JPH0439345Y2 - - Google Patents

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JPH0439345Y2
JPH0439345Y2 JP1989066442U JP6644289U JPH0439345Y2 JP H0439345 Y2 JPH0439345 Y2 JP H0439345Y2 JP 1989066442 U JP1989066442 U JP 1989066442U JP 6644289 U JP6644289 U JP 6644289U JP H0439345 Y2 JPH0439345 Y2 JP H0439345Y2
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JP
Japan
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frame
upper frame
angle
lower frame
abutting peripheral
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JP1989066442U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は排水桝の上端開口部の構造に関するも
のである。
〔従来の技術〕
第4図に示すように排水桝1は本体2側面から
差出される本管接続部3,4および枝管接続部
5、および本体2上面から差出される点検筒接続
部6とからなり、該点検筒接続部6には点検筒7
が接続され、点検筒7の上端には蓋8が被着され
る構成となつていた。
上記構成において点検筒7が傾斜地面Gに開口
した場合には、第4図に示すように点検筒7の上
端部が傾斜地面Gの低い側で突出すると云う不具
合があつた。
このような不具合を解消するための手段とし
て、従来では第5図に示すように点検筒7の先端
部を傾斜地面Gの傾斜に合わせて傾斜させた構成
が提供されている(例えば実開昭60−130893号)。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら上記従来の構成では種々の傾斜角
の傾斜地面Gに対応するためには種々の傾斜角の
点検筒7を準備しなければならないと云う不具合
がある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は上記従来の課題を解決するための手段
として、排水桝1の上端開口部に配置される円筒
状下枠10A上に該下枠10Aと同径の円筒状上
枠9Aを回転可能に接続し、該下枠10Aの上枠
当接周縁面96Aを所定の角度で傾斜させ、該上
枠9Aの下枠当接周縁面16Aを該上枠当接周縁
面96Aの傾斜角と同一の角度で傾斜させ、該上
枠9Aを所定の角度で回転させることによつて、
該上枠9A上面の傾斜角度を調節し、該上枠9A
に蓋8Aを被着した排水桝1の上端開口部の構造
を提供するものである。
〔作用〕
下枠10Aの上枠当接周縁面96Aの傾斜角を
θとすると上枠9Aの下枠当接周縁面16Aの傾
斜角もθである。そこで該上枠9Aの下枠当接周
縁面16Aと該下枠10Aの上枠当接周縁面96
Aとが平行になるような向きで上枠9Aを該下枠
10Aの上に接続すれば下枠10Aの上枠当接周
縁面96Aの傾斜と上枠9Aの下枠当接周縁面1
6Aの傾斜とが打消し合つて上枠9Aの上面94
Aは水平になる。また該上枠9Aを上記の向きか
ら180°回転させた向きで下枠10Aの上に接続す
れば該上枠9Aの上面94Aは角度2θの傾斜を持
つことになる。
〔考案の効果〕
したがつて本考案においては上枠9Aの上面9
4Aの傾斜角度を地面の傾斜に合わせて0〜2θの
範囲で任意の角度に調節することが出来るから傾
斜地面でも上枠9Aの上端部が突出しないように
することが可能であり、構造も非常に簡単である
から安価に提供出来る。
〔実施例〕
本考案を第1図および第2図に示す一実施例に
よつて説明すれば、点検筒7Aの上端には円筒状
の下枠10Aが下端部の挿口部11Aを介して挿
着され、該下枠10Aの上端部には上枠受け口1
2Aが形成され、9Aは該下枠10Aと同径の円
筒状の上枠であり下端部には挿口部91Aが形成
されており、上端部には蓋受部92Aが形成され
ている。
該下枠10Aの上枠受け口12Aは底段面14
A、側壁面15A、および下枠当接周縁面である
上縁面16Aとからなり、該底段面14Aと該上
縁面16Aとは角度θで傾斜しており、該側壁面
15Aの上下端縁には傾斜の谷側(第1図左側)
においては該底段面14Aおよび該上縁面16A
が夫々直角に接続しており、したがつて該側壁面
15Aは管軸lに対しては角度θで傾斜している
ことになり、山側(第1図右側)においては該側
壁面15Aの上下端縁には該底段面14Aおよび
該上縁面16Aが夫々角度θで接続しており、し
たがつて該側壁面15Aは管軸lに平行である。
該上枠9Aの挿口部91Aは上面94A、側壁
面95A、および上枠当接周縁面である下縁面9
6Aとからなり、該上面94Aと該下縁面96A
とは該上枠9Aの下端面93Aの傾斜に沿つて角
度θで傾斜しており、第1図の状態において該側
壁面95Aの上下端縁には傾斜の谷側(第1図左
側)においては該上面94Aおよび下縁面96A
が夫々直角に接続しており、したがつて該側壁面
95Aは管軸lに対しては角度θで傾斜している
ことになり、山側(第1図右側)においては該側
壁面95Aの上下端縁には該上面94Aおよび下
縁面96Aが夫々角度90°+θで接続しており、
したがつて該側壁面95Aは管軸lに平行であ
る。したがつて上枠9Aの挿口部91Aと下枠1
0Aの上枠受け口12Aとは密着状態となつてい
る。
上記構成において、上枠9Aの挿口部91Aの
下縁面96Aと該点検筒7Aの下枠10Aの上枠
受け口12Aの上縁面16Aとが平行になるよう
な向きで上枠9Aを挿口部91Aを介して該下枠
10Aの上枠受け口12Aに装着して接着剤で固
定する。この状態では第1図に示すように上枠9
Aの上面94Aが水平になつている。上枠9Aを
この向きから管軸lを中心として180°回転させた
向きにして下枠10Aに装着すれば上枠9Aの上
面94Aは第2図に示すようにθ+θ=2θの角度
で傾斜している。この状態においても上枠9Aの
挿口部91Aと下枠10Aの上枠受け口12Aと
は密着状態となつている。したがつてボルトやビ
ス等を用いることなく上記したように下枠10A
の上枠受け口12Aを上枠9Aの挿口部91Aと
を接着剤で固定することが出来る。そこで地面G
の傾斜角度が2θであれば上枠9Aの上面94Aを
該地面Gに沿わせることが出来る。なお上枠9A
の蓋受部92Aには蓋8Aが被着される。
上記のようにして上枠9Aを管軸lを中心とし
て所定の角度回転させて点検筒7Aの下枠10A
に挿着すれば上枠9Aの上面94Aの傾斜を地面
Gの傾きに応じて水平(角度0°)から2θまで調節
出来る。θは例えば7°に設定され、したがつてこ
の場合は上枠9Aの上面94Aの傾斜は0〜14°
の範囲で調節出来る。
本考案の排水桝の上端開口部の構造は第3図に
示すように排水桝16に直接適用されてもよい。
即ち排水桝16は一対の本管接続受口17,18
を両側に差出し、上方には点検筒接続受口19を
差出した構成のものであり、該排水桝16の点検
筒接続受口19には本考案の下枠10Aおよび上
枠9Aが接続され、上枠9Aを管軸lを中心とし
て所定角度回転させて上枠9A上面の傾斜角度を
調節した上で点検筒7Aを上枠9Aに接続する。
かくして点検筒7A上面は傾斜地面Gの傾斜に沿
つた傾斜となり、該点検筒7A上端には蓋8Aを
被着する。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案の一実施例を示す
ものであり、第1図は上枠上端面水平状態の点検
筒の上端部分側断面図、第2図は上枠上端面傾斜
状態の点検筒上端部分側断面図、第3図は他の実
施例の側断面図、第4図は従来の排水桝の上部切
欠き側面図、第5図は従来例の断面図である。 図中、1……排水桝、7A……点検筒、8A…
…蓋、9A……上枠、96A……上枠当接周縁
面、10A……下枠、16A……下枠当接周縁
面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 排水桝の上端開口部に配置される円筒状下枠上
    に該下枠と同径の円筒状上枠を回転可能に接続
    し、該下枠の上枠当接周縁面を所定の角度で傾斜
    させ、該上枠の下枠当接周縁面を該上枠当接周縁
    面の傾斜角と同一の角度で傾斜させ、該上枠を所
    定の角度で回転させることによつて、該上枠上面
    の傾斜角度を調節し、該上枠に蓋を被着したこと
    を特徴とする排水桝の上端開口部の構造。
JP1989066442U 1989-06-06 1989-06-06 Expired JPH0439345Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989066442U JPH0439345Y2 (ja) 1989-06-06 1989-06-06

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JP1989066442U JPH0439345Y2 (ja) 1989-06-06 1989-06-06

Publications (2)

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JPH035792U JPH035792U (ja) 1991-01-21
JPH0439345Y2 true JPH0439345Y2 (ja) 1992-09-14

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ID=31599166

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JPS6158248B2 (ja) * 1977-12-19 1986-12-10 Hitachi Seisakusho Kk

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JPH035792U (ja) 1991-01-21

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