JP3014873U - 家具類積載用の当て布団および当て布団用付帯具 - Google Patents

家具類積載用の当て布団および当て布団用付帯具

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JP3014873U
JP3014873U JP1995001815U JP181595U JP3014873U JP 3014873 U JP3014873 U JP 3014873U JP 1995001815 U JP1995001815 U JP 1995001815U JP 181595 U JP181595 U JP 181595U JP 3014873 U JP3014873 U JP 3014873U
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道 平沼
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トラックに家具を積載するとき家具の上に当
て布団を覆いのせる作業の簡易化を図る。 【構成】 布団本体10の長手方向一端寄り箇所でかつ
短手方向両端寄り箇所にそれぞれ、把手部材11を布団
本体10の長手方向に沿うようにクリップ12で装着す
る。2本の把手部材11を両手に持ち、両手を広げて家
具13の上にのせて奥行き方向に押し込むだけで、家具
13の高さより低い人でも布団本体10の長手方向一端
部を長手方向および短手方向にそれぞれ真っ直ぐに伸展
させた状態で家具13の上に整然と容易にのせることが
できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は家具類をトラックに積載するときに使用する当て布団、およびその当 て布団に装備する付帯具に関する。
【0002】
【従来の技術】
タンス、食器棚、書棚等の家具をトラックで運送するとき、図5および図6に 示すように家具13を荷台14に積載しロープ15をかけて緊締する。この場合 、家具13がロープ15の締め付けで傷付かないように家具13の上に当て布団 Tを当てがったうえでロープ15を掛けている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
問題はタンス、食器棚、書棚等の家具13は、180〜200cm程度の高さの ものが大半であるため、運送業者が当て布団Tを家具13の上に覆いのせる手作 業が甚だ厄介な点である。従来、当て布団Tを家具13の上に覆いのせるには、 当て布団Tの長手方向一端部を丸めた状態で家具13の上に放り投げていた。 しかし、こうした作業では予め当て布団Tの端を丸める手間を要して作業能率 の低下の原因となり、当て布団Tを放り投げると同時に丸めた部分が家具13の 上でうまく展開するようにするには相当の熟練を要する。 当て布団Tを家具13の上に被せた後、当て布団Tがずり下がることのないよ うに当て布団Tの端を家具13にテープ止めすることもあるが、これにおいても 積込み作業能率の低下の原因となっていた。 とくに、同じ家具を一度に大量に積載する家具専門輸送業者にとっては、作業 能率を高めるうえで上記した問題の改善策が要望される。
【0004】 本考案の目的は、家具の上に覆いのせる作業が簡易化できる家具類積載用の当 て布団を提供するにある。 本考案の目的は、当て布団に簡単に装備することのできる当て布団用付帯具を 提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の家具類積載用の当て布団は、図1に示すように矩形の布団本体10の 長手方向一端寄り箇所でかつ短手方向両端寄り箇所にそれぞれ、布団本体10よ り固い材料からなる把手部材11を布団本体10の長手方向に沿うよう装着して あることを特徴とする。
【0006】 本考案の当て布団用付帯具は、図1および図2に示すように矩形の布団本体1 0の長手方向一端寄り箇所でかつ短手方向両端寄り箇所にそれぞれ配置され、布 団本体10より固い材料からなる一対の把手部材11と、布団本体10の前記し た所定箇所の一部に把手部材11を巻付け状態に締め付けるクリップ12とから なる。この上記把手部材11は長さ37〜43cmのパイプ材からなり、クリップ 12は弾性材で断面U字形に形成する。
【0007】
【作用】
図3に示すように布団本体10の2本の把手部材11を両手に持ち、両手を広 げて家具13の上にのせて矢印Aで示す奥行き方向に押し込むことにより、家具 13の高さより低い作業者でも布団本体10の長手方向一端部を長手方向および 短手方向にそれぞれ真っ直ぐに伸展させた状態で家具13の上に整然と安定よく 容易にのせることができる。
【0008】 クリップ12は既存の布団本体10に対しても把手部材11を簡単に装着する ことができる。クリップ12を用いることにより把手部材11を布団本体10か ら取り外すこともできる。 把手部材11を布団本体10の一部を巻付け状態に締め付けてあると、この把 手部材11が家具13に面するように布団本体10を覆いのせても家具13を把 手部材11で傷付けるようなことがない。
【0009】 パイプ材からなる把手部材11は軽くて布団本体10の重量を増すようなこと がほとんどない。 長さが37〜43cmの把手部材11は、大半の家具13の奥行が37〜50cm 程度であり、これらの家具13の全てに適応できる。長さが43cmより長くなる と、或る家具13の上に押し上げるときこれに隣接する家具13に把手部材11 の奥端部が当たって傷をつけるおそれがあり、37cmより短いと家具13の上へ 押し込みにくくなる。
【0010】
【実施例】
図1に示すように家具類積載用の当て布団は矩形の布団本体10の長手方向一 端寄り箇所でかつ短手方向の両端寄り箇所にそれぞれ、把手部材11を布団本体 10の長手方向に沿うよう装着する。 布団本体10は2枚の外布の間に中入り綿、又はウレタンフォームなどをはさ んで、外布ごとに縫い合わせたもの、つまりキルティングしたものなどからなり 、そのサイズは例えば長手方向の長さLが200cm程度で、短手方向の長さWが 110cm程度である。 把手部材11は布団本体10より固い材料であるパイプ材、棒材、あるいは帯 板材などで構成するが、好ましくはプラスチックやゴムなどのパイプ材で構成す る。把手部材11の長さはタンス、食器棚、書棚などの家具13の奥行Dが通常 37〜50cmであるが、この寸法差に十分に対応できるように40cmに設定した 。その太さは1cm程度に設定する。
【0011】 布団本体10に対し把手部材11を装着する手段としては縫い付け、接着剤な どで一体的に結合することもできるが、クリップ12を用いることが簡単に装着 できて好ましい。クリップ12は金属、プラスチック、ゴムなどの弾性材で断面 U字形に形成する。図1の(B)に示すように布団本体10の所定箇所の片面側 に把手部材11を添わせ、布団本体10の把手部材11の添接面とは反対側の面 上にクリップ12をこれの開離端部12a・12bを拡開変形させながら押し込 むことにより、布団本体10の一部に把手部材11を巻付けた状態にクリップ1 2の弾性復元作用で強く締め付けることができる。このクリップ12は把手部材 11の両端の2箇所に用いて止めることで足りる。
【0012】 このように布団本体10に2本の把手部材11を装着しておくと、図3に示す ように2本の把手部材11を両手に持ち、両手を広げて家具13の上にのせて奥 行き方向に押し込むだけで、家具13の高さより低い人でも布団本体10の長手 方向一端部を家具13の上に整然と安定よくのせることができる。家具13の幅 が布団本体10の幅よりも大きい場合は当て布団を2枚以上用いる。 把手部材11を布団本体10の下面側にして押し込むことが、把手部材11の 手前側の端を直接つかむことができて押し込み易いが、把手部材11を布団本体 10の上面側にして押し込むこともできる。この場合は把手部材11の端を布団 本体10を介してつかむことになる。
【0013】 図1(A)に示すように布団本体10の長手方向一端側に余裕端aが残るよう に把手部材11をその長手方向末端よりも少し内側に位置するように装着してお けば、家具13の奥行Dの大小に対応させることができる。即ち、図4の(A) のように家具13の奥行Dが把手部材11の長さより大きい場合、把手部材11 の奥端部が家具13の奥端の位置にまで達しなくても余裕端aで家具13の奥端 部を覆うことができる。反対に、同図の(B)のように家具13の奥行Dが把手 部材11の長さより小さい場合、把手部材11の奥端部が家具13の奥端部から 少しはみ出るが、余裕端aが垂れ下がって把手部材11の奥端部の上を覆うため 、把手部材11の奥端部が隣接する家具13に直接当接するおそれがない。
【0014】
【考案の効果】
本考案によれば、布団本体10の長手方向一端寄り箇所でかつ短手方向両端寄 り箇所にそれぞれ、把手部材11を布団本体10の長手方向に沿うよう装着する という簡単な手段で、この布団本体10を家具13の上に整然と安定よく容易に のせることができ、家具13のトラックの荷台への積込み作業がきわめて能率よ く行える。
【0015】 既存の布団本体10に対しても把手部材11をクリップ12で簡単に装着する ことができる。布団本体10を洗濯するときも把手部材11を取り外すことがで きて便利である。 把手部材11を布団本体10の一部を巻付け状態に締め付けてあるので、この 把手部材11が家具13に面するように覆いのせても家具13を把手部材11で 傷付けるのを防止できる。 パイプ材からなる把手部材11は軽いため、布団本体10の重量をほとんど増 すようなことがなく、取扱い易くて利便である。 大半の家具の奥行が37〜50cm程度であるが、長さが37〜43cmの把手部 材11はこれらの家具に広く適応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は当て布団の平面図、(B)は図1の
(A)におけるX−X線拡大断面図である。
【図2】当て布団用付帯具の斜視図である。
【図3】当て布団を家具に覆いのせる要領を示す斜視図
である。
【図4】当て布団を家具に覆いのせた態様を示す側面図
である。
【図5】家具をトラックに積載した状態を示す平面図で
ある。
【図6】家具をトラックに積載した状態を示す背面図で
ある。
【符号の説明】
10 布団本体 11 把手部材 12 クリップ 13 家具

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 矩形の布団本体10の長手方向一端寄り
    箇所でかつ短手方向両端寄り箇所にそれぞれ、布団本体
    10より固い材料からなる把手部材11を布団本体10
    の長手方向に沿うよう装着してある家具類積載用の当て
    布団。
  2. 【請求項2】 矩形の布団本体10の長手方向一端寄り
    箇所でかつ短手方向両端寄り箇所にそれぞれ配置され、
    布団本体10より固い材料からなる一対の把手部材11
    と、布団本体10の前記所定箇所の一部に把手部材11
    を巻付け状態に締め付けるクリップ12とからなる当て
    布団用付帯具。
  3. 【請求項3】 把手部材11が長さ37〜43cmのパイ
    プ材からなり、クリップ12が弾性材で断面U字形に形
    成されている請求項2記載の当て布団用付帯具。
JP1995001815U 1995-02-17 1995-02-17 家具類積載用の当て布団および当て布団用付帯具 Expired - Lifetime JP3014873U (ja)

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