JPH0439189A - 折りたたみ式ボート - Google Patents
折りたたみ式ボートInfo
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- JPH0439189A JPH0439189A JP14706090A JP14706090A JPH0439189A JP H0439189 A JPH0439189 A JP H0439189A JP 14706090 A JP14706090 A JP 14706090A JP 14706090 A JP14706090 A JP 14706090A JP H0439189 A JPH0439189 A JP H0439189A
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- Japan
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- boat
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- glass transition
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Links
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Landscapes
- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、折りたたみ式ボートに関し、特に同ボート本
体が形状記憶ポリマー成形体から構成された折りたたみ
式ボートに関する。
体が形状記憶ポリマー成形体から構成された折りたたみ
式ボートに関する。
従来の折りたたみ式ボートとしては、ボート本体か、
(])伸縮性および可撓性のあるゴムで構成された膨張
式のもの、 (2)剛性の高い構造材を可撓性のあるゴムや布なとで
接合して構成されたもの、 (3)剛性の高い構造材を接合金具などを用いて機械的
な組立式として構成されたもの、 などが知られている。
式のもの、 (2)剛性の高い構造材を可撓性のあるゴムや布なとで
接合して構成されたもの、 (3)剛性の高い構造材を接合金具などを用いて機械的
な組立式として構成されたもの、 などが知られている。
ところで、上述のような(+)のボートの場合、膨らま
したり、折りたたんだりするのに手間がかかるという問
題点があり、また上述の(2)のボートの場合、形状固
定がむつかしいため、走行抵抗が大きく乗員の船内移動
もやりずらい。また手漕ぎの場合、動力が伝わりにくい
などの問題点がある。さらに、上述の(3)のボートの
場合、剛性の高い構造材を使い組み立て式であるため上
記(2)のボートの欠点はないが、小さく折りたたむこ
とがむつかしく、また、組み立て・分解にも手間取ると
いう問題点がある。
したり、折りたたんだりするのに手間がかかるという問
題点があり、また上述の(2)のボートの場合、形状固
定がむつかしいため、走行抵抗が大きく乗員の船内移動
もやりずらい。また手漕ぎの場合、動力が伝わりにくい
などの問題点がある。さらに、上述の(3)のボートの
場合、剛性の高い構造材を使い組み立て式であるため上
記(2)のボートの欠点はないが、小さく折りたたむこ
とがむつかしく、また、組み立て・分解にも手間取ると
いう問題点がある。
本発明は、このような問題点の解決をはかろうとするも
ので、形状記憶性ポリウレタンを構造材に使用すること
により、上記問題点を解決した折りたたみ式ボートを提
供することを目的とする。
ので、形状記憶性ポリウレタンを構造材に使用すること
により、上記問題点を解決した折りたたみ式ボートを提
供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明の折りたたみ式ボー
トは、ボート本体が、ガラス転移点がほぼ30 ’C〜
50℃の形状記憶ポリウレタンで構成されていることを
特徴としている。
トは、ボート本体が、ガラス転移点がほぼ30 ’C〜
50℃の形状記憶ポリウレタンで構成されていることを
特徴としている。
上述の本発明の折りたたみ式ボートでは、ボート本体を
構成する形状記憶性ポリウレタンをそのガラス転移点以
上(例えば50℃以上)に加熱して軟化させて力を加え
れば容易に折りたたむことができ、折りたたんだまま、
すなわち力を加えたまま上記のガラス転移点以下(例え
ば40℃未満)に冷却してこの状態に固定することがで
きる。
構成する形状記憶性ポリウレタンをそのガラス転移点以
上(例えば50℃以上)に加熱して軟化させて力を加え
れば容易に折りたたむことができ、折りたたんだまま、
すなわち力を加えたまま上記のガラス転移点以下(例え
ば40℃未満)に冷却してこの状態に固定することがで
きる。
そして、再び上記のガラス転移点以上に加熱して製造時
の形状に自己復元させた後冷却して原形に固定すること
ができる。
の形状に自己復元させた後冷却して原形に固定すること
ができる。
〔実 施 例〕
以下、図面により本発明の一実施例としての折りたたみ
式ボートについて説明すると、第1図はその原形復元時
における斜視図、第2図はその成形工程を示した平面図
、第3図は同斜視図である。
式ボートについて説明すると、第1図はその原形復元時
における斜視図、第2図はその成形工程を示した平面図
、第3図は同斜視図である。
この実施例の折りたたみ式ボートは、ボート本体1が、
ガラス転移点が約45℃の形状記憶性ポリウレタンで形
成されている。
ガラス転移点が約45℃の形状記憶性ポリウレタンで形
成されている。
二こで形状記憶ポリマーについて説明すると、形状記憶
ポリマー成形体とは、例えば特開昭61293214号
公報に記載されているように、成形温度未満の温度で変
形を与え、そのままガラス転移点以下まで冷却して変形
を固定し、上記ガラス転移点以上で成形温度未満の温度
に加熱することによって、再び元の形状に復帰できるも
ので、温度操作により変形形状と元の成形形状とを使い
分けることのできるポリマー成形体である。そして形状
記憶性ポリウレタンとしては、イソフォロン系イソシア
ネート、ポリオールおよび鎖延長剤としてトリメチロー
ルプロパンのトリレンジイソシアネートアダクトを配合
したもの、および、2.4− )リレンジイソシアネー
ト、ポリオールおよび鎖延長剤として1.4−ブタンジ
オールを配合したものの2種のポリウレタンが知られて
いる。
ポリマー成形体とは、例えば特開昭61293214号
公報に記載されているように、成形温度未満の温度で変
形を与え、そのままガラス転移点以下まで冷却して変形
を固定し、上記ガラス転移点以上で成形温度未満の温度
に加熱することによって、再び元の形状に復帰できるも
ので、温度操作により変形形状と元の成形形状とを使い
分けることのできるポリマー成形体である。そして形状
記憶性ポリウレタンとしては、イソフォロン系イソシア
ネート、ポリオールおよび鎖延長剤としてトリメチロー
ルプロパンのトリレンジイソシアネートアダクトを配合
したもの、および、2.4− )リレンジイソシアネー
ト、ポリオールおよび鎖延長剤として1.4−ブタンジ
オールを配合したものの2種のポリウレタンが知られて
いる。
さらにそのほかに、例えば特願昭63−244339号
や特願昭63−244341号などに開示されているよ
うに、多種類のものが知られている。
や特願昭63−244341号などに開示されているよ
うに、多種類のものが知られている。
そしてこれらの形状記憶性ポリウレタンは、いずれもガ
ラス転移点以上の高温時にはゴム弾性を発現でき、ガラ
ス転移点以下まで冷却される固形化する性質をそなえて
いる。
ラス転移点以上の高温時にはゴム弾性を発現でき、ガラ
ス転移点以下まで冷却される固形化する性質をそなえて
いる。
本発明で使用可能な原料としては次に例示するものが適
当であるが、これに限定されるものではない。
当であるが、これに限定されるものではない。
すなわちイソシアネート成分とポリオール成分を次頁の
表に記載のように配合し、無触媒で反応させてプレポリ
マーを合成し、次いで、鎖延長剤を次頁の表の配合で添
加して、得られた次頁の表の形状記憶性を有するポリウ
レタンが適当である。
表に記載のように配合し、無触媒で反応させてプレポリ
マーを合成し、次いで、鎖延長剤を次頁の表の配合で添
加して、得られた次頁の表の形状記憶性を有するポリウ
レタンが適当である。
このポリウレタンの基本的物性は次頁の表の通りである
。
。
なお、表中のTgはガラス転移点(℃)を、E/E’は
(ガラス転移点よりlo’0低い温度における引張弾性
率)/(ガラス転移点より30℃高い温度における引張
弾性率)を示す。また結晶化度(重量%)はX線解析法
により測定した。
(ガラス転移点よりlo’0低い温度における引張弾性
率)/(ガラス転移点より30℃高い温度における引張
弾性率)を示す。また結晶化度(重量%)はX線解析法
により測定した。
そして、上述の形状記憶性ポリウレタンの平板を板加工
により、第2図の展開図に示したような形状、すなわち
ボート本体1の底板部11の周辺にボート本体1の側壁
部12が配される形状の板状体に形成する。なお第2図
中の点線13は板状体をホト本体lに成形加工する際の
折曲線を、また斜線部分14は同接着のt;めの重合部
を示している。
により、第2図の展開図に示したような形状、すなわち
ボート本体1の底板部11の周辺にボート本体1の側壁
部12が配される形状の板状体に形成する。なお第2図
中の点線13は板状体をホト本体lに成形加工する際の
折曲線を、また斜線部分14は同接着のt;めの重合部
を示している。
そして、上記の板状体を、同板状体を構成する形状記憶
性ポリウレタンのガラス転移点以上(例えば50℃)に
加熱し軟化させて、折曲線13で折曲するとともに重合
部14を接着して、第3図に示したとおりの形状に成形
し、この状態に保持しながら室温まで冷却して、ボート
本体1をうろことができる。
性ポリウレタンのガラス転移点以上(例えば50℃)に
加熱し軟化させて、折曲線13で折曲するとともに重合
部14を接着して、第3図に示したとおりの形状に成形
し、この状態に保持しながら室温まで冷却して、ボート
本体1をうろことができる。
このようにして成形されたボート本体1は、そのまま使
用可能なことは言うまでもない。またこれを前述のガラ
ス転移点以上に加熱すると容易に折りたたむことが可能
となり、この折りたたんだ状態でガラス転移点以下(例
えば40℃未満)に冷却するとその状態で固化するので
、取り扱い、特に運搬が容易となる。
用可能なことは言うまでもない。またこれを前述のガラ
ス転移点以上に加熱すると容易に折りたたむことが可能
となり、この折りたたんだ状態でガラス転移点以下(例
えば40℃未満)に冷却するとその状態で固化するので
、取り扱い、特に運搬が容易となる。
なお、上述の平板を折曲、切断、接着してボート本体を
成形するほかに、形状記憶性ポリウレタンを鋳型成形や
張り型成形によっても、ボート本体の成形が可能なこと
は言うまでもない。
成形するほかに、形状記憶性ポリウレタンを鋳型成形や
張り型成形によっても、ボート本体の成形が可能なこと
は言うまでもない。
そして、折りたたまれたボート本体を元状に戻すには、
第1図に示した装置が用いられる。すなわちケース2は
、形状回復したボート本体1を収納できる袋状の入れ物
で、折りたたみ容易でかつある程度以上の気密性を持つ
キャンパスなどで作られ、ファスナー21a付きボート
本体の収納口21、加熱空気入口22および排出口23
をそなえている。
第1図に示した装置が用いられる。すなわちケース2は
、形状回復したボート本体1を収納できる袋状の入れ物
で、折りたたみ容易でかつある程度以上の気密性を持つ
キャンパスなどで作られ、ファスナー21a付きボート
本体の収納口21、加熱空気入口22および排出口23
をそなえている。
符号3は加熱空気入口22に接続される加熱器を示して
いて、この加熱器3はヘアドライヤの大型のもので、加
熱空気入口23に着脱可能に取付けられる。
いて、この加熱器3はヘアドライヤの大型のもので、加
熱空気入口23に着脱可能に取付けられる。
使用に際しては、ケース2にボート1を装入した状態で
加熱器3を作動して、ケース2の中が加熱されるとボー
ト本体1を構成する形状記憶性ポリウレタンに元状に復
帰しようとする力が働いて、元の形状に自己復帰する。
加熱器3を作動して、ケース2の中が加熱されるとボー
ト本体1を構成する形状記憶性ポリウレタンに元状に復
帰しようとする力が働いて、元の形状に自己復帰する。
形状回復したボート本体1を加熱器3の7フンだけを用
いて空冷して形状を固定化する。
いて空冷して形状を固定化する。
なお、加熱手段として加熱器以外の、例えば発熱体(純
鉄粉)をケース2に役する手段などが考えられる。
鉄粉)をケース2に役する手段などが考えられる。
以上詳述したように、本発明の折りたたみ式ボートによ
れば次のような効果ないし利点が得られ(1)ボート本
体を加熱し力を加えることによりホト本体の折りたたみ
が可能となる。
れば次のような効果ないし利点が得られ(1)ボート本
体を加熱し力を加えることによりホト本体の折りたたみ
が可能となる。
(2)折りたたまれたボート本体を加熱することにより
ボート本体の形状を容易に原形に回復させることができ
る。
ボート本体の形状を容易に原形に回復させることができ
る。
(3)ボート本体に剛性があるので航走性、取り扱い性
に優れている。
に優れている。
第1〜3図は本発明の一実施例としての折りたたみ式ボ
ートを示すもので、第1図はその原形復元時における斜
視図、第2図はその成形工程を示した平面図、第3図は
同斜視図である。。 1・・・ボート本体、2・・・ケース、3・・・加熱器
、11・・・底板部、12・・・側壁部、13・・・折
曲線、14・・・重合部、21・・・ボート本体の収納
口、212・・・ファスナー、22・・・加熱空気入口
、23・・・排出口。 代理人 弁理士 飯 沼 義 彦
ートを示すもので、第1図はその原形復元時における斜
視図、第2図はその成形工程を示した平面図、第3図は
同斜視図である。。 1・・・ボート本体、2・・・ケース、3・・・加熱器
、11・・・底板部、12・・・側壁部、13・・・折
曲線、14・・・重合部、21・・・ボート本体の収納
口、212・・・ファスナー、22・・・加熱空気入口
、23・・・排出口。 代理人 弁理士 飯 沼 義 彦
Claims (1)
- ボート本体が、ガラス転移点がほぼ30℃〜50℃の形
状記憶ポリウレタンで構成されていることを特徴とする
、折りたたみ式ボート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14706090A JPH0439189A (ja) | 1990-06-05 | 1990-06-05 | 折りたたみ式ボート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14706090A JPH0439189A (ja) | 1990-06-05 | 1990-06-05 | 折りたたみ式ボート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0439189A true JPH0439189A (ja) | 1992-02-10 |
Family
ID=15421586
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14706090A Pending JPH0439189A (ja) | 1990-06-05 | 1990-06-05 | 折りたたみ式ボート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0439189A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103738462A (zh) * | 2014-01-18 | 2014-04-23 | 苏州澎逸运动用品有限公司 | 折叠船 |
-
1990
- 1990-06-05 JP JP14706090A patent/JPH0439189A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103738462A (zh) * | 2014-01-18 | 2014-04-23 | 苏州澎逸运动用品有限公司 | 折叠船 |
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