JPH0438574A - パターン検査装置 - Google Patents

パターン検査装置

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JPH0438574A
JPH0438574A JP2145490A JP14549090A JPH0438574A JP H0438574 A JPH0438574 A JP H0438574A JP 2145490 A JP2145490 A JP 2145490A JP 14549090 A JP14549090 A JP 14549090A JP H0438574 A JPH0438574 A JP H0438574A
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Japan
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JP2145490A
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Masaru Okada
勝 岡田
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Kowa Co Ltd
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Kowa Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はパターン検査装置、特にプリント基板のパター
ンを光学的に読み取り、これをプリント基板作成時の設
計データから抽出したパラメータと比較して欠陥を検査
する装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、パターン検査においては、予め記憶した正常パタ
ーンと被検査パターンとを対応する画素毎に逐一照合す
る、いわゆる比較法と、パターンを構成する線の巾や角
度といった特徴を被検査パターンから抽出し、パターン
設計ルールから外れたものを検出する、いわゆる特徴抽
出法とが一般的に採用されている。また、最近ではパタ
ーンにラベリング処理を施して端点同士の接続状態を表
す接続リストを作成し、これを設計データから抽出した
ものと比較して異なるものを欠陥として検出する方法も
開発されている。
(発明が解決しようとする課題) パターン検査は限られた時間で大量の画像データを扱う
必要から、比較法にしても特徴抽出法にしても、大部分
がいわゆるリアルタイム・パイプライン構造のハードウ
ェアで実現されている。これは概念的には2次元のマト
リックスによる線形処理を、画素単位に移動しながら繰
り返すことに相当する。したがって、原理的に局所性、
均一性の強い処理方法である。
しかし、一般に検査基準はプリント基板全体に亘って均
一ではなく、パターン巾やパターン間隔、パターン形状
やパターンを流れる電気信号の種類などによって変わる
ため、場所に応じた処置が必要となる。さらに、その場
所にどの検査基準を通用すれば良いかを判断するために
は、周囲の状況を広く把握しなければならない。すなわ
ち、より広域的で柔軟な特性を持った処理方法が望まれ
ている。
実際に人間が目視検査を行う場合、始めはプリント基板
の端から順にパイプライン式に見ていくが、欠陥らしい
箇所を見つけるとそこで一旦視線を止め、次にその周囲
を見渡して隣のパターンまでのマージンや電気的特性を
調べ、それらのデータを総合して真の欠陥かどうかを判
断している。
人間に近い柔軟な検査を自動的に行うためには、このよ
うな視線の移動に対応するプロセスが必要になるが、こ
れをそのままパターン検査装置に適用しようとすると、
周囲を調べるプロセスがリアルタイム・パイプライン構
造に適合せず、ソフトウェア的に処理する必要があるた
め速度が極度に遅くなる欠点がある。すなわち、検査の
広域性や柔軟性と、処理速度は背反するものであり、こ
れら両者の要求を満たすべく、画像平面を複数の小平面
に分割し、それぞれの小平面に対して独立した処理ユニ
ットを設けた並列構造が提案されているが、処理ユニッ
ト間の通信が複雑になるとともにコストも著しく増大す
るという欠点がある。
最近に到り、処理速度と判定の柔軟さとを両立するため
に、設計データを参照する方法が開発されている。この
方法では、設計データから予め抽出したパターン巾、パ
ターン間隔などのパラメータを積極的に活用することで
周囲を調べる手間を省き、パイプライン構造で柔軟な判
定をしようとするものである。
このような方法の代表的なものが、被検査パターンの端
点の接続リストを設計データのそれと比較する方法であ
る。パターンの端点(導線接続用パッド)の位置と接続
リストを設計データから予め抽出しておき、ラベリング
処理した被検査パターンと上記の端点の位置データを重
ね合わせて被検査パターンの端点接続リストを作成し、
設計データの接続リストと照合して異なるものを欠陥と
判定するものである。
しかし、この方法では端点の個数が増えていくと接続リ
ストの照合、すなわちマツチング処理回数が2乗関数的
に増大し、非常に時間がかかるという欠点がある。さら
に、ラベリング処理自体が原理的には1回の画像操作で
は終了せず、2回走査またはソフトウェアによる補正が
必要となるためいずれにしてもリアルタイム処理は不可
能となる欠点がある。
本発明は上述した従来の欠点を除去し、設計データを有
効に利用することにより柔軟な欠陥判定をほぼリアルタ
イムで高速に実現することができるパターン検査装置を
提供しようとするものである。
(課題を解決するための手段および作用)本発明による
パターン検査装置は、 被検査パターンを作成するための設計データを受けて検
査に必要な端点、屈曲点などの特徴点のパラメータを抽
出して記憶する手段と、 被検査パターンを光学的に読み取って画像信号を発生す
る手段と、 読み取った被検査パターンの中に、設計データから抽出
したパターンの端点、屈曲点などの特徴点が存在するか
否かを調べ、存在しないときには被検査パターンを欠陥
有りと判定する第1の判定手段と、 この第1の判定手段によって特徴点があると判定された
被検査パターンに対し、検査基準および設計データ中の
パターン巾およびパターン間隔を参照して、2次元の拡
大、縮小処理を施す手段と、設計データ中の特徴点につ
いて、互いに連結されている特徴点をまとめてグループ
とし、グループ毎に付けた固有の識別番号を、拡大した
被検査パターンの各特徴点の位置に埋め込む手段と、設
計データ中の特徴点毎に付けた固有の識別番号を、縮小
した被検査パターンの各特徴点の位置に埋め込む手段と
、 拡大、縮小した被検査パターンのそれぞれに対し、識別
番号の伝播処理を行う伝播処理手段と、拡大、縮小され
た被検査パターンのそれぞれに対し、伝播処理の過程で
同一の画素に異なる識別番号が重複して付けられた場合
にこれを検出し、拡大された被検査パターンに対しては
そのまま欠陥有りと判定し、縮小された被検査パターン
に対しては設計データ中の特徴点の接続リストと照合し
て異なるものを欠陥有りと判定する第2の判定手段とを
具えることを特徴とするものである。
このような本発明のパターン検査装置においては、先ず
、被検査パターン中に所定の特徴点が所定の位置に存在
しているか否かを検査することによって第1次の欠陥判
定を行い、さらに被検査パターンを設計ルールに基づい
た所定の寸法だけ拡大したパターンを作成し、この拡大
パターンに対して特徴点に付けられた識別番号を伝播処
理し、1つの画素に異なる識別番号が付与されたときは
所定の最小絶縁中を満たしていないと判定し、被検査パ
ターンを所定の寸法だけ縮小したパターンを作成し、こ
の縮小パターンに対して識別番号の伝播処理を施し、1
つの画素に異なる識別番号が付与されたときは設計デー
タ中の特徴点の接続リストと照合して異なる場合に欠陥
と判定する第2次欠陥判定を行うものであるから、欠陥
判定の柔軟性、広域性が得られるとともに高速の判定が
可能となる。また、後述する実施例のように被検査パタ
ーンを通常のTVスキャンで走査して画像信号を読み取
る場合、識別番号の伝播処理を4方向からではなく3方
向から行うようにすれば、高速処理ができるとともに画
像信号の記憶容量を少なくすることができる。
(実施例) 第1図は本発明によるパターン検査装置の1実施例の構
成を示すブロック図である。検査すべきプリント基板、
すなわち被検査基板11をXY子テーブル2の上に載置
し、このテーブルの上方にはCCDラインセンサを有す
るテレビカメラ13を配置し、被検査パターンを通常の
TVスキャンモードで走査する。すなわち、主走査をテ
レビカメラ13のCCDを走査することによって行い、
これと直交する副走査をXY子テーブル2を移動させる
ことによって行う。このようにテレビカメラ13での走
査とXY子テーブル2での走査との同期を取るために、
同期制御部14を設け、これにより駆動回路15を介し
てχY子テーブル2の駆動を制御して被検査基板11の
所定の部位を撮像するようにするとともにテレビカメラ
13の読み出し回路16を制御する。この読み出し回路
16には、テレビカメラ13で読み出した画像信号の補
正を行うとともに画像信号を2値化する機能も有してい
る。本例では、プリント基板11のパターンを検査する
ものであるから、導体部とそれ以外の部分とが識別でき
ればよいので、2値化した画像信号を取り扱えばよい。
プリント基板11を作成する際に使用した設計データを
、例えば磁気テープ17からパラメータ抽出部18に供
給し、ここでパターンデータを解析して予め必要なパラ
メータ、すなわちパターンの端点、屈曲点などの特徴点
のデータを抽出する。このように設計データから抽出し
たパラメータは制御部19に供給してここに記憶してお
く。また、制御部19には端末20を接続し、オペレー
タとの間で信号のやりとりを行うようする。一方、読み
出し回路16から出力される2値化された画像信号を特
徴点マツチング部21に供給する。この特徴点マツチン
グ部21は第1の判定手段を構成するものであり、ここ
には制御部I9から、設計データから抽出したパラメー
タから作成される特徴点のデータを供給する。特徴点マ
ツチング部21においては、被検査パターンから抽出し
た特徴点の種類および位置と、設計データから抽出した
パラメータから作成される特徴点の種類および位置とを
比較し、これらが一致しないときには被検査パターンに
欠陥有りと判定する。
第2図はパターンの設計例を示すものであり、斜線を施
した部分が導体部分である。第3図はこのような設計デ
ータからパラメータ抽出部18で抽出したパス(独立し
た導体部分の塊)や特徴点を示している。すなわち、2
個のパスを有し、右側のパスは2個の端点を有し、左側
のパスは2個の端点と1個の屈曲点を有している。第4
図は被検査基板11の対応する部分を撮像して得られる
2値化された画像信号を示し、本例では2つのパスの間
の間隔が最小絶縁中よりも短くなっている欠陥を有する
ものである。この最小絶縁中とは、設計データあるいは
検査基準によって指定された最小限必要なパターン間隔
を意味するものである。同様に、最小限必要なパターン
の巾を最小接続中と称する。
特徴点マツチング部21においては、上述したよう番こ
先ず被検査パターンを有するプリント基板11を撮像し
て得られる画像信号を処理し、所定の特徴点が所定の位
置に存在しているか否かを検査し、設計データから抽出
された特徴点が所定の位置に存在していない場合には直
ちにこの部分に欠陥があると判断する。第4図に示した
例では、所定の特徴点を有しているので、ここでは欠陥
と判定されない。
このように欠陥と判定されなかった場合には、画像信号
をさらに拡大部22に供給し、第5図に示すように設計
データおよび検査基準によって予め指定される巾だけ拡
大する。最小絶縁中を満たさない欠陥の場合、このパタ
ーン拡大処理によって、第5図に示すように2個のパス
は連結されることになる。
このように拡大したパターンの画像信号を次に識別番号
埋め込み部23に供給して、そのパターン上の第3図の
特徴点の位置に、その特徴点が属するパスの番号、すな
わち識別番号を埋め込む。このように識別番号を埋め込
んだ状態を第6回に示す。次に、このように特徴点に識
別番号を埋め込んだ画像信号を伝播処理部25に供給し
て識別番号を導体上で上下左右に伝播する。すなわち、
識別番号を隣接する画素に次々とコピーして行き、第7
図に示すように導体内の画素に識別番号を付与する。た
だし、導体上にない画素には伝播しないようにする。第
1図においては、識別番号埋め込み部23と伝播処理部
25との間に画像変形部24が設けられているが、この
画像変形部については後に説明する。このような伝播処
理を行うと、第8図に示すようにパターン拡大によって
連結された部分では1つの画素に異なる識別番号(第8
図に示す例ではlと2)が付与されることになる。この
ように、拡大されたパターンにおいて、1つの画素に異
なる識別番号が付与された場合には、これを欠陥と判定
することができる。このような欠陥の判定を行うために
、伝播処理部25で処理した画像信号を第2の判定手段
を構成する欠陥検出部3゜に供給し、上述した手法にし
たがって欠陥の検出を行う。
以上のような原理で欠陥を検出することができるが、実
際にはこのまま装置に適用することは難しい。その理由
は、第7図の右上に示した上下左右の伝播処理が、1画
素づつ入力する通常の画像読み取り方法では上手くいか
ないためである。本例では、2次元の画像を読み取るた
めに、第9図に示すように、通常のTVスキャンと同様
に高速の水平走査を垂直方向に低速で移動して行ってい
る。
したがって、この走査方向と同じ方向、すなわち上から
下、左から右の伝播はきわめて簡単に行うことができる
が、逆方向、すなわち下から上、右から左の伝播は時間
軸を遡って行わなければならないので、簡単に行うこと
はできない。水平方向の逆方向、すなわち右から左の伝
播は水平走査数回分の比較的小規模の記憶容量で実現で
きるが、垂直方向における逆方向、すなわち下から上へ
の伝播はタイムスケールが長いため、全画素の数倍の記
憶容量が必要になる。したがって、処理時間もそれだけ
長くかかることになる。このように、画像を取り込むた
めの走査方向とは逆の方向の伝播処理は非常に困難とな
る。
第8図に示す欠陥は識別番号lおよび2の両方から伝播
してきて欠陥の部分で接触したものであるが、欠陥の有
無を調べるだけならば、片方だけからの伝播でもどこか
で異なる識別番号が接触するので初期の目的を達成する
ことができる。第8図は水平方向での伝播による接触で
あるが、垂直の場合、上と下の両方向から伝播しなくて
も、つまり下からの伝播を省略して上からの伝播のみを
行っても欠陥の位置は多少不正確になるが、どのパスと
どのパスとの間に欠陥があるということはわかる。
以上のことから、本実施例においては、第7図の4方向
からの伝播を行う代わりに、第10図に示すように、下
方向、右方向および左方向の3方向への伝播を行う。第
11図に示すようにこのような伝播処理によっても1つ
の画素に異なる識別番号が付与されることになるので、
欠陥の検出が可能である。
第12図はパターンの巾が最小接続中に満たない場合の
欠陥、すなわち導体が切れかかっている欠陥を検出する
処理を示すものである。この場合の欠陥検出の原理は上
述した最小絶縁中に満たない欠陥の検出原理とほとんど
同じであるが、この場合には画像の拡大を行う代わりに
縮小を行う。このために、第1図に示すように特徴点マ
ツチング部21から画像信号を縮小部26に供給して予
め指定した巾だけ縮小する。このような縮小処理を行う
と、最小接続中を満たさない箇所は第12図に示すよう
に切断されることになる。すなわち、本来1個のパスで
あるべき部分が2個のパスに分割されてしまう。次に、
このように縮小した画像信号を識別番号埋め込み部27
に供給し、各特徴点毎に異なる識別番号を付与する。こ
のような処理を行う以前に第12図に示すように、本来
接続されるべき識別番号の組み合わせ、すなわち各パス
の特徴部に付与される識別番号の組み合わせを表すチエ
ツクリストを制御部19において作成し、書込み可能な
記憶素子(RAM)に記憶しておく。検査を行うに当た
っては、このチエツクリストの記入欄は予めクリアして
おく。そして伝播処理部29において、第10図と同様
に3方向からの伝播処理を施し、識別番号が重複したと
ころでチエツクリストのその組み合わせの欄に適当なマ
ークを記入する。全体の検査が終了した時点でチエツク
リストにマークされていない欄があれば、その識別番号
を付けた特徴点の間に欠陥があることがわかる。すなわ
ち、第12図に示した例では、識別番号2と3の組み合
わせは検出されるのでマークが付されているが、識別番
号lと2との間ではパターンが切断されているので該5
欄にはマークが付されないことになり、この部分に欠陥
が有ると判定することができる。
本来4方向から伝播すべきところを3方向からの伝播と
して1方向分省略することによって問題が生ずるとすれ
ば、第13図に示すような場合である。これは左から識
別番号lが伝播し、右から識別番号2が伝播していくも
のであるが、途中導体にくびれがあり、上方向の伝播処
理を行わないため接触せず、誤検出となってしまう。こ
のような誤検出の可能性がある場合、画像変形部24お
よび28において画像変形を行うことにより解決するこ
とができる。この画像変形部ではくびれを埋める処理を
するものであるが、例えば第14図に示すようなオペレ
ータを使用して画像をスキャンして第13図に示すよう
なくびれの画素を導体画素に順次置き換え、第15図に
示すように底辺が平坦な画像に変形する。このように変
形した画像であれば、3方向の伝播でも何ら支障が発生
することなく、識別番号の重複を検出することができる
第16図は識別番号が埋め込まれた画像信号に対して伝
播を行うとともに識別番号の重複を検出する部分の回路
構成の一例を示すものである。簡単のために水平方向左
から右だけの伝播を行うものとする。先ず、第6図に示
すように拡大または縮小の後、特徴点に識別番号を埋め
込んだ画像信号を走査順に入力端子31に供給する。こ
の場合、識別番号が付いている画素はその数値を持って
おり、識別番号のない画素は便宜上数値0を有している
ものとする。
入力端子31に供給される画素信号を、1画素遅延素子
32によって遅延された画素信号、すなわち一つ前の画
素信号とともに疑似論理和回路33に供給する。例えば
、入力された画素の識別番号が0で1つ前の画素の識別
番号がXであるとすると、疑似論理和回路の出力はXと
なる。この疑似論理和回路33の出力信号を疑似論理積
回路34に供給する。この疑似論理積回路34には、入
力端子35から当該画素が導体を表す信号である場合に
は1を、または導体でない部分を表す信号の場合には0
を供給する。したがって、導体でない部分の出力信号は
すべて0となる。この疑似論理積回路34の出力信号を
1画素遅延素子32にフィードバックし、次の画素信号
が入力された時点で1つ前の画素信号となる。このよう
に1画素遅延素子32、疑似論理和回路33および疑似
論理積回路34は一種のリピータを構成し、入力信号列
がOの連続でも、どこかにXが入るとそれ以降は導体で
ある限りすべてXとなる。
入力画素信号と1つ前の画素信号が0以外の異なる識別
番号を有するときは、比較器36の出力は1となり、そ
こが導体であればAND回路37を通って識別信号重複
検出信号として出力端子38に出力される。
なお、主走査方向と逆方向、すなわち水平方向布から左
に伝播処理を行う場合には、第16図に示す回路の前後
に1走査分の容量を持つ後入れ先出し記憶素子を配置し
て処理中の画素の流れを逆にすれば良い。また、副走査
方向上から下へ伝播を行う場合には、第16図に示す回
路の1画素遅延素子320代わりに1走査線分の記憶素
子を配置し、疑似論理和回路34および比較器36に一
緒に入力するように構成すれば良い。
本発明は上述した実施例だけに限定されるものではなく
、幾多の変更や変形が可能である。例えば、上述した実
施例では被検査パターンと通常のTシスキャンに従って
走査して画像信号を読み出し、識別番号の伝播処理を3
方向から行うようにしたが、被検査パターンの走査を適
当に変えることによって4方向からの伝播を行うことも
できる。そのような場合には、第1図に示した画像変形
部24.28を省くことができる。
(発明の効果) 上述したように本発明のパターン検査装置によれば、設
計データから抽出したパラメータの中の特徴点のデータ
と被検査パターンを光学的に読み取って得られる画像信
号から抽出した特徴点のデータを参照して欠陥の検出を
行うものであるから、人間が目視で欠陥を見つけるのと
同しような広域性および柔軟性が得られるとともに処理
速度を増大することができ、はぼリアルタイムでの検査
を行うことができる。また、上述した実施例のように、
識別番号の伝播処理を4方向から行わずに3方向から行
うようにすることによって処理速度をさらに改善するこ
とができるとともに記憶手段の記憶容量を少なくするこ
とができ、構成を簡単とすることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるパターン検査装置の一例の構成を
示すブロック図、 第2図は検査すべきパターンの一例を示す平面図、 第3図は同じくその設計データを示す線図、第4図は最
小絶縁中を満たさない欠陥を有するパターンを示す平面
図、 第5図は第4図に示したパターンを拡大したパターンを
示す線図、 第6図は拡大パターンの特徴点に識別番号を埋め込んだ
状態を示す線図、 第7図は第6図に示した拡大パターンに4方向の伝播処
理を施している途中の状態を示す線図、第8図は4方向
の伝播処理を終了した状態を示す線図、 第9図は被検査パターンを走査する方法を示す線図、 第10図は3方向の伝播処理をしている途中の状態を示
す線図、 第11図は3方向の伝播処理を終了した状態を示す線図
、 第12図は縮小パターンに対する欠陥検出の手法を示す
図、 第13図は3方向の伝播処理を行うときに誤検出される
恐れのあるくびれを有するパターンを示す線図、 第14図はくびれを補償するためのオペレータを示す線
図、 第15図は第14図に示すオペレータによって処理され
たパターンを示す線図、 第16図は識別番号の伝播処理および重複されて識別番
号が付与されるのを検出する回路の一例の構成を示す回
路図である。 11・・・被検査パターンを有するプリント基板12・
・・χY子テーブル  13・・・テレビカメラ16・
・・読み出し回路 17・・・設計データを記憶した磁気テープ18・・・
パラメータ抽出部 19・・・制御部     21・・・特徴点マツチン
グ部22・・・拡大部 24・・・画像変形部 26・・・縮小部 28・・・画像変形部 30・・・欠陥検出部 23・・・識別番号埋め込み部 25・・・伝播処理部 27・・・識別番号埋め込み部 29・・・伝播処理部 第4図 第5図 第6図 第7図 キ 第14図 c−c oR(amobAnoti )d−d Og(
aANDhANDc) 第15図 第16図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 1. 被検査パターンを作成するための設計データを受
    けて検査に必要な端点、屈曲点などの特徴点のパラメー
    タを抽出して記憶する手段と、 被検査パターンを光学的に読み取って画像 信号を発生する手段と、 読み取った被検査パターンの中に、設計 データから抽出したパターンの端点、屈曲点などの特徴
    点が存在するか否かを調べ、存在しないときには被検査
    パターンを欠陥有りと判定する第1の判定手段と、 この第1の判定手段によって特徴点がある と判定された被検査パターンに対し、検査基準および設
    計データ中のパターン巾およびパターン間隔を参照して
    、2次元の拡大、縮小処理を施す手段と、 設計データ中の特徴点について、互いに連 結されている特徴点をまとめてグループとし、グループ
    毎に付けた固有の識別番号を、拡大した被検査パターン
    の各特徴点の位置に埋め込む手段と、 設計データ中の特徴点毎に付けた固有の識 別番号を、縮小した被検査パターンの各特徴点の位置に
    埋め込む手段と、 拡大、縮小した被検査パターンのそれぞれ に対し、識別番号の伝播処理を行う伝播処理手段と、 拡大、縮小された被検査パターンのそれぞ れに対し、伝播処理の過程で同一の画素に異なる識別番
    号が重複して付けられた場合にこれを検出し、拡大され
    た被検査パターンに対してはそのまま欠陥有りと判定し
    、縮小された被検査パターンに対しては設計データ中の
    特徴点の接続リストと照合して異なるものを欠陥有りと
    判定する第2の判定手段とを具えることを特徴とするパ
    ターン検査装置。
  2. 2.前記伝播処理手段を、拡大、縮小されたそれぞれの
    被検査パターンに対し、3方向から識別番号の伝播処理
    を行うように構成したことを特徴とする請求項1記載の
    パターン検査装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002073730A (ja) * 2000-09-05 2002-03-12 Jutaku Shizai Ryutsu Center:Kk 建築物の施工状況確認方法
CN110148133A (zh) * 2018-07-03 2019-08-20 北京邮电大学 基于特征点及其结构关系的电路板残片图像识别方法

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