JPH044008A - 油劣化防止装置 - Google Patents

油劣化防止装置

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JPH044008A
JPH044008A JP2104534A JP10453490A JPH044008A JP H044008 A JPH044008 A JP H044008A JP 2104534 A JP2104534 A JP 2104534A JP 10453490 A JP10453490 A JP 10453490A JP H044008 A JPH044008 A JP H044008A
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    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
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  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
  • Fats And Perfumes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、油特に好ましくは食用油の劣化防止装置に関
する。
(従来の技術) 油の劣化防止対策として開示されている従来の考え方は
、食品カスを活性炭、酸性白土、活性白土などの濾過材
或いはフィルターで濾過する方法、カセイソーダ、アル
カリ土類金属酸化物の如き脱酸剤を用いて脱酸化する方
法、或いは電圧を引加してマイナスイオンを発生させる
ことにより酸化を防止する方法などである。
(発明が解決しようとする課題) しかし、活性炭等の上記濾過材では濾過効力の永続性が
なく、濾過材の再生ができないこと、吸着作用があるだ
けで、食品汁などの除去が充分にできず、油分子の分解
などによる酸化防止が充分できないこと等に問題がある
また、脱酸剤使用やマイナスイオン化は酸化防止に若干
の効果を果たすものの、濾過乃至浄化を行うものではな
いので経時的な劣化を防止しえない点に問題がある。脱
酸剤はその寿命が比較的短く、補完作業の煩わしさがあ
り、マイナスイオン化は装置の電力消費量が大きくなる
と共に安全性対策設備を必要とするなどの問題もある。
本発胡者は、上記問題点を踏まえる一方、食用油の劣化
は、使用につれて油槽内に食品カスや食品汁などが蓄積
し腐敗すること、さらにはこれら食品カスや食品汁が加
熱によって対流して揚げ物に焦げ付くこと、加熱の繰り
返しによって油分子が経時的に分解し、揚げ物の脂肪も
合わせて脂肪酸が遊離生成すること、油溶性ガム質が分
解遊離してしまうこと、食品汁などが油と結合してエマ
ルジョン化することなどが主原因となり、これらが総合
的に影響して生じるものであると考え、この思考を基に
して、濾過乃至浄化と酸化防止とを同時にかつ継続的に
行えると共に、油槽中の熱伝導性を高めて油槽温度を略
々均一化することにより、部分的な高温化を防止でき、
劣化防止を簡便かつ総合作用的に行うことができる装置
を提供せんとするものである。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明は、油中の粒状物の
物理的濾過を行う第1濾過部と、さらに微細分を濾過す
る第2濾過部と、動物骨を煮沸した上で含水率数%以下
に焼成し、その後常温乃至それ以下にまで冷却すると共
に粉状とした骨材につなぎ土粉を混練して造粒し、焼成
して適宜大きさとした活性材を濾材とし、この活性材層
を′a過層としてなる第3濾過部きを、油が順次濾過流
通するように配設して油劣化防止装置を構成したことを
特徴とするものである。
上記第1濾通部は、例えば細かい網状面として形成され
るのが好ましく、第2濾過部は、例えば上記活性材の粉
末体を含有させた不織布等の濾紙状面として形成される
のが好ましい。
また、上記第3濾過部は、活性材層を濾通室に対して着
脱自在なカートリッジとして形成されるのが好ましい。
本発明は、才だ、油槽と第1濾過部とを循環ポンプを介
装して油管で連通させ、第1濾過部から第3濾過部を順
次連通させ、さらに、第3濾過部から排出する油を少な
くとも上記油槽に循環給油させえるようにして油劣化防
止装置を構成したことも特徴としている。
第3濾過部から排出する油は少なくとも油槽と、別設の
再生貯油槽とに分岐給油しえるように装置を構成するこ
とができる。
本発明は、またさらに、上記循環ポンプによって濾過再
生油を油槽に@環給油できる装置において、動物骨を煮
沸した上で含水率数%以下に焼成し、その後常温以下に
まで冷却すると共に粉状とした骨材につなぎ土粉を混練
して造粒し、焼成して適宜大きさとした活性材を、通油
可能な多数の孔を有した金属容器に収納し、これを油槽
中の油に浸漬するように配設させる構成を有して油劣化
防止装置としたことも特徴としている。
(作用) 第1濾過部で揚げカスなどの粒子を濾過した上、第2濾
!!J部でさらに微細な粒子を濾過すると共に、食品汁
の一部を濾過し、第3濾過部で、充分な濾過と、酸化防
止、脱臭脱色、イオン交換等を行う。
しかも、第1,2濾過部は第3濾過部の機能を有効に効
率化する。油槽内の粒状活性材は、油槽内の熱伝導性を
良好にして加熱温度を均一化し、かつ酸化防止作用等も
して、油の品質維持を果たす。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面によってmBJ]する。
第1図は本発明装置に係るフローチャート図であって、
以下の構成を有している。
1は業務用揚げ釜その他の使用槽としての油槽であり、
油槽1内に適宜大きさの塊状活性材を配設しである。2
は網状濾過面を有する第1濾過部、3は不織布その他の
透液性濾紙状面を有する第2濾過部、4は活性材5を積
層した第3濾過部であり、油層1と各濾過部2. 3.
 4とは順次バイブロで連通してあり、油槽1の油は、
循環ポンプ7を介して第1濾過部2に排出されるように
構成しである。第3濾過部4の排出側に連通したバイブ
ロは分岐して、一方は上記油槽1内へ油を供給する循環
バイブ8、他方は別の再生貯油槽10へ貯油するための
貯油バイブ9となっている。循p4ノ<イブ8には開閉
弁8aを介装し、貯油バイブ9には開閉弁9aを介装し
である。なお、この開閉弁3a  9aは通路切替えと
開閉が可能な1つの多段弁で共用することができる。各
濾過部2.34の排出側の各バイブロに排油用開閉弁6
aをそれぞれ介装し、排油口を形成することができる。
油槽1は、任意構成でよく、槽下面にバイブロに連通す
る排油口を形成し、槽上部に循環/ s+ 4ブ8の給
油口を配置してなっており、槽内に活性材入り容器11
を少なくとも一側縁または相対両側縁に吊架しである。
活性材入り容器11は、第2図に示す如く、収納される
活性材12の大きさよりも小形な孔を多数周設した例え
ば30〜100メツシユ前後の孔を多数パンチング形成
したアルミニウム或いはステンレス等の金属材によって
、活性材12を適宜個数収納可能な適宜大きさの蓋付筒
状体とし、油槽1の上縁乃至内周部に形成されたフック
部に掛は止め可能に構成しである。
上記活性材5.12は次のように形成されてなるもので
ある。
牛、馬、羊等の硬骨が主体の動物の生骨を適宜の大きさ
に切断しつつ、焼成しやすい大きさにカッティングし、
その上で圧力釜(圧縮釜)に投入し、例えば200〜4
00℃前後で約90分間前後煮沸して、骨の外側のみな
らず無数の気孔内に付着している大部分の有機物を骨か
ら分離除去する。次いでこの骨を焼成炉に入れ、900
〜1100℃前後で60〜180分間前後焼成し、その
まま炉内に置いて例えば60分間前後自然冷却させ、室
温又はこれに近い状態に戻す。煮沸工程なしで焼成する
のは、有機物の燃焼と煙発生が著しいので好ましくない
。焼成条件が上記よりも胡らかに低い場合は、骨は炭化
してしまい、高すぎる場合は骨は灰になってしまう。上
記条件に従えば、骨は白色化して無数の気孔を有した原
形組織状態を維持する。焼成後の冷却は乾燥状態が維持
された中で行われるのが望ましい。このようにして含有
水分1%以下で有機物付着のない焼成骨を得ることがで
きる。
上記焼成冷却後、この骨を破砕し、パウダー機にかけて
20〜200メツシユ前後、特に好ましくは50〜10
0メツシユの粉状の骨粉とする。
上記骨粉は、無数の微細気孔が連通状態で存在しており
、市水に混合した場合、市水は粒状骨では約pHIL粉
状のものでは約pH8〜10のアルカリイオン状態とな
る。
一方、例えばゼオライト、カリオンその他の吸着性能を
有する無機質粘土を600℃前後で約3時間焼成してか
ら、200〜500メツシュ前後の粘土粉に粉末化し、
上記骨粉と混練するつなぎ土粉として予め準備し、上記
骨粉40〜90重量%前後と上記粘土粉10〜60%前
後の混合物に対し、20〜30%前後加水して、混練、
造粒し、800〜1000℃前後で焼成して直径が1〜
2Qmm程度の球状、或いは厚み5〜10mm程度の棒
状、或いは同程度の任意大きさ形状に仕上げて、活性材
5乃至12とするものである。
油槽1中に配設する活性材12は、骨粉の活性化作用を
一層高めるために、骨粉とつなぎ土粉との混合割合にお
ける骨粉の割合を70〜80%とし、焼成温度を900
〜1000℃前後とし、大きさを取扱いやすい大きさ、
例えば15〜20mm粒径程度のものとするのが好まし
い。
第3濾過部4に収納する活性材5は、上記骨粉の混合割
合を油の再生作用を発揮しえる程度において40〜70
%前後とし、800〜900℃前後で焼成し、第3濾遠
部4内における濾材の接触面積を増大させるために大き
さは1〜5諏粒径程度のものとするのが好ましい。
上記において、活性材が食用油に使用されるものである
場合には、つなぎ土粉は食品添加剤として使用できるも
のであることが必要である。また、つなぎ土粉は、例え
ばゼオライト等にアルミナ等のつなぎ材としての金属酸
化物を例えば10〜50%前後混合し、導電性を高給だ
ものとするのが好ましい。さらに、骨粉とつなぎ土粉と
共に、木粉、もみがら粉、麦かす粉、その他の例えば5
0〜150メツシュ前後の如き燃焼可能な無機粉状物を
混合して焼成すれば、該無機粉状物は焼消して、活性材
の気泡が一層多く形成され、接触表面積が一層増大して
好ましい。
なお、上記活性材の具体的例示は本発明の範囲を限定す
るものではない。
上記のようにして形成された活性材は、液体をカルシウ
ムイオン等のアルカリイオンの作用によって酸性側から
中性乃至アルカリ側にイオン交換しかつミネラル分を溶
出する。同時に有機物の腐敗防止作用をし、或いは有機
物の吸着乃至凝集による酸化防止作用をし、鮮度維持を
果たす。無数の気泡の存在による吸着作用によって、濾
過、浄化を行える。これらの作用効果は理論的には骨質
が存在すれば長期間持続する。
また、骨材は、銅、亜鉛、鉄、アルミニウム、酸化マグ
ネシウム等を含有しており、これらのイオン化(つなぎ
土粉のアルミナも同様)によって、液体に導電性を与え
るものである。活性材12入り容器11を油槽1の油中
へ配設しておくことにより、油に導電性が付与され、熱
伝導性を良好にするので、油全体の加熱温度の均一化に
好ましい影響を与える。この均一化は、部分的高温化を
防止する結果、油中の食品カス等の焦げを防止して腐敗
の原因を減少させ、揚げ物への焦げカスの付着を防止し
て揚げ物の品質をよくし、かつ油の加熱分解を抑制する
効果を奏する。
上記イオン化に加えて骨材の活性、吸着能により、油の
劣化の原因の一つとなる遊離性脂肪酸を中和吸着し、加
熱分解により脱離する油溶性ガム質を吸着して、油の酸
化防止が図られる。
さらにまた、骨材は、その活性吸着能により、油の酸化
に伴う異臭と濁りを脱臭、脱色して新鮮な油の状態を維
持する効果を奏する。
このようにして、活性材入り容器11を油槽1中に配設
すれば、使用中の油は常に活性材による浄化、再生作用
を受け、かつ池内の加熱均一化が図られるので、通常の
速度に比して劣化の進行を著しく遅くすることができる
。該容器中の活性材は適宜に洗浄して付着物を除去すれ
ば再利用が可能であり、骨材の作用は持続しえる。
循環ポンプ7、第1.第2.第3′a過部2,3゜4は
第3図に略示する如く、一つのユニッ)13として組み
立てることができる。このユニット13には必要であれ
ば開閉弁8a、9aを組み込んでもよい。
循環ポンプ7は、具備されたスイッチを含む操作盤(図
示していない)の制御によって使用済みの油を油槽1か
ら第1濾過部2へ送出し、循環パイプ8から油槽]へ油
の循環を行わせるのに用いられる。第1濾過部2と循環
ポンプ7との間に開閉弁を介装させることができる。
第1濾過部2は、第3.4図に示す如く、アルミニウム
乃至ステンレス板等に0.3〜l mm前後の孔を形成
した網状面を濾過面2aとして形成しである。例えば0
.5M程度の孔を無数に穿孔したアルミパンチング材を
適宜深さを有した容器状に成形し、この網状容器2bを
区画された濾過室内に配設し、この容器上面から容器内
に排油を導入し、周壁の網状面を通過して後、次の第2
濾過部3へ油が流動するように構成されている。該網状
容器2bは、食品カス等の濾過物が内部に蓄積されるの
で、適当な時期にユニット13から取り出し自在となる
ように着脱式組み込み構造としである。
第2濾過部3は、微粒子を濾過することができる不織布
の如き透液性濾紙状面とし、第1濾過部2と第3濾過部
4とを区画する区画壁として配設しである。この濾紙状
面は単層、複層いずれの構成としてもよく、適当な時期
にユニット13から取り出すことができる着脱自在構成
としである。
また、上記濾紙は、予め前記した造粒する前の焼成骨粉
即ち活性材粉末を含有させて成形したものを用いれば、
−層好ましい。油はこの第2濾過a3を3!!1通する
際に該活性材の作用を受け、単なる微粒子の濾過に止ま
らず、後述する第3濾過部4における濾過、再生作用を
若干行い、第3濾過部4の機能を助勢する。
第3濾過部4は、前記活性材5を積層させて濾過部とし
、この活性材層5aを油が通過するように構成しである
。第2濾過部3を通過した油は、区画形成して並設され
た二つの濾過室4a、4bの内の一つ目の濾過室4aの
底面に案内され、該底面に設けである小孔例えば0.5
市径程度の孔を無数に有した網状面4Cを通して活性材
層5aに流入し、上昇中に濾過された上、二つの濾過室
間上方に区画壁として配設されている上記同様の網状面
4dを通過して隣接濾過室4bに流入し、この濾過室4
bの活性材層5aを流下し、下面に設けられた上記同様
の網状面4eを通って、バイブロに排出される構成とな
っている。
活性材層5aは、洗浄等の作業性を容易にするために適
宜構成のカートリッジ体としであることが好ましく、必
要に応じて濾過室4a、4bから取り出すことができる
着脱自在構成としである。
なお、上記濾過室は図では2室としであるが、1室であ
ってもよく、或いは3室以上並設するようにしてもよい
上記活性材層5aは、第1濾過部2、第2濾過部3で濾
過された油中の残存微小粒子を濾過し、有機物を吸着す
ると共に油溶性ガム質を吸着し、食品汁と油とがエマル
ジョン化した煮汁状物を吸着し、遊離性脂肪酸を中和吸
着し、油のイオン交換とミネラル分溶出添加等の作用効
果を果して、脱臭、脱色された新品同様の油を再生する
第3濾過部4から排出された再生油は、これを循環バイ
ブ8を通して油槽1に循環させることができ、また貯油
パイプ9を通して再生貯油槽10に貯油することができ
る。なお各開閉弁6aは、何らかの理由による途中での
排油、装置中の残渣の除去等の用に供しえる。
上記実施例は装置の一例であり、上記以外の具体的構成
を任意に設計しえること、上記以外の装置を付加しえる
ことは勿論である。
(発明の効果) このようにして、本発明によれば、使用につれて蓄積す
る食品カスや食品汁等を吸着除去すると共に、遊離生成
する脂肪酸、油溶性ガム質の吸着除去、食品汁等が油と
結合してできるエマルジョンの吸着除去等を行うことが
でき、使用油の脱臭脱色が図れ、これら吸着除去と同時
に油をアルカリイオン化し、カルシウ、ム分等による活
性ミネラル分を溶出補給することができ、使用油をほぼ
新品の未使用油面等に近く再生することができる。
再生循環により、油を長期間使用することができること
になると共に、食用油の場合、常にからりとした揚げ物
の仕上げ状態を維持することができ、ミネラル分が補給
されることにより、コレステロールによる肥満防止の効
果も奏する。
また、濾過部に使用する活性材は、充分に洗浄すること
により吸着分を除去することができると共に骨材の活性
効力が持続するため、濾過材として再使用が可能であり
、装置全体を簡便かつコンパクトなものとして構成する
ことができ、しかも効率的なものとすることができる。
油槽中に活性材を配設する本発明においては、油槽中の
油のアルカリイオン化と共に、熱伝導性の付与による加
熱温度の均一化によって油槽中での油の劣化に対する防
止効果が奏され、全体としての油の劣化防止と再生効力
を著しく向上させえる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例に係わり、第1図は本発明に係る
装置のフローチャート図、第2図は油槽中に配設される
活性材入り容器の斜視図、第3図は濾過部全体の断面図
、第4図は第1濾過部の網状容器の斜視図である。 1・・・油槽、2・・・第1濾過部、3・・・第2濾過
部、4・・・第3濾過部、5.12・・・活性材、5a
・・・活性材層、6,8.9・・・パイプ、7・・・循
環ポンプ、10・・・再生貯油槽、11・・・活性材入
り容器、13・・・ユニット。 外lる (1〕 明細書第17頁第14行末尾に下記文を補充す平成 2年 7月30日 る。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)油中の粒状物の物理的濾過を行う第1濾過部と、
    さらに微細分を濾過する第2濾過部と、動物骨を煮沸焼
    成しかつ粉状とした骨材に少なくともつなぎ土粉を混練
    して造粒し、焼成して適宜大きさとした活性材を濾材と
    し、この活性材層を濾過層としてなる第3濾過部とを、
    油が順次濾過流通するように配設したことを特徴とする
    油劣化防止装置。
  2. (2)上記第1濾過部は、細かい網状面として形成され
    たものである第1項記載の油劣化防止装置。
  3. (3)上記第2濾過部は、粉末状活性材を含有させた不
    織布等の濾紙状面として形成されたものである第1項又
    は第2項記載の油劣化防止装置。
  4. (4)上記第3濾過部は、活性材層を濾過室に対して着
    脱自在なカートリッジとして構成したものである第1項
    乃至第3項のいずれかに記載の油劣化防止装置。
  5. (5)油槽と第1濾過部とを循環ポンプを介装して油管
    で連通させ、第1濾過部から第3濾過部を順次連通させ
    、さらに、第3濾過部から排出する油を少なくとも上記
    油槽に循環給油させえるように構成してなる第1項乃至
    第4項のいずれかに記載の油劣化防止装置。
  6. (6)第3濾過部から排出する油は少なくとも油槽と別
    設の再生貯油槽とに分岐給油しえるように構成してなる
    第5項記載の油劣化防止装置。
  7. (7)動物骨を煮沸焼成しかつ粉状とした骨材につなぎ
    土粉を混練して造粒し、焼成して適宜大きさに形成して
    なる活性材を、通油可能な多数の孔を有した金属容器に
    収納し、この活性材入り金属容器を一つ以上油槽中に浸
    漬するように配設される構成を有する第5項又は第6項
    記載の油劣化防止装置。
JP10453490A 1990-04-20 1990-04-20 油劣化防止装置 Expired - Lifetime JPH0698253B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001170421A (ja) * 1999-12-14 2001-06-26 Tama Ogasawara 廃食用油浄化装置
US7678265B2 (en) * 2003-02-21 2010-03-16 Water Treatment Construction Arrangement for separating environmentally harmful substances from a polluted mass

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