JPH043815A - ガス調理器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は都市ガス、液化石油ガス等の気体燃料を用いた
ガス調理器に関するものである。

従来の技術 従来この種のガス調理器は、第２図に示すガスグリルの
様に、加熱室ｌの天井部にセラミック多孔板または金網
パンチングメタルを炎口部とじた上部バーナ２が装着さ
れ、加熱室１のほぼ中央に焼き網３を設は被調理物４を
載置可能とすると共に、加熱室１の左右側面下部に配設
されたブンゼン火炎を形成する下部バーナ５を設け、こ
れら両バーナを用いる両面焼き方式がある。また一方で
第３図に示す強制コンヘクンヨンオーブンの様に、被調
理物６を載置した焼き網７を受は皿８を収納した加熱室
９の前方に気畜性の高い開閉扉１０を設け、さらに加熱
室９後方に循環ファン１１を設け、加熱室９の底部かつ
外部Ｑｍ加熱用ブンゼンバーナ１２を設け、加熱室９の
後方かつ上部に打１気口１３を設けたものがある。

発明が解決しようとする課題 しかし、この様なカス調理器においては、必ずしも良好
な調理結果を得ることはできなかった。

例えば第２図に示した両面焼き方式のグリルでは、被調
理物４の上下両面を、各々上部バーナ２と下部バーナ５
によって同時に加熱調理を行っていたが、下部バーナ５
は自然燃焼でありその火炎、及び燃焼ガスの噴出速度は
きわめて低く左右各々の下部バーナ５からの燃焼熱は加
熱室ｌの中央部まで到達しにくく、また左右の噴出バラ
ンスも取りにくかった。特に加熱室１の幅りが大きくな
るにつれてその傾向は甚だしく、被調理物４の下面の焼
き状態は左と右で、あるいは側部と中央部で極端なばら
つきを生し、良好な調理結果を得ることは出来なかった
。さらには下部バーナが側面より出ているため、加熱室
１内壁面の構成が複雑となり掃除等がしにくい状態であ
った。

また第３図に示した強制コンヘクションオーフンでは、
加熱用ブンゼンバーナ１２の燃焼熱を循環ファン１１に
よって、加熱室９内部を強制的に循環させて被調理物７
を加熱調理する方式であり、被調理物７近傍の熱分布を
均一に保持するためには、循環ファン１１の重量と加熱
用ブンゼンバーナ１２の燃焼量を多く取る必要があり、
通常のガスグリルに比べて加熱容積あたりの燃焼量は、
１．５から２倍程度必要となるだけでなく、循環風量の
増大のため開閉扉１０の密閉性が要求され、安全性の面
から開閉扉１０を二重ガラスにするｌ・要もあった。さ
らには焼き性能の面からも、風量増大により魚等の被調
理物７の水分量が蒸発しやすく出来上りがパサパサした
怒しになるとともに、句の尾も蕉げて落ちやすく、必ず
しも良いとはいえなかった。

本発明は上記課題を解決するもので、二円理性能の良い
しかも構成の簡単なガス調理器を提供することを目的と
じている。

課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、前方Ｓ二開閉扉を
有する加熱室と、二〇加熱室の上方ご二股＝すた上部バ
ーナと、加熱室のほぼ中央部に設；ｌた焼き網と、焼き
絹下方の加熱室後方壁面より力ロ熱室内に臨ませた複数
の炎孔を有する下部バーナと、下部バーナの周囲より燃
焼用二次空気を強制的に送る送風装置と、前記下部バー
ナの火炎形成部下流側に絞り部を設ける構成としたもの
である。

作用 本発明は１記した構成により、下部バーナて形成された
火炎からの炉、焼熱をバーナ周囲から供給される強制２
次空気流により包み込み、火炎を安定させるとともに燃
焼ガスと空気の混合を促進させ、高温ガス流として焼き
網の下部より効率よく、しかも下部バーナから扉に至る
まで被調理物の下面を均一に加熱調理することができる
。また上部バーナからの加熱により被調理物の上下両面
から同時に加熱することが出来るため、余分な空気量や
、燃焼量を必要とせず、きわめて調理性能が良いものと
なる。

実施例 以下、本発明のガス調理器の一実施例について第１図を
参照しながら説明する。

図Ｃ二示すようζこ、加熱室１４は、前部にガラス扉か
らなる開閉扉１５と、後部上方に排気口１６を備え、上
部にはセラミック多孔板を火炎形成部とする上部バーナ
１７がある。また底部には、被調理物１８を載置する焼
き網１９を設けた受皿２０がある。この焼き網１９と受
皿２０の間の高さ位置の加熱室１４後部壁面には、絞り
形状を有した開口部２１が形成されており、加熱室１４
の外部よりこの開口部２１がら加熱室１４に向けて複数
の炎孔２２を有するほぼ直線形状のブンゼンバーナから
なる下部バーナ２３がのぞんでいる。またこの下部バー
ナ２２は、空気室２４によって周囲をかこまれており、
空気送風装置２５から強制的に供給される２次空気流路
内に位置することとなる。

上記構成によって、焼き網１９に載置された被調理物】
８は、加熱室１４内において上部バーナ１７と下部バー
ナ２３かろ加熱され調理できる。二のとき上部バーナ１
７は被調理物１８の表面全体をほぼ覆っているため、被
調理物１８の上面：ま均一に加熱調理できる。また下部
バーナ２３は、炎孔２２４こ火炎を形成するが、これは
送風装置２５より強制的Ｃ二供給される二次空気ととも
に空気室２４内にて混合され高温ガス流として、被調理
物１８や焼き網１９Ｃ＝対して平行にその下面部を流れ
る。このとき火炎は空気室２４内にて二次空気と混合さ
れる過程において安定化するとともに、混合気はや速に
高温ガス化され体積が激増することにより、開口部２１
の絞り部での吹き出し速度は極めてたかいものとなり、
その到達距離は著しく拡大する。したがって比較的少な
い空気量で加熱室１４の後部より開閉扉１５まで高温ガ
スを流すことができるようになる。またこれ６二より焼
き網］９の下部における自然トラフトの影響を抑えるこ
とができる。さらには下部バーナ２３からの火炎が加熱
室１４内にのぞいているため視覚効果が上がるとともに
、被調理物１８後部への輻射量が増大し、高温ガス流の
滞留時間が短く比較的熱伝達量の低い加熱室１４後部に
おける焼き性能も良くなる。さらに高温ガス流は、加熱
室］４の後部から前部へと一方向に搬送されるためバー
ナの干渉がなくなり、加熱室１４内の熱分布のぼろつき
は極めて少なくなり被調理物１８の焼けむらは起こらな
くなる。一方、加熱室】４の前後に於ける熱分布の差は
、高温ガスが平行流として焼き網１９にほぼ水平に接し
ているためほとんどなく、均一に魚等を焼くことができ
る。またこの高温ガス流量は、被調理物１８の下面部を
加熱するだけでよく、強制コンヘクノヨンオーブン等に
比べ、低風量、低燃焼量で済み、結果的に開閉扉１５を
加熱させることがなく、二重ガラスにしなくても安全性
を確保することができ、見た目にもシンブル 発明の効果 以上のように本発明のガス調理器によれば次の効果を得
ることができる。

（１）下部バーナからほぼ水平方向に吹き出して来る高
温ガス流により、被調理物が均一にしかもジューノイに
焼き上がり、焼き性能のよい両面焼きのガス調理器を従
供することが出来る。

（２）加熱室の側面部の構成や、開閉扉がシンブルとな
り、見た目のよい掃除のしやすい調理器となる。

（３）加熱室の横方向の温度分布の差が生しにくくなる
ためワイドなガス調理器が従供てきる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のガス調理器の断面図、第２
図、第３図はそれぞれ従来のガス調理器の断面図である
。 】４・・・・・・加熱室、１７・・・・・上部バーナ、
１８・・・・・・被調理物、１９・・・・・・焼き網、
２３・・・・・・下部バーナ、２４・・・・・・空気室
、２５・・・・・・送風装置。 第　２１！！！１ １４−一一力ｏ　　ｇ　ｔ １７−ーーヱ　ｓ？Ｉ　ハ゛−す １８−−一禎寡間埋物 １９−−−すえ　さ　ｖｌ ２３−下野バーナ ２４−　９気１ ご−１虱！Ａ′：Ｌ ７　　θ １ど

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 前方に開閉扉を有する加熱室と、この加熱室の上方に設
   けた上部バーナと、前記加熱室のほぼ中央部に設けた焼
   き網と、前記焼き網の下方の前記加熱室の後方壁面より
   前記加熱室内に臨ませた複数の炎孔を有する下部バーナ
   と、前記下部バーナの周囲より燃焼用二次空気を強制的
   に送る送風装置と、前記下部バーナの火炎形成部下流側
   に絞り部を設けたガス調理器。