JPH0439971Y2 - - Google Patents

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JPH0439971Y2
JPH0439971Y2 JP9047686U JP9047686U JPH0439971Y2 JP H0439971 Y2 JPH0439971 Y2 JP H0439971Y2 JP 9047686 U JP9047686 U JP 9047686U JP 9047686 U JP9047686 U JP 9047686U JP H0439971 Y2 JPH0439971 Y2 JP H0439971Y2
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JP
Japan
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unit
inverted
shaped
air
bellows
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JP9047686U
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JPS62203367U (ja
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  • Tents Or Canopies (AREA)
  • Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)
  • Workshop Equipment, Work Benches, Supports, Or Storage Means (AREA)
  • Duct Arrangements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は機械加工工場等における局所空調空間
構成装置に係るものである。
(従来の技術) 近年の工作機械加工は超高精密な加工精度が要
求され、このために熱の制御が不可欠であつて、
機械本体から発生する熱を抑え、且つ雰囲気温度
の変化等の熱の外乱による影響を防止しなければ
ならない。
このため空調を施した空間に機械を設置する方
法が採用されている。
この方法の一つとして工場全体を空調する方法
が提案されているが、この方法では恒温化の不要
な空間まで空調することとなり、空調能力を非常
に大きくすることが必要となり、簡易空調では温
度分布が非常に大きく熱変形を抑えることが困難
であり、精密空調とするとコストが嵩む。
このため組立式の恒温恒湿ユニツトを所要の機
械に配設して必要空間だけ空調する局所空調空間
構成装置が提案されている。
(考案が解決しようとする問題点) 前記従来の局所空調空間構成装置においては、
同局所空調空間が閉塞されているので、工作機械
に対するワーク(被加工材)の着脱時に必要とな
るクレーンの使用ができない。また作業者や、ワ
ーク台車その他の出入りが頻繁にあるのにもかか
わらず、必要部が簡単に開閉できないという問題
点があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は前記した問題点を解決するために提案
された局所空調空間構成装置に係り、フレーム材
に膜材が張設され、且つ前面が開放された筐型の
固定ユニツトと、同固定ユニツトの前面開放部に
おける上部フレーム材の中心に、複数の放射状倒
L型フレーム材を左右両側に開閉自在に支持する
とともに、同各倒L型フレーム材に亘つて蛇腹状
に膜材を張設してなる蛇腹状の可動ユニツトとよ
りなり、前記固定ユニツトには、同ユニツトと前
記可動ユニツトとによつて画成された空間内に対
する調和空気送給装置を配設したことによつて、
天井クレーンを用いた和の着脱作業を可能ならし
めるとともに、人や物の出入りが簡易に行なわれ
るようにして、前記の問題点を解決するものであ
る。
(作用) 本考案は前記したように構成されているので、
筐型の固定ユニツトの前面開放部における上部フ
レーム材の中心に支持された複数の倒L型フレー
ム材を前記開放部を閉塞するように中央部側に回
動すると、これに伴つて前記各フレーム材に蛇腹
状に配設された膜材が同各フレーム材に亘つて展
開され、かくして同蛇腹状の可動ユニツトと前記
固定ユニツトとによつて内部に工作機械等を収納
した空間が画成されるので、前記固定ユニツトに
配設された調和空気送給装置によつて、前記両ユ
ニツト間に画成された空間に調和空気を送給し、
局所空調空間を構成するものである。
また同局所空調空間内の工作機械に和を着脱す
る場合は、前記可動ユニツトにおける複数の倒L
型フレーム材を左右両側に閉縮して可動ユニツト
前面を開放し、天井クレーンによるワークの着脱
作業を行なうものである。
またこのように可動ユニツトの前面を開放する
ことによつて、同開放部を介して前記局所空調空
間に対する人、物の出入りが容易に行なわれるも
のである。
(実施例) 以下本考案を図示の実施例について説明する。
Aは前面が開放された筐型の固定ユニツトで、
フレーム材1に透光性と気密性の高い膜材2が張
設され、適当な個所に内部が透視可能な覗窓3が
配設され、更に空調装置に接続された調和空気送
給用ダクト4及び吹出装置5及び吸込装置5′が
配設され、前記両ダクトA,Bによつて画成され
た空間に調和空気を供給するようになつている。
図中6は前記フレーム材1下部に配設されたレベ
ル調整用アジヤスタである。
前記固定ユニツトAにおける前面開放部の上部
フレーム材1の中心に半円板7が取付けられ、同
半円板7の沿つて複数の倒L型フレーム材8が左
右に開閉自在なように放射状に配設されている。
第4図乃至第6図は倒L型フレーム材の取付部
の詳細を示し、半円板7にこれと同心状に穿設さ
れた半円系溝孔9に、倒L型フレーム材8より垂
設された案内棹10が遊嵌され、同案内棹10の
下端には水平の外れ止め片11が取付けられ、前
記倒L型フレーム材8は案内棹10を介して半円
形溝孔9に沿つて移動するように構成されてい
る。
前記各倒L型フレーム材8の下端にはキヤスタ
12が装着され、相隣る倒L型フレーム材8間ま
たは同フレーム材8と固定ユニツトAにおける前
部フレーム材1との間には夫々水平補強材13,
13の基端部が前記各フレーム材8,1に配設さ
れた取付板14にピン15を介して枢支され、水
平補強材13,13の対向端はピン16を介して
連結されている。
更に前記各倒L型フレーム材8間に亘つて透光
性及び気密性の高い蛇腹状の膜材17が被覆され
て蛇腹状の可動フレームBが構成されている。
図示の実施例は前記したように構成されている
ので、前記可動フレームBの各倒L型フレーム材
8を半円板7の半円形溝孔9に沿つて中央部側に
移動させ、これに伴つて前記各フレーム材8間に
蛇腹状膜材2を伸長して固定フレームAの前面開
口部を閉塞し、同固定フレームAと前記蛇腹状の
可動フレームBとによつて局所空調空間を画成す
る。
次に同局所空調空間内の工作機械にワークを着
脱する場合、前記固定フレームBの各倒L型フレ
ーム材8を左右両側に移動せしめ、これに伴つて
同各フレーム材8間に張設された蛇腹状の膜材1
7を前記各フレーム材8間に折畳み、第2図に示
すように局所空調空間の前面と天井面とを同時に
開放し、天井クレーンによるワークの着脱作業が
行なわれるようにするものである。
またこのように蛇腹状の可動ユニツトBの各倒
L型フレーム材8を左右両側に移動して、固定フ
レームAの前面を開放することによつて、前記局
所空調空間に対する人や物の出入を容易ならしめ
るものである。
(考案の効果) このように本考案によれば、フレーム材に膜材
が張設され、且つ前面が開放された筐型の固定ユ
ニツトと、同ユニツトの前面開放部における上部
フレーム材の中心に、可動ユニツトの構格を構成
する複数の放射状に配設された倒L型フレーム材
を左右両側に開閉自在に支持するとともに、同各
倒L型フレーム材に亘つて蛇腹状に膜材を張設
し、前記倒L型フレーム材を中央側に回動して同
各フレーム材に張設された膜材で前記固定フレー
ム前面の空間を閉塞し、前記固定及び可動両フレ
ームによつて局所空調空間を簡単に画成すること
ができる。
また前記可動ユニツトにおける倒L型フレーム
材を左右に拡開して前記局所空調空間の前面及び
天井面を同時に開放することによつて、同空間内
における工作機械に対する天井クレーンによるワ
ークの着脱作業を可能ならしめるとともに、前記
局所空調空間に対する人や物の出入が容易に行な
われるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る局所空調空間構成装置の
一実施例の一部を欠截して示した斜面図、第2図
はそのワーク着脱時の状態を示す斜面図、第3図
は可動ユニツトにおける倒L型フレーム材の取付
部を示す斜面図、第4図はその平面図、第5図は
その正面図、第6図は第4図の矢視−図、第
7図は可動フレームの部分斜面図、第8図は可動
ユニツトにおけるフレームの部分平面図、第9図
はその側面図、第10図は倒L型フレーム材と水
平補強材との接合部を示す平面図である。 A……固定ユニツト、B……可動ユニツト、1
……固定ユニツトのフレーム材、2……膜材、4
……ダクト、5……吹出装置、5′……吸込装置、
8……可動ユニツトの倒L型フレーム材、17…
…膜材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フレーム材に膜材が張設され、且つ前面が開放
    された筐型の固定ユニツトと、同固定ユニツトの
    前面開放部における上部フレーム材の中心に、複
    数の放射状倒L型フレーム材を左右両側に開閉自
    在に支持するとともに、同各倒L型フレーム材に
    亘つて蛇腹状に膜材を張設してなる蛇腹状の可動
    ユニツトとよりなり、前記固定ユニツトには、同
    ユニツトと前記可動ユニツトとによつて画成され
    た空間内に対する調和空気送給装置を配設してな
    ることを特徴とする局所空調空間構成装置。
JP9047686U 1986-06-16 1986-06-16 Expired JPH0439971Y2 (ja)

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JP9047686U JPH0439971Y2 (ja) 1986-06-16 1986-06-16

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JP9047686U JPH0439971Y2 (ja) 1986-06-16 1986-06-16

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JPS62203367U JPS62203367U (ja) 1987-12-25
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JP2013044521A (ja) * 2011-08-19 2013-03-04 Tai-Her Yang 流体循環用建物

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