JPH0439010Y2 - - Google Patents

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JPH0439010Y2
JPH0439010Y2 JP1982165872U JP16587282U JPH0439010Y2 JP H0439010 Y2 JPH0439010 Y2 JP H0439010Y2 JP 1982165872 U JP1982165872 U JP 1982165872U JP 16587282 U JP16587282 U JP 16587282U JP H0439010 Y2 JPH0439010 Y2 JP H0439010Y2
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JP
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mask
laser beam
masks
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JP1982165872U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はレーザ印字装置に係り、特に復数枚の
マスクを備え、これらを適宜組合せて種々のパタ
ーンを物体の表面に印字することができるレーザ
印字装置に関するものである。
レーザ光線が有するエネルギーを利用して物体
の表面に種々のパターンを印字する技術は既に知
らりており、従来のレーザ印字装置では、レーザ
発振器からのレーザ光線をマスク、すなわちレー
ザ光線の透過率が零の部分と1の部分とから成る
所定のパターンを形成した通常金属から成る板体
に照射させ、このマスクによりレーザ光線に上記
所定のパターンを付与している。そして、所定の
パターンが付与されたレーザ光線を集光レンズに
より集光させ、被印字物体上に照射させてその被
印字物体に上記パターンを印字させている。
そして、例えば連続的に搬送されてくる被印字
物体の一個毎又は一定個数毎に印字パターンとし
てのロツト番号を印字する等の要請に応じるため
に、印字パターンの形成された復数枚のマスクを
回転軸に支持させ、これらのマスクを適宜回転さ
せることにより所定の印字パターンをレーザ光線
の通路内に位置させるようにした、印字パターン
の変更が容易なレーザ印字装置が提案されてい
る。
しかしながら、このような従来のレーザ印字装
置は、復数のマスクを重ね合わせた状態で同一軸
上に支持させる構成としているので、両端に位置
するマスク以外のマスクを交換する必要がある場
合には、交換しないマスク迄取り外さなければな
らず、更に、各マスクを回転させるためにそれぞ
れのマスクに設けられた駆動のモータの分解も必
要であり、マスクの交換に不要な労力を要し、又
時間的なロスが生じる等の欠点があつた。
また、復数枚のマスクを重ね合わせた状態で同
一軸上に支持させるようにした従来装置において
は、各マスクを回転させるために、それぞれの駆
動モータの駆動軸に取付けた各小歯車を、厚味が
薄く互いに重合する復数マスクの外周にそれぞれ
刻設した大径の歯部に噛合させるという機構上無
理の多い動力伝達手段を要する等の問題点を有し
ていた。
本考案はこのような欠点に鑑みなされもので、
復数枚のマスクをそれぞれ別個の回転軸に支持さ
せることにより、各マスクを回転させるために特
別の駆動力伝達手段を要することがなく、しかも
マスク交換の際には所要のマスクだけを取り外し
て交換できるようにした、マスク交換の容易なレ
ーザ印字装置を提供するものであり、その特徴と
するところは、回転軸に支持された復数枚のマス
クに、レーザ光線の透過を許容する所定形状の印
字パターンを形成し、これらの印字パターンの一
部をレーザ光線の通路内に臨ませて、この印字パ
ターンをレーザ光線に付与させ物体の表面に印字
をおこなうレーザ印字装置において、上記復数枚
のマスクをそれぞれ互いに等距離隔てて配設され
た独立して回転可能な異なる回転軸に支持させ、
これらマスクの重合部分に上記レーザ光線の通路
を配設したことにある。
以下図示実施例に基づいて本考案を説明する。
第1図はレーザ印字装置の全体を示す図であり、
レーザ発振器1から導管2内に放出されたレーザ
光線3は、その導管2のスリツト4内に配設した
マスク部5を透過する。レーザ光線3は周知のよ
うに略平行な光線であり、またマスク部5にはレ
ーザ光線の透過率が零の部分と、透過率が1の部
分とから成る所定のパターンが設けられているの
で、マスク部5を透過したレーザ光線3′には透
過率が1の部分に従つたパターンが付与される。
マスク部5によりパターンが付与されたレーザ光
線3′は次に集光レンズ6により集光され、容器
7の周面に貼付されたラベル8に照射され、上記
パターンの印字を行なう。
上記マスク部5は、第2図及び第3図に示すよ
うに、3枚の同一半径を有する円板状マスク9,
10,11を備えており、しかも各マスクはマス
クケース5a内に略正三角形の頂点をなすように
等距離を置いて配設された三本の回転軸12,1
3,14にそれぞれ固定されており、これら回転
軸を駆動する各駆動モータ15,16,17によ
つて独立して回転しうるようになつている。
各マスク9,10,11の構成について、その
一枚10を例にとつて説明する。第4図は、それ
ぞれの一部を重ね合わせて配置された3枚のマス
ク9,10,11のうち中央に位置するマスクを
示すものであり、マスク10の外周側には複数個
の円孔が等間隔で形成され、これらの円孔に、被
印字物に印字すべきパターンが刻設されたパター
ン円板19が取付けられている。このパターン円
板19のそれぞれには、中央部に、反時計回りに
順次0〜9の数字が打抜かれており、その各数字
の両側には角孔20が形成されている。すなわ
ち、三桁の数字のうち十の位の位置に数字が打抜
かれ、一の位及び百の位の位置が角孔となつてい
る。そして、他の2枚のマスク9,11は、この
マスク10と同様に円孔18及びパターン円板1
9を備えているが、一方のマスク9のパターン円
板19には一の位の位置に数字が打抜かれ、十及
び百の位は角孔20となつており、他方のマスク
11のパターン円板19には百の位の位置に数
字、一及び十の位に角孔が形成されている。従つ
て、これら3枚のマスク9,10,11のパター
ン円板19を適宜重ね合わせて、レーザ光線3の
通過経路に配置することにより、レーザ光線3′
に任意の三桁の数字を印字パターンとして付与す
ることができる。また、上記マスクケース5aに
は、3枚のマスク9,10,11が重なり合う部
分に対応する位置にレーザ光線3の通路となる開
口部5bが設けられている。(第2,3図参照)。
以上の構成に係るレーザ印字装置により、被印字
物体に連続番号を付する場合には、各駆動モータ
15,16,17によつてマスク9,10,11
をそれぞれ回転させ、一の位の数字を有するマス
ク9の「1」の数字を上記マスクケース開口部5
bの位置に停止させ、同時に他の2枚のマスク1
0,11の「0」の数字を開口部に位置させるこ
とにより、透過後のレーザ光線3′に「001」の印
字パターンを付与することができる。同様にし
て、印字すべき三桁の数字のそれぞれを開口部5
bの位置で重ね合わせることにより任意の三桁の
数字を被印字物に印字することができる。そして
これら3枚のマスク9,10,11のいずれかを
交換する必要がある場合には、そのマスクを支持
する回転軸及び駆動モータだけを分解することに
よりマスク交換をすることができる。特に中央の
マスク10の交換時でも、従来のように他のマス
ク、駆動モータ等を取外す必要がなく、極めて容
易にマスク交換を行なうことができる。
なお、本実施例では、各マスク9,10,11
に「0」〜「9」迄の数字を有する10個のパター
ン円板19を取付けたものについて説明したが、
パターン円板19の数及び印字パターンの種類は
これに限定されるものではない。例えば、各マス
クに「A」〜「Z」の印字パターンをそれぞれ有
する26個のパターン円板を取付ければ、アルフア
ベツト3文字から成る任意の符号を被印字物に印
字することも可能である。また、上記実施例の如
く各パターン円板19が、レーザ光線3に印字パ
ターンを付与すべき文字と、他のマスクの印字パ
ターンを単に透過させる角孔20とを共に備えた
ものに限らず、各マスクの円孔のうち少なくとも
一箇所だけレーザ光線3が完全に透過しうるよう
に空間のまま残しておけば、いずれか一枚のマス
クの形成された印字パターンと他の2枚のマスク
の円孔を重ね合わせることにより、その印字パタ
ーンを印字することができるので、任意の記号、
符号等を印字パターンとして用いることも可能で
ある。
以上述べたように、本考案においては、復数枚
のマスクをそれぞれ互いに等距離隔てて配設され
た独立して回転可能な異なる回転軸に支持させ、
これらマスクの重合部分にレーザ光線の通路を配
設するようにしているので、マスク交換に際して
は所要のマスクのみを別個に取り外し可能であつ
て、マスク交換が極めて容易であり、しかも変更
自由な印字パターンを容易に構成することがで
き、しかも単一軸に復数マスクを重合して支持さ
せるようにした従来装置の如く、各マスクを駆動
させるための精密な動力伝達手段を要することな
く確実なマスクの回転作動を期待できる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係るレーザ印字装
置を示す部分断面正面図、第2図は第1図のー
線に沿う断面図、第3図は第2図の−線に
沿う断面図、第4図はマスクの一例を示す図であ
る。 3,3′……レーザ光線、9,10,11……
マスク、12,13,14……回転軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転軸に支持された復数枚のマスクに、レーザ
    光線の透過を許容する所定形状の印字パターンを
    形成し、これらの印字パターンの一部をレーザ光
    線の通路内に臨ませて、この印字パターンをレー
    ザ光線に付与させ物体の表面に印字をおこなうレ
    ーザ印字装置において、上記復数枚のマスクをそ
    れぞれ互いに等距離隔てて配設された独立して回
    転可能な異なる回転軸に支持させ、これらマスク
    の重合部分に上記レーザ光線の通路を配設したこ
    とを特徴とするレーザ印字装置。
JP16587282U 1982-11-01 1982-11-01 レ−ザ印字装置 Granted JPS5968939U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16587282U JPS5968939U (ja) 1982-11-01 1982-11-01 レ−ザ印字装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16587282U JPS5968939U (ja) 1982-11-01 1982-11-01 レ−ザ印字装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5968939U JPS5968939U (ja) 1984-05-10
JPH0439010Y2 true JPH0439010Y2 (ja) 1992-09-11

Family

ID=30363280

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16587282U Granted JPS5968939U (ja) 1982-11-01 1982-11-01 レ−ザ印字装置

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JP (1) JPS5968939U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5929178A (ja) * 1982-08-11 1984-02-16 Pola Chem Ind Inc レザ−光線を利用した印字装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5929178A (ja) * 1982-08-11 1984-02-16 Pola Chem Ind Inc レザ−光線を利用した印字装置

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JPS5968939U (ja) 1984-05-10

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