JP3639003B2 - 多色印刷装置 - Google Patents

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英樹 村井
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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は印刷ローラーを回動させると、インク供給ローラーが同時に回動して印刷原版にインクが塗布されて、そのインクが被印刷体に転写することにより印刷をすることができる多色印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来よりこの種の印刷装置はよく知られており、インクを含浸させたインクロールを軸体に保持させてある実公昭51−19447号や、異色のインクを含浸させた複数個のインクロールを軸体に保持させてある実公昭51−19448号や、印刷をする前にインク練り台上でインク供給ローラーを回動させてインク供給ローラーにインクを塗布しておき、次に被印刷体が載置された基台上でインク供給ローラーに接触して回動自在に設けられている印刷ローラーを回動させると印刷原版にインクが塗布され、そのインクが被印刷体に転写することにより印刷ができるようにした実開平2−101767号等が開示されている。
【0003】
そして、実開平2−101767号の様にインクを被印刷体に転写することにより印刷する印刷装置において、異色のインクを含浸させた複数個のインクロールを軸体に保持させたものをインク供給ローラーとすれば多色印刷装置となる。
【0004】
しかし、個々のインクロールは、それぞれ微妙に外径の寸法にばらつきがあるので、そのために図6の様に部分的に印刷原版とインクロールとの間に隙間が生じて、印刷原版に接触するインクロールと接触しないインクロールとが生じてしまうことがあり、印刷原版にインクが塗布されない部分が生じるなどして印刷原版全体にインクが均一に塗布されなくなってしまい、印刷したものにカスレが生じて不鮮明になってしまうという欠点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明は個々のインクロールの外径の寸法にばらつきがあっても、印刷原版全体にインクが均一に塗布され、常に鮮明な多色印刷をすることができる多色印刷装置を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
印刷原版を装着させてなる印刷ローラーと、複数個のインクロールを軸体に保持させてなるインク供給ローラーと、前記印刷ローラーと前記インク供給ローラーとを接触させて回動自在に保持する枠体とからなる多色印刷装置において、前記軸体が突起を有する弾性部材である多色印刷装置。
【0007】
【作用】
印刷ローラーを回動させると、インク供給ローラーも同時に回動してインクが印刷原版に塗布される。
【0008】
この時、被印刷体を押圧する様に印刷ローラーを回動させるので、印刷ローラーの上方に接触して設けられているインク供給ローラーは印刷ローラーに押し上げられる状態になり、インクロールは印刷原版に押圧される状態になる。
【0009】
そして、印刷ローラーを回動させる前において、インク供給ローラーの複数個のインクロールの中に印刷原版に接触しているインクロールと接触していないインクロールがあったとしても、インク供給ローラーの軸体が突起を有する弾性部材であるため、印刷原版に接触しているインクロールが印刷原版に押圧されるとその部分の軸体の突起は押しつぶされて、印刷原版に接触しているインクロールは、印刷原版に接触してないインクロールが印刷原版に接触するまで押し上げられ、図5の様に複数個のインクロールは全て印刷原版に接触してインクは印刷原版全体に均一に塗布される。
【0010】
そして、印刷ローラーをさらに回動させると、印刷原版に塗布されたインクが被印刷体に転写して印刷が完了する。
【0011】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面にて詳細に説明するが、特に本発明では、当該多色印刷装置を印刷基台と組み合わせて簡易多色印刷機としたものについて説明する。
【0012】
1は多色印刷装置で、インク供給ローラー2と、印刷ローラー6と、上下端面が開口しており前記インク供給ローラー2と前記印刷ローラー6とを接触させて回動自在に保持する枠体9とからなっており、また本実施例では、枠体9の上方から着脱自在に嵌着される把持体10を被覆させている。
【0013】
インク供給ローラー2は異色のインクを含浸させた複数個のインクロール3を軸体4に保持させたもので、インクロール3にはポリエチレン発泡体、ポリプロピレン発泡体等の多孔性プラスチック材にインクを含浸させたものを用いるが、無数の連続気孔を有するスポンジゴム材にインクを含浸させたものを用いてもよい。
このインクロール3を保持する軸体4は突起5を一体に設けた弾力性を有するゴム、プラスチック等よりなるもので、先端が鋭角をなす形状の突起5を8個設けて軸体4の側面が星型になる様になっているが、突起5は4個以上であれば何個設けてもよく、又、この突起5の代わりに、軸体4の周表面全体に球状あるいは刺状の突部を多数設けてもよい。
印刷ローラー6の両側面にはピニオンギア8を装着し、周表面には印刷原版7が接着剤、両面粘着テープ等で貼着してある。
この印刷原版7には非多孔性あるいは多孔性のゴム、プラスチック、金属等に文字や図形等を刻設したものや光硬化性樹脂を用いるが、公知の孔版印刷用原版フィルムを用いてもよい。
11は印刷基台で、被印刷体載置位置の両側長手方向には前記印刷ローラー6のピニオンギア8と噛合するラックギア12が設けてあり、被印刷体載置位置の四端には被印刷体止め13が設けてある。
15はダイアルで前記印刷ローラー6に連結しており、このダイアル15の側面には位置合わせマーク16が設けてある。
【0014】
次に、使用方法について説明する。
まず、多色印刷装置1のダイアル15を回動させて、位置合わせマーク16を枠体9に設けてある突部17ところに位置させて印刷ローラー6の位置合わせをしておき、この多色印刷装置1をハガキ等の被印刷体14が載置された印刷基台11の所定の位置にセットする。
この時、印刷ズレが生じない様にするために、印刷ローラー6の両側のピニオンギア8と印刷基台11のラックギア12とを噛合させておく。
次に、把持体10にて多色印刷装置1を印刷基台11の長辺側面に沿って押し下げながら移動させると、印刷ローラー6が回動すると同時にインク供給ローラー2も回動し、印刷原版7に異色のインクが塗布される。
この時、インク供給ローラー2の軸体4は突起5を有する弾性部材であるため、印刷ローラー6を回動させる前においてインク供給ローラー2の複数個のインクロール3の中に印刷原版7に接触していないインクロールがあったとしても、印刷原版7に接触しているインクロールが印刷原版7に押圧されるとその部分の軸体の突起5は押しつぶされて、印刷原版7に接触しているインクロールは、印刷原版7に接触してないインクロール3が印刷原版7に接触するまで押し上げられ、図5の様に複数個のインクロール3は全て印刷原版7に接触してインクは印刷原版全体に均一に塗布される。
そして、多色印刷装置1をさらに移動させて被印刷体14を通過する時に、印刷原版7の異色のインク被印刷体14に転写して多色印刷をすることができる。
【0015】
【効果】
以上の様に本発明は、インク供給ローラーの軸体が突起を有する弾性部材であるため、個々のインクロールの外径の寸法にばらつきがあっても、印刷原版全体にインクが均一に塗布され、常に鮮明な多色印刷をすることができる。
又、本発明は、印刷基台と組み合わせることにより、誰でも簡単に連続して鮮明な多色印刷をすることができる簡易多色印刷機として使用することができるので、手軽に年賀状や案内状等を多数枚印刷することができる。
【0016】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における簡易多色印刷機の斜視図
【図2】本発明の実施例における簡易多色印刷機のA−A断面図
【図3】本発明のインク供給ローラーの軸体の斜視図
【図4】本発明の実施例におけるインク供給ローラーと印刷ローラーの斜視図
【図5】本発明の印刷時におけるインクロールと印刷原版の状態を示す断面図
【図6】従来の多色印刷装置の印刷時におけるインクロールと印刷原版の状態を示す断面図
【図7】インク供給ローラーの軸体の他の実施例を示す斜視図
【図8】インク供給ローラーの軸体のさらに他の実施例を示す斜視図
【0017】
【符号の説明】
1 多色印刷装置
2 インク供給ローラー
3 インクロール
4 軸体
5 突起
6 印刷ローラー
7 印刷原版
8 ピニオンギア
9 枠体
10 把持体
11 印刷基台
12 ラックギア
13 被印刷体止め
14 被印刷体
15 ダイアル
16 位置合わせマーク
17 突部

Claims (1)

  1. 印刷原版を装着させてなる印刷ローラーと、複数個のインクロールを軸体に保持させてなるインク供給ローラーと、前記印刷ローラーと前記インク供給ローラーとを接触させて回動自在に保持する枠体とからなる多色印刷装置において、前記軸体が突起を有する弾性部材であることを特徴とする多色印刷装置。
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