量体が最上位の状態で収容
室の粉粒体が計量室に流入して充満し、計量体が
押し下げられた状態で計量室内の粉粒体が排出さ
れて計量室内が空になる。
取り付けられ、この計量体が最上位の状態で収容
室の粉粒体が計量室に流入して充満し、計量体が
押し下げられた状態で計量室内の粉粒体が排出さ
れて計量室内が空になる。
[実施例]
以下、本考案を図示する実施例を参照して具体
的に説明する。
的に説明する。
第2図は本考案の一実施例の縦断面図である。
直方体形状のケース20の上部に粉粒体が貯留さ
れる収容室21が形成されている。ケース20は
上端が開口され、上端開口部に天蓋22が上方向
に取り外し可能に取り付けられ、天蓋22を開く
ことにより収容室21への粉粒体の補充が行われ
る。又、収容室21の前方の側壁(同図における
左側壁)には透明あるいは半透明の材質からなる
残量確認窓23が取り付けられており、収容室2
1内部に収納された粉粒体の残量の外部からの視
認により、不足量の認識が可能となつている。
れる収容室21が形成されている。ケース20は
上端が開口され、上端開口部に天蓋22が上方向
に取り外し可能に取り付けられ、天蓋22を開く
ことにより収容室21への粉粒体の補充が行われ
る。又、収容室21の前方の側壁(同図における
左側壁)には透明あるいは半透明の材質からなる
残量確認窓23が取り付けられており、収容室2
1内部に収納された粉粒体の残量の外部からの視
認により、不足量の認識が可能となつている。
かかる収容室21の底板25は第2図のよう
に、中央に向かつて低くなるように傾斜してお
り、粉粒体は自重によつて収容室21の下部中央
に集められるようになつている。又、この収容室
21の前方の底板25の一部分が切り欠かれて粉
粒体が落下する導出口26となつており、この導
出口26が形成された前方の底板25の下面に取
付枠30が斜め上下方向に着脱可能に取り付けら
れている。取付枠30は後述する計量体40をス
ライド可能に収容して計量体40による粉粒体の
計量を可能とすると共に、計量された粉粒体を外
部に排出するものである。このため取付枠30は
計量体40が収納可能な容積の受部30aを有す
ると共に、収容室21の導出口26に連通する導
入口31が上部に形成され、又、下部には粉粒体
の排出を行う排出口32が形成されている。ここ
で取付枠30は収容室21の前方の底板25に沿
つて取り付けられることから、前方に向かつて高
くなるように傾斜している。かかる取付枠30の
取り付けは収容室21に対して着脱可能な構造と
なつている。この構造は本実施例においては、第
6図に示すように取付枠30の上側縁の両側に挿
入片33が形成されると共に、収容室21下部前
方にこの挿入片33が挿入されて止まる鍵状突起
27が形成されてなり、取付枠30を斜め上方へ
引き上げることにより収容室21から取り外すこ
とができる。前記計量体40はこのような取付枠
30内に着脱可能にかつスライド可能に挿入さ
れ、粉粒体の定量繰り出しを行うものである。こ
のため計量体40は所定容積の計量体41が形成
されている。計量室41は上下にそれぞれ開口が
形成され、上部開口42が前記収容室21の導出
口26に連通すると共に、下部開口43が取付枠
30の排出口32に連通するようになつている。
この場合、上部開口42には計量体40のスライ
ドで導出口26との連通を遮断するシヤツタ板4
4が設けられている。また、不使用時には下部開
口43は取付枠30の下枠の面40aと接し、排
出口32と連通しない位置に形成されて、粉粒体
の不用意な流出が防止されている。なお、かかる
下部開口43には取付枠30の下面と弾性的に接
触するシート部材45が取り付けられ、計量体4
0の下部開口43と取付枠30との間隔から粉粒
体が洩出するのを防止している。又、取付枠30
の導入口31にも計量体40のスライドに伴う粉
粒体の洩出を防止するシール部材38が取り付け
られている。
に、中央に向かつて低くなるように傾斜してお
り、粉粒体は自重によつて収容室21の下部中央
に集められるようになつている。又、この収容室
21の前方の底板25の一部分が切り欠かれて粉
粒体が落下する導出口26となつており、この導
出口26が形成された前方の底板25の下面に取
付枠30が斜め上下方向に着脱可能に取り付けら
れている。取付枠30は後述する計量体40をス
ライド可能に収容して計量体40による粉粒体の
計量を可能とすると共に、計量された粉粒体を外
部に排出するものである。このため取付枠30は
計量体40が収納可能な容積の受部30aを有す
ると共に、収容室21の導出口26に連通する導
入口31が上部に形成され、又、下部には粉粒体
の排出を行う排出口32が形成されている。ここ
で取付枠30は収容室21の前方の底板25に沿
つて取り付けられることから、前方に向かつて高
くなるように傾斜している。かかる取付枠30の
取り付けは収容室21に対して着脱可能な構造と
なつている。この構造は本実施例においては、第
6図に示すように取付枠30の上側縁の両側に挿
入片33が形成されると共に、収容室21下部前
方にこの挿入片33が挿入されて止まる鍵状突起
27が形成されてなり、取付枠30を斜め上方へ
引き上げることにより収容室21から取り外すこ
とができる。前記計量体40はこのような取付枠
30内に着脱可能にかつスライド可能に挿入さ
れ、粉粒体の定量繰り出しを行うものである。こ
のため計量体40は所定容積の計量体41が形成
されている。計量室41は上下にそれぞれ開口が
形成され、上部開口42が前記収容室21の導出
口26に連通すると共に、下部開口43が取付枠
30の排出口32に連通するようになつている。
この場合、上部開口42には計量体40のスライ
ドで導出口26との連通を遮断するシヤツタ板4
4が設けられている。また、不使用時には下部開
口43は取付枠30の下枠の面40aと接し、排
出口32と連通しない位置に形成されて、粉粒体
の不用意な流出が防止されている。なお、かかる
下部開口43には取付枠30の下面と弾性的に接
触するシート部材45が取り付けられ、計量体4
0の下部開口43と取付枠30との間隔から粉粒
体が洩出するのを防止している。又、取付枠30
の導入口31にも計量体40のスライドに伴う粉
粒体の洩出を防止するシール部材38が取り付け
られている。
計量体40のスライド機構は、第6図及び第7
図に示すように、計量体40の裏面の上部両端に
形成された断面L型の係合片70と、取付枠30
の上端面から下方へ穿設され該係合片70が係合
する長孔71と、取付枠30の水平軸72に巻装
されその先端が計量体40の底面に当接して計量
体40を常に斜め上方へ付勢しているリターンス
プレング73とからなる。従つて、計量体40は
取付枠30の長孔71に沿つて斜め上下方向へス
ライド可能であると共に、計量体40を斜め上方
へ引き上げれば取付枠30から取り外すことがで
きる。なお、本実施例では容量が1:2に形成さ
れた2個の計量体40が取付枠30に収容されて
いる。例えば、小さい方の計量体40の容量を1
合、大きい方の計量体40の容量を2合にするこ
と米の計量に便利である。また、計量体40は内
部が視認できるように透明な合成樹脂などで形成
されている。
図に示すように、計量体40の裏面の上部両端に
形成された断面L型の係合片70と、取付枠30
の上端面から下方へ穿設され該係合片70が係合
する長孔71と、取付枠30の水平軸72に巻装
されその先端が計量体40の底面に当接して計量
体40を常に斜め上方へ付勢しているリターンス
プレング73とからなる。従つて、計量体40は
取付枠30の長孔71に沿つて斜め上下方向へス
ライド可能であると共に、計量体40を斜め上方
へ引き上げれば取付枠30から取り外すことがで
きる。なお、本実施例では容量が1:2に形成さ
れた2個の計量体40が取付枠30に収容されて
いる。例えば、小さい方の計量体40の容量を1
合、大きい方の計量体40の容量を2合にするこ
と米の計量に便利である。また、計量体40は内
部が視認できるように透明な合成樹脂などで形成
されている。
第2図中、29は受け容器であり、排出口32
から取り出された粉粒体を受け入れるように排出
口32下方に設けられている。この受け容器29
はケース20の前方壁下部に嵌合する引出蓋60
と一体的に形成されており、引出蓋60を手前に
引くと受け容器29がケース20内から取り出さ
れる。又、61はケース20の下部開口に着脱可
能に取り付けられた底板であり、前記受け容器2
9を支承する。
から取り出された粉粒体を受け入れるように排出
口32下方に設けられている。この受け容器29
はケース20の前方壁下部に嵌合する引出蓋60
と一体的に形成されており、引出蓋60を手前に
引くと受け容器29がケース20内から取り出さ
れる。又、61はケース20の下部開口に着脱可
能に取り付けられた底板であり、前記受け容器2
9を支承する。
次に、第2図〜第4図において80は上下2ケ
所の開口部80a,80bを有し、ケース20に
着脱自在に取り付けられる下前蓋である。該下前
蓋80の上端には一対のロツク装置81が、下端
には底板61の前端に穿設されている一対の孔8
2に係合する係合突起83が一体形成されてい
る。該ロツク装置81は下前蓋80に回転自在に
取り付けられた回転体84と、その先端に固着さ
れた係合片85とからなり、その回転体84を回
転させることによつて係合片85の一部に形成さ
れている突起86がケース20内部の支持板87
に係合又は離間し、これにより下前蓋80がケー
ス20に着脱される。
所の開口部80a,80bを有し、ケース20に
着脱自在に取り付けられる下前蓋である。該下前
蓋80の上端には一対のロツク装置81が、下端
には底板61の前端に穿設されている一対の孔8
2に係合する係合突起83が一体形成されてい
る。該ロツク装置81は下前蓋80に回転自在に
取り付けられた回転体84と、その先端に固着さ
れた係合片85とからなり、その回転体84を回
転させることによつて係合片85の一部に形成さ
れている突起86がケース20内部の支持板87
に係合又は離間し、これにより下前蓋80がケー
ス20に着脱される。
また、下前蓋80の内面には、前記取付枠30
及び計量体40の上方への動きを規制し、それら
がみだりに離脱しないようにするストツパ88及
び計量体40の動きを規制するロツク装置90が
設けてある。このロツク装置90は、下前蓋80
の長孔91に水平方向にスライド可能に取り付け
られたスライドボタン92と、その先端に固着さ
れた係合体93とからなり、該スライドボタン9
2をスライドさせることによつて係合体93に形
成されている2個の突起94が、各計量体40に
設けた係合片95に係脱し、これにより不使用時
には計量体40をロツクしておくものである。
及び計量体40の上方への動きを規制し、それら
がみだりに離脱しないようにするストツパ88及
び計量体40の動きを規制するロツク装置90が
設けてある。このロツク装置90は、下前蓋80
の長孔91に水平方向にスライド可能に取り付け
られたスライドボタン92と、その先端に固着さ
れた係合体93とからなり、該スライドボタン9
2をスライドさせることによつて係合体93に形
成されている2個の突起94が、各計量体40に
設けた係合片95に係脱し、これにより不使用時
には計量体40をロツクしておくものである。
粉粒体の計量における作動を第1図により説明
する。計量前においては、リターンスプリング7
3の付勢力により同図aのように計量体40は取
付枠30の最も上方に位置して排出口32と遮断
状態となると共に、収容室21の導出口26と連
通状態となつている。従つて、収容室21内の粉
粒体が計量室41内に充満している。
する。計量前においては、リターンスプリング7
3の付勢力により同図aのように計量体40は取
付枠30の最も上方に位置して排出口32と遮断
状態となると共に、収容室21の導出口26と連
通状態となつている。従つて、収容室21内の粉
粒体が計量室41内に充満している。
そこで、ロツク装置90のスライドボタン92
をスライドさせて計量体40のロツクを解除し、
次いで2個ある計量体40の内の片方または両方
の上面を指などで押圧して斜め下方へ押し下げれ
ば、第1図bのように、シヤツタ板44が取付枠
30の導出口31を遮断すると共に、計量室41
の下部開口43と取付枠30の排出口32とが連
通する。これにより、計量室41内に充満してい
た粉粒体が自重で受け容器29上に落下し、粉粒
体の取り出しが行われる。例えば、2個の計量体
40の容量をそれぞれ1合及び2合とすると、前
記動作で1合、2合又は3合の粉粒体の取り出し
ができる。なお、この粉粒体の落下は計量体40
が斜行した最下端位置で行われるため、受器29
の略中央部に落下させることができる。そのた
め、粉粒体が偏ることがないため受器29の深さ
を浅くすることができる。
をスライドさせて計量体40のロツクを解除し、
次いで2個ある計量体40の内の片方または両方
の上面を指などで押圧して斜め下方へ押し下げれ
ば、第1図bのように、シヤツタ板44が取付枠
30の導出口31を遮断すると共に、計量室41
の下部開口43と取付枠30の排出口32とが連
通する。これにより、計量室41内に充満してい
た粉粒体が自重で受け容器29上に落下し、粉粒
体の取り出しが行われる。例えば、2個の計量体
40の容量をそれぞれ1合及び2合とすると、前
記動作で1合、2合又は3合の粉粒体の取り出し
ができる。なお、この粉粒体の落下は計量体40
が斜行した最下端位置で行われるため、受器29
の略中央部に落下させることができる。そのた
め、粉粒体が偏ることがないため受器29の深さ
を浅くすることができる。
[考案の効果]
以上のように本考案においては、構造を簡易化
して計量体を直接手操作により押し下げて粉粒体
を落下させるため、部品点数が削減されると共
に、計量体内部を前面から視認できるので不純物
の混在や粉粒体が無くなつたことを確認できる。
また、取付枠と計量体とが収容室の下部前方に取
り付けられているので、下前蓋を取り外し、前方
から取付枠と計量体を外して取り出すように設計
すると計量器を設置したままで簡単に内部を清掃
することが可能である。
して計量体を直接手操作により押し下げて粉粒体
を落下させるため、部品点数が削減されると共
に、計量体内部を前面から視認できるので不純物
の混在や粉粒体が無くなつたことを確認できる。
また、取付枠と計量体とが収容室の下部前方に取
り付けられているので、下前蓋を取り外し、前方
から取付枠と計量体を外して取り出すように設計
すると計量器を設置したままで簡単に内部を清掃
することが可能である。
第1図a,bは本考案の一実施例の作動を示す
要部の縦断面図、第2図は第3図のA−A線断面
図、第3図は計量器の正面図、第4図は下前蓋の
取り外し状態を示す斜視図、第5図は下前蓋の取
り外し後を示す斜視図、第6図は取付枠及び計量
体を取り外した状態の斜視図、第7図は計量体を
裏面側から見た斜視図、第8図はa,bは従来例
の部分縦断面図、第9図は従来例の縦断面図、第
10図及び第11図は他の従来例の部分縦断面図
及び計量体の斜視図である。 21……収容室、26……導出口、30……取
付枠、32……排出口、40……計量体、41…
…計量室。
要部の縦断面図、第2図は第3図のA−A線断面
図、第3図は計量器の正面図、第4図は下前蓋の
取り外し状態を示す斜視図、第5図は下前蓋の取
り外し後を示す斜視図、第6図は取付枠及び計量
体を取り外した状態の斜視図、第7図は計量体を
裏面側から見た斜視図、第8図はa,bは従来例
の部分縦断面図、第9図は従来例の縦断面図、第
10図及び第11図は他の従来例の部分縦断面図
及び計量体の斜視図である。 21……収容室、26……導出口、30……取
付枠、32……排出口、40……計量体、41…
…計量室。
Claims (1)
- 収容室の導出口と連通して粉粒体を外部に導く
排出口が形成され前記収容室の下部前方で垂直に
近い斜めに取り付けられた取付枠と、所定容積の
計量室が形成されて前記取付枠に垂直に近い斜め
上下方向にスライド可能に、かつ常に垂直に近い
斜め上方へ付勢されて取り付けられた計量体とを
備え、該計量体が最上位にあるときには前記導出
口と計量室とが連通すると共に計量室と前記排出
口とが遮断され、計量体が押し下げられたときに
は前記計量室と前記導出口とが遮断されると共に
計量室と前記排出口とが連通することを特徴とす
る計量器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20099687U JPH0440621Y2 (ja) | 1987-12-30 | 1987-12-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20099687U JPH0440621Y2 (ja) | 1987-12-30 | 1987-12-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01104942U JPH01104942U (ja) | 1989-07-14 |
JPH0440621Y2 true JPH0440621Y2 (ja) | 1992-09-24 |
Family
ID=31491377
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20099687U Expired JPH0440621Y2 (ja) | 1987-12-30 | 1987-12-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0440621Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-12-30 JP JP20099687U patent/JPH0440621Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01104942U (ja) | 1989-07-14 |
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