JP4613102B2 - 航空機用防音コンテナ - Google Patents

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本発明は、航空機が発する低周波音の騒音を低減する航空機用防音コンテナに関し、詳しくは、例えば一定回転数で回転するプロペラを備えた航空機に搭載したコンテナにより人や動物等を搬送する際に内部に伝わる騒音を低減して人や動物等に対する騒音の影響を軽減しようとする航空機用防音コンテナに係るものである。
従来の航空機用コンテナは、主として貨物等を内部に収容して航空機の胴体内に搭載し、貨物等の輸送をするのに使われていた。そして、特別な機能を付加したものとして、箱形に形成され内部に輸送物資を収容するコンテナ本体と、側壁部の少なくとも一面に形成され輸送物資の出入口となる開閉扉との間からの電磁波の漏洩を防止するようにしたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、他の特別な機能を付加したものとして、コンテナ本体をポリカーボネートにより一体成型すると共に、その壁面をコンテナ本体の内部側に湾曲させ、さらにコンテナ本体における角部に丸みを持たせて、強い衝撃に対しても十分対応可能としたものが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
さらに、他の特別な機能を付加したものとして、貨物収納用箱体を、機内の固定装置によって固定可能なベース板上に支持する複数の支持手段を、上記箱体の重量を支持すると共に該箱体の振動を防止するための防振手段と、上記箱体がベース板上から所定距離以上に離れることを防止するストッパ手段とで構成し、貨物収納用箱体が振動により動かないようにしたものが提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特開2001−354291号公報 特開2002−193381号公報 特開2002−255279号公報
しかし、上記いずれの特許文献1〜3に記載された航空機用コンテナも、主として貨物等を内部に収容して航空機で輸送するのに使われるものであり、人や動物等を搬送する際にコンテナの内部に伝わる騒音を低減するという機能を付加したものは存在しなかった。
ところが、地震や台風などによる災害発生時に、被災地の飛行場から医療機関の存在する地域の飛行場まで傷病者を搬送するのに、内部に医療設備を備えた医療用コンテナに傷病者を収容して航空機内に搭載し、該航空機で搬送したり、その搬送中に治療を行うことが考えられている。この場合、航空機が発する騒音がうるさくて、内部に収容された傷病者や医師等に不快感を与えることがある。特に、上記医療用コンテナの内部において、緊急に治療や手術を要する場合は、医師同士の意思疎通が困難になって適切な治療や手術を行うのが難しくなる。
また、例えば競馬の馬のように環境に敏感な動物等を航空機用コンテナに収容して航空機で搬送する場合にも、その動物等を航空機の発する騒音で刺激してしまい、安全且つ無事に動物等を搬送することができないことがある。
このような場合は、上記医療用コンテナ又は航空機用コンテナの周りを取り囲む壁を工夫して、壁の内部に発泡材などの遮音材、防音材等を入れて防音対策を行うことが考えられる。しかし、可変ピッチプロペラのように一定回転数で回転するプロペラを備えた航空機においては、そのプロペラの回転から発生する騒音は、例えば60〜70Hzという低周波音をピークとするものである。このような低周波音は在来の遮音材、防音材等では十分に遮断することができず、もし十分な遮音、防音対策を行おうとすると、寸法が大きくなりコンテナが大型化してしまう。
そこで、本発明は、このような問題点に対処し、例えば一定回転数で回転するプロペラを備えた航空機に搭載したコンテナにより人や動物等を搬送する際に内部に伝わる騒音を低減して人や動物等に対する騒音の影響を軽減しようとする航空機用防音コンテナを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明による航空機用防音コンテナは、側壁部の少なくとも一面に出入り口となる開閉扉を備え、航空機内の固定装置によって固定可能とされ、内部に人や動物を収容するコンテナ本体と、内側に空洞部を有する箱形に形成され、外側板材には外側から低周波音が入射するように開口して内側の空洞部と連通し断面円形の筒状とされて所定長さで外部に突出又は内部に陥没した首部を有する複数個の共鳴型音減衰器を、縦横に隙間なく並べて一体化した複合パネルと、を備え、上記コンテナ本体の周囲の外側面及び屋根面には、上記複合パネルをコンテナ本体の外側面及び屋根面の縦横の全寸法に合わせて形成して取り付け、上記開閉扉を備えた前側面には、該開閉扉が開け閉めできるように複数個の共鳴型音減衰器を並べて取り付け、上記共鳴型音減衰器の共鳴周波数は、航空機が発する低周波音の周波数と同一又は近似した値としたものである。
このような構成により、航空機内の固定装置によって固定可能とされたコンテナ本体の周囲の外側面及び屋根面には、内側に空洞部を有する箱形に形成され、外側板材には外側から低周波音が入射するように開口して内側の空洞部と連通し断面円形の筒状とされて所定長さで外部に突出又は内部に陥没した首部を有する複数個の共鳴型音減衰器を縦横に隙間なく並べて一体化した複合パネルを、上記コンテナ本体の外側面及び屋根面の縦横の全寸法に合わせて形成して取り付け、また、上記開閉扉を備えた前側面には、該開閉扉が開け閉めできるように複数個の共鳴型音減衰器を並べて取り付け、上記共鳴型音減衰器の共鳴周波数航空機発する低周波音の周波数と同一又は近似した値としたことにより、上記低周波音を吸収して人や動物を収容したコンテナ本体の内部に伝わる騒音を低減する。
さらに、上記複合パネルは、コンテナ本体に対して着脱可能とされている。これにより、コンテナ本体に対して複合パネルを上記コンテナ本体の周囲の外側面及び屋根面に着脱可能に取り付けることができる。
請求項1に係る発明によれば、航空機内の固定装置によって固定可能とされたコンテナ本体の周囲の外側面及び屋根面には、内側に空洞部を有する箱形に形成され、外側板材には外側から低周波音が入射するように開口して内側の空洞部と連通し断面円形の筒状とされて所定長さで外部に突出又は内部に陥没した首部を有する複数個の共鳴型音減衰器を縦横に隙間なく並べて一体化した複合パネルを、上記コンテナ本体の外側面及び屋根面の縦横の全寸法に合わせて形成して取り付け、また、上記開閉扉を備えた前側面には、該開閉扉が開け閉めできるように複数個の共鳴型音減衰器を並べて取り付け、上記共鳴型音減衰器の共鳴周波数航空機発する低周波音の周波数と同一又は近似した値としたことにより、上記低周波音を吸収して人や動物を収容したコンテナ本体の内部に伝わる騒音を低減することができる。したがって、例えば一定回転数で回転するプロペラを備えた航空機に搭載したコンテナにより、人や動物を搬送する際に内部に伝わる騒音を低減して人や動物に対する騒音の影響を軽減することができる。また、複数個の共鳴型音減衰器を縦横に隙間なく並べて一体化した複合パネルを用いることにより、コンテナ本体の周囲の外側面及び屋根面に簡易に取り付けることができる。したがって、防音対策に要する工期を短縮することができる
また、請求項に係る発明によれば、コンテナ本体に対して複合パネルを上記コンテナ本体の周囲の外側面及び屋根面に着脱可能に取り付けることができる。これにより、コンテナ本体を航空機に搭載した後に、該コンテナ本体に複合パネルを取り付けることができる。また、航空機から降ろして陸上で保管したり、他に使用する際には、コンテナ本体から複合パネルを取り外して軽量な状態でコンテナ本体のみを取り扱うことができる
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明による航空機用防音コンテナの実施形態を示す正面図であり、図2はその左側面図である。この航空機用防音コンテナは、航空機が発する低周波音の騒音を低減するもので、コンテナ本体1と、複数個の共鳴型音減衰器2とを備えて成る。
コンテナ本体1は、内部に人や動物等を収容するもので、航空機の貨物室の内部に搭載しうる高さH、幅W、長さLを有する箱体(図6参照)に形成されており、側壁部3の少なくとも一面に出入り口となる開閉扉4を備え、航空機内の固定装置によって固定可能とされている。すなわち、上記開閉扉4を開いて人や動物等を内部に入れ、その開閉扉4を閉じて内部に収容するようになっている。また、貨物室内への固定は、上記コンテナ本体1を図1及び図2に示すパレット5a,5bに載せてタイダウン装具によって固縛し、そのパレット5a,5bを貨物室の床面に設けられた公知の固定装置(フック状の金具)によって固定するようになっている。
上記コンテナ本体1の具体的な大きさは、例えば高さH=200cm程度、幅W=200cm程度、長さL=500cm程度とされている。なお、図1及び図2において、符号6は、上記コンテナ本体1を航空機の貨物室内に搭載する場合に、該コンテナ本体1をパレット5a,5bと共にクレーンで吊り上げるときの吊り金具を示している。この場合、上記コンテナ本体1をクレーンで吊り上げて、一旦、専用のカーゴ・ローダに積載し、このカーゴ・ローダから航空機の貨物室に移動させて搭載する。
上記コンテナ本体1の外側面及び屋根面には、共鳴型音減衰器2が複数個設けられている。この共鳴型音減衰器2は、その共鳴周波数と略同一又は近似した周波数の音を吸収してコンテナ本体1の内部に伝わる騒音を低減するもので、図3に示すように、内側に空洞部7を有する箱形に形成され、図4(a)に示すように、上記箱形の外側板材8には内部の空洞部7と連通し断面円形の筒状とされて所定長さaで内部に陥没した首部9を有しており、ヘルムホルツ共鳴器と呼ばれるものである(特許第3317936号公報参照)。そして、この共鳴型音減衰器2の共鳴周波数は、航空機が発する低周波音の周波数と略同一又は近似した値とされている。例えば、可変ピッチプロペラのように一定回転数で回転するプロペラを備えた航空機においては、そのプロペラの回転から発生する騒音は例えば60〜70Hzという低周波音であるが、この周波数に合わせてある。
具体的には、上記共鳴型音減衰器2は、図3に示すように、内側に空洞部7を有し平面形状が例えば矩形状とされた箱形を木材等の部材で形成し、上記箱形の外側板材8の中央部には内部に陥没した首部9が形成されている。このような形状の共鳴型音減衰器2においては、主として空洞部7の容積v、首部9の断面積s、該首部9の長さa、及び音速cにより共鳴周波数が決まる。この共鳴周波数に一致する音波が上記首部9から共鳴型音減衰器2に入射すると、上記首部9の空気は激しく振動して、摩擦損失により音のエネルギーが熱のエネルギーに変換されて失われ、低周波音が吸収される(ヘルムホルツ共鳴器の動作原理)。
上記共鳴型音減衰器2の具体的な大きさは、例えば縦d=34cm程度、横e=34cm程度、高さh=7cm程度で空洞部7の容積v=8000cm3程度とされ、首部9の長さa=4cm程度、首部9の断面積s=7cm2程度とされている。このような共鳴型音減衰器2の寸法とすることにより、その共鳴周波数が例えば65Hzとされる。なお、上記首部9は、図4(b)に示すように、所定長さa′で箱形の外部に突出させてもよい。
そして、上記のように構成された複数個の共鳴型音減衰器2が、図1及び図2に示すように、前記コンテナ本体1の少なくとも左側面及び右側面並びに屋根面に隙間なく並べて取り付けられ、本発明による航空機用防音コンテナが構成されている。
このような構造により、上記航空機用防音コンテナを航空機の貨物室内に搭載して搬送すると、コンテナ本体1の周囲の外側面及び屋根面に取り付けられた複合パネル10の共鳴型音減衰器2により、一定回転数で回転するプロペラを備えた航空機のそのプロペラの回転から発生する低周波音をヘルムホルツ共鳴器の動作原理で吸収して、人や動物等を収容したコンテナ本体1の内部に伝わる騒音を低減することができる。したがって、コンテナ本体1の内部に収容された人や動物等に対する騒音の影響を軽減することができる。このことから、例えば医療用のコンテナの内部に収容された傷病者や医師等に不快感を与えるのを防止し、医師同士の意思疎通を容易にすることにより、医師等の安定した医療処置が可能となる。また、例えば動物用のコンテナの内部に収容された競馬の馬などの動物等を航空機の発する騒音で刺激するのを防止し、安全且つ無事に動物等を搬送することができる。なお、上記貨物室内に搭載された航空機用防音コンテナの周囲は、貨物室の内壁で閉じられた空間となっており、コンテナ本体1の外周面と貨物室の内周面との間にプロペラの回転による低周波音が定在波としてこもった状態となるが、この空間部についても上記多数の共鳴型音減衰器2の存在により吸音することができる。このことから、航空機の貨物室内全体の騒音を低減することが期待できる。
なお、図1及び図2では、共鳴型音減衰器2をコンテナ本体1の左側面及び右側面並びに屋根面に隙間なく並べて取り付けたものとしたが、これに限られず、上記コンテナ本体1の前後両側面にも取り付けてもよい。この場合は、図1に示す開閉扉4が開け閉めできるように工夫して取り付ける。さらに、上記コンテナ本体1の底面にも複数個の共鳴型音減衰器2を取り付けてもよい。このようにすると、コンテナ本体1の内部に伝わる騒音を更によく低減することができる。
図5は、前記コンテナ本体1の外側面及び屋根面に取り付ける複数個の共鳴型音減衰器2の他の実施形態を示す斜視図である。この実施形態は、上記コンテナ本体1の外側面及び屋根面に複数個設けられる共鳴型音減衰器2を、縦横に隙間なく並べて一体化した複合パネル10に形成したものである。例えば、図3に示される共鳴型音減衰器2を縦に5個、横に10個隙間なく並べて相互に接続し、縦D、横Eの寸法を有する大きなパネル状に形成したものである。なお、縦横に並べる複数個の共鳴型音減衰器2の個数は、上述のものに限られず、適宜の個数でよい。
また、上記複合パネル10の大きさは、縦D、横Eの寸法を図1及び図2に示すコンテナ本体1の外側面及び屋根面の縦横の全寸法に合わせてもよいし、該コンテナ本体1の外側面及び屋根面を例えば2分割、4分割、6分割等に分割した寸法に合わせた中型のパネル状としてもよい。さらに、図5に示す縦D、横Eの寸法の大きな箱形を一つ形成し、その内側の空洞部を桟で縦横に仕切って図3に示す個々の空洞部7を形成し、それぞれの中央部に首部9を形成して、共鳴型音減衰器2を複数個形成するようにしてもよい。
そして、図5に示すように形成された複合パネル10を、図6に示すように前記コンテナ本体1の外側面及び屋根面に取り付けることにより、本発明による航空機用防音コンテナが構成される。図6においては、コンテナ本体1の左側面に第1の複合パネル10aを取り付け、右側面に第2の複合パネル10bを取り付け、屋根面に第3の複合パネル10cを取り付けている。この場合は、上記コンテナ本体1の外側面及び屋根面に複数個の共鳴型音減衰器2を取り付ける作業が、大きな複合パネル10a〜10cを取り付けるだけでよいので、容易となり、防音対策に要する工期を短縮することができる。
なお、上記複合パネル10a〜10cは、コンテナ本体1に対して着脱可能としてもよい。このようにすると、コンテナ本体1を航空機に搭載した後に、該コンテナ本体1に複合パネル10a〜10cを取り付けることができる。また、航空機から降ろして陸上で保管したり、他に使用する際には、コンテナ本体1から複合パネル10a〜10cを取り外して軽量な状態でコンテナ本体1のみを取り扱うことができる。
なお、図6においては、コンテナ本体1の左側面及び右側面並びに屋根面に、それぞれ第1〜第3の複合パネル10a〜10cを取り付けたものとしたが、上記コンテナ本体1の前側面及び後側面にも他の複合パネル10を取り付けてもよい。なお、開閉扉4を備えた前側面には、図3に示す個々の共鳴型音減衰器2を複数個取り付けてもよい。
図7は、前記コンテナ本体1の外側面及び屋根面に取り付ける複数個の共鳴型音減衰器2の更に他の実施形態を示す正面図である。この実施形態は、個々の共鳴型音減衰器2′の平面形状を例えば六角形としたものである。そして、複数個の共鳴型音減衰器2′を、縦横に隙間なく並べて一体化して複合パネル10に形成したものである。この場合も、複数個の共鳴型音減衰器2′を、それらの外周辺を互いに接して縦横に隙間なく並べることができるので、航空機の発する低周波音を、コンテナ本体1の略全周面で吸収して内部に伝わる騒音を低減することができる。なお、この共鳴型音減衰器2′の平面形状は、矩形状又は六角形に限られず、他の多角形状でもよい。
なお、上記共鳴型音減衰器2,2′の材料は、木材に限られず、プラスチック等でもよい。航空機用であることからすると、できるだけ軽い材料が望ましい。また、本発明の航空機用防音コンテナは、医療用又は動物用のコンテナだけに限られず、貨物輸送機等に人員を搭乗させて移動する際のVIP用又は会議用のコンテナとしても利用することができる。
本発明による航空機用防音コンテナの実施形態を示す正面図である。 図1の左側面図である。 共鳴型音減衰器を示す斜視図である。 上記共鳴型音減衰器の中央横断面図である。 コンテナ本体の外側面及び屋根面に取り付ける複数個の共鳴型音減衰器の他の実施形態を示す斜視図である。 図5に示すように形成された複合パネルを、コンテナ本体の外側面及び屋根面に取り付ける状態を示す斜視図である。 コンテナ本体の外側面及び屋根面に取り付ける複数個の共鳴型音減衰器の更に他の実施形態を示す正面図である。
符号の説明
1…コンテナ本体
2,2′…複数個の共鳴型音減衰器
3…側壁部
4…開閉扉
7…空洞部
8…外側板材
9…首部
10,10a,10b,10c…複合パネル

Claims (2)

  1. 側壁部の少なくとも一面に出入り口となる開閉扉を備え、航空機内の固定装置によって固定可能とされ、内部に人や動物を収容するコンテナ本体と、
    内側に空洞部を有する箱形に形成され、外側板材には外側から低周波音が入射するように開口して内側の空洞部と連通し断面円形の筒状とされて所定長さで外部に突出又は内部に陥没した首部を有する複数個の共鳴型音減衰器を、縦横に隙間なく並べて一体化した複合パネルと、を備え、
    上記コンテナ本体の周囲の外側面及び屋根面には、上記複合パネルをコンテナ本体の外側面及び屋根面の縦横の全寸法に合わせて形成して取り付け、上記開閉扉を備えた前側面には、該開閉扉が開け閉めできるように複数個の共鳴型音減衰器を並べて取り付け、
    上記共鳴型音減衰器の共鳴周波数は、航空機が発する低周波音の周波数と同一又は近似した値としたことを特徴とする航空機用防音コンテナ。
  2. 上記複合パネルは、コンテナ本体に対して着脱可能とされていることを特徴とする請求項1記載の航空機用防音コンテナ。
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