JPH0438603Y2 - - Google Patents

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JPH0438603Y2
JPH0438603Y2 JP1983109981U JP10998183U JPH0438603Y2 JP H0438603 Y2 JPH0438603 Y2 JP H0438603Y2 JP 1983109981 U JP1983109981 U JP 1983109981U JP 10998183 U JP10998183 U JP 10998183U JP H0438603 Y2 JPH0438603 Y2 JP H0438603Y2
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JP
Japan
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squelch
level
data signal
signal
hysteresis
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JP1983109981U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、パーソナル無線機等のデータ伝送を
含む無線通話装置のヒステリシスを有するスケル
チ回路に関する。
無線通話装置では電界強度が著しく低い状態で
受信した信号は、そのS/N比が悪く、敢えて再
生しても聴きにくいので、スピーカからは出力さ
せないようにスケルチをかけるのが一般的であ
る。通常、スケルチを起動する(以下ではスイツ
チの性質上閉じるとも言う)レベルと解除する
(開く)レベルは同じであるが、このように単一
レベルのスケルチでは電界強度がそのレベル付近
で変動するとハンチングを起こしてスピーカから
断続的に出力が生じ、これが耳ざわりなノイズと
して聴こえるので、ヒステリシスを持たせること
がある。つまり、スケルチを開く(解除する)レ
ベルを閉じる(起動する)レベルより高く設定し
て、一旦スケルチがかかつたらある程度電界強度
が上昇するまで(これをヒステリシス幅という)
スケルチを解除しないという方法である。
この方法によれば電界強度がスケルチの閉(起
動)レベル付近で変動しても上述のハンチングは
生じないが、反面電界強度が該閉レベル以上で安
定していても開(解除)レベル以下、つまりヒス
テリシス幅の範囲内であると音声が出力されない
不都合が生ずる。
本考案は、スケルチのヒステリシス範囲内でも
受信データがあれば強制的にスケルチを解除して
上述した不都合を解消しようとするものである。
本考案は、音声信号に先立ちデータ信号が送信
される無線通話装置における、音声信号の再生を
停止するスケルチ動作の起動および解除の判断を
行うための両判断レベル間にヒステリシスを持た
せたスケルチ回路において、該データ信号が該両
判断レベル間であつても該データ信号を正確に受
信することができたときは起動中のスケルチ動作
を強制的に解除する手段を付加したことを特徴と
するが、以下図示の実施例を参照しながらこれを
詳細に説明する。
第1図は本考案の一実施例を示すブロツク図
で、1はアンテナ、2は受信部(復調部を含む)、
3はスケルチ用のヒステリシスコンパーレータ、
4はスケルチスイツチ、5はアンプ、6はモデ
ム、7はCPU等を使用した制御部である。受信
部2のデイスクリミネータ出力にはデータ信号と
音声信号とがある。第2図に示すようにデータ信
号は、例えばパーソナル無線ではビツト同期信
号、フレーム同期信号、それにチヤネル、群コー
ド、ATIS(免許番号)等の情報からなり、概ね
200ms程度の時間長で音声信号の先頭および後尾
に付加される(斜線で示す)。これはプレストー
クスイツチに連動して自動的に行われるもので、
モデム6および制御部7は該データ信号を復調し
て、対となる音声信号が自己宛てのものか判断す
る。自己宛のものであればスピーカから出力し、
そうでなければ出力しないという制御をなすが、
その部分は図面上省略してある。
従つてスケルチは自己宛ての音声信号を受信中
に電界が著しく低下したときに作用し、スイツチ
4を閉じて音声信号がアンプ5へ入力するのを阻
止する。このスイツチ4の開閉制御は、同じく音
声信号を入力とするヒステリシスコンパレータ3
により行われ、一旦閉レベル(第2図参照)以下
に電界が低下したら、次に開レベル以上の電界強
度に復帰しなければスイツチ4を開かないのが従
来の方法である。
しかし、これでは電界強度が開レベルと閉レベ
ルの間で安定して前述のハンチングを生じさせな
い場合でも(しかもS/N面でも問題ない)、以
後の交信を不能にする。本考案はこれを救済しよ
うとするもので、具体的には音声信号に先立ち送
信されるデータ信号(これはスケルチの対象とさ
れない)を制御部7が検出したら、トリガパルス
を発生して強制的にスケルチを解除する。第2図
はこの動作を示すタイムチヤートで、開レベルと
閉レベルの間で安定した音声信号が再生される様
子を示している。このようにしても該音声信号が
消失すると再びスケルチがかかるので、データ信
号を伴なわないノイズは確実にカツトされる。
第4図はヒステリシスコンパレータ3の具体例
で、Vrefは開レベルと閉レベルに切り換わるリ
フアレンス電圧である。トリガパルスは一時的に
音声信号が開レベル以上になるように付加される
(Vrefを一時的に閉レベルに低下させるように印
加してもよい)。これによりスイツチ4は開いて
スケルチ解除となる。
以上述べるように本考案によれば、音声信号に
先立ちデータ信号が送信される無線通話装置でス
ケルチにヒステリシスを持たせた場合、該ヒステ
リシス幅の範囲内で安定していれば、スケルチ解
除レベルに達しない弱電界の音声信号でも有効に
再生できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すブロツク図、
第2図はその動作波形図、第3図は受信信号の一
例を示す説明図、第4図はヒステリシスコンパレ
ータの具体例を示す構成図である。 図中、1はアンテナ、2は受信部、3はヒステ
リシスコンパレータ、4はスケルチスイツチ、5
はアンプ、6はモデム、7は制御部である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 音声信号に先立ちデータ信号が送信される無線
    通話装置における、音声信号の再生を停止するス
    ケルチ動作の起動および解除の判断を行うための
    両判断レベル間にヒステリシスを持たせたスケル
    チ回路において、 該データ信号が該両判断レベル間であつても該
    データ信号を正確に受信することができたときは
    起動中のスケルチ動作を強制的に解除する手段を
    付加したことを特徴とするスケルチ回路。
JP10998183U 1983-07-15 1983-07-15 スケルチ回路 Granted JPS6019242U (ja)

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JP10998183U JPS6019242U (ja) 1983-07-15 1983-07-15 スケルチ回路

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JP10998183U JPS6019242U (ja) 1983-07-15 1983-07-15 スケルチ回路

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Publication Number Publication Date
JPS6019242U JPS6019242U (ja) 1985-02-09
JPH0438603Y2 true JPH0438603Y2 (ja) 1992-09-09

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2765640B2 (ja) * 1991-10-14 1998-06-18 株式会社ダイフク 立体駐車設備

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5950139B2 (ja) * 1978-12-20 1984-12-06 三菱電機株式会社 頻度計数回路

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5950139U (ja) * 1982-09-24 1984-04-03 パイオニア株式会社 スケルチ回路

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JPS5950139B2 (ja) * 1978-12-20 1984-12-06 三菱電機株式会社 頻度計数回路

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JPS6019242U (ja) 1985-02-09

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