JPH0440589Y2 - - Google Patents

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JPH0440589Y2
JPH0440589Y2 JP1985155183U JP15518385U JPH0440589Y2 JP H0440589 Y2 JPH0440589 Y2 JP H0440589Y2 JP 1985155183 U JP1985155183 U JP 1985155183U JP 15518385 U JP15518385 U JP 15518385U JP H0440589 Y2 JPH0440589 Y2 JP H0440589Y2
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JP
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lever
inner container
press
lid case
bellows pump
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、空気圧を利用しレバー操作にて吐出
する電気ポツトに関するものである。
<従来の技術> 従来、空気圧利用レバー式の電気ポツトは有底
筒状の内容器を設け、内容器の下端外周に発熱体
を張設し、内容器を囲んだ外装ケースの上端に水
切部材を結合し、下端に底部材を結合し、水切部
材の中央に開口を設け、この開口を開閉する中蓋
を設け、水切部材上端に上面に蒸気口を穿設した
上蓋ケースを開閉自在に装着し、上蓋ケースの下
面を下蓋にて覆い、上蓋ケースと下蓋との間に空
気を圧縮するベローズポンプ、ベローズポンプの
開口した上端中央の空気供給口を開閉するプツシ
ユ弁を設け、プツシユ弁を操作する押圧レバー及
び操作レバーを設け、押圧レバーのプツシユ弁に
当接する一端を自由端とし、他端を上蓋ケース内
側より垂下したブラケツトに枢支し、押圧レバー
の上面にカム部材を設ける一方、操作レバーの一
端を押圧レバーの枢支点より上方のブラケツトに
枢支し、他端を自由端とし操作レバーの下面に押
圧レバーのカム部材とかみ合うカム部材を設け
て、発熱体にて内容器内の液体を加熱、保温する
と共に、押圧レバーと操作レバーの両カム部材を
かみ合わせた状態で、操作レバーの自由端を降下
して操作レバーの自由端を降下させることによつ
て押圧レバーの自由端を押下げプツシユ弁にてベ
ローズポンプの空気供給口を閉鎖し、ベローズポ
ンプ内の空気を内容器内に圧送し、内容器内の液
体を吐出していたが、この種の空気圧利用レバー
式の電気ポツトでは、構造が複雑でしかも押圧レ
バーのブラケツトへの取付け、更には操作レバー
の取付けが上蓋ケース内の非常に狭い部分で作業
することとなるために極めて煩雑な作業となつて
大巾な組立コスト高となつていた。
<考案の目的> 本考案は上記の点に鑑みてなされたものであつ
て、構造簡単にしてしかも極めて容易に組立てで
き、組立コストの低廉をはかつた空気圧利用レバ
ー式の電気ポツトを提供するにある。
<考案の構成> 本考案によれば、操作レバーの後端を下蓋の後
端上面に枢支し、先端を上蓋ケース前部上面より
突出した自由端として上下動自在とし、操作レバ
ーの略中央下端に押圧レバーと当接する伝動ピン
を軸着する一方、上蓋ケースの蒸気抜口に押圧レ
バー取付け部材を無理嵌めすると共に、プツシユ
弁に当接する一端を自由端とした押圧レバーの他
端を押圧レバー取付け部材に枢支する構成だけで
目的を達成しようとするものである。
<考案の実施例> 以下、本考案の実施例を図面に基き説明する。
空気圧利用(レバー式)の電気ポツト1は外装
ケース2に囲まれる内容器3と、外装ケースの上
端に結合する水切部材4と、ベローズポンプ5を
内蔵する上蓋ケース6と、内容器内の液体を吐出
する吐出機構7と、内容器内の液体を加熱、保温
する発熱体8と、内容器内の液体又は雰囲気空気
の温度を感知して発熱体をON、OFFする温度調
節器9と、内容器内の底部を覆う底部材10とか
ら構成されている。
外装ケース2は薄い鉄板を円筒状に形成し、上
端を内側上方へ段状に折り曲げ、下端を内側へ筒
状に折り曲げて、内容器との間に隙間を設けてい
る。
内容器3はステンレス等の金属材料にて有底筒
状に形成されており、上端を広口とし、この広口
の先端に外側へ拡がった鍔部を設けている。内容
器3は前壁の下部に液体注出用の下部開口を穿設
し、この下部開口にステンレス等の金属材料にて
短筒状に形成した下部パイプを溶着している。内
容器の鍔部は耐熱、耐蝕性のシールパツキンにて
覆われており、後述の水切部材の受部の中央開口
を形成する周壁上面に密に接合している。内容器
は底部外壁に取付けアングル11を固定してい
る。
水切部材4は中央に内容器の広口と連通する中
央開口を備えた受部と、受部後端で後述の上蓋ケ
ースをヒンジするヒンジ部と、受部前方で後述の
吐出パイプを載置する嘴部とからなつている。水
切部材の受部の開口は内容器の鍔部を鍔部下面よ
りシールパツキンを介して支え持ちしている。水
切部材の鍔部は左、右側に後述の上蓋ケースのロ
ツク装置を係止するロツク爪用係止片を設けてい
る。
上蓋ケース6はヒンジ部材12にて揺動自在に
枢支され、ロツク装置13にて水切部材に開閉自
在に装着しており、ベローズポンプ5と、ベロー
ズポンプを押上げているスプリング14と、ベロ
ーズポンプの上部開口を開閉するプツシユ弁15
と、このプツシユ弁を押圧し、ベローズポンプ内
の空気を内容器内に圧送する押圧操作部材16と
を内蔵し、下面を下蓋17にて覆い、下蓋の下部
に中蓋18を着脱自在に装着している。上蓋ケー
ス6は内部中空に形成されており、第2図に示す
ように、前部上面に後述の操作レバーの自由端を
突出する長孔25を穿設し、後部上面に蒸気抜口
26を穿設している。
ベローズポンプ5は蛇腹部と、蛇腹部上、下端
の肉厚な上板部及び下板部とにて形成されてお
り、上板部の中央に空気供給用の開口を設け、下
板部の中央に内部中空な空気排出用筒部を設けて
いる。
プツシユ弁15は上部の平板部と、平板部の下
面より下方に垂設し、その先端をベローズポンプ
5の上板部の中央の開口を形成する周壁下面に当
接した複数の爪とを一体成形している。
スプリング14は下端をベローズポンプ内の下
板部上面に当接し、上端をプツシユ弁の平板部下
面で爪内側に当接している。
押圧操作部材16はプツシユ弁を押圧する押圧
レバー19と、押圧レバーを係止する押圧レバー
取付け部材20と、操作レバー21と、操作レバ
ーの上下動を押圧レバーに伝達する伝動ピン22
と、操作レバーの上下動を規制するストツパー部
材23とからなつている。
押圧レバー19は第2図に示すように略厚板状
に形成されて後端の左、右側に軸ピン24をそれ
ぞれ突出しており、プツシユ弁と当接する一端を
自由端とし、他端を軸ピン24,24を介して押
圧レバー取付け部材20に枢支している。
操作レバー21は第2図に示すように、背面2
7より上面28に至り略逆L字状に形成されてお
り、上面28に押圧レバーを挿通しうる透孔と後
述の押圧レバー係合片33,33を貫通する透孔
とを一体化した挿通孔29を穿設している。
操作レバー21は背面の下端左、右側に後述の
下蓋の係合部35,35間に枢支する枢支ピン3
0をそれぞれ突設している。
操作レバーは後端を枢支ピンを介して下蓋に枢
支し、先端を自由端とし上蓋ケースの長孔25よ
り前部上方に突出し上下動自在としている。
伝動ピン22は第2図に示すように操作レバー
21の側壁下端に貫通して固定されており、押圧
レバー19の上面に常時当接している。
押圧レバー取付け部材20は第2図に示すよう
に、上蓋ケースの蒸気抜口26を覆う小孔を穿設
した平板部31と、平板部の下面前後端より下方
に垂下し、上蓋ケースの上面内側に係止する二つ
の係止爪32,32と、平板部の下面左、右端よ
り下方に垂下し、押圧レバーの軸ピン24,24
をそれぞれ係合する押圧レバー係合片33,33
とを一体成形している。
押圧レバー係合片33,33は第2図に示すよ
うに前方より後方に向けて斜め下方に長溝34,
34を穿設しており、この長溝内下方に押圧レバ
ーの各軸ピン24をそれぞれ嵌め込み枢支してい
る。
押圧レバー取付け部材20は上蓋ケースの蒸気
抜口26上端より係止爪32,32、押圧レバー
係合片33,33を貫通させ、押圧レバー係合片
の長溝34,34を前方に向け、平板部31を蒸
気抜口上面に設置した状態で係止爪32,32を
上蓋ケースの上面内側に係止している。
下蓋17は外周を上蓋ケースの下端内周に嵌合
し、中央に向つて下りの階段状に形成されてお
り、後部上面に上方に突出した左、右対称の係合
部35,35を一体成形し、中央にゴムプツシユ
弁を介して空気排出用の開口を穿設している。
係合部35はそれぞれ操作レバーの枢支ピン3
0をそれぞれ上方より挿通し、遊嵌自在に係合す
る縦長溝を設けている。
内容器の口元を開閉する中蓋18はステンレス
等の金属材料にて略円板状に形成されており、中
央を開口しこの中央開口を下蓋17の中央開口と
合致させた状態でこの中央開口内よりゴムプツシ
ユを内嵌めしている。
吐出機構7は液量表示管を兼用した揚水パイプ
36と、揚水パイプと内容器の下部パイプとを連
結する第1ホルダー37と、内容器内の液体を外
部の受器等に吐出する吐出パイプ38と、吐出パ
イプと揚水パイプとを連結する第2ホルダー39
と、揚水パイプの前面を覆うカバー体40とから
なつている。揚水パイプ36は透明なガラス材料
にて上下に細長い中空管に形成されており、内容
器内の液量をこの揚水パイプ内に示された液面位
置にて表示し、カバー体前面より目視可能として
いる。
発熱体8はバンドヒーターによつて内容器の底
部外周に張設している。
温度調節器9は内容器内の液体温度を感知して
発熱体を自動的にON、OFFするサーモスタツ
ト、又はサーマルリードスイツチ等と温度ヒユー
ズとからなつている。
底部材10は外装ケースの下端に当接するリン
グ状の底輪41と、底輪の開口を閉鎖する底板4
2とからなつている。底板42は円板状に形成さ
れており、外周を底輪に当接し、ビスにて内容器
の取付けアングル11に螺着し、底輪と水切部材
との間の内容器並びに外装ケースを緊縮してい
る。
<考案の効果> 本考案に於いては、操作が至つて簡単で、操作
レバーの上下動だけで内容器内の液体を吐出する
ことができると共に安定した吐出量を得ることが
できる。即ち、操作レバーの上下動だけで、伝動
ピンを介して押圧レバーを上下動することとなる
ので、この押圧レバーに当接されたプツシユ弁が
上下動しベローズポンプの空気供給口を開閉、内
容器内の液体を吐出することができると共に、押
圧レバー、プツシユ弁を上下方向だけで、左右、
前後移動させることが全くないので、ベローズポ
ンプの空気供給口を確実に開閉し、吐出量が常に
安定することとなる。
又、構造が簡単で、容易かつスムーズに組立で
きて製造コストの大巾な低廉をはかることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の縦断面図、第2図は本
考案の要部を示す分解斜視図である。 1……電気ポツト、2……内容器、5……ベロ
ーズポンプ、6……上蓋ケース、15……プツシ
ユ弁、17……下蓋、18……中蓋、19……押
圧レバー、20……押圧レバー取付け部材、21
……操作レバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 有底筒状の内容器下端外周に発熱体を張設し、
    内容器を囲んだ外装ケースの上端に水切部材を結
    合し、水切部材上端に蒸気抜口を穿設した上蓋ケ
    ースを開閉自在に装着し、上蓋ケースが上蓋ケー
    スの下端内周を覆う下蓋との間に空気を圧縮する
    ベローズポンプ、ベローズポンプ上端中央の空気
    供給口を開閉するプツシユ弁、プツシユ弁を介し
    てベローズポンプを押圧する押圧レバーと操作レ
    バーとを備え、発熱体にて内容器内の液体を加
    熱、保温すると共に押圧レバーと操作レバーとを
    用いてベローズポンプを押圧し、内容器内に空気
    を圧送し、内容器内の液体を吐出する空気圧利用
    レバー式の電気ポツトに於いて、上記操作レバー
    の後端を下蓋の後端上面に枢支し、先端を上蓋ケ
    ース前部上面より突出した自由端として上下動自
    在とし、操作レバーの略中央下端に押圧レバーと
    当接する伝動ピンを軸着する一方、上蓋ケースの
    蒸気抜口に押圧レバー取付け部材を無理嵌めする
    と共に、プツシユ弁に当接してこのプツシユ弁を
    押圧する一端を自由端とした押圧レバーの他端を
    押圧レバー取付け部材に枢支したことを特徴とす
    る空気圧利用レバー式の電気ポツト。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5541155B2 (ja) * 1976-05-25 1980-10-22

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5210135Y2 (ja) * 1974-10-18 1977-03-04
JPS5541155U (ja) * 1978-09-13 1980-03-17

Patent Citations (1)

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JPS5541155B2 (ja) * 1976-05-25 1980-10-22

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