JPH044046A - 触媒体およびそれを用いた調理器 - Google Patents

触媒体およびそれを用いた調理器

Info

Publication number
JPH044046A
JPH044046A JP2106170A JP10617090A JPH044046A JP H044046 A JPH044046 A JP H044046A JP 2106170 A JP2106170 A JP 2106170A JP 10617090 A JP10617090 A JP 10617090A JP H044046 A JPH044046 A JP H044046A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
catalyst
catalyst body
heat source
heated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2106170A
Other languages
English (en)
Inventor
Ikuo Matsumoto
松本 郁夫
Kenji Tabata
研二 田畑
Tomohide Matsumoto
朋秀 松本
Yu Fukuda
祐 福田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2106170A priority Critical patent/JPH044046A/ja
Publication of JPH044046A publication Critical patent/JPH044046A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Catalysts (AREA)
  • Cookers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電気またはガス燃焼による熱源を利用した調
理器において、調理時に発生する臭気、煙などの室内汚
染物質を取り除くために用いられる触媒体およびそれを
用いた調理器に関する。
従来の技術 従来の触媒体は、触媒担体とその上に担持される触媒と
から構成され、触媒担体はコーディエライトハニカムな
どのセラミックス、また触媒は白金属元素や金属酸化物
などを用いた組合せである。
その触媒活性を維持するには、所定の温度が必要で、調
理器内で発生する熱量が触媒を働かせるのに充分な温度
が供給できれば、調理器内の排気口に触媒体をセントす
るのみで、その目的を達成することができる。しかしほ
とんどの場合、調理時に調理庫内の雰囲気温度のみで、
触媒能力を十分に発揮させるにはその触媒を取り付ける
位置構成にもよるが、温度が低い場合が多い。その場合
には、第6図および第7図に示したように、調理庫内の
排気を放出する放出管1にセットされている触媒体2の
上流側に電気ヒータ3aや、小型バーナ3bを置いて触
媒体2をさらに加熱する補助熱源を併用していた。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記の構成では補助熱源のための回路や
配管などのため、機器構成が複雑になるとともに、製品
コスト上昇の原因となっていた。
本発明は補助熱源を必要としない触媒体と、それを用い
た調理器の提供を目的とする。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明の触媒体は吸熱部と
連結した、くし形放熱部に触媒層を形成した構成とした
そして、本発明の調理器は前記触媒体を有し、その触媒
体の吸熱部を主熱源で加熱する構成とした。
作用 本発明は上記した触媒体の構成により、吸熱部で熱を吸
収し、熱伝導により吸熱部と連結した、くし形放熱部を
加熱するとともにその表面に形成された触媒層も加熱す
ることになる。
また、本発明は上記した調理器の構成により、主熱源で
触媒層を加熱するとともに、調理器庫内から導かれた汚
染成分を含んだ排気ガスが、くし形の放熱部を通過する
際、活性化された触媒層により浄化されることとなる。
この時、触媒層の温度は調理庫内の雰囲気温度に加え、
主熱源からの熱移動により相当の温度上昇がみられ、触
媒効果が発揮されることとなる。
実施例 以下、本発明による実施例を説明する。
(実施例1) 第1図は本発明による触媒体の一実施例である。
同図において、4は触媒体、5は吸熱部で、その端は熱
移行部6を経て、くし形放熱部7に接続されている。以
上の3つの部分は一体になっており、ステンレス板で構
成されている。ステンレスの組成はクロム(Cr) 1
8%、アルミニウム(AI) 3%、残部は鉄(Fe)
からなっており、このものを空気中で950℃で約3時
間加熱すると、第2図に示すようにステンレス8内に含
まれているAIが結晶粒界を通り、表面に酸化アルミニ
ウム(AhOi)の薄い皮膜となって析出する。熱処理
を施した、くし形放熱部7の表面に7−AlxOs層9
を付着させ、その上にパラジウム、白金など酸化触媒1
0を担持させる。 7−Alto1層9を付着させるに
は7−A1.O,微粉末1kg、酢酸酸性アルミナゾル
(燃焼時のAblh:約10%)500g、硝酸アルミ
ニウム300g、水1.5 kgを十分攪拌させ、スラ
リーを作製する。その中にくし形放熱部のみを浸漬し、
引き上げ後、余分のスラリーを圧搾空気で吹き飛ばし、
80”Cの熱風で水分が完全になくなるまで乾燥する。
その後700°C1約10分間焼成を行う、焼成後冷却
した、くし形放熱部7を硝酸パラジウム水溶液に含浸さ
せ、引き上げ後、余分な液滴を除去し、80″Cの温風
で乾燥し、600°C110分間焼成する。パラジウム
の含有量は放熱部7の容積当り0.5〜1.0 g /
 1になるように硝酸パラジウムの溶液を調整する。
なお、11はくし形放熱部7における空間部である。
以上の過程で作った触媒体4を第3図に示すようにオー
ブン電子レンジ17に設置する。第3図において、13
は調理庫内、14は調理物、15は調理物14を加熱す
るためのヒータ、16は電子レンジ12の回路部、外周
部を冷却するためのファン、17は外気取り入れ口、1
8は外気を庫内に導入する庫内空気取り入れ口、19は
電波漏れを防ぐパンチング板、20は排気口である。
次に上記構成における作用効果を説明する。
第3図のオーブン電子レンジ12のオーブン機能が作動
する場合は、まず主熱源のヒータ15に通電され、調理
庫内13の調理物14が加熱され、煙および臭気成分が
放出される。この汚染物質はファン16により調理庫内
空気取り入れ口17より、導入された空気と共にパンチ
ング板19を通り抜け、排気口20より外部に出る。排
気口20の途中に触媒体4のくし形放熱部7があり、そ
こを通過する際に汚染空気は浄化される。触媒体4は吸
熱部5、熱移行部6および、くし形放熱部7からなって
おり、調理時の主熱源のヒータ15に隣接させた吸熱部
5、熱移行部6、くし形放熱部7の熱移動によって加熱
されるので、触媒体を加熱するための補助熱源が不要と
なる。
(実施例2) 第4図は本発明における、他の実施例の触媒体である。
同図において、21はアルミニウム板からなる吸熱部で
、その端は、くし形の放熱部22に接続されて、この両
者は一体になって触媒体23となっている。この触媒体
23の放熱部22にA1.O,溶射を施し、表面をAI
、O,皮膜で覆い、その表面にLaCo03の触媒を担
持させた。LaCoO3の触媒担持法はLaC。
Olの微粉末1kg、酸化セリウム微粉末500g、酢
酸酸性アルミナゾル(焼成時のAlz(h約10%)1
誌、水2.2kgを十分攪拌させ、触媒スラリーを作製
する。その中に放熱部22のみを浸漬し、引き上げ後余
分のスラリーを圧搾空気で吹き飛ばし、80℃の熱風で
水分が完全になくなるまで乾燥する。
その後400°Cで約20分間焼成を行う。なお、第4
図において24は放熱部22における空間部である。
以上の過程で作った触媒体23を第5図のガステープル
25に設置する。第5図において、26はグリル庫内、
27は調理物、28は調理物27を加熱するためのバー
ナ、29はガステープルコンロ、30は前面扉、31は
排気口である。
次に上記実施例における作用効果を説明する。
第5図のガステープル25のグリルが作動する場合は、
まずバーナ28に点火され、グリル庫内26の調理物2
7が加熱され、煙および臭気成分が放出される。この汚
染物質は排気口31を通り抜は外部に出る。排気口31
の途中に触媒体23の放熱部22があり、通過する際に
汚染空気は浄化される。触媒体23は吸熱部21と放熱
部22からなっており、調理時に主熱源のバーナ28の
近傍に置かれている吸熱部21からの熱移動によって加
熱されるので、触媒体を加熱するための補助熱源が不要
となる。
なお、本発明による触媒体の基材は以上例示したものの
他にも、アルミメツキ鋼板などの金属板も利用でき、同
等の効果を発揮することができる。
発明の効果 以上のように本発明の触媒体および、それを用いた調理
器によれば、次の効果が得られる。
(1)吸熱部と連結した、くし形放熱部に触媒層を形成
した構成としているので、補助熱源が不要で、主熱源だ
けで加熱できる触媒体が得られる。
(2)補助熱源がなく、主熱源だけで触媒体を加熱し、
調理時に発生する臭気、煙などの汚染物質を取り除く調
理器が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による触媒体の一実施例の斜視図、第2
図(a)は同触媒体における くし形放熱部の斜視図、
第2図ら)は第2図(a)におけるA部の拡大断面図、
第3図は本発明の触媒体を用いたオープンレンジの断面
図、第4図は他の実施例の触媒体の斜視図、第5図は第
4図の触媒体を用いたグリル付きガステープルの断面図
、第6図および第7図は従来の触媒体の断面図である。 4.23・・・・・・触媒体、5,21・・・・・・吸
熱部、7,22・・・・・・くし形放熱部、10・・・
・・・酸化触媒、15・・・・・・ヒータ(主熱源)、
18・・・・・・バーナ(主熱源)。 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 はか1名4−P4太
を茅体 第 図 林  \ N勾 Cつ  NN υフ 憾 lθ 酸 イヒ Ii!l臥戴幕 (コ 城 第 図 ヒータ(L臂七禮、〕

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)吸熱部と連結した、くし形放熱部に触媒層を形成
    した触媒体。
  2. (2)請求項(1)記載の触媒体を有し、その触媒体の
    吸熱部を主熱源で加熱することを特徴とする調理器。
JP2106170A 1990-04-20 1990-04-20 触媒体およびそれを用いた調理器 Pending JPH044046A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2106170A JPH044046A (ja) 1990-04-20 1990-04-20 触媒体およびそれを用いた調理器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2106170A JPH044046A (ja) 1990-04-20 1990-04-20 触媒体およびそれを用いた調理器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH044046A true JPH044046A (ja) 1992-01-08

Family

ID=14426788

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2106170A Pending JPH044046A (ja) 1990-04-20 1990-04-20 触媒体およびそれを用いた調理器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH044046A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008207101A (ja) * 2007-02-27 2008-09-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd 除煙脱臭用触媒体およびその製造方法
CN100460530C (zh) * 2003-10-08 2009-02-11 Ntn株式会社 热处理系统

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100460530C (zh) * 2003-10-08 2009-02-11 Ntn株式会社 热处理系统
JP2008207101A (ja) * 2007-02-27 2008-09-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd 除煙脱臭用触媒体およびその製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000510568A (ja) 触媒コンバータを備えた再循環式調理オーブン
CA2388556C (en) Vented recycling oven with separate catalytic converter
EP2242957B1 (en) Cooking oven comprising exhaust gas purification assembly
US8418684B2 (en) Catalytic converter unit and method for treating cooking emissions
US5622100A (en) Catalytic assembly for cooking smoke abatement
GB2231813A (en) Emission control
JPH044046A (ja) 触媒体およびそれを用いた調理器
US6080976A (en) Heating apparatus utilizing microwaves
JP3621747B2 (ja) 換気装置
JPH0559114U (ja) 加熱調理器
JPS6187512A (ja) 調理器
JPH0351628A (ja) 加熱調理装置
JP2805971B2 (ja) 加熱調理器
JPS609612Y2 (ja) ヒ−タを備えた高周波加熱装置
JPH03267626A (ja) 加熱調理器
JPH02230024A (ja) マイクロ波加熱装置用脱臭体およびマイクロ波加熱装置
JP2516413Y2 (ja) 加熱調理器
JPH05157305A (ja) 換気装置
JPS5922650A (ja) 触媒ユニツト
JP2893843B2 (ja) 加熱調理器
JPH04148115A (ja) 高周波加熱装置
JPH054898U (ja) 焙焼器
JPH04306440A (ja) 換気装置
JPH03291421A (ja) 加熱調理器
RU2169779C2 (ru) Муфель колпаковой печи