JPH0440555Y2 - - Google Patents

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JPH0440555Y2
JPH0440555Y2 JP1986119367U JP11936786U JPH0440555Y2 JP H0440555 Y2 JPH0440555 Y2 JP H0440555Y2 JP 1986119367 U JP1986119367 U JP 1986119367U JP 11936786 U JP11936786 U JP 11936786U JP H0440555 Y2 JPH0440555 Y2 JP H0440555Y2
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JP
Japan
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hanger
clothes
slip
main body
recessed part
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JP1986119367U
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JPS6327179U (ja
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  • Holders For Apparel And Elements Relating To Apparel (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、プラスチツク製ハンガーに掛け吊し
た洋服類が、ハンガーの動揺によつて妄りに滑り
落ることを防止する滑り落防止装置付ハンガーに
関する。
一般家庭等で使用しているハンガーの場合は、
衣服類を掛け吊しても洋服タンスや、洋服掛けに
引掛けて置くので動揺することがなく、従つてハ
ンガーに吊した衣服等が滑り落るという心配はな
い。然し衣服類製造工場等で使用するハンガーの
場合、洋服を掛け吊して運搬自動車で輸送するこ
とが多く、この輸送時、ハンガーに吊した洋服類
が車体の動揺で滑り落ち、落下した服類に皺を生
じ、これがため一旦仕上げられた服に再度アイロ
ン等をかけて、皺のばしをしなければならない不
便がある。又店頭に掛け吊し陳列した場合、客の
品定めでハンガーから滑り落ち、汚損することも
しばしばあり、その処理に手数を要する不便があ
る、これがためその不便を防止する手段として、
肩部の広巾となつたハンガーの場合は、滑り止用
薄ゴム膜を定着し、或は又ビニール膜製のカバー
をハンガーの上面部からかぶせて、滑り止めとす
る手段も行なわれている、然し前者のようにハン
ガーの肩部に薄ゴム片を貼着する式の場合は、そ
のゴム片が老化して自然に剥離したり、衣服に附
着する欠点がある、又後者のようにビニール膜製
カバーの場合は、滑り落ち防止の効果はあるが、
単価が割高となり、多数のハンガーを使用する工
場や販売店等では、その経費がかさみ、経済的に
採算がとれい不便がある。
本考案は以上のような従来技術の欠点をなくす
と共に、滑り落ち防止の効果を有するハンガーを
安価に提供することを目的としてなされたもので
ある。
以下本考案を図面に示す実施例によつて説明す
ると、1は薄型プラスチツクハンガーにして、両
肩部に凹欠部2を設け、この凹欠部の前後に交互
に位置を齟齬させて、戻り止爪3を上端内側に設
けた取付片4を本体と一体に形成立設し、この両
側取付片間に、本体と別個に形成した第2図に示
すようなウレタンフオーム製ブロツク状の滑り止
具5を凹欠部の上方から圧入して両側の取付片4
間に第3図に示すように差し込み、上面をハンガ
ーの肩部表面より少しく隆起させたものである。
又6は、第3図に示す薄型と異なり、広巾型のプ
ラスチツク製ハンガーにして、両肩部に夫々所要
長さと深さをもつた凹溝7を形成し、凹溝内に戻
り止爪8を上端内側に設けた取付片9を所要間隔
を設けて立設し、この取付片9間に前記ブロツク
状の滑り止具5を同質同形の滑り止10を圧入
し、取付片9の戻り止爪8を側面に食いこませて
凹溝内から脱出しないように定着し、表面11は
第5図に示すように少しく隆起させたものであ
る。
本考案は以上のようにハンガー本体の両肩部に
夫々ウレタンフオーム等の如き柔軟な材料で形成
した滑り止を装着し、脱出しないように爪止し、
且つ滑り止の表面をハンガー本体の表面より少し
く隆起させているため、衣服を掛け吊した場合、
ハンガー素地の滑り易い面と異なる摩擦性ある滑
り止部に衣服の肩部が接着するため、ハンガーが
動揺しても衣服が滑り落る憂いはなく、従つて従
来のように多数の洋服類を掛け吊したハンガーを
運搬自動車で輸送する場合でも、車体の動揺でハ
ンガーから吊された洋服が滑り落るという不安は
なく、従つて従来のように滑り落た洋服の皺のば
しアイロンをかけるという手数はなく、洋服の処
理上極めて大きな便益がある。又ハンガーは前記
したような構造となつているので、製作が容易
で、滑り止等は簡単に圧入するだけの手数でハン
ガーに定着することができるため特別に手数を要
するということもなく、従つて製作組立が手軽に
できて、コストに影響を及ぼすこともなく、又滑
り止具は老化もなく安価で耐久性もあり且つ安価
である利点があり依て本考案は洋服類を量産し又
販売する営業者の使用するハンガーとしてその効
果は極めて大である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すものにして、第1
図は薄型ハンガーの一部斜視図、第2図はブロツ
ク型の滑り止の斜視図、第3図は滑り止具を取付
けたハンガーの正面図、第4図はA−A線に沿う
断面図、第5図は本考案を実施した広巾型のハン
ガーを示す正面図、第6図はB−B線に沿う断面
図である。 1……薄型プラスチツクハンガー、2……凹欠
部、3……戻り止爪、4……取付片、5……滑り
止具、6……広巾型ハンガー、7……凹溝、8…
…滑り止爪、9……取付片、10……滑り止。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ハンガー本体の両肩部に夫々所定長さの凹欠部
    を設けると共に、この凹欠部の前後に、交互に位
    置を齟齬させて戻り止爪を上端内側に設けた取付
    片を本体と一体に形成し、この両側取付片間に、
    本体と別個に形成したブロツク状滑り止具を上方
    から圧入して取付片間に差込み、戻り止爪によつ
    て凹欠部に定着し、その表面をハンガー本体の肩
    部表面より少し隆起させたことを特徴とするハン
    ガー。
JP1986119367U 1986-08-05 1986-08-05 Expired JPH0440555Y2 (ja)

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JP1986119367U JPH0440555Y2 (ja) 1986-08-05 1986-08-05

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JP1986119367U JPH0440555Y2 (ja) 1986-08-05 1986-08-05

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Publication Number Publication Date
JPS6327179U JPS6327179U (ja) 1988-02-23
JPH0440555Y2 true JPH0440555Y2 (ja) 1992-09-22

Family

ID=31006674

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA2487230A1 (en) * 2003-11-12 2005-05-12 Spotless Plastics Pty. Ltd. Knitwear hanger

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52120588U (ja) * 1976-03-04 1977-09-13

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Publication number Publication date
JPS6327179U (ja) 1988-02-23

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