JPH0439164Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0439164Y2
JPH0439164Y2 JP20302485U JP20302485U JPH0439164Y2 JP H0439164 Y2 JPH0439164 Y2 JP H0439164Y2 JP 20302485 U JP20302485 U JP 20302485U JP 20302485 U JP20302485 U JP 20302485U JP H0439164 Y2 JPH0439164 Y2 JP H0439164Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spout
cap
packaging container
sterile packaging
fitted
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP20302485U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62110145U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP20302485U priority Critical patent/JPH0439164Y2/ja
Publication of JPS62110145U publication Critical patent/JPS62110145U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0439164Y2 publication Critical patent/JPH0439164Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Packages (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 考案の目的 [産業上の利用分野] 本考案は、乳製品やジユース等の流動飲食物等
を収容する無菌包装容器、例えば、バツグインボ
ツクスに用いられる内袋の注出口に関するもので
ある。
[従来の技術] 近年、食品の長期保存を兼ねるパツケージ形態
として、減菌容器内に減菌された食品を封入する
方法が盛んに用いられるようになつている。例え
ば、第3図に示すように、基材フイルム(外袋)
1の内側にもう一枚のフイルム(内袋)2を重ね
合せたパツケージフイルム3を2枚重ね合せてそ
の周縁4をシールして袋状密封容器(無菌包装容
器)5を構成するとともに、パツケージフイルム
3の一部に筒状の注出口6を取り付け、注出口6
の外端を塞ぐキヤツプ7を設けてなる注出口を有
する無菌包装用容器に、無菌充填機を用いてクリ
ーム、ジユース等の被収容物を無菌充填する方法
は、従来より公知(実開昭57−117341号公報)で
ある。そして、この場合、注出口6の密封を確実
にするために、第4図に示すように、注出口上面
にメンブラン8を貼着した後、キヤツプ7を嵌着
しているが、どうしても工程が複雑になつてしま
う。
また、包装用容器に開口状態の注出口を取付け
た場合、そのままでは注出口より塵埃が侵入する
恐れがあるので、直ちに注出口にキヤツプを被せ
るか、メンブランを被着する必要がある。
また、キヤツプを被せておいても、嵌合状態が
悪いと、γ線減菌処理を受けた後、内容物充填ま
での間に内部が汚染される恐れがある。
[考案が解決しようとする問題点] 本考案は、無菌包装容器に注出口を取付た後で
は、完全に容器内部が外部と絶縁状態となり、し
かも、充填工程とキヤツプ被着も簡単に行えるよ
うな無菌包装容器用注出口を得ようとするもので
ある。
(ロ) 考案の構成 [問題点を解決するための手段] 本考案は、上面を閉止してなる注出口上端に、
内面に感圧接着剤を塗布したメンブランを内蔵し
たキヤツプを装着するとともに、キヤツプ下方位
置に、その上縁で熱刃カツトされた時に、キヤツ
プ下縁が嵌合可能となる突周縁を設けることによ
り、無菌充填室内において、完全密閉されていた
注出口を熱刃カツトにより開口した後、内容物を
充填し、その後、開口前に注出口上面に嵌着され
ていたキヤツプを被せて加圧接着するようにした
ものである。
[作用] 本考案によれば、注出口上面が閉口されている
ので、γ線減菌処理を受けた無菌包装容器は熱刃
による開口が行われるまで確実に無菌状態を保持
することができ、また、閉口された注出口上面
に、感圧接着剤を塗布したメンブランを内蔵した
キヤツプが嵌着されていて、無菌包装容器用注出
口の開口、充填後のキヤツプ取付操作が簡単に行
える状態に保つことができる。
[実施例] 第1図は本考案による無菌包装容器用注出口の
断面図、第2図は注出口開口充填後にキヤツプを
嵌着させた状態を示す断面図、である。
本考案による注出口9は、その上面周縁にキヤ
ツプ10下縁の環状係止部10aが嵌着係止する
環状突縁9aが設けられ、また、キヤツプ10の
内面には、感熱接着剤12を塗布されたンブラン
12が内蔵されており、注出口9の環状突縁9a
に嵌着された状態では、注出口9の閉口面9cと
は装着されないようになつている。さらに、注出
口の上部環状突縁9aの下位置に、別の環状突縁
9bが設けられており、その上側が開口のための
熱刃によるカツト位置13となつている。
したがつて、第1図に示す注出口を無菌包装容
器に取付け、これに前記のようなメンブラン内蔵
キヤツプ10を嵌着させた状態でγ線減菌処理を
し、その後、内容物充填のため、無菌充填室で注
出口周縁を蒸気減菌し、カツト位置13に沿つて
熱刃により、カツト開口するとともに、キヤツプ
を外し、開口より充填作業を行なつた後、キヤツ
プ10を突縁9bに嵌着押圧して、キヤツプ嵌合
と同時に、感圧接着剤11の活性化を図り、キヤ
ツプ10に内蔵しているメンブラン12を注出口
開口カツト面に貼着して注出口の閉止を確実なも
のとする。
(ハ) 考案の効果 本考案においては、上面を閉口した注出口を用
い、その上部に感圧接着剤付メンブランを内蔵し
たキヤツプを保持させてあるので、無菌包装容器
の外部よりの汚染を完全に防止することができる
とともに、容器内への充填に際しては、キヤツプ
嵌着下部に設けた環状突縁上で熱刃切断すること
により注出口を開口し、充填後に、キヤツプをそ
の環状突縁に押圧嵌着することにより、メンブラ
ン貼着とキヤツプ嵌合を同時に行うことができ、
キヤツプも常に注出口の近傍に位置させておくこ
とができるので、工程の単純化が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による無菌包装容器用注出口の
断面図、第2図は注出口開口充填後にキヤツプを
嵌着させた状態を示す断面図、第3図は注出口を
付けた無菌包装容器の従来例を示す断面図、第4
図は第3図示の注出口の拡大断面図、である。 3……パツケージフイルム、5……無菌包装容
器、9……注出口、9a……環状突縁、9b……
環状突縁、9c……閉止面、10……キヤツプ、
10a……環状係止部、11……感圧接着剤、1
2……メンブラン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上面を閉止してなる注出口上端の環状突縁に、
    内面に感圧接着剤を塗布したメンブランを内蔵し
    たキヤツプを装着するとともに、キヤツプ下方位
    置に、その上縁で開口のため熱刃カツトされた後
    に、キヤツプ下縁が嵌合可能となる環状突縁を設
    けたことを特徴とする無菌包装容器用注出口。
JP20302485U 1985-12-28 1985-12-28 Expired JPH0439164Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20302485U JPH0439164Y2 (ja) 1985-12-28 1985-12-28

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20302485U JPH0439164Y2 (ja) 1985-12-28 1985-12-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62110145U JPS62110145U (ja) 1987-07-14
JPH0439164Y2 true JPH0439164Y2 (ja) 1992-09-14

Family

ID=31167960

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20302485U Expired JPH0439164Y2 (ja) 1985-12-28 1985-12-28

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0439164Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62110145U (ja) 1987-07-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4011961A (en) Plastic container and breakable sealing unit ultrasonically welded thereto
US3248231A (en) Disposable infant nurser package and method of making same
US4053648A (en) Bottle for sterile dispensing of flowable contents
US2628910A (en) Methods and devices for merchandising and dispensing liquid infant food
US3495993A (en) Disposable infant feeding package and method of making
JPH0439164Y2 (ja)
US3194424A (en) Disposable infant feeding package
EP0731037B1 (en) System for maintaining sterile conditions at the filling spout of containers for aseptic packaging plants
JP4523842B2 (ja) 再封可能な注ぎ口要素を容器に取付ける方法およびこれにより製造される容器
JPH0439165Y2 (ja)
JPH0439166Y2 (ja)
JPH0439163Y2 (ja)
JPH0439154Y2 (ja)
US3276884A (en) Liquid baby food package and nurser assembly
JP3055290B2 (ja) 注出口部を有する液体紙容器の無菌充填包装方法
USRE29916E (en) Bottle for sterile dispensing of flowable contents
JPH0648456A (ja) 物質包装ユニットと包装方法
JPH0451185Y2 (ja)
JPH0441862Y2 (ja)
JP3658954B2 (ja) 包装体の製造方法
JPH0646838Y2 (ja) 注出口付き密封袋
JPH0738154Y2 (ja) 注出口付き密封袋
JPH0417482Y2 (ja)
JPS603110Y2 (ja) 容器
JPH0717762U (ja) 包装容器