JPH0439469A - 回転体シール機構 - Google Patents

回転体シール機構

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JPH0439469A
JPH0439469A JP2141500A JP14150090A JPH0439469A JP H0439469 A JPH0439469 A JP H0439469A JP 2141500 A JP2141500 A JP 2141500A JP 14150090 A JP14150090 A JP 14150090A JP H0439469 A JPH0439469 A JP H0439469A
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JP
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sliding seal
seal
seal part
contact sliding
rotator
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JP2141500A
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Michio Kitawaki
道夫 北脇
Souichirou Ueda
奏一朗 上田
Hideki Nakamura
秀樹 中村
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Mutsubushi Rubber Co Ltd
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Mutsubushi Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「発明の目的」 本発明は回転体シール機構に係り、回転軸などが相当の
偏心量を採って回転するような条件下において有効なシ
ール関係を形成せしめ、しかも摩耗などが少くて耐用性
に優れたシール機構を提供しようとするものである。
(産業上の利用分野) 回転軸などの回転部体に対するシール機構。
(従来の技術) 各種作業機械によってロールその他の回転軸が採用され
、斯うした回転軸に関して、例えば焼結機や連続鋳造、
圧延機などでは作業場内の粉塵などが軸受部に侵入耐着
し、あるいは冷却水やその他の侵入を防止するためにゴ
ム質などによるシール材が用いられている。
即ちシール材のベース部に延出したリップ部を形成して
回転体表面に接摺せしめ防塵、防水を図ろうとするもの
であって、場合によっては前記リップ部の回転体面に対
する追従性を増大するために該リップ部に対しコイルば
ねのような弾性材を併用するようなことも行われている
(発明が解決しようとする課題) 上記のような従来のものにおいて、そのシール材が防塵
、防水作用をなすことは当然であるが、近時において上
記したような各設備の規模が大型化し、又高速化しつつ
あり、そうしたことの結果として回転時における偏心量
が増加し、5fiあるいはそれ以上にも及ぶことがあっ
てそうした大きな偏心量を有する回転条件においては前
記シール材リップ部が的確に回転体表面に追従すること
ができず、折角のシール機構を採用しても防塵、防水目
的を達し得ない、即ちリップ部に対し塵埃などが侵入す
ることによりリップ部を浮上せしめて塵埃の耐着侵入を
増大し、又軸部などの摩耗を増加する。
前記のように弾性材を別に併用して追従性を増加し、あ
るいはリップ部を大型化して追従性、シール作用を増大
することが考えられるが、この追従性ないしシール作用
を大とすると回転体表面との間における摩耗抵抗が増大
して回転エネルギーを大とし、又回転体およびシール材
の摩耗を増加し、それらの耐用性を著しく損う。
「発明の構成」 (課題を解決するための手段) 本発明は上記したような従来のものの課題を解決するよ
うに創案されたものであって、以下の如くであ、る。
リング状ベース部に接摺シール部を延出形成したものに
おいて、前記ベース部に該ベース部の半径方向にそった
ガイド部を形成し、該ガイド部を軸受部に設けた係子に
嵌合させ、しかも前記ベース部の軸装開口面に上述した
接摺シール部の常態突出量より少い突出量で従動突部を
形成したことを特徴とする回転体シール機構。
(作用) リング状ベース部に接摺シール部を延出形成したものに
おいて、前記ベース部に咳ヘース部の半径方向にそった
ガイド部を形成し、該ガイド部を軸受部に設けた係子に
嵌合させることによりリング状ベース部の回動を阻止し
シール部体を安定に設定し、しかも該シール部体の半径
方向におけるスライド作用を案内する。
ベース部の軸装開口面に上述した接摺シール部の常態突
出量より少い突出量で従動突部を形成することにより該
開口面内に装入されて回転する軸材などの回転体が偏心
した場合に偏心した回転体周面で従動突部を押し、該偏
心位置におけるシール材全般をスライドさせてシール状
態を形成する。
シール材が偏心方向において上記のようにスライドしシ
ール作用が得られることにより、シール材のリップ部に
おいて強い押圧力を作用させる必要をなからしめ、又偏
心作動条件下で比較的少い摩擦抵抗条件下において安定
なシール作用を得しめる。
(実施例) 本発明によるものの具体的な実施態様を添附図面に示す
ものについて説明すると、第1.2図に示すようにリン
グ状ベース部1の内径側に接摺シール部2を延出形成し
て軸装開口面lOを形成し、又該ベース部1の外径側に
は補助シール部3を形成して第3図に示すように軸受部
体などの固定部体7に形成されたシール材設定部17に
収容して設定し得るように成っているが、このようなシ
ール部体の半径方向にそってガイド部5を有する比較的
硬質のガイド材6が設けられ、前記ガイド部5には上記
固定部体7に取付けられて前記収容部17を形成する閉
塞部体9の係子19が嵌合されている。即ちこの係子1
9によってベース部1および接摺シール部2と補助シー
ル部3より成るシール材が第3図に示すように軸装開口
面10内に装入されて回動する軸材などの回転体12が
回転した際にシール材全体の回動することを阻止して安
定状態に設定し、しかも前記回転体12の偏心時におい
てシール材を偏心方向にスライドすることを案内するも
のであって、このようなシール材のスライドを得しめる
ために上記した接摺シール部2の基端側に該接摺シール
部2の常態突出量よりも少い突出量で従動突部8が形成
されている。
即ち第3図に示すように回転体12に対し標準的な設定
状態では接摺シール部2のみが接合してシールを形成し
ていて、従動突部8は離れているが、上述したように回
転体2が偏心した場合には回転体12面で従動突部8を
押し、設定部17内においてシール材を半径方向に押し
出すもので、このようにしてシール材を回転体2の偏心
方向にスライドすることにより偏心した回転体12面と
の間に過大な摩擦抵抗を与えることなく、しかも接摺シ
ール部2と回転体12面との間には確実なシール状態を
維持せしめる。
前記した従動突部8はシール材の開口部10全般を囲繞
し一律に形成してよいもので、このようにすることによ
り前記のような押出しに伴いその対向域におけるシール
材の引出しを円滑ならしめることによって殆ど偏心のな
い最良の状態でシール関係を維持することが出来るが場
合によっては前記したガイド材6の配設部分に相当した
適当な範囲に設けても一連に形成されたりリング状シー
ル材の追従性を適切に得しめる。又ガイド部5を有する
ガイド材6は回転体12の偏心方向が特定しているとき
は1カ所でもよいが、特定していないときは複数個を開
口部10の周側に配設する。
なお図示のものでは接摺シール2に対してコイルスプリ
ングをリング状とした弾性材4を設けてシール作用の確
実化を図っているが、このような弾性材4は場合によっ
ては省略することができる。
「発明の効果」 以上説明したような本発明によるときは回転体12の偏
心時においてシール材を適宜にスライドせしめてシール
することとなり、従って偏心量の大きい条件下でも安定
なシールを得しめ、しかもシール材と回転体との間にお
いて過大な弾圧による摩擦抵抗を生ぜしめないので回転
体の作動が省エネルギー的に得られ、更にはシール材お
よび回転体の摩耗を少くして耐用性の高い機構を得しめ
るなどの効果を有しており、工業的にその効果の大きい
発明である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の技術的内容を示すものであって、第1図
は本発明におけるシール材の部分切欠側面図、第2図は
その部分的な正面図、第3図はその軸受部の如きに設定
されて軸材のような回転体に対する接摺シール状態を示
した部分的な断面図である。 然してこれらの図面において、1はリング状ヘース部、
2は接摺シール部、3は補助シール部、4は弾性材、5
はガイド部、6はガイド材、7は固定部体、8は従動突
部、9は閉塞部体、10は開口面、12は回転体、17
はシール材設定部、19は係子を示すものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. リング状ベース部に接摺シール部を延出形成したものに
    おいて、前記ベース部に該ベース部の半径方向にそった
    ガイド部を形成し、該ガイド部を軸受部に設けた係子に
    嵌合させ、しかも前記ベース部の軸装開口面に上述した
    接摺シール部の常態突出量より少い突出量で従動突部を
    形成したことを特徴とする回転体シール機構。
JP2141500A 1990-06-01 1990-06-01 回転体シール機構 Expired - Fee Related JP2967882B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0635738U (ja) * 1992-10-19 1994-05-13 エヌオーケー株式会社 オイルシール
JP2010116997A (ja) * 2008-11-14 2010-05-27 Kayaba Ind Co Ltd ダストシール構造
CN108656154A (zh) * 2018-06-26 2018-10-16 埃夫特智能装备股份有限公司 一种工业机器人关节转动处防锈蚀的保护装置

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JP2010116997A (ja) * 2008-11-14 2010-05-27 Kayaba Ind Co Ltd ダストシール構造
CN108656154A (zh) * 2018-06-26 2018-10-16 埃夫特智能装备股份有限公司 一种工业机器人关节转动处防锈蚀的保护装置

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