JPH0438621A - 塗布方法及びその装置 - Google Patents

塗布方法及びその装置

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JPH0438621A
JPH0438621A JP14282090A JP14282090A JPH0438621A JP H0438621 A JPH0438621 A JP H0438621A JP 14282090 A JP14282090 A JP 14282090A JP 14282090 A JP14282090 A JP 14282090A JP H0438621 A JPH0438621 A JP H0438621A
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coating
coating liquid
liquid
slit
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JP14282090A
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Takemasa Namiki
双木 武政
Seiichi Tobisawa
誠一 飛沢
Shigehisa Kawabe
茂寿 川邉
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Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ、産業上の利用分野 本発明は塗布方法及びその装置に関し、特に磁気テープ
等の磁気記録媒体の製造に際して好適な塗布方法及びそ
の装置に関するものである。
口、従来技術 磁気記録媒体は、支持体上に磁性塗布液を塗布すること
によって得られるが、その塗布方式としては、ロールコ
ート、グラビアコート、エクストルージョンコートが一
般的である。この中でも、エクストルージョンコートは
、均一な塗布膜厚が得られるので優れている。
一方、磁気記録媒体自体の改良が、近年、急速に進んで
いる結果、高BET値の酸化鉄磁性粉やバリウムフェラ
イト材料の使用が指向され、塗布液が高粘度化している
。また、高密度化に対処するために、薄膜塗布を行いた
い、あるいは生産性を高めるため可能な限り高速で塗布
したいとの要望が高まっている。
ところで、主として磁気記録媒体の製造を目的としたエ
クストルージョンコート法における従来技術として、特
開昭56−17661号、特開昭5784771号、同
5B−104666号、同60−238179号公報記
載のものが知られている。
しかしながら、特開昭56−17661号では、かき落
としブレードの精度、ロールの精度が塗布膜厚に影響さ
れやすい。特開昭57−84771号〜同602381
79号では、対向するロールなしの塗布方式であり、当
該公報に記載のものでは、高速で塗布を試みると、コー
タ入側より空気の混合が生じ、泡又はスジの発生が生じ
、薄膜な塗膜の形成が困難になる。それを解決するため
にフィルムの張力を増して対策するが、llZフィルム
状支持体の張力向上には限界があり/ (フィルム搬送
可能な最大値は約8 kg / cm )塗布速度30
0m/分、フィルム支持体の幅160印、フィルム支持
体1G上、2kg/支持体の幅、塗布液粘度1800c
pの条件下で塗膜を約3μで形成させるのが限界であっ
た。
まず、エクストルージョンコート法の一例について説明
する。
第8図に示すように、まず供給ロール10から繰出され
たフィルム状支持体1Fは、押し出しコータ16Fによ
り磁性塗布液を塗布した後、乾燥器12に導入し、ここ
で上下に配したノズル13から熱風14を吹付けて乾燥
する。次に、乾燥された磁性層付きの支持体1Fはカレ
ンダーロール15の組合せからなるカレンダ一部18に
導かれ、ここでカレンダー処理された後に巻取りロール
24に巻き取られる。なお、押し出しコータ16Fへ供
給される磁性塗布液は、インラインミキサー(図示せず
)を通して供給してよい。
押し出しコータ16Fによる塗布状態は、第9図に明示
する如くに構成されゼいる。この押し出しコータ16F
はエクストルージョン方式であって磁性塗布液2′を吐
出できるようになっている。
このエクストルージョンコート法で製造された磁気記録
媒体は、例えば第10図に示すように、ポリエチレンテ
レフタレート等の非磁性支持体1F上に、磁性層2を有
し、必要あればこの磁性層2とは反対側の面にバラフコ
−) (BC)層3が設けられている構成のものである
。また、第11図に示すように第10図の磁気記録媒体
の磁性層2上にオーバーコート層(00層)4を設けて
もよい。
また、第10図、第11図の磁気記録媒体は、磁性層2
と支持体1Fとの間に下引層(図示せず)を設けたもの
であってよく、或いは下引層を設けなくても良い。また
支持体にコロナ放電処理を施しても良い。
また、磁気ディスクとする場合は、支持体1Fの両面に
磁性層2を夫々形成することができる。
上記のエクストルージョンコート法は、確かに均一な塗
布膜厚を得ることができるけれども、良好な塗布条件が
狭い範囲でしか得ることができず、前述のような、高粘
度、薄膜塗布及び高速塗布条件下では、所望の塗布を行
い得ない。
即ち、押し出しコータによる吐出量が多い場合、即ち、
厚膜に塗布する場合には高速塗布が可能であるが、上記
の要求に対応した薄膜塗布の場合には、吐出量が少なく
なるため薄膜塗布となり、高速塗布が困難になる。又、
薄膜塗布の場合、押し出しコータの特にフロントエツジ
と支持体との間に付着したゴミ等の影響及びエツジの表
面粗さにより、塗布スジ等の塗布故障が生じ易い。この
結果、目的とする出力S/Nが十分に得られない。
そこで第12図に示すように、押し出しコータ16Gか
らの塗布液2′を支持体1G上に比較的多量に吐き出し
、下流側に配したブレード20によって塗布液の一部を
掻き落とし、薄膜の塗布液2a’を得る塗布技術が知ら
れている。この公知技術によれば、コータ16Gからの
吐出量が比較的多量であるために第9図のものに比べて
高速塗布が可能であり、ブレード20による薄膜形成も
一応可能である。しかしながら、ブレード20による掻
き落とし量を正確に設定しておかないと、膜厚変動が生
じてしまうので、掻き落とし量を測定する必要があり、
このための特別測定装置が必要である。又、ブレード2
0の位置を精度良く出しておかないと、例えばその伸長
度が不十分であった場合、塗布膜の膜厚が不均一となる
。又、条件によっては段状の塗布模様が生ずる。更に、
ブレード20によって掻き落とされた塗布液が落下する
ために、汚れ防止等の回収操作が必要になる。その回収
操作により溶剤が蒸発するためその対策のために設備が
過大となる。
ハ0発明の目的 本発明の目的は、均一膜厚、薄膜塗布及び高速塗布を可
能にする方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、上記の方法を確実かつ容易に実施
できる装置を提供することにある。
二1発明の構成 即ち、本発明は、相対的に走行する支持体上に塗布液を
吐出して塗布膜を形成するに際し、前記吐出後に、塗布
層を形成した前記塗布液の一部分を除去し、かつその除
去された液を送液系に戻して循環させるように配してな
る供給系を用い、所定厚の塗布膜を形成する塗布方法に
係るものである。
また、本発明は、相対的に走行する支持体上にれた液を
送液系に戻して循環させるように配した供給系とを有す
る塗布装置も提供するものである。
ホ、実施例 以下、本発明の詳細な説明する。
第1図及び第2図は、本発明の方法及び装置を磁気記録
媒体の製造に適用した例を示すものであり、第8図で述
べた工程の塗布液の塗布段階に使用されるものである。
即ち、エクストルージョン型のコータヘッド16Aは、
その上流側にフロントエツジ31A及びその下流側にバ
ックェツジ32Aを有しており、両エツジ31A、32
Aの間に隔壁33Aが形成されている。フロントエツジ
31Aと隔壁33Aとの間に塗布液吐出用スリット34
Aを、バックェツジ32Aと隔壁33Aとの間に塗布液
吸引用スリット35Aを設けている。スリット34Aは
、そのヘッド表面側の端部には吐出口36Aを設けてい
る。又、そのスリット34Aの他方の端部は塗布液ポケ
ット38Aに連通している。スリット35Aのヘッド表
面側の端部には吸引口37Aを設けていて、又、そのス
リット35Aの他方の端部は塗布液ポケット39Aに連
通している。なお、吐出口36A及び吸引口37Aは支
持体1Aの幅方向のほぼ全長に亘って形成されている。
塗布を開始するときには、定量ギヤーポンプ40Aを逆
回転させて塗布液を一点鎖線60のように逆流させ、ス
リット35Aとポケット39Aとを満たし、以降の吸引
を円滑に開始させる。定量ポンプ41Aによって磁性塗
布液2′を塗布液槽42Aから矢印方向に導くと、塗布
液2′は定量ポンプ41A、更にはフィルタ44を通り
、ポケット38Aに入り、スリット34Aを上昇する。
これによって、矢印方向62に走行する支持体1A上に
吐出口36Aから塗布液2′が比較的多量に吐出され、
吐出後に塗布液2′の一部分が吸引口37Aから吸引除
去され、所定厚の塗布膜2a′が支持体1A上に形成さ
れる。この吸引した液は、スリット35Aを下降し、塗
布液ポケット39Aに導かれ、再び塗布液槽42Aに戻
される(矢印61方向)。
コータヘッド16Aのエツジ部周辺を示す要部拡大断面
図である第2図に明示するように、フロントエツジ31
Aには上流側にフロントエツジ面31Aaが形成され、
バックェツジ32Aには下流側にバックェツジ面32A
aが形成され、端面32Abをエツジ面32Aaに隣接
させ、支持体1Aに面する表面側には曲率の低い面32
Acを設けている。支持体1Aに臨んでいる隔壁33A
は、その表面側に傾斜面33Aa、33Abを両端部方
向に有している。曲率の低い面32Acと隔壁の傾斜面
33Abとはほぼ同一の平面をなしていてよいが、図示
の如き段差を形成しているのが良い。吐出用スリット3
4Aと吸引用スリット35Aとの離間距離(隔壁33A
の幅)は約0.05〜40mmで、吸引用スリットの内
径は約0.05〜0.8閣であり、隔壁33Aの傾斜面
33Abと曲率の低い面32Acとの段差を形成する距
離は約−0,30,6胴でよい。フロントエツジ31A
の先端43Aは、塗布液が第9図で示したように吐出さ
れる場合には、走行している支持体IA(−点鎖線62
で示す。)に対して密着しているが、本例では塗布液が
多量に吐出されるので、実線で示すようにこの支持体1
Aはヘッド表面側から塗布液を介しく9) (lO) て離間する。このため、上流側から塵埃、籾屑等の異物
が付着しようとしても、これは下流側へ流されて除去さ
れる。異物が吸引口37Aで吸引されると、その異物は
上記した塗布液経路中の例えばフィルタ44で回収され
る。この結果、塗布膜に塗布スジ等の塗布故障が生じる
ことなく、均一厚みの塗布が可能となる。
上記したように、本実施例によれば、塗布を開始すると
きには、塗布液を矢印60方向に逆流させる。塗布液2
′はスリット34Aを上昇しく矢印61方向)、吐出口
36Aで相対的に走行する支持体1Aに吐出され、この
吐出後、その塗布液の一部分は吸引口37Aで吸引除去
されてスリット35Aを下降する(矢印61方向)。従
って、塗布液2′を吸引口37Aから高速で吸引しなが
ら塗布液2′を吐出口36Aから高速で多量に支持体上
に吐出できるので、その吸引−吐出の量的関係を設定し
さえすれば塗布膜の膜厚変動を抑制し、均一で高速の塗
布を汚れなしに行うことが可能になる。しかも、得られ
る塗布膜は所定の薄膜2a′として再現性良く形成する
ことができる。
これによって、上述した要求性能を満たし電磁変換特性
等の良好な膜性能を実現することができる。
ここで、上記の吸引−吐出の量的関係(以下の他の例で
も同様)を説明する。即ち、支持体1Aに吐出口36A
から(V+V、)の量で吐出し、吸引口37Aから■1
の量で吸引する条件で上記の塗布液の循環経路を作動さ
せる場合、吸引された塗布液はスリット35Aを下降し
、定量ポンプ40Aを通り、塗布液槽42Aへ戻され、
この槽42Aからは液量(V+V、)の塗布液がスリッ
ト34Aへ導かれ、液量(V、 十V)で吐出される。
従って、上記の塗布される塗布液の塗布液量は常にVと
なる。■とvlとの関係は以下の様に設定するのが望ま
しい。
なお、本実施例の方法及び装置は、エクストルージョン
型のコータ16Aを用いているので、バックロール(図
示せず)をヘッド16Aに相対しく11) て設ける必要はない。
本実施例の具体的な例を記載する。
第2図のコータヘッドを用いて第1表に示す条件で磁気
記録媒体の支持体上に塗布液を塗布させた。実験No、
 Iでは、塗布液粘度tsoocpO高粘度の塗布液を
400m/分という極めて高速度、かつ2050cc/
分という多量の送液流量でも塗布液吸い取り流量を10
25cc/分に設定すると、塗布膜厚2.5μという薄
膜が得られた。
実験No、 Uでは、塗布液の吸い取り流量を240c
c/分に設定し、塗布速度を100m/分に設定しても
0.6μという安定した薄膜が得られ、実験N。
■では、実験No、 Iと同一の塗布液粘度で塗布速度
を50m/分に設定し、吸い取り流量を285cc/分
に増すと、実験No、 mでの塗布膜厚0.6μの半減
した膜厚0.3μが得られる。
(以下余白、次頁に続く) 第  1  表 第3図の例では、フィルタ44Aが定量ポンプ41Bか
らエクストルージョン型のコータ16Bまでの経路に設
けられ、矢印62方向に走行する支持体1Bに連行され
た異物を分離すると共に、定量ポンプ40日と塗布液槽
42Bとの間に、分岐手段45Aが設けられ、この手段
45Aと、定量ポンプ41Bからフィルタ44Aまでの
経路47Aとの間に更に経路46Aが接続されている。
従って、吸引された塗布液は更に速くポケット38Bへ
の吐出液に添加され、かつ槽42Bへの液供給も行える
。又、ポンプを逆転することによを、46Aの方向にの
み液を流す様に設定する。
この例では、ポンプ41日によって塗布液2′は速度V
′で塗布液槽42Bから吸引され、フィルタ44Aを通
り、ポケット38日に入り、スリット34Bを上昇する
。走行する支持体1日にこの塗布液は吐出口36日で液
量(V+V、)で吐出され、吐出後に吸引口37日で液
量v1を吸引され、矢印61方向に向かう。これにより
塗布される膜厚はv=v’となる。
第4図の例によれば、定量ポンプ40Cを、ポンプ41
Cからフィルタ44Bまでの経路47Bに設けた結合手
段53Aに経路46日を介して接続させている。第1図
、第3図と同様に吸引を始める前にポンプ40Cを逆回
転させて塗布液で吸引口37Gを満たしく矢印60方向
)、吸引を円滑に開始させる。吸引口37Cから吸引さ
れた液は、ポンプ40Cを通り、塗布液槽42Gから送
られた塗布液に結合手段53Aで加えられる。合流した
液はフィルタ44Bで異物を分離された後、ポケット3
8Cを通り、スリット34Gを上昇し、吐出口36Cで
相対的に走行する支持体1Cに吐出され、吐出後に塗布
液の一部分は吸引口37Cで吸引され、スリット35C
を下降し、ポケット39Cを通り、再びフィルタ44日
を通りコータヘッド16Cに導かれる(矢印61方向)
。又、ポンプ40Cとポンプ41Gとの間に分岐手段4
5Bを設け、この分岐手段45Bと、塗布液槽42Cか
らポンプ41Cまでの経路に更に経路48Aを一点鎖線
のように接続させても良い。
第5図は他の例を示していて、従来の押し出しコータを
2個用い、一方は塗布液吐出用16Dとし、他方を塗布
液吸引用16Eとして別々に用いる例である。押し出し
コータヘッド16Dの吐出口36Dと平行に、吸引用コ
ータヘッド16Eには吸引口37Dを設けている。押し
出しコータへラド16Dの吐出口36Dで塗布液を矢印
62方向に走行する支持体1D上に吐出させ、吐出後に
塗布液の一部分を吸引口37Dで吸引除去する。
吸引された塗布液はスリット350を下降し、ポケット
39Dを通って定量ポンプ400に入る。
このポンプ400から塗布液が送出され、この塗布液は
、ポンプ410からの塗布液に結合手段53Bで加えら
れる。合流した塗布液はフィルタ44Cを通り、このフ
ィルタ44Gによって異物が分離され、コータヘッド1
60の吐出用スリット34Dの吐出口36Dで支持体1
Dに吐出される。
この例の場合は、2個のコータをコータとして従来から
使用されている通常のコータをそのまま吐出用及び吸引
用としてそれぞれ使用しているので塗布装置のアセンブ
リーが容易となり、コストの上昇も抑えられる。
第6図は、第1図及び第2図のエクストルージョン型の
コータヘッドに更にスリット34Fを追加したコータ1
6Hの例を示すものである。
即ち、バックェツジ32日と、吸引用スリット35Eと
の間に隔壁49を介して更に吐出用スリン)34Fが設
けられている。塗布液は上流側の吐出用スリン)34E
を上昇し、吐出口36Eの先端49Aで矢印62方向に
走行する支持体1E上に50A′として吐出され、吐出
後に塗布液が吸引口37Eで吸引用スリン)35Eに吸
引され、第7図のように第1の磁性層50Aが形成され
る。
下流側の吐出用スリット34Fの吐出口36Fから塗布
液を第1の磁性塗布液50A’の上に51A′として吐
出させて第2の磁性層51Aが第7図のように形成され
る。バックェツジ32Bに更に吸引用スリット35F(
−点鎖線で示す。)を設け、このスリット35Fの吸引
口37Fで第2の磁性層の塗布液の一部を吸引除去して
もよいが、この場合は、第2の磁性層が下層よりも薄い
ために、第1の磁性層と同時に第2の磁性層の薄膜高速
塗布に好適なヘッドとなる。第6図のエクストルージョ
ン型のコータヘッドを用いれば、例えば第7図のように
ポリエチレンテレフタレート等の非磁性支持体IEに第
1の磁性層50Aが設けられ、第1の磁性層50A上に
更に第2の磁性層51Aが重層塗布される。必要であれ
ば磁性層50A、51Aとは反対側の面にバックコート
層52Aを設けてもよい。この例による重層塗布の磁性
層は、厚い下層を長波用信号の記録用として、薄い上層
を短波用信号の記録用として使用できる。
以上、本発明の詳細な説明したが、上記実施例は本発明
の技術的思想に基づいて種々の変形が可能である。
例エバ、コータヘッド、そのフロントエツジ面、バック
ェツジ面の形状、寸法等は種々変更でき、またコータ全
体の寸法、形状、構造、ポケット、スリット、塗布液吐
出口、吸引口等の寸法、形状等も種々変更できる。
本発明で言う「相対的に走行する」支持体とは、上述の
例のように支持体自体が走行する場合以外も意味し、支
持体とヘッドとが相対的に移動する関係にあればよい。
上述の例では塗布液の吸引除去をコータヘッドによって
行ったが他の適宜の吸引手段によっても良い。
塗布液としては、磁性塗料のみならず、磁気記録媒体の
バックコート層用塗料、フィルム用下引液、フィルム用
乳剤等にも適用できる。
へ3発明の効果 本発明は上述したように、塗布液の吐出後にその一部を
吸引除去しているので、吐出量を多くして、高粘度でも
塗布を高速で行え、目的とする薄膜を均一膜厚で形成可
能にし、また、支持体上に付着している異物、塵埃や塗
布液中の凝集物を塗布液中に除去でき、かつ塗布手段の
表面粗さ(粗度)の影響を受けずに塗布でき、スジ状の
塗布欠陥等を防止できる。
又、塗布装置として塗布手段の下流側に塗布液吸引手段
を配置しているので、上記した効果を確実かつ容易に得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7図は本発明の実施例を示すものであって、 第1図は磁気記録媒体の製造に用いる塗布装置の−例を
示す概略図、 第2図は同塗布装置のコータヘッドの要部拡大断面図、 第3図、第4図、第5図は磁気記録媒体の製造に用いる
塗布装置の他の各側の概略図、第6図は更に他の例によ
るコータヘッドの要部拡大断面図、 第7図は磁気記録媒体の部分断面図 である。 第8図〜第12図は従来例を示すものであって、第8図
は磁気記録媒体の製造装置の一例を示す概略図、 第9図はコータヘッドの概略断面図、 第10図は磁気記録媒体の部分断面図、第11図は他の
磁気記録媒体の部分断面図、第12図は他のコータヘッ
ドの概略断面図である。 なお、図面に示す符号において、 IA、IB、IC,ID、IE、IF、IG・・・・・
・・・・支持体 2・・・・・・・・・磁性層 2′、2a′・・・・・・・・・塗布液16A、16日
、16C,160,16E、16F、16G、16H・
・・・・・・・・コータヘッド34A、35A、34B
、35B、34C135C134D、35D、34E、
35E、34F、35F・・・・・・・・・スリット3
6A、36B、36C,36D、36E、36F・・・
・・・・・・吐出口 37A、37B、37C137D、37E、37F・・
・・・・・・・吸引口 40A、41 A、408,418.40C141C1
40D、41D・・・・・・・・・定量ポンプ42A、
42B、42C・・・・・・・・・塗布液槽である。 代理人   弁理士  通板 宏 (自発) 手続補正書 平成2年7月20日 2゜ 3゜ 4゜ 平成2年 特許願第142820号 発明の名称 塗布方法及びその装置 補正をする者 事件との関係  特許出願人 住 所 東京都新宿区西新宿1丁目26番2号名 称 
(127)コニカ株式会社 理人 住 所 東京都立川市柴崎町2−4−11FINEビル
代 6゜ 7゜ 補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 補正の内容

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、相対的に走行する支持体上に塗布液を吐出して塗布
    膜を形成するに際し、前記吐出後に、塗布層を形成した
    前記塗布液の一部分を除去し、かつその除去された液を
    送液系に戻して循環させるように配してなる供給系を用
    い、所定厚の塗布膜を形成する塗布方法。 2、相対的に走行する支持体上に塗布液を吐出する塗布
    手段と、この塗布手段の下流側に配置された塗布液吸引
    手段と、この吸引手段により吸引された液を送液系に戻
    して循環させるように配した供給系とを有する塗布装置
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