JPH0440099Y2 - - Google Patents

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JPH0440099Y2
JPH0440099Y2 JP1987189470U JP18947087U JPH0440099Y2 JP H0440099 Y2 JPH0440099 Y2 JP H0440099Y2 JP 1987189470 U JP1987189470 U JP 1987189470U JP 18947087 U JP18947087 U JP 18947087U JP H0440099 Y2 JPH0440099 Y2 JP H0440099Y2
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JP1987189470U
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は空気調和機のフイルタ取出機構に関す
る。
(従来の技術) 従来の空気調和機のフイルタ取出機構を第4図
ないし第8図を参照して説明する。
第4図におていて、1は空気調和機の前面パネ
ル、1bは前面パネル1に形成された吸込グリ
ル、2はフイルタ、5は本体ケーシングである。
フイルタ2は本体ケーシングの下面に設けられた
穴5aから本体ケーシング5内に挿入されて吸込
グリル1bの背後に位置するように係止される。
そして、フイルタ2の下端露出部を図示のように
指で後方に押推することによつてフイルタ2は取
出位置まで降下するようになつている。
第5図において左のフイルタ2は係止状態、右
のフイルタ2は取出状態を占め、フイルタ2はそ
の係止状態において、その前面に突設されたスト
ツパ2bが前面パネル1の背面に設けられた図示
しない突起に係合して係止され、フイルタ2の前
面に突設された爪2aが前面パネル1の背後に固
定されて水平に伸びるばね3の中央部に係合して
フイルタ2はこのばね3によつて下方に付勢され
るようになつている。フイルタ2の下端を後方に
押推すると、ストツパ2bが突起から外れ、フイ
ルタ2はばね3の弾発力によつて下方に押し下げ
られて、右図に示す取出状態で停止する。なお、
ばね3はその両端A,Bにおいて後述する方法で
前面パネル1に固定されている。ばね3のA部取
付構造が第6図ないし第8図に示されている。前
面パネル1の背面から突出する4ケのピン1aを
それぞれホルダ4の穴4bに貫通させることによ
つて、ばね3をホルダ4の溝4a内に嵌合して前
面パネル1の背面との間に挟み、しかる後、ピン
1aの先端を溶融して溶着部1a′を形成すること
によつてホルダ4を前面パネル1に固定する。な
お、1cは前面パネル1に設けられたフイルタガ
イドで、この外面とホルダ4の内面4cとの隙間
にフイルタ2の側縁が嵌挿されて上下動するよう
になつている。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来のフイルタ取出機構においては次の様
な問題点があつた。
(1) 溶着部1a′がホルダ4の内面4cより突出す
るので、これがフイルタ2に引つ掛かつてフイ
ルタ2の着脱に支障をきたす。
(2) これに対処するため、寸法に余裕を取ろうと
すると本体ケーシング5の厚さを増大させる事
にもなり、意匠上も望ましくない。
(3) 前面パネル1の下端が前後に動き易く、フイ
ルタ2を押した時、取出機構の動作が不確実に
なる。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記問題点に対処するために提案され
たものであつて、その要旨とするところは、空気
調和機の前面パネルの背後に水平に伸びるばねの
両端を上記前面パネルの背面とホルダとの間に挟
み、上記前面パネルの背面に突設された合成樹脂
製のピンを上記ホルダに穿設された穴に貫通し、
このピンの先端を上記ホルダの溶着面に溶着する
ことによつて上記ばねの両端を上記前面パネルに
取り付け、本体ケーシングの下面に設けられた穴
から挿入されたフイルタが上記ホルダの摺接面に
案内されて吸込グリルの背後に係止されたとき上
記フイルタに設けられた爪が上記ばねの中央に係
合してこのばねによつて下方に付勢される空気調
和機のフイルタ取出機構において、上記溶着面を
上記摺接面に対して段差を隔てて設けるとともに
上記本体ケーシングの下部と係合する鉤部を上記
ホルダに設けたことを特徴とする空気調和機のフ
イルタ取出機構にある。
(作用) 本考案においては、溶着面は摺接面に対して段
差を隔てて設けられているため、ピン先端の溶着
部はフイルタと何ら干渉せず、従つて、フイルタ
を円滑に収納し、かつ、取出すことが可能とな
る。また、鉤部を介して前面パネルと本体ケーシ
ングとが間隔を隔てて連結されるので、前面パネ
ルが撓むことがない。
(実施例) 本考案の1実施例を第1図ないし第3図を参照
して説明する。なお、第4図ないし第8図に示す
従来のものと同じ部材には同じ符号を付しその説
明を省略する。
第1図ないし第3図において、14はホルダ
で、その本体14aの外面14bにはばね3が嵌
合する溝14cが穿設されている。本体14aの
内面14dの中央に上下方向に伸びるリブ14e
が立設され、このリブ14eの先端には本体14
aと間隔を隔ててこれに平行するフランジ14f
が左右に延出するように形成され、また、リブ1
4eの下部には本体ケーシング5の下部と係合す
る鉤部14gが形成されている。そして、リブ1
4e及びフランジ14fを貫通するように穴14
hが穿設されている。また、前面パネル1の裏面
には穴14hに嵌合するピン1eが突設されてい
る。
ホルダ14の穴14h内にピン1eを貫通させ
ることによつて溝14c内にばね3を嵌合して前
面パネル1の背面との間に挟んだ後、ピン1eの
先端突出部を溶融して、第2図に示すように、溶
着部1e′を形成することによつてホルダ14を前
面パネル1に固定する。すると、鉤部14gが本
体ケーシング5の下部、即ち、穴5aを限界する
部分と係合する。
しかして、フイルタ2の側縁は、第3図に示す
ように、本体14aの内面14dとフランジ14
fの前面14jとの隙間に嵌合され、内面14a
とフイルタガイド1cに案内されて上下動する。
この結果、ピン1eの溶着部1e′はフランジ14
fの外面14k上に位置するので、ピン1eの溶
着面14kとフイルタ2が摺接する面14dとは
段差を隔てて位置することとなり、溶着面14k
にはフイルタ2は摺接せず、従つて、溶着部1
e′がフイルタ2に干渉することはない。
(考案の効果) 本考案においては、ピンの先端が溶着される溶
着面をフイルタが摺接する摺接面に対して段差を
隔てて設けるとともに本体ケーシングの下部と係
合する鉤部をホルダに設けたため、ピン先端の溶
着部はフイルタと何ら干渉しない。従つて、フイ
ルタを円滑に収納し、かつ、取り出すことができ
る。また、鉤部を介して前面パネルと本体ケーシ
ングとが間隔を隔てて連結されるので、前面パネ
ルが前後に撓むのを防止してフイルタ取出機構の
動作を確実としその信頼性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案の1実施例を示
し、第1図は要部の分解斜視図、第2図は組立状
態を示す斜視図、第3図は第2図の−線に沿
う断面図である。第4図 ないし第8図は従来の
機構の1例を示し、第4図は空気調和機の斜視
図、第5図はフイルタの部分的斜視図、第6図は
ばねの取付構造を示す分解斜視図、第7図はばね
の取付構造の斜視図、第8図は第7図の−線
に沿う断面図である。 前面パネル……1、フイルタ……2、ばね……
3、ホルダ……14、ピン……1e、穴……14
h、溶着面……14k、溶着部……1e′、本体ケ
ーシング……5、穴……5a、摺接面……14
d、吸込グリル……1b、鉤部……14g。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 空気調和機の前面パネルの背後に水平に伸びる
    ばねの両端を上記前面パネルの背面とホルダとの
    間に挟み、上記前面パネルの背面に突設された合
    成樹脂製のピンを上記ホルダに穿設された穴に貫
    通し、このピンの先端を上記ホルダの溶着面に溶
    着することによつて上記ばねの両端を上記前面パ
    ネルに取り付け、本体ケーシングの下面に設けら
    れた穴から挿入されたフイルタが上記ホルダの摺
    接面に案内されて吸込グリルの背後に係止された
    とき上記フイルタに設けられた爪が上記ばねの中
    央に係合してこのばねによつて下方に付勢される
    空気調和機のフイルタ取出機構において、上記溶
    着面を上記摺接面に対して段差を隔てて設けると
    ともに上記本体ケーシングの下部と係合する鉤部
    を上記ホルダに設けたことを特徴とする空気調和
    機のフイルタ取出機構。
JP1987189470U 1987-12-15 1987-12-15 Expired JPH0440099Y2 (ja)

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JP1987189470U JPH0440099Y2 (ja) 1987-12-15 1987-12-15

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Publication Number Publication Date
JPH0194825U JPH0194825U (ja) 1989-06-22
JPH0440099Y2 true JPH0440099Y2 (ja) 1992-09-21

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