JPH0440198Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0440198Y2 JPH0440198Y2 JP16505087U JP16505087U JPH0440198Y2 JP H0440198 Y2 JPH0440198 Y2 JP H0440198Y2 JP 16505087 U JP16505087 U JP 16505087U JP 16505087 U JP16505087 U JP 16505087U JP H0440198 Y2 JPH0440198 Y2 JP H0440198Y2
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- JP
- Japan
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- legs
- image
- image forming
- triangular shape
- distortion
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- Expired
Links
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- 238000009434 installation Methods 0.000 description 7
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 4
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Landscapes
- Facsimiles In General (AREA)
- Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は電子写真複写機や電子写真法を適用し
たプリンタ等の画像形成装置の脚の配置に関する
ものである。
たプリンタ等の画像形成装置の脚の配置に関する
ものである。
従来、画像形成装置の脚は、底面の四隅に設け
られているのが通常であつた。
られているのが通常であつた。
しかし、上記従来例では、装置を設置する設置
面の平坦度が狂つていると、4箇所の脚が設置面
にならい装置自体を歪ませる結果となる。この歪
は装置の各部に影響し、画像の品質の低下につな
がることがある。特に結像系に影響したときに画
像の直角性、解像力不足を生じ、通紙系に歪が生
じれば画像の曲りとなる欠点があり、特に剛性が
小さな合成樹脂製の筐体を使用するとさらに大き
な歪となつていた。
面の平坦度が狂つていると、4箇所の脚が設置面
にならい装置自体を歪ませる結果となる。この歪
は装置の各部に影響し、画像の品質の低下につな
がることがある。特に結像系に影響したときに画
像の直角性、解像力不足を生じ、通紙系に歪が生
じれば画像の曲りとなる欠点があり、特に剛性が
小さな合成樹脂製の筐体を使用するとさらに大き
な歪となつていた。
又、最近の装置の小型化、軽量化によりユーザ
ーが使用場所を適時移動する場合が多く、必ずし
も平坦な設置面ばかりでないため、期待する画質
が得られない事が多かつた。
ーが使用場所を適時移動する場合が多く、必ずし
も平坦な設置面ばかりでないため、期待する画質
が得られない事が多かつた。
装置枠体や構造体の剛性が充分あれば1箇所の
脚を浮かす事となり、不安定ではあるが歪が生じ
ないこともあるが、一般的には軽量化等を考慮す
るため、装置の自重に対し剛性が劣る事が多いの
が現状であつた。また浮いている脚に対応する上
面を押しつけると、その毎に装置が変形し、繰り
返しの変形が生じると内部部品の変形や破損を起
こす等の欠点があつた。
脚を浮かす事となり、不安定ではあるが歪が生じ
ないこともあるが、一般的には軽量化等を考慮す
るため、装置の自重に対し剛性が劣る事が多いの
が現状であつた。また浮いている脚に対応する上
面を押しつけると、その毎に装置が変形し、繰り
返しの変形が生じると内部部品の変形や破損を起
こす等の欠点があつた。
本考案によれば、装置の隣合つた脚を結ぶ線が
装置の重心を内包する略三角形状となる様に配置
するとともに、三点支持のためのがたつきを最小
限にするために略三角形状の外側に常時は接地し
ない脚を設けた。これにより、平坦度の悪い設置
面に置いても装置に歪を与えず、良好な画像を形
成でき、且つ、たとえば三本脚のがたつき方向に
大きな荷重がかかつたときなどの変則的な荷重に
より装置が大きく傾くことがなくなつた。
装置の重心を内包する略三角形状となる様に配置
するとともに、三点支持のためのがたつきを最小
限にするために略三角形状の外側に常時は接地し
ない脚を設けた。これにより、平坦度の悪い設置
面に置いても装置に歪を与えず、良好な画像を形
成でき、且つ、たとえば三本脚のがたつき方向に
大きな荷重がかかつたときなどの変則的な荷重に
より装置が大きく傾くことがなくなつた。
第1図ないし第2図は本考案の第1の実施例と
して複写装置を示している。第2図は複写装置全
体の断面図であり、上筐体1にはレンズ系3や走
査ミラー系4、固定ミラー5,6が含まれ、原稿
載置台7の上の原稿を照明し、上筐体1に装填さ
れたプロセスカートリツジ9内の感光体8上に結
像する。プロセスカートリツジ9には感光体8の
ほか、1次帯電器、現像器、クリーニング器が含
まれている。合成樹脂製の下筐体2には転写紙を
収納するカセツト10、給紙ローラ11、レジス
トローラー12、転写帯電器13、定着器14等
を含み、転写紙の搬送、画像の転写、定着を行う
上筐体1と下筐体2とは分割されて開閉自在とな
つている。
して複写装置を示している。第2図は複写装置全
体の断面図であり、上筐体1にはレンズ系3や走
査ミラー系4、固定ミラー5,6が含まれ、原稿
載置台7の上の原稿を照明し、上筐体1に装填さ
れたプロセスカートリツジ9内の感光体8上に結
像する。プロセスカートリツジ9には感光体8の
ほか、1次帯電器、現像器、クリーニング器が含
まれている。合成樹脂製の下筐体2には転写紙を
収納するカセツト10、給紙ローラ11、レジス
トローラー12、転写帯電器13、定着器14等
を含み、転写紙の搬送、画像の転写、定着を行う
上筐体1と下筐体2とは分割されて開閉自在とな
つている。
第1図は複写装置の底面に設けた脚の位置を示
す斜視図であり、脚15,16,17は下筐体2
の底面に3箇所設けられ、それらを結ぶ直線A,
B,Cは装置全体の重心Gを内包する三角形状と
なつている。ここで、3点支持としたために脚が
ない部分に対応した装置の上面に手をついたりし
て押しつけると装置が傾きガタツキを生じる。
す斜視図であり、脚15,16,17は下筐体2
の底面に3箇所設けられ、それらを結ぶ直線A,
B,Cは装置全体の重心Gを内包する三角形状と
なつている。ここで、3点支持としたために脚が
ない部分に対応した装置の上面に手をついたりし
て押しつけると装置が傾きガタツキを生じる。
このガタツキを防止するために補助脚18,1
9が有り、第4図に示す様に脚15,16,17
に対し0.5〜5mm程度の段差Dがあり、装置の隅
部を押えても大きなガタツキを生じない様に配慮
されている。もし大きなガタツキを生じることが
あると、プロセスカートリツジ9内の現像器やク
リーニング器から現像剤が機内に飛散し、転写帯
電器13内に現像剤が付着し、画像の転写に悪影
響を与え、画像の白ヌケや白すじが生じ、通紙ガ
イド板に現像剤が落下すればコピー画像の汚れが
発生し、画像品質を低下させる。又、大きなガタ
ツキを生じることは、上筐体1の開閉などによ
り、装置に一時的に大きな歪が生じ、下筐体2に
取付いている転写帯電器13が変形し、くり返し
により転写帯電器13内に張られている放電ワイ
ヤー(通常50μm〜100μmのタングステンワイヤ
ー)が切れてしまうこともある。
9が有り、第4図に示す様に脚15,16,17
に対し0.5〜5mm程度の段差Dがあり、装置の隅
部を押えても大きなガタツキを生じない様に配慮
されている。もし大きなガタツキを生じることが
あると、プロセスカートリツジ9内の現像器やク
リーニング器から現像剤が機内に飛散し、転写帯
電器13内に現像剤が付着し、画像の転写に悪影
響を与え、画像の白ヌケや白すじが生じ、通紙ガ
イド板に現像剤が落下すればコピー画像の汚れが
発生し、画像品質を低下させる。又、大きなガタ
ツキを生じることは、上筐体1の開閉などによ
り、装置に一時的に大きな歪が生じ、下筐体2に
取付いている転写帯電器13が変形し、くり返し
により転写帯電器13内に張られている放電ワイ
ヤー(通常50μm〜100μmのタングステンワイヤ
ー)が切れてしまうこともある。
この3点支持の脚位置により、ある程度の平面
度の悪い設置面に置れても、4点支持の場合の様
に4点が本体自重により、設置面にならい本体を
変形させる様なことはなく、本体内部の各部品の
平行が保たれる。たとえば、下筐体2内部の搬送
系ローラー同志の平行度、搬送ローラーと定着器
12の平行が保たれ、又、上筐体の固定ミラー、
移動ミラーの光軸に対する直角度が保たれるた
め、複写画像の直角性(画像の歪量)や解像力が
常に安定する事となり良好な画像品質となる。
度の悪い設置面に置れても、4点支持の場合の様
に4点が本体自重により、設置面にならい本体を
変形させる様なことはなく、本体内部の各部品の
平行が保たれる。たとえば、下筐体2内部の搬送
系ローラー同志の平行度、搬送ローラーと定着器
12の平行が保たれ、又、上筐体の固定ミラー、
移動ミラーの光軸に対する直角度が保たれるた
め、複写画像の直角性(画像の歪量)や解像力が
常に安定する事となり良好な画像品質となる。
又、複写装置を製造するとき、画像の直角性、
解像力を調整する事があるが、どんな設置面に置
いても精度良く調整ができるため、特別の治工具
を必要とせず、容易にどこでも調整できる利点も
ある。
解像力を調整する事があるが、どんな設置面に置
いても精度良く調整ができるため、特別の治工具
を必要とせず、容易にどこでも調整できる利点も
ある。
なお、第1の実施例では合成樹脂製の下筐体を
使用した複写装置について述べたが、合成樹脂製
に限つたものではなく、又、第1の実施例では上
下2分割筐体の複写装置について述べたが、一体
の筐体を使用した複写装置についても同様であ
る。
使用した複写装置について述べたが、合成樹脂製
に限つたものではなく、又、第1の実施例では上
下2分割筐体の複写装置について述べたが、一体
の筐体を使用した複写装置についても同様であ
る。
〔実施例 2〕
第3図は本考案の第2の実施例であり、第1の
実施例の脚15,16,17を15aと15b,
16aと16b,17aと17bとに2分割した
もの(隣り合つた脚を直線で結ぶと略三角形状と
なる位置に設定したもの)で、分割された脚同志
の間のたわみ量が少量であれば、本考案の効果を
出すことが可能であり、脚の数を増せば接地面積
を増し面圧を低減できる。特に弾性体の脚を使用
した場合に有利となる。第2の実施例では全脚を
2分割した場合を示したが、1箇所又は2箇所の
脚を分割しても同様の効果をあげるのはいうまで
もない。
実施例の脚15,16,17を15aと15b,
16aと16b,17aと17bとに2分割した
もの(隣り合つた脚を直線で結ぶと略三角形状と
なる位置に設定したもの)で、分割された脚同志
の間のたわみ量が少量であれば、本考案の効果を
出すことが可能であり、脚の数を増せば接地面積
を増し面圧を低減できる。特に弾性体の脚を使用
した場合に有利となる。第2の実施例では全脚を
2分割した場合を示したが、1箇所又は2箇所の
脚を分割しても同様の効果をあげるのはいうまで
もない。
以上説明したように、脚をもつた画像形成装置
の隣合つた脚を結ぶ線が、装置の重心を内包する
略三角形状となる様に配置し、その外側に通常使
用状態では接地しない脚を有することにより、設
置場所の平坦度が悪くとも装置に歪を生ずること
なく常に安定した画像を得る効果がある。
の隣合つた脚を結ぶ線が、装置の重心を内包する
略三角形状となる様に配置し、その外側に通常使
用状態では接地しない脚を有することにより、設
置場所の平坦度が悪くとも装置に歪を生ずること
なく常に安定した画像を得る効果がある。
第1図は本考案を実施した複写装置の斜視図、
第2図は本考案を実施した複写装置の断面図、第
3図は本考案の第2の実施例の斜視図、第4図は
補助脚の高さを示した図である。 図において、1……上筐体、2……下筐体、1
5,16,17……脚、15a,15b,16
a,16b,17a,17b……分割された脚、
18,19……補助脚。
第2図は本考案を実施した複写装置の断面図、第
3図は本考案の第2の実施例の斜視図、第4図は
補助脚の高さを示した図である。 図において、1……上筐体、2……下筐体、1
5,16,17……脚、15a,15b,16
a,16b,17a,17b……分割された脚、
18,19……補助脚。
Claims (1)
- 脚を有する画像形成装置において、隣り合つた
脚を結ぶ線が装置の重心を内包する略三角形状と
なる様に配置し、その外側に通常使用状態では接
地しない脚を更に有する事を特徴とする画像形成
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16505087U JPH0440198Y2 (ja) | 1987-10-27 | 1987-10-27 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16505087U JPH0440198Y2 (ja) | 1987-10-27 | 1987-10-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0169241U JPH0169241U (ja) | 1989-05-08 |
JPH0440198Y2 true JPH0440198Y2 (ja) | 1992-09-21 |
Family
ID=31451187
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16505087U Expired JPH0440198Y2 (ja) | 1987-10-27 | 1987-10-27 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0440198Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3937277B2 (ja) * | 1999-08-10 | 2007-06-27 | リコープリンティングシステムズ株式会社 | 電子写真装置 |
JP4736620B2 (ja) * | 2005-08-18 | 2011-07-27 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成装置 |
-
1987
- 1987-10-27 JP JP16505087U patent/JPH0440198Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0169241U (ja) | 1989-05-08 |
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