JPH0438820Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0438820Y2 JPH0438820Y2 JP7159388U JP7159388U JPH0438820Y2 JP H0438820 Y2 JPH0438820 Y2 JP H0438820Y2 JP 7159388 U JP7159388 U JP 7159388U JP 7159388 U JP7159388 U JP 7159388U JP H0438820 Y2 JPH0438820 Y2 JP H0438820Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylindrical
- supporter
- affected area
- strong
- elastic force
- Prior art date
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- Expired
Links
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- 239000004677 Nylon Substances 0.000 description 3
- 229920001778 nylon Polymers 0.000 description 3
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- 210000003205 muscle Anatomy 0.000 description 2
- 229920000742 Cotton Polymers 0.000 description 1
- 229920002334 Spandex Polymers 0.000 description 1
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Landscapes
- Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)
- Knitting Of Fabric (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本考案は、膝、肘、踵、膨脛等を緊縛する筒状
サポーターの改良に関する。
サポーターの改良に関する。
(ロ) 従来の技術及び考案が解決しようとする問題
点 第7図に示されるように、従来サポーター1
は、強弾性力を有する筒状患部緊縛部2の両端
に、ゴム、強弾性糸を素通し若しくは編成した強
弾性力を有するずれ止めバンド部3,3を設け
て、サポーター1がずれたり、まくれたりするこ
とを防止している。
点 第7図に示されるように、従来サポーター1
は、強弾性力を有する筒状患部緊縛部2の両端
に、ゴム、強弾性糸を素通し若しくは編成した強
弾性力を有するずれ止めバンド部3,3を設け
て、サポーター1がずれたり、まくれたりするこ
とを防止している。
しかしながら、ずれ止めバンド部3,3を設け
ても、激しい運動や、長時間の運動を行うと、従
来サポーター1では、サポーター1がずれたり、
まくれたりすねことを防ぎようがなかつた。
ても、激しい運動や、長時間の運動を行うと、従
来サポーター1では、サポーター1がずれたり、
まくれたりすねことを防ぎようがなかつた。
本考案者等は、サポーターのずれやまくれの原
因を究明した結果、共に強弾性力を有する患部緊
縛部2とずれ止めバンド部3が連続しているの
で、これにより、緊縛されている筋肉が緊張した
時、筋肉上でずれ止めバンド部3が滑りこれに連
動して患部緊縛部2が動き、或は患部緊縛部が滑
りこれに連動してずれ止めバンド部3が動き、サ
ポーターのずれやまくれが生じることに気付い
た。
因を究明した結果、共に強弾性力を有する患部緊
縛部2とずれ止めバンド部3が連続しているの
で、これにより、緊縛されている筋肉が緊張した
時、筋肉上でずれ止めバンド部3が滑りこれに連
動して患部緊縛部2が動き、或は患部緊縛部が滑
りこれに連動してずれ止めバンド部3が動き、サ
ポーターのずれやまくれが生じることに気付い
た。
(ハ) 問題点を解決するための手段
上記のようなサポーターのずれやまくれを防止
するために、第1図に示されるように、本考案の
ニツト製サポーター11では、強弾性力を有する
筒状患部緊縛部12と、強弾性力を有するずれ止
めバンド部13との間に、弱弾性力を有する筒状
緩衝部14を設けたことを特徴とする。
するために、第1図に示されるように、本考案の
ニツト製サポーター11では、強弾性力を有する
筒状患部緊縛部12と、強弾性力を有するずれ止
めバンド部13との間に、弱弾性力を有する筒状
緩衝部14を設けたことを特徴とする。
筒状緩衝部14は、身体にフイツトし易いよう
に、弱弾性であるが、筒状患部緊縛部14に比べ
て薄く且つ伸縮性に富んだもの(よく伸びるも
の)が好ましい。特に伸縮性は、筋肉が縦方向に
伸びている関係上、縦方向(上下方向)の伸縮性
に富んだ方がずれ防止、まくれ防止のために好ま
しい。
に、弱弾性であるが、筒状患部緊縛部14に比べ
て薄く且つ伸縮性に富んだもの(よく伸びるも
の)が好ましい。特に伸縮性は、筋肉が縦方向に
伸びている関係上、縦方向(上下方向)の伸縮性
に富んだ方がずれ防止、まくれ防止のために好ま
しい。
又、この筒状緩衝部14は、ずれやまくれが起
こり易い患部緊縛部12の上方に通常設けられる
が、下方に設けてもよく、又、第6図の実施例2
のように上下に設けてもよい。
こり易い患部緊縛部12の上方に通常設けられる
が、下方に設けてもよく、又、第6図の実施例2
のように上下に設けてもよい。
又、この筒状緩衝部14の幅は、サポーターの
緊縛箇所や運動の種類・激しさに応じて適宜選択
される。
緊縛箇所や運動の種類・激しさに応じて適宜選択
される。
(ニ) 作用及び効果
本考案のサポーターは、共に強弾性力を有する
筒状患部緊縛部とずれ止めバンド部との間に、弱
弾性力を有する筒状緩衝部を設けているので、筋
肉の強度な緊張が生じて緊縛部或はバンド部に滑
りが生じても、筒状緩衝部がその変位量を吸収
し、サポーターにずれやまくれが生じることを防
止できる。
筒状患部緊縛部とずれ止めバンド部との間に、弱
弾性力を有する筒状緩衝部を設けているので、筋
肉の強度な緊張が生じて緊縛部或はバンド部に滑
りが生じても、筒状緩衝部がその変位量を吸収
し、サポーターにずれやまくれが生じることを防
止できる。
特に、この緩衝部は、筒状に形成されているの
で、サポーターに覆われた周方向のどの位置での
滑りによる変位も吸収できるので、ずれやまくれ
防止効果が大きい。
で、サポーターに覆われた周方向のどの位置での
滑りによる変位も吸収できるので、ずれやまくれ
防止効果が大きい。
又、上記筒状緩衝部を筒状患部緊縛部に比べて
薄く且つ伸縮性の富んだものにすると、身体にフ
イツトするばかりか、上記のような滑りによる変
位を確実に効果的に吸収できる。
薄く且つ伸縮性の富んだものにすると、身体にフ
イツトするばかりか、上記のような滑りによる変
位を確実に効果的に吸収できる。
(ホ) 実施例
第1図乃至第5図は、本考案の実施例1のサポ
ーター11を示す。
ーター11を示す。
第2図のようにこの実施例1のサポーター11
は丸編機で編成されたニツト製サポーターである
が、横編等により平坦な編地に編成して、筒状に
縫製してもよい。
は丸編機で編成されたニツト製サポーターである
が、横編等により平坦な編地に編成して、筒状に
縫製してもよい。
第3図は、ずれ止めバンド部13の編組織図で
あり、細番手のウーリーナイロン糸15を平編み
にしたループに強弾性糸16を螺旋状に素通しし
ている。強弾性糸16としては、強弾性力を有す
るゴム糸、スパンデツクスが用いられる。又、こ
の強弾性糸16は図の例ではループに素通しして
いるが、ループの全部または一部を形成するよう
に編み込んでもよい。更に図の例では平編である
が、ゴム編等でもあつてよい。
あり、細番手のウーリーナイロン糸15を平編み
にしたループに強弾性糸16を螺旋状に素通しし
ている。強弾性糸16としては、強弾性力を有す
るゴム糸、スパンデツクスが用いられる。又、こ
の強弾性糸16は図の例ではループに素通しして
いるが、ループの全部または一部を形成するよう
に編み込んでもよい。更に図の例では平編である
が、ゴム編等でもあつてよい。
このずれ止めバンド部13は強弾性糸を素通し
しているため強弾性力を有し、又、第1図に示さ
れるように、弾性力を強化するために、二重に折
り返して17位置で縫合している。
しているため強弾性力を有し、又、第1図に示さ
れるように、弾性力を強化するために、二重に折
り返して17位置で縫合している。
第4図は、筒状緩衝部14の編組織図であり、
ずれ止めバンド部13から連続する細番手のウー
リーナイロン糸15と、別の給糸口より供給され
る弱弾性糸18をコース毎に交互に平編にしてい
るが、ゴム編等の他の編み方であつてもよい。
ずれ止めバンド部13から連続する細番手のウー
リーナイロン糸15と、別の給糸口より供給され
る弱弾性糸18をコース毎に交互に平編にしてい
るが、ゴム編等の他の編み方であつてもよい。
その結果、この筒状緩衝部14は、筒状患部緊
縛部12やずれ止めバンド部13に比べて、弾性
力が弱いが、伸縮性に富み(よく伸びる)、且つ
薄く形成される。
縛部12やずれ止めバンド部13に比べて、弾性
力が弱いが、伸縮性に富み(よく伸びる)、且つ
薄く形成される。
第5図は、筒状患部緊縛部12の編組織図であ
り、緩衝部14から連続する細番手のウーリーナ
イロン糸15とテビロン糸19を引揃えて供給し
たものと、別の給糸口から供給される太番手の綿
糸20とテビロン糸19とを、コース毎に交互に
平編にしたループ中に強弾性糸21を螺旋状に素
通ししている。又、前記テビロン糸19は、患部
を保温できるように裏面側でパイルループを形成
している。
り、緩衝部14から連続する細番手のウーリーナ
イロン糸15とテビロン糸19を引揃えて供給し
たものと、別の給糸口から供給される太番手の綿
糸20とテビロン糸19とを、コース毎に交互に
平編にしたループ中に強弾性糸21を螺旋状に素
通ししている。又、前記テビロン糸19は、患部
を保温できるように裏面側でパイルループを形成
している。
上記のように、患部緊縛部12は、裏面にパイ
ルループを形成する関係上平編にしているが、パ
イルが不要な場合は、コム編等であつてもよい。
ルループを形成する関係上平編にしているが、パ
イルが不要な場合は、コム編等であつてもよい。
又、患部緊縛部12は、上記のような材料を用
いて編成しているので、厚地になり、弾性力も強
いものになる。
いて編成しているので、厚地になり、弾性力も強
いものになる。
第1図乃至第5図は、本考案のサポーターの実
施例1を示し、第1図は縦方向に切欠した説明
図、第2図は側面図、第3図はずれ止めバンド部
の編組織図、第4図は筒状緩衝部の編組織図、第
5図は筒状患部緊縛部の編組織図である。第6図
は、本考案の実施例2のサポーターの側面図であ
る。第7図は、従来サポーターの側面図である。 1,11……サポーター、2,12……筒状患
部緊縛部、3,13……ずれ止めバンド部、14
……筒状緩衝部。
施例1を示し、第1図は縦方向に切欠した説明
図、第2図は側面図、第3図はずれ止めバンド部
の編組織図、第4図は筒状緩衝部の編組織図、第
5図は筒状患部緊縛部の編組織図である。第6図
は、本考案の実施例2のサポーターの側面図であ
る。第7図は、従来サポーターの側面図である。 1,11……サポーター、2,12……筒状患
部緊縛部、3,13……ずれ止めバンド部、14
……筒状緩衝部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 強弾性力を有する筒状患部緊縛部と、強弾性
力を有するずれ止めバンド部との間に、弱弾性
力を有する筒状緩衝部を設けたニツト製サポー
ター。 (2) 筒状緩衝部が筒状患部緊縛部に比べて薄く且
つ伸縮性に富んだ実用新案登録請求の範囲第
(1)に項記載のサポーター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7159388U JPH0438820Y2 (ja) | 1988-05-29 | 1988-05-29 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7159388U JPH0438820Y2 (ja) | 1988-05-29 | 1988-05-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01172825U JPH01172825U (ja) | 1989-12-07 |
JPH0438820Y2 true JPH0438820Y2 (ja) | 1992-09-10 |
Family
ID=31296799
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7159388U Expired JPH0438820Y2 (ja) | 1988-05-29 | 1988-05-29 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0438820Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016065326A (ja) * | 2014-09-24 | 2016-04-28 | 株式会社レッグニットクリス | 筒状サポータ |
-
1988
- 1988-05-29 JP JP7159388U patent/JPH0438820Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01172825U (ja) | 1989-12-07 |
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