JPH0439083A - 捺印ローラ - Google Patents

捺印ローラ

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Publication number
JPH0439083A
JPH0439083A JP14714990A JP14714990A JPH0439083A JP H0439083 A JPH0439083 A JP H0439083A JP 14714990 A JP14714990 A JP 14714990A JP 14714990 A JP14714990 A JP 14714990A JP H0439083 A JPH0439083 A JP H0439083A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
ink chamber
roller
sealing
tile
Prior art date
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Pending
Application number
JP14714990A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Sawada
沢田 敏男
Kenji Izumi
泉 賢次
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KISHIYUU GIKEN KOGYO KK
Inax Corp
Original Assignee
KISHIYUU GIKEN KOGYO KK
Inax Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KISHIYUU GIKEN KOGYO KK, Inax Corp filed Critical KISHIYUU GIKEN KOGYO KK
Priority to JP14714990A priority Critical patent/JPH0439083A/ja
Publication of JPH0439083A publication Critical patent/JPH0439083A/ja
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  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は捺印ローラに関し、特にセラミックタイル等
の被捺印物への捺印に用いて好適な捺印ローラに関する
(従来の技術) 第3図は、従来一般に市販されているゴム印を用いた捺
印装置を概略的に示したものである0図中(^)の捺印
装置100は、インクを合波させたローラ102からゴ
ム印ローラ104にインクを付着させ、そのゴム印ロー
ラ104を被捺印物の面上で回転させて、捺印106を
施すものである。
一方(日)の捺印装置110は、インク容器112内の
インクをロール114,115を介してゴム印ローラ1
16に付着させ、そしてゴム印ローラ116を被捺印物
の面上で回転させて、捺印118を施すものである。
ところで、例えばセラミックタイルに品番。
ロフト番号、製造メーカー名等を捺印する場合。
通常はタイルを素焼した後に、これを行うことか多い、
即ち粘土、長石、陶石等を微粉砕、混合して得た坏土を
乾式プレス等により所定形状に加圧成形し、その後これ
を素焼したタイルに対して捺印を施す、捺印したタイル
はその後一般に釉薬が施されて本焼成され、製品タイル
となる。
このセラミックタイルの製品寿命は100年以上もあり
、従ってかかるタイルに対して施した捺印も長年月に亘
って明瞭に識別できることが必要である。このためかか
るセラミックタイルにおいては、捺印用インクとしてセ
ラミックの微粉末を液中に分散させた顔料インクが一般
に用いられる。無機系の顔料インクを用いると、タイル
本焼成の段階で顔料をタイルに焼き付けることができ、
捺印の経年変化を防止できるのである。
この顔料インクは、 Ni、 Cr、 Co、 Fe、
 Mn等の酸化物顔料を水に分散させたものが代表的な
ものであるか、この種顔料インクはコロイド化学的に不
安定な場合が多く、顔料粒子が凝集や沈降を生じ、色環
やかすれ等の捺印不良を惹起し易いといった問題があっ
た。
これを防止するための手っ取り早い方法は、インク中に
PEG、PVA、CMC,MC。
PEO,ポリアクリルアミド、WI紛等の有機系増粘剤
を添加し、液の粘度を高める方法である。
(発明か解決しようとする課a) しかしながらかかる増粘剤を用いても、長時間インクを
静置すると、顔料粒子か強固に凝集したり成分が不均質
化してしまい1g用な捺印か行えなくなる場合が多い。
この外、このような増粘剤を用いると、インクのコスト
が上昇するのみならず、捺印時に多量のインクか被捺印
物に付着してしまう他、焼成時に有機物質の熱分解によ
り顔料が飛び散ったり、移動したりして、捺印が不鮮明
になることも多い。
更にインクの種類によっては、このような増粘剤の使用
そのものができない場合もある。
帽1を解決するための手段) 本発明の捺印ローラはこのような課題を解決するために
案出されたものであり、その要旨は1回転体の外周面上
に、被捺印物に対して接触させられる捺印部材が設けら
れるとともに、該外周面より回転中心側の位置において
該回転体にインク室が設けられ、且つそれら捺印部材及
びインク室が連通路を介して連通させられて、該インク
室より該捺印部材にインクが供給されるように成されて
いることにある。
(作用及び発明の効果) 本発明の捺印ローラにおいては、ローラを回転させると
インク室内のインクが共に回転して自然に撹拌される。
これにより、上記のような顔料インクを用いても1粒子
が凝集したり沈降したりするのを防止でき、均一な分散
状態を保ち得て、鮮明な捺印を施すことができる。
また本発明の捺印ローラは自身がインク室を有していて
、内部のインクが連通路を通じて回転体外周面上の捺印
部材に自動的に補給されるため。
捺印ローラ単体で被捺印物に対して捺印を施すことが可
能であり、前述した従来の捺印装置に比べて装置がコン
パクト化する利点を有する。
本発明においては、インク室内に攪拌用のボールを単数
望ましくは複数収容しておくと2回転体の回転に伴うイ
ンクの攪拌効果が高まり、インクがより良好に分散する
利点が生じる。
また更に捺印部材としてスポンジ等の柔軟且つ連通気孔
を有する多孔質体を用いると、かかる捺印部材が、セラ
ミックタイル等表面に多数の凹凸を有する被捺印物に対
しても充分に密着でき。
従って鮮明な捺印を施すことができるとともに。
捺印部材を被捺印物に対して強く押圧しなくても良くな
り、好都合である。
またこのような多孔質体を用いることにより。
捺印部材のインク保持能力が高まるとともに、インクの
消費に伴ってインク室からのインクが毛細管現象で円滑
に補給される利点が生ずる。
(実施例) 次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく説明する。
第2図において、10はコンベヤ12によって運ばれて
来る素焼タイル14(以下単にタイルとする)を途中個
所で捺印するための捺印装置で、タイル14の裏面側に
捺印を施す捺印ローラ16と、タイル14の表面側を押
圧する押圧ローラ18とを有している。押圧ローラ18
は、スプリング19の弾発力によってゴム製の回転体を
タイル14表面に押圧するものである。
一方捺印ローラ16は、第1図に詳しく示しているよう
に、本体として円形の回転体20を有している0回転体
20は、中心部に嵌合穴22を有し、この嵌合穴22に
おいて回転軸が嵌合固定されるようになっている。この
例では回転体20は、これを軸方向に2分割した形態の
分割体20a、20aを合せて構成してあり、内部に断
面矩形且つ回転軸心24周りに環状を成す密閉のインク
室26が形成されている。尚インク室26へのインクの
供給は、インク穴27を通じて行う。
回転体20の円形の外周面上には、所定の捺印字体が刻
設されたスポンジ体28が固設され、これらスポンジ体
28が連通路30を介してインク室26と連通させられ
ている。ここでスポンジ体28は多数の連通気孔を有す
るもので、各気孔においてインクを保持し、且つインク
の消費に伴ってインク室26からのインクを毛細管現象
により吸入する能力を有している。
一方インク室26の内部には、直径5脂腸φ程度のアル
ミナ質ボール32が数個収容されており、捺印ローラ1
6の回転に伴って、これらボール32によりインク室2
6内のインクが攪拌作用を受けるようになっている。尚
34はシール材である。
次に本装置の作用を説明する。
予め顔料インク、例えばベンガラの分散液を、Fe20
3(ベンガラ)60に対して水を40の割合で加えて湿
式ボールミルで混合することにより調製し、これをイン
ク穴27を通じて捺印ローラ16のインク室26内に注
入する。インク室26内にインクを注入すると、インク
は連通路30を通じて回転体外周面上のスポンジ体28
に速やかに供給され、かかるスポンジ体28に保持され
る。
そこでコンベヤ12によりタイル14を搬送しつつ、途
中箇所で表面側から押圧ローラ18でタイル14を押圧
し、そして裏面側に配した捺印ローラ16を回転させつ
つ、その外周面上のスポンジ体28をタイル裏面に接触
させる。ここでタイル14の搬送速度と捺印ローラ16
の周速とは同一速度としておく。
さてスポンジ体28がタイル141j面に接触させられ
ると、スポンジ体28にはインクが保持されているため
、タイル143面に所定の捺印が施される。このように
して捺印が施された素焼タイル14は、その後乾燥され
、更に本焼成されて製品タイルとなる。
尚上記捺印工程において、素焼タイル14は吸水性を有
しているため、インク中に特に有機バインダ(例えばP
VA)を添加しておかなくても、インクは素焼タイル1
4Ij面に十分に付着する。
さて捺印された素焼タイル14を本焼成すると、タイル
14に付着したインク、即ち上記ベンガラはタイル素地
中の成分(^I2O3や5i02)と固相反応して結合
し、一般に赤茶色に発色する。そして焼き付けられた捺
印字体は半永久的に保存される。
本実施例においては抑圧ローラ18を用いているが、捺
印ローラ16におけるスポンジ体28は柔軟性を有する
ものであって、これをタイル14真面に軽く接触させる
だけで鮮明な捺印を得ることができる。従ってタイル1
4表面側における押圧ローラ18は省略することが可能
でありまたかかる押圧ローラ18により強い力でタイル
表面を押圧しなくても良いので、抑圧ローラ18の強接
触によるタイル14の欠損等の製品欠陥の発生を防止で
きる利点が生じる。
更に本発明は、捺印部材をスポンジ体以外のもので構成
することもできるし、またインクや連通路1回転体等を
他の様々な形態で構成することができ、更に本発明の装
置をタイル以外の被捺印物への捺印に際して適用するこ
とも可能であるなど、本発明はその主旨を逸脱しない範
囲において、当業者の知識に基づき様々な変更を加えた
形態で構成可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図(^) 、 (B)はそれぞれ本発明の一実施例
である捺印ローラの正面図及び要部断面図であり、第2
図はその捺印ローラを含む捺印装置の概略図、第3図は
従来の捺印装置のl111@説明図である。 lO・捺印装置   14:素焼タイル16:捺印ロー
ラ  20:回転体 26:インク室   28:スポンジ体30:連通路 
   32:アルミナ質ボール(A) (B)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)回転体の外周面上に、被捺印物に対して接触させ
    られる捺印部材が設けられるとともに、該外周面より回
    転中心側の位置において該回転体にインク室が設けられ
    、且つそれら捺印部材及びインク室が連通路を介して連
    通させられて、該インク室より該捺印部材にインクが供
    給されるように成されていることを特徴とする捺印ロー
    ラ。
  2. (2)前記インク室が、前記回転体の内部に設けられて
    いることを特徴とする請求項(1)に記載の捺印ローラ
  3. (3)前記インク室内に攪拌用ボールが収容されている
    ことを特徴とする請求項(1)又は(2)に記載の捺印
    ローラ。
  4. (4)前記捺印部材が、スポンジ等連通気孔を有する柔
    軟な多孔質体であることを特徴とする請求項(1)、(
    2)又は(3)に記載の捺印ローラ。
JP14714990A 1990-06-05 1990-06-05 捺印ローラ Pending JPH0439083A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0593848U (ja) * 1992-05-22 1993-12-21 株式会社多田製作所 回転印
US8397883B2 (en) 2001-10-25 2013-03-19 Lord Corporation Brake with field responsive material
CN107471843A (zh) * 2017-09-12 2017-12-15 浙江伟星实业发展股份有限公司 纽扣侧面图纹制作装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0593848U (ja) * 1992-05-22 1993-12-21 株式会社多田製作所 回転印
US8397883B2 (en) 2001-10-25 2013-03-19 Lord Corporation Brake with field responsive material
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