JPH043955Y2 - - Google Patents

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JPH043955Y2
JPH043955Y2 JP19752586U JP19752586U JPH043955Y2 JP H043955 Y2 JPH043955 Y2 JP H043955Y2 JP 19752586 U JP19752586 U JP 19752586U JP 19752586 U JP19752586 U JP 19752586U JP H043955 Y2 JPH043955 Y2 JP H043955Y2
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entrance
container
animals
door
opening
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は動物輸送用コンテナに関する。
「従来の技術」、「考案が解決しようとする問題
点」 第4図に示す如く、輸送する動物の種類、大き
さ、数等によりそれぞれに適した輸送を可能と
し、或いは、輸送効率を高めるために少数の種類
の異なる動物を1個のコンテナで同時に輸送でき
るようするため、コンテナ本体Bの一側面を略全
面開口して形成された動物を積卸するための出入
口部Cに対し、この出入口部Cに直交する方向
に、着脱可能に配設された仕切板D,D…によつ
て前記コンテナ本体B内を複数室E,E…に区画
可能に構成された従来の動物輸送用コンテナAに
あつては、輸送する動物の種類等によりコンテナ
本体B内を一室として使用したり、或いは本体B
内を区画して使用したりするが、区画して使用す
る場合であつても、使用態様は常に一定でないた
め、従来の係る動物輸送用コンテナAにおける出
入口部Cを開閉するための開戸は、一般に、各種
の使用態様に応ずることができるよう出入口部C
の両側部にそれぞれ螺着された両開戸F,Fによ
つて構成されていた。
したがつて、例えば、図示例の如く、コンテナ
本体B内が4室E,E…に区画可能に構成された
動物輸送用コンテナを用い、コンテナ本体B内を
4室E,E…に区画した状態において、各室E,
E…毎に動物を区分して輸送する場合、例えば、
一方の開戸Fによつて同時にそれらの出入口を開
閉するようなつているコンテナ本体B内の片側に
位置する二つの室E,E…の内、先ず、何れか一
方の室Eに動物を積込み、次に、隣接する他方の
室Eに動物を積込んだ後、一方に開戸Fを閉じる
ことによつて二つの室E,Eへの積込みは終了す
るが、他方の室Eへの動物の積込時、最初に積込
を終了した一方の室Eの出入口は、依然として開
放されたままの状態のため、一方の室Eに積込ま
れた動物が逃出し種類の問題が生ずる虞があつ
た。
それ故、従来、この種コンテナを係る状態で使
用する際、例えば、積込時に動物が逃出す等の事
故を未然に防止するためには、最初の室への積込
み終了時、一旦、仮りに板等でその室の出入口を
閉鎖し、次に、隣接する室への積込み終了後、今
度は、最初の室の出入口を閉鎖するために仮りに
取付けられた板等を取外すと共に、一方に開戸に
より二つの室を同時に閉鎖する必要があつた。さ
らに、この種コンテナにあつては、目的地におい
て動物卸す際、各室毎に順序よくスムースに卸す
ことも困難であつた。
また、一部には、コンテナ本体内を複数室に区
画した状態における各室を、それぞれ別個の開戸
によつて開閉すべく各室に対応する出入口毎に開
戸を設けたものも提供されているが、このものに
あつては、コンテナ本体内を一室として使用し、
一度に多数の動物を積卸する際には、中央部に位
置する開戸およびこれらの開戸を支持するために
設けられた支柱等が邪魔となり、積卸作業をスム
ースに行なうことが困難であつた。
本考案は上述の事情の鑑みなされたものであつ
て、その目的とするところは、コンテナ本体内を
仕切板によつて複数室に区画して使用する場合に
あつては、順次、各室毎に開閉することが可能で
あると共に、また仕切板を取外し、コンテナ本体
内を一室として使用し、一度に多数の動物の積卸
を行なう場合においては、出入口部を完全に解放
することが可能な動物輸送用コンテナを提供する
ことにある。
「問題点を解決するための手段」 本考案は上記目的を達成すべくなされたもの
で、その技術的解決手段は、コンテナ本体におけ
る一方の側面を開口して動物を積卸するための出
入口部を形成し、該出入口部に直交する方向に、
着脱可能に配設された仕切板によつて前記コンテ
ナ本体内を複数室に区画可能に構成し、かつ、前
記出入口部を開閉するための適宜数の開戸を有す
る動物輸送用コンテナにおいて、前記開戸を、そ
の基端部を前記出入口部の端部に開閉可能に螺着
すると共に、コンテナ本体内を複数室に区画した
状態において、各室の出入口に対応する幅毎に折
畳可能に構成するようしたものである。
「作用」 本考案は上記手段よりなるので、以下の如く作
用する。すなわち、コンテナ本体内を仕切板によ
り適宜数の室に区画し、係る状態のコンテナ内に
動物を区分して積込む際には、先ず、端部側の室
(開戸の視点側の室)に動物を積込むと共に、折
畳状態の開戸によつてこの室の出入口を閉鎖し、
次に、隣接する室に動物を積込んだ後、この隣接
する室の出入口が閉じられるよう折畳状態の開戸
を広げることによつてこの室の出入口は閉鎖され
る。したがつて、隣接する室に動物を積込む際、
最初の端部側の室の出入口は折畳状態の開戸によ
つて、既に、閉鎖されているため、仮りに板等に
より一時的に閉鎖する等しなくても端部側の室に
積込まれた動物が逃出すことはない。よつて、こ
のような手順を繰返すことにより容易、かつ安全
に積込作業を行なうことができる。また、動物を
目的地において卸す際には、上記と逆の順序によ
り卸すことにより、容易、かつ安全に卸すことが
できる。
また、仕切板を取外し、コンテナ本体内を一室
とした状態で用いる場合には、出入口部を完全に
開放することが可能なため、容易、かつスムース
に、一度に多数の動物の積卸ができる。
「実施例」 以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて説
明する。
第1図はコンテナ本体内を複数室に区画すると
共に、出入口部を解放した状態を示す動物輸送用
コンテナの斜視図、第2図は第1図の−線に
沿う拡大断面図、第3図は開戸の開閉時の過程を
示す要部の斜視説明図である。
図において、1は動物輸送用コンテナ、2は動
物輸送用コンテナ1のコンテナ本体であり、この
コンテナ本体2は以下の如く構成されている。す
なわち、3はベースフレームであり、このベース
フレーム3上には床部4が敷設されている。5は
コンテナ本体2の周壁部であり、この周壁部5
は、側面パネル5aと、この側面パネル5aの両
端に直交するよう接続された両端面パネル5b,
5bとからなり、ベースフレーム3に沿つて床部
4上に立設されている。6は側面パネルに対向し
た側面を全面開口して形成された動物を積卸すた
めの出入口部である。なお、7は出入口部6の上
端に横架された上縁枠である。
コンテナ本体2は以上の如く構成されている。
8,8…はコンテナ本体2内を複数室に区画す
るための仕切板であり、実施例においては、出入
口部6に直交すると共に、等間隔に、コンテナ本
体2内に着脱可能に配設された3枚の仕切板8,
8…によつて、コンテナ本体2内を同一大きさの
四つの室9,9…に区画できるようなつている。
これらの仕切板8,8…は第2図に示す如く、
コンテナ本体2における上部開口部10から挿脱
可能な大きさに形成されており、それぞれの上端
両側部および下端両側部に付設されたラツチ等の
係止金具11,11…の係止ピン11a,11a
…を、各仕切板8,8…をそれぞれ所定位置に挿
入した状態において、各仕切板8,8…における
係止ピン11a,11a…にそれぞれ対応する位置
関係に、側面パネル5a、上縁枠7および床部4
に形成された係止孔12,12…に係止すること
により取付状態を保持するようなつている。
13,13は開戸であり、これらの開戸13,
13は以下の如く構成されている。すなわち、一
つの室9の出入口6aを閉鎖する大きさに形成さ
れた個個の戸14,14を二つ折りに折畳、かつ
展開拡張自在に連接せしめることによつて形成さ
れていると共に、各開戸13,13は、それぞれ
の基端側の戸14の端部がコンテナ本体2におけ
る端面パネル5b,5bの開放端部に蝶番15,
15を介して回動自在に取付けられており、実施
例においては、先端側の戸14が基端側の戸14
の外側面に沿つて折畳可能に構成されている。
16,16は個個の戸14,14のそれぞれの
外側先端部における上下端部に付設されたラツチ
等の係止金具である。
開戸13,13は以上の如く構成されている。
したがつて、これらの開戸13,13によつて
コンテナ本体2内の各室9,9…は、一つの室9
毎にその出入口6aを開閉できるようなつてい
る。すなわち、折畳状態における開戸13の基端
側の戸14によつて端部側の室9の出入口6aを
閉じ、その状態において、係止金具16,16の
係止ピン(図示せず)を、上縁枠7および床部4
における係止ピン(図示せず)に対応する位置に
形成された係止孔(図示せず)に係止することに
より端部側の室9の出入口6aは閉鎖状態を保持
される。次に、先端側の戸14を展開拡張して隣
接する室9の出入口6aを閉じ、係止金具16,
16の係止ピン(図示せず)を係止孔(図示せ
ず)に係止することにより隣接する室9の出入口
6aも閉鎖状態を保持される。また、各室9,9
…の出入口6a,6a…を開放する場合には、上
記と逆の順序で開戸13,13を開くことにより
各室9,9…の出入口6a,6a…は、一つの室
9毎にその出入口6aを開放することができる。
本考案は上記構成よりなるので、今、コンテナ
本体2内を四つの室9,9…に区画し、係る状態
のコンテナ本体2内の各室9,9…内に動物を室
9毎に区分して積込む場合には、先ず、両開戸1
3,13が折畳状態で開かれているコンテナ本体
2(第1図の状態)内における一方の端部側の室
9内に動物を積込むと共に、該端部側の室9側の
開戸13を折畳状態を維持せしめたままで閉じ、
先端側の戸14を所定量開く方向に回動した後、
基端側の戸14の係止金具16,16によりこの
戸14の閉鎖状態を保持し、次に、隣接する室9
内に動物を積込んだ後、先端側の戸14を閉じ、
この状態を保持せしめることによつて一方の側の
室9,9内への積込みは終了する。反対側の室
9,9も上記と同様の順序によつて積込むことに
よりコンテナ本体2への積込みは完了する。
したがつて、各室9,9…はそれぞれ一つの室
9毎に積込みが終了すると殆んど同時に戸14,
14によつて閉鎖されるため、隣接する室9に動
物を積込む際、最初に端部側の室9に積込んだ動
物が逃出すことはない。ために、仮りに板等によ
り一時的に最初に積込んだ室9を閉鎖する等の作
業が不用となり、容易、かつ安全に積込み作業を
行なうことができる。
また、動物を目的地において卸す際にも、上記
と逆の順序で卸すことにより容易、かつ安全に卸
すことができる。
また、仕切板8,8…を取外し、コンテナ本体
内を一室とした状態で使用する場合には、出入口
部6を完全に開放することができるため、容易、
かつスムースに一度に多数の動物の積卸が可能で
ある。
なお、上述の実施例においては、二つ折可能に
構成された両開戸によつて出入口部を開閉する構
成について説明したが、開戸の構成は実施例に限
定されるものではなく、例えば、四つ折可能に構
成された片開戸によつて出入口部を開閉するよう
してもよい。
「考案の効果」 以上詳述した如く、本考案に係る動物輸送用コ
ンテナによれば、コンテナ本体内を複数室に区画
し、動物を各室毎に区分して積込んで輸送する場
合には、折畳可能に構成された開戸によつて、順
次各室毎に開閉することが可能なため、容易、か
つ安全に積卸作業を行なうことができる。また、
コンテナ本体内を一室として使用し、一度に多数
の動物の積卸を行なう場合には、積卸するための
出入口部を完全に開放することができるため、積
卸作業を容易、かつスムースに行なうことが可能
となり、従来のこの種コンテナが有していた欠点
が一掃される等、その有する効果は顕著にして大
なるものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の実施例を示すもの
で、第1図はコンテナ本体内を複数室に区画する
と共に、出入口部を開放した状態の動物輸送用コ
ンテナの斜視図、第2図は第1図の−線に沿
う拡大断面図、第3図は開戸の開閉時の過程を示
す要部の斜視説明図である。第4図は従来の動物
輸送用コンテナの斜視図である。 1……動物輸送用コンテナ、2……コンテナ本
体、3……ベースフレーム、4……床部、5……
周壁部、5a……側面パネル、5b……端面パネ
ル、6……出入口部、6a……出入口、7……上
縁枠、8……仕切板、9……室、10……上部開
口部、11,16……係止金具、11a……係止
ピン、12……係止孔、13……開戸、14……
戸、15……蝶番である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コンテナ本体における一方の側面を開口して動
    物を積卸するための出入部を形成し、該出入口部
    に直交する方向に、着脱可能に配設された仕切板
    によつて前記コンテナ本体内を複数室に区画可能
    に構成し、かつ、前記出入口部を開閉するための
    適宜数の開戸を有する動物輸送用コンテナにおい
    て、前記開戸を、その基端部を前記出入口部の端
    部に開閉可能に螺着すると共に、コンテナ本体内
    を複数室に区画した状態において、順次、各室毎
    に開閉すべく、各室の出入口に対応する幅毎に折
    畳可能に構成したことを特徴とする動物輸送用コ
    ンテナ。
JP19752586U 1986-12-24 1986-12-24 Expired JPH043955Y2 (ja)

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JP4613102B2 (ja) * 2005-06-06 2011-01-12 日本飛行機株式会社 航空機用防音コンテナ
JP5308392B2 (ja) * 2010-04-15 2013-10-09 秋年 松本 子動物用給餌装置

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