JPH0438484Y2 - - Google Patents

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JPH0438484Y2
JPH0438484Y2 JP1684386U JP1684386U JPH0438484Y2 JP H0438484 Y2 JPH0438484 Y2 JP H0438484Y2 JP 1684386 U JP1684386 U JP 1684386U JP 1684386 U JP1684386 U JP 1684386U JP H0438484 Y2 JPH0438484 Y2 JP H0438484Y2
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insulating film
conductive pattern
rod
substrate
insulating
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Priority to DE19873703903 priority patent/DE3703903A1/de
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、スライド型可変抵抗器やスライド型
スイツチ等の電気部品を同一基板上に複数連配設
した多連スライド型電気部品に係る。
〔従来の技術〕
この種の多連スライド型電気部品、例えば多連
スライド型可変抵抗器は、グラフイツクエコライ
ザ等に使用され公知である。この多連スライド型
可変抵抗器は、上面に抵抗体や集電体等の導電パ
ターンが印刷形成されたプリント基板と、このプ
リント基板上に載置されて外殻を形成するケース
と、これらプリント基板とカバーとの間に配設さ
れて所定のクリアランスを形成する駆動受と、こ
の駆動受に案内されて往復移動自在な複数の操作
体と、各操作体の下面に取付けられて上記導電パ
ターン上を摺動する摺動子とによつて概略構成さ
れており、各操作体に設けられたレバーがカバー
に穿設された各長孔からスライド操作自在に突出
している。そして、各レバーを長孔に沿つてスラ
イド操作することにより、それぞれに備えられた
摺動子が抵抗体および集電体上を摺動し、この摺
動子の位置に応じて出力が可変されて、基板の下
面の回路パターンに半田付けされた引出し端子よ
り導出されるものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、このように構成された多連スライド
型可変抵抗器にあつては、基板としてプリント基
板を使用しているため、部品単価が高くなる上
に、該基板の上面に抵抗体、集電体等の導電パタ
ーンを印刷形成する際の処理温度は200℃以上で
あるため、基板の材料としては該温度に耐え得る
ものしか使用出来ず、従つて基板の価格は益々高
価となり、更に該基板の上面の導電パターンは基
板の下面の回路パターンに導出され、該回路パタ
ーンの端部は、引出し端子に半田付けされるた
め、作業性が悪く、製品コストの高騰を余儀なく
されていた。
〔考案が解決するための手段〕
本考案は上記従来の欠点を解消するために、基
板は、抵抗体、集電体等の導電パターンを印刷形
成した第1の絶縁フイルムと、引出し用の回路パ
ターンを形成した第2の絶縁フイルムとより構成
し、駆動受と第1の絶縁フイルム間に弾性体を介
在せしめた構成にしてある。
〔作用〕
本考案によれば、基板を従来の高価なプリント
基板に代えて、安価な2枚の絶縁フイルムで構成
し、しかも第1の絶縁フイルムに抵抗体、集電体
等の導電パターンを、また、第2の絶縁フイルム
に引出し用の回路パターンを設け、前記導電パタ
ーンの接続ランドを前記引出し用の回路パターン
の接続ランドに接続せしめたので、前記導電パタ
ーンを印刷形成する際に必要な200℃以上の処理
温度が前記第2の絶縁フイルムにかからず、よつ
て第2の絶縁フイルムは前記処理温度を考慮する
ことなく材料を選択することが出来る。従つて基
板の単価を従来に比し遥かに安価にすることが可
能となる。
また、第1、第2の絶縁フイルム間の電気的接
続は、駆動受と第1の絶縁フイルム間に介在する
弾性体によつて各々の接続ランドを弾圧接触せし
めているので、電気的接続は確実となり、且従来
の引出し端子の半田付け工程を省略し得て、作業
性は向上する。
上記2つの理由によつて、従来に比し安価な製
品を提供し得る。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面について説明す
る。
図面は何れも本考案の実施例の説明図で、第1
図は本考案の一実施例に係る多連スライド型可変
抵抗器の要部断面図、第2図はその分解斜視図、
第3図は第1、第2の絶縁フイルムの電気的接続
状態を示す断面図である。
第1、第2図において1は鉄やアルミ等の金属
板からなる保持板で、該保持板1には多数の係合
孔1aが穿設されている。2aはポリイミツド等
の耐熱性の絶縁材料より成る第1の絶縁フイルム
で、第2図示す如く該フイルム2aの上面には抵
抗体、集電体等の導電パターン20が有機厚膜印
刷形成され、下面には、図示省略するスルーホー
ルを介して前記導電パターン20と接続する図示
省略せる回路パターンが形成されている。第2図
において21は該回路パターンの端部に形成され
た接続ランドで、前記上面の導電パターン20に
対向しない下面部分に形成されている。第2図に
おいて22は係合孔である。2bはPETフイル
ム等より成る第2の絶縁フイルムで、該フイルム
2bの上面には、引回し用の回路パターン23が
設けられ、該回路パターン23の先端の第1の絶
縁フイルム2aの接続ランド21に対応する位置
には、接続ランド24が設けられている。第2図
において26は絶縁フイルム2bに設けられた係
合孔である。
3は駆動受、4は操作体、第1図において5は
摺動子、6は板ばね、7はスペーサ、8はカバー
である。合成樹脂製の駆動受3は、断面形状がL
字状の第1の棒状体3′と、断面形状が凸状の第
2の棒状体3″とによつて構成されており、これ等
第1および第2の棒状体3′,3″の上下両面に
は、複数本の係合突起3a,3bが一体に形成さ
れている。そして、該棒状体3′,3″の下面には
例えば発泡シート等の弾性体28が前記突起3
a,3bを貫通して接着されている。
第1の棒状体3′は第1の絶縁シート2aの両
端上に互いにその段部を対向するように配設さ
れ、これ等一対の第1の棒状体3′の間に所定の
間隔をおいて第2の棒状体3″が複数個配設され
る。
そして、第1、第2の棒状体3′,3″の下面側
の各係合突起3bが予め接着された第1、第2の
絶縁シート2a,2bの係合孔22,26及び保
持板1の係合孔1aを挿通して保持板1の熱融着
されることにより、第1、第2の絶縁シート2
a,2b及び各棒状体3′,3″は一体化され、両
接続ランド21,24は弾性体28によつて弾圧
接触される。
操作体4は、金属製のレバー4aと合成樹脂製
の摺動子受4bとから成り、これ等はレバー4a
に摺動子受4bをアウトサート成型することによ
り一体化されている。また、摺動子受4bの下面
には、第1図に示す如く摺動子5が熱融着により
固着されている。このように構成された操作体4
は、隣り合う前記駆動受3、すなわち第1の棒状
体3′と第2の棒状体3″間および一対の第2の棒
状体3″間にそれぞれ配設され、各摺動子受4b
の両端が第1の棒状体3′または第2の棒状体
3″の段部に当接することで往復動自在に案内さ
れている。
カバー8は鉄、アルミニウムあるいはステンレ
ス等の金属板からなり、該カバー8には前記操作
体4の数に対応して複数の長孔8aが所定の間隔
をおいて互いに平行に穿設されると共に、各長孔
8aの両側には複数の係合孔8bが穿設されてい
る。
カバー8は、各操作体4のレバー4aに板ばね
6とスペーサ7を挿入した状態で上記駆動受3上
に載置される。そして、第1および第2の棒状体
3′,3″の上面側の各係合突起3aをカバー8の
各係合孔8bに挿入してこれを熱融着することに
より、各棒状体3′、3″とカバー8とは一体化さ
れる。なお、上記の弾性体28は、隣青銅等の弾
性を有する金属板でもよい。
以上説明した多連スライド型可変抵抗器は、各
操作体4のレバー4aを長孔8aに沿つて作動さ
せることにより、摺動子5が第1の絶縁シート2
aの抵抗体および集電体より成る導電パターン2
0上を摺動し、この摺動子5の位置に応じて第2
の絶縁シート2bの引出し用回路パターン23よ
り引出される。
本考案の実施例によれば、従来の高価なプリン
ト基板に代えて、安価な2枚の第1、第2の絶縁
フイルム2a,2bで構成し、第1の絶縁フイル
ム2aに抵抗体、集電体等の導電パターン20
を、また、第2の絶縁フイルム2bに引出し用の
回路パターン23を設けたので、前記導電パター
ン20を印刷形成する際に必要な200℃以上の処
理温度が第2の絶縁フイルム2bに加わらず、従
つて前記処理温度を考慮することなく第2の絶縁
シート2bの材料を選択することが出来る。従つ
て基板の単価を従来に比し遥かに安価にすること
が可能である。
また、第1、第2の絶縁フイルム2a,2bの
接続ランド21,24間の電気的接続は、駆動受
3と第1の絶縁フイルム2a間に介在する弾性体
28によつて各々の接続ランド21,24を弾圧
接触せしめているので、簡単な構造で電気的接続
は確実となり、且つ従来の引出し端子の半田付け
工程を省略し得て、作業性は向上する。
上記2つの理由によつて従来に比し安価な製品
を提供し得る。なお、接続ランド24を除く第2
の絶縁フイルム2bの上面を熱可塑性樹脂でオー
バーコートし、該樹脂を介して両フイルム2a,
2bの接続ランド21,24以外の部分を接着す
れば、接続ランド21、24の接触はより確実と
なる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、基板を2枚の絶縁フイルムに
分けて構成することにより、従来の基板に比し部
品単価を軽減し得、また、弾性体の弾性を利用し
て第1、第2の絶縁フイルムの接続ランドを弾圧
接触するという簡単な構造で両接続ランドの電気
的接続は確実となる。また、導電パターンの外部
への引出しも、従来の半田付け工程を省略し得る
ので、作業能率は向上し、従来に比し製品単価の
安く、電気的性能のよい製品を提供し得るという
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は何れも本考案の実施例の説明
図で、第1図は多連型可変抵抗器の要部断面図、
第2図はその分解斜視図、第3図は第1、第2の
絶縁フイルムの電気的接続状態を示す断面図であ
る。 1……保持板、2a……第1の絶縁シート、2
b……第2の絶縁シート、3……駆動受、4……
操作体、5……摺動子、8……カバー、8a……
長孔、8b……係合孔、20……導電パターン、
21,24……接続ランド、23……引回し用の
回路パターン、28……弾性体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 互いに平行な複数の長孔を有するケースと、導
    電パターンを形成した基板と、これらケースおよ
    び基板の間に介設された駆動受と、前記長孔に沿
    つて往復移動自在な複数の操作体と、該操作体に
    装着されて前記導電パターン上を摺動自在な摺動
    子とを備えた多連スライド型電気部品において、
    該基板は、前記導電パターンを印刷形成した第1
    の絶縁フイルムと、引出し用の回路パターンを形
    成した第2の絶縁フイルムより成り、前記駆動受
    と第1の絶縁フイルム間に弾性体を介在せしめた
    ことを特徴とする多連スライド型電気部品。
JP1684386U 1986-02-10 1986-02-10 Expired JPH0438484Y2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1684386U JPH0438484Y2 (ja) 1986-02-10 1986-02-10
KR2019860014599U KR900002640Y1 (ko) 1986-02-10 1986-09-24 다련 슬라이드형 전기부품
US06/946,524 US4731509A (en) 1986-02-10 1986-12-24 Electrical assembly having multiple slidable elements
DE19873703903 DE3703903A1 (de) 1986-02-10 1987-02-09 Elektrische anordnung mit einer mehrzahl von gleitelementen

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1684386U JPH0438484Y2 (ja) 1986-02-10 1986-02-10

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JPS62131403U JPS62131403U (ja) 1987-08-19
JPH0438484Y2 true JPH0438484Y2 (ja) 1992-09-09

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