JPH0439282A - エレベータの押釦装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、エレベータの押釦装置に関する。

〔従来の技術〕

この種の従来の装置としては１例えば特開昭６１−２４
３６７２号公報に開示されているように、各乗場の呼釦
に制御盤からの信号線を接続する際、一般にミンクと呼
ばれるコネクタを用い、制御盤からの信号線を少し長め
に引き出しておき、信号線の端部のコネクタと呼釦から
の信号線の端部のコネクタとを接続後押釦を取付けたプ
レートを本体にビス等により固定したものが知られてい
る。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来の装置は、信号線の端部にコネクタを取付けて
おり、このコネクタの結合作業時、作業し易くするため
に、信号線を長めにしておく必要がある。そのため、本
体に押釦を固定した状態において、本体の中に余分な信
号線が折れ曲がった状態で収納されるため、押釦の裏側
に設置されたプリント板や電子部品に接触し、電子部品
を変形させたり、破損させたりする。

また、信号線を収納するために必要な充分な空間を本体
に設けることも考えられるが、この場合には、本体が大
きくなり、乗場の壁面から突出することになるので望ま
しくない。

本発明の目的は１本体の大きさを何ら変えずもしくは、
小型化しても、信号線が邪魔になることがないとともに
、建築仕上げ前に押釦カバーを先につけても、建築仕上
げができるエレベータの押釦装置を提供することにある
。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は上記目的を達成するために、かご内の押釦、乗
場の呼釦、およびかご位置表示の少なくとも乗場の呼釦
がカセットに取付けられ、このカセットが本体に着脱自
在となっているとともに、上記カセットには、コネクタ
ピン、カセットを入れる本体にはカセットを本体に装着
したときコネクタピンと保合するコネクタジャックがそ
れぞれ設けられている。

〔作用〕 上記のように１本体および、呼釦カセットに、呼釦カセ
ットを本体に装着したとき互いに係合するコネクタを設
けであるから、本体に呼釦カセットを装着することによ
って信号線の結合がなされ、しかも、信号線は何ら露出
しないので、呼釦カセットの装置時何ら邪魔にならない
とともに、信号線の結合のため信号線を引き出す必要も
ないので、信号線を最短とし、これを収納する本体は小
さくできる。

〔実施例〕

以下、本発明のエレベータの押釦装置の実施例を図に基
づき説明する。

第１図は本発明のエレベータの押釦装置の一実施例を示
す斜視図、第２図は乗場に設置した状態の正面図である
。

図において、乗場押釦装置は、本体１と呼釦カセット２
からなる。本体１は乗場の壁に埋め込まれ、前記呼釦カ
セット２を収納する凹部ＩＡと、凹部の端面に固定され
たコネクタジャックＩＢと、本体１の上部に形成された
保持プレートＩＣと。

施錠溝ＩＤとを備え、コネクタジャックＩＢの裏面に制
御盤（図示せず）からの信号線３が接続されている。呼
釦カセット２は、裏面に取付けられたコネクタピン２Ａ
と上下用の呼釦２Ｂと、かご位置表示灯２Ｃと、呼釦カ
セット２内に設置されたプリント板（図示せず）と施錠
装置［２Ｄとからなる。

コネクタピン２Ａは、呼釦カセット２を本体１に装置し
たとき、コネクタジャックＩＢに係合する位置に取付け
られ、ピンの数は、かご位置表示灯２Ｃ１呼釦２Ｂと制
御盤とを接続するのに必要な数となっている。

プリント板は、電子部品が取付けられ、前記コネクタピ
ン２Ａと呼釦２Ｂの接点、かご位置表示灯２Ｃとの間に
接続されている。そして、このプリント板は、制御盤（
図示せず）と呼釦２Ｂおよびかご表示灯２Ｃとの間の信
号伝達を多重伝送するためのものである。

施錠装置２Ｄは、呼釦カセットの下方に設けられ２呼釦
カセツト２を本体に装着した後施錠するためのものであ
る。

尚、符号４は、乗場と昇降路との間に設けられた三方枠
、符号５は乗場ドアをそれぞれ示している。

本体１に呼釦カセット２を装着する場合、先ず呼釦カセ
ット２の上方部を本体１の保持プレートＩＣの中に上方
に向かって挿入した後呼釦カセット２の上方部を本体１
の奥に向かって押し込み、コネクタピン２Ａをコネクタ
ジャックＩＢに挿入係合させる。その後施錠装置２Ｄを
鍵により操作して施錠子（図示せず）を施錠溝ＩＤに係
合させる。

上記のように、呼釦およびかご位置表示灯の部分をカセ
ット式とし、信号線の接続を前記カセットの装置と同時
に行なわれるようにしたので、呼釦やかと位置表示灯の
取付は時、信号線を余分に長くする必要がなくなる。ま
た、信号線が呼釦やかと位置表示灯の取付は時邪魔とな
ったり、プリント板の電子部品に接触することもなくな
る。更に、呼釦やかご位置表示灯を即座に（素早く）装
着することが可能となるとともに、必要なときだけ装着
することもできる。

なお、上記実施例では１乗場用の押釦について述べたが
、これに限定されるものでなく、次のように実施するこ
ともできる。

（１）かご上下の呼釦だけを呼釦カセットにし、かご位
置表示灯は別の箇所に設置したもの。

（２）乗かごの運転操作盤における押釦すなわち行先登
録釦の部分のみをカセットにし、これを前述の実施例の
ように着脱可能としたもの。

〔発明の効果〕

以上述べたように本発明によれば押釦装着本体の大きさ
を何ら変えずもしくは小さくして信号線が邪魔にならな
いエレベータの押釦装置を提供することができるととも
に建築仕上げ時に、押釦カバーを外す作業をなくすこと
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図は本発明のエレベータの押釦装置の
一実施例を示す説明図であって、第１図は要部の斜視図
、第２図は取付状態の正面図である。 １・・・・・・本体、２・・・・・・呼釦カセット、Ｉ
Ａ・・・・・・２を収容する凹部、ＩＢ・・・・・・コ
ネクタジャック、３１１．・・、信号線、２Ａ・・・・
・・コネクタピン、２Ｂ・・目・上下用呼釦、２Ｃ・・
・・・・かご位置表示灯、２Ｄ００３０．。 施錠装置、４・・・・・・三方枠、５・・・・・・乗場
ドア。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）複数の階床を就役する乗かごと、この乗かご内に
   設けられ、各階床の押釦を有する運転盤と、各乗場に設
   けられた呼釦と、かご位置表示器とを備えたエレベータ
   の押釦装置において、前記かご内の押釦、乗場の呼釦、
   およびかご位置表示器の少なくとも乗場の呼釦がカセッ
   ト式に取付けられ、このカセットが本体に着脱自在とな
   つているとともに、上記カセットにはコネクタピン、カ
   セットを受け入れる本体にはカセットを本体に装着した
   ときコネクタピンと保合するコネクタジャックがそれぞ
   れ設けられていることを特徴とするエレベータの押釦装
   置。