JPH0438192A - 電動機の制御装置 - Google Patents

電動機の制御装置

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JPH0438192A
JPH0438192A JP2142835A JP14283590A JPH0438192A JP H0438192 A JPH0438192 A JP H0438192A JP 2142835 A JP2142835 A JP 2142835A JP 14283590 A JP14283590 A JP 14283590A JP H0438192 A JPH0438192 A JP H0438192A
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JP
Japan
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voltage
inverter
converter
electric motor
motor
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Application number
JP2142835A
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English (en)
Inventor
Masayuki Nashiki
政行 梨木
Motosumi Yura
元澄 由良
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okuma Corp
Original Assignee
Okuma Machinery Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、旋盤やマシニングセンタの様な工作機械の主
軸や送り軸等の加減速動作か頻繁に行なわれるような電
動機(モータ)の制御装置に関する。
(従来の技術) 従来の電動機の制御装置の一例を第6図に示して説明す
ると、コンバータ1は交流電源2を整流して直流に変換
しており、この直流電圧は平滑用コンデンサ3の平滑作
用により平滑化される。そして、平滑化された直流電圧
は電動機5を駆動するインバータ4へ供給されている。
インバータ4の作用は直流を例えば交流に変換するもの
であり、電動機5に対して電力を供給すると共に、電動
機5の減速時には運動エネルギーを直流電力として回生
ずる作用を有するいわゆる可逆動作が可能な電力変換器
である。
次に、インバータ4に対する制御回路6の動作を説明す
る。この制御回路6には電ll1機5の速度指令7が入
力されており、制御回路6は、速度指令7に基づいてイ
ンバータ4を制御することによって、電動機5を任意の
速度に制御する。速度指令7として減速指令又は停止指
令が入力された場合は、上述のようなインバータ4の作
用により電動機5及びその負荷の持つ運動エネルギーが
直流電力として回生される。しかしながら、コンバータ
1は不可逆変換のみ、つまり交流−直流変換を行なうの
みであるため、上記運動エネルギーの回生電力によって
平滑コンデンサ3か充電され、直流電圧か上昇すること
になる。この様にして直流電圧が上昇することは、イン
バータ4を構成する半導体素子の耐電圧特性を高くしな
けれはならないために好ましくない。そこで、このよう
な場合には、回生電力を抵抗器8で熱として消費するよ
うに制御回路6はトランジスタ9を導通させ、許容値以
上に直流電圧が上昇しないように制御している。
以上のように、従来装置では減速時には直流電圧が上昇
することはやむを得ないものとして動作している。また
、速度指令7として電動機5の加速指令が与えられた場
合について考えてみると、加速時に必要な電力がコンバ
ータ1を介して交流電源2より供給される。このとき、
交流電源2の持つ電源インピーダンスの影響により、平
滑用コンデンサ3の直流電圧は無負荷時よりもむしろ低
くなってしまう。
この現象を第7図に従って説明する。同図(A)は電動
機5の速度を示しており、同図CB)は電動機5に対し
てインバータ4が供給している電力を示している。この
電力は、上述の様に電動機5が加速する際(図中の時間
t1〜t2)には交流電源2より供給されており、その
結果、同図(C)に示すように交流電源電圧は電源イン
ピーダンスの影響により低下してしまう。その結果とし
て同図(D)に示すように、インバータ4に供給される
直流電圧も低下する。さらに、図中の時間t、〜t4は
電動機5の減速期間を示しており1この減速期間には、
上述のように電動機5の運動エネルギーが回生電力とし
て平滑コンデンサ3を充電することにより、同図(D)
に示すように直流電圧が上昇する。
(発明が解決しようとする課題) 第6図に示す様な従来の電!Il1機の制御装置におい
て1、第7図を参照してその動作を説明した様に、イン
バータ4に入力される直流電圧は加速時には下がり、減
速時には上昇する。そのため、インバータ4の出力電圧
、言い換えれば電動機5の端子電圧は直流電圧が下がっ
た場合を考慮して低く設計されることが通例であった。
第8図にその一例を示すが、交流電源2の電圧VACが
200V [rmslの場合、直流電圧は通常は282
vあるにも拘らずモータ端子電圧vMは150V[rm
sl 、すなわち波高値では210V程度に低く設計さ
れている。そのため、電動機5が所望の出力を発生する
ためには、電動機の端子電圧が高く設計された電動機に
比較して大きな電流を必要とし、インバータ4を構成す
る半導体素子として大きな電流容量をもった素子が必要
であり、不経済である。また、電動機5の減速時に直流
電圧が上昇することを考慮すると、耐圧としては500
V以上の半導体素子が必要となり、素子能力の利用率と
いう観点て考えると、通常は282V程度であることは
極めて低い利用率であるということになる。
以上要するに、従来の電動機を駆動するインバータの直
流入力電圧は、電動機の加速時、減速時において以下の
理由に大きく変動する。すなわち、加速時は電源インピ
ーダンスの影響により電源電圧が低下し、減速時は電!
Il1機からの回生エネルギーが直流平滑用コンデンサ
に充電される。このため、加速時に電圧が下がることを
考慮して電動機の端子電圧を低く設計し、また減速時に
電圧が上がることを考慮してインバータの素子耐圧を高
く設計している。
本発明は上述のような事情より成されたものであり、本
発明の目的は、インバータ素子の耐圧に合せて電動機端
子を高く設計することを可能とし、インバータの小型化
、ローコスト化を図った電動機の制御装置を提供するこ
とにある。
(課題を解決するための手段) 本発明は電動機の制御装置に関するもので、本発明の上
記目的は、電動機を駆動すインバータと、交流電源を整
流して第1の直流電圧を出力するコンバータと、前記第
1の直流電圧を入力して変換することにより第2の直流
電圧を得、この第2の直流電圧をインバータへ供給する
電力変換器と、前記インバータを構成する回路部品の耐
圧に応じて前記第2の直流電圧を、前記電力変換器によ
フて制御する制御手段とを設けることによって達成され
る。
(作用) 本発明では、コンバータによって交流電源を整流した直
流電圧から電力変換器によって昇圧した直流電圧をイン
バータに供給しており、しかもインバータに供給する直
流電圧を一定に保つように制御することがてきるため、
電動機の加減速時にも直流電圧の変化を防ぐことができ
る。さらに、電力変換器から出力される直流電圧を、イ
ンバータを構成する半導体素子の耐圧に応して許容され
る最大電圧近くまで高くすることがてきる。つまり、交
流電源を整流した直流電圧から昇圧して500V程度の
一定の直流電圧を得て、この直流電圧をインバータに供
給している。なお、上記500vという電圧はインバー
タの素子耐圧に応じて設定される値である。その結果、
インバータの出力電圧としては十分に高い出力電圧を確
保することかできるため、電動機の端子電圧を高く設計
することができ、所望の出力を得るために必要な電動機
の電流を必要最低限に留めることがてきる。よって、イ
ンバータを構成する電力半導体素子としては、電流容量
の小さな安価なものを使用することができる。
(実施例) 第1図に本発明の一実施例を第6図に対応させて示す。
図中の10で示す部分は直流電圧を電圧変換するための
DC−DCコンバータであり、第1の平滑用コンデンサ
3への両端の直流電圧VDCIを昇圧変換して第2の直
流電圧VDC2を得るための電力変換器である。なお、
第2の直流電圧VDC2は第2の平滑用コンデンサ3B
に蓄えられる。
制御回路6は、速度指令7に応じて電動機5を制御する
ようにインバータ4を制御することに加えて、第2の平
滑用コンデンサ3Bの両端の電圧VDC2を入力し、こ
の電圧VDC2を一定とするように電力変換器lOの制
御を行なりでいる。また、電力変換器10の圧力、つま
りインバータ4への入力端子は、インバータ4を構成す
る半導体素子の耐圧に応じて許容される最大電圧まで高
く制御される。この例における実際の電圧の関係は、例
えば第4図に示す様に設定される。すなわち、第1の直
流電圧VDCIは通常は約282vであるが、前述した
電源インピーダンスによる電圧変動の影響もあって22
0V程度から300V程度まで変動する。しかし、第2
の直流電圧V。、2は電力変換器lOの働きにより一定
に制御されており、インバータ4を構成する半導体素子
の耐圧を600vとすると、例えば500V程度に設定
される。この結果、電動機5の端子電圧VMは300V
[rms]程度に設計することか可能である。
また、第2図に、電動機5の運転状況か回生動作を行な
わない、つまり減速動作を含まない場合の実施例を示す
。この場合、電力変換器+OAはインバータ4へ電力の
供給のみを行なう回路で構成されており、第1図の実施
例よりも簡単な回路で構成されている。
上述した第1図、菓2図の実施例はいずれも電源電圧2
00V[rms] に適用される例であるが、第3図に
、電源電圧か例えば400V[r+ns] であるよう
な高い電源電圧に適用される例を示す。この例では、電
力変換器10Bは第1の直流電圧■。C2を昇圧ではな
く下げるのみの動作であるため、第1図の電力変換器l
Oに比へより簡単な回路構成で実現されている。
次に、各実施例のインバータ4に対する制御回路6の例
を第5図に示し、その動作を説明する。
図中11は3相の電動機5に対する電流指令値であり、
電動機5に実際に流れている各相電流を電流検圧器16
で検出し、この検出値を電流指令値11から減算器12
てそれぞれ減算し、電流誤差Ieを求める。インバータ
4はこの電流誤差Ieに基づいて制御されるわけである
か、先ず電流誤差増幅器13で電流誤差Ieを増幅し、
この増幅結果を三角波発振器15からの三角波TWとコ
ンパレータ14でそれぞれ比較することによって、イン
バータ4のスイッチングパターンを示すディジタル信号
DSを得ている。このように制御回路6は各相の電流指
令11を入力とし、電動機5に実際に流れる電流を出力
とする増幅回路として動作しているが、その中にはイン
バータ4を含んでおり、このインバータ4の増幅率はイ
ンバータ4に入力される直流電圧VDC2によって異な
るため、電流制御性能が変化することになる。そこで、
本発明では電圧検出器17て直流電圧■8,2を検出し
、直流電圧VDC2に逆比例して電流誤差増幅器13の
増幅率を変化させることにより、回路全体における内部
の増幅率を一定にしている。これにより、もし直流電圧
VDC2が変化した場合でも電流制御性能を一定に保つ
ことができるのである。
(発明の効果) 本発明の電動機の制御装置によれば、電動機の加減速に
伴なってインバータの入力端子が変動することを防止す
ることかでき、かつインバータに許容される最大電圧ま
で高く制御されているので、従来耐圧の高い半導体素子
を使用しているにも拘らず、低電圧大電流で動作させて
いた電動機を、素子耐圧に合せた最適な電圧、電流で動
作させることができる。その結果、より電流容量の小さ
な素子で、より大電力の電動機を制御することか可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す回路結線図、第2図及
び第3図はそれぞれ他の実施例を示す回路結線図、第4
図は本発明による制御装置の内部電圧の例を示す図、第
5図は本発明におけるインバータの制御回路部分を示す
回路構成図、第6図は従来の電動機の制御装置のブロッ
ク構成図、第7図は従来の電動機の制御装置の動作例を
示すタイムチャート、第8図は内部電圧の例を示す図で
ある。 1・・・コンバータ、2・・・交?Rt源、3,3八、
3B・・・平滑用コンデンサ、4・・インバータ(電力
変換器)、5・・・電動機、6・・・制御回路、7・・
・速度指令、8・・・抵抗器、9・・・トランジスタ、
10.10^10B・・・電力変換器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、電動機を駆動するインバータと、交流電源を整流し
    て第1の直流電圧を出力するコンバータと、前記第1の
    直流電圧を入力して変換することにより第2の直流電圧
    を得、この第2の直流電圧を前記インバータへ供給する
    電力変換器と、前記インバータを構成する回路部品の耐
    圧に応して前記第2の直流電圧を、前記電力変換器によ
    って制御する制御手段とを具備したことを特徴とする電
    動機の制御装置。 2、前記電力変換器は、前記第1の直流電圧から電圧を
    昇圧することによって前記第2の直流電圧を得るように
    なっている請求項1に記載の電動機の制御装置。 3、前記制御手段が、前記電動機に対する電流指令値及
    び実際に流れる電流の瞬時値に応じて制御されるもので
    あり、前記電流指令値及び前記電流の瞬時値の偏差を増
    幅する誤差増幅手段と、この誤差増幅手段の増幅率を前
    記第2の直流電圧に応じて変化させる手段とを有して前
    記インバータを制御するようになっている請求項1又は
    2に記載の電動機の制御装置。
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