JPH0438141A - モータ - Google Patents

モータ

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JPH0438141A
JPH0438141A JP2143931A JP14393190A JPH0438141A JP H0438141 A JPH0438141 A JP H0438141A JP 2143931 A JP2143931 A JP 2143931A JP 14393190 A JP14393190 A JP 14393190A JP H0438141 A JPH0438141 A JP H0438141A
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JP
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annular
pole piece
groove
motor
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Yoshito Oku
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、磁性流体シールを備えたモータに間し、特に
、ハードディスク駆動用スピンドルモータ等に利用され
る。
[従来の技術及び発明が解決しようとする課題]磁性流
体軸シールは、ある程度の圧力差までは漏れ量を0にす
ることができるため、軸受潤滑油等の漏れによる飛散を
極度に嫌うハードディスク駆動用のスピンドルモータ等
においても盛んに用いられている。第4図はその1例の
要部拡大断面図を示すものであって、1及び2はポール
ピース3は永久磁石体、4は固定軸、5は、固定軸4に
対して回転する強磁性材粗製のハブ、6及び7は、ハブ
5の内周面とポールピース1及び2の外周面との間に磁
気的に保持された磁性流体である。
ところが従来、第4図の例に示されるように、ポールピ
ースl及び2との間で磁性流体を保持するハブ5の内周
面は平坦なものであるため、その磁性流体6及び7は、
表面張力によりハブ5の内周面上に裾の部分が広がった
状態となる。するとポールピース1及び2において磁性
流体6及び7をそれぞれ吸着している外周面の上下縁か
らハブ上における磁性流体の上下裾部までの距離は長く
なり、磁性流体6及び7に作用する磁力は、その裾部が
りの部分において距離延長により急減する。そのため、
ハブ回転時に磁性流体6及び7の上下縁の部分が飛散し
易くなり、それによるディスク汚損のおそれも生ずる。
特に、第4図に示すようにハブが外周側で回転する場合
は、遠心力により更に磁性流体の裾部が広がって飛散や
耐圧低下が生ずるおそれが大きい。
本発明は、従来技術に存した上記のような問題点に鑑み
行われたものであって、その目的とするところは、回転
による磁性流体の飛散を防ぎ、その上耐圧を増大させる
ことも可能な磁性流体シールを備えたモータを提供する
ことにある。
[課題を解決するための手段1 上記目的を達成するために、本発明モータは、起磁力手
段と、ポールピースと、そのポールビスに対し相対回転
自在に環状間隙を隔てて対向する強磁性材料製のシール
用環状部と、ポールピースとシール用環状部との間に磁
気的に保持された磁性流体とを有する磁性流体シールを
備えたモータにおいて、 前記シール用環状部に、横断面において溝底部がら溝縁
部に互ってポールピースにおける磁性流体吸着部の縁部
をほぼ中心とした円弧状をなす湾曲部を少なくとも最外
部側端部に有するよう形成された環状溝が設けられ、そ
の環状溝とボールビスの磁性流体吸着部との間に磁性流
体が磁気的に保持されているものとしている。
[作用] 磁性流体は、ポールピースにおける磁性流体吸着部と強
磁性材料製のシール用環状部における環状溝との間に磁
気的に保持されている。そして王5状満の横断面湾曲部
においては、湾曲によって磁性流体吸着部の縁部との間
の空隙距離が溝底部がら溝縁部に互ってほぼ一定となっ
ているので、磁性流体吸着部と環状溝の湾曲部との間に
磁気的に保持される磁性流体に作用する磁気力の溝縁部
における減少が抑制される。そのため、磁性流体はその
部分においても比較的安定的に保持される。このような
湾曲部を環状溝の少なくとも最外部側端部に有するので
、磁性流体がモータの外部へ飛散或は流出することが防
止される。また環状溝自体が、磁性流体の流出を防ぐ作
用を果たす。
[実施例] 本考案の実施例について、第1図乃至第3図を参昭しつ
つ説明する。
第1図は本考案の1実施例としてのハードディスク駆動
用ブラシレススピンドルモータの半断面図、第2区はそ
の要部拡大断面図である。
10は固定軸、12及び14は玉軸受である。
各玉軸受12及び14の内輪は固定軸10に固定されて
いる。上玉軸受12の外輪は強磁性材料製のハブ16の
内周面に固定されており、上玉軸受14の外輪とハブ1
6との間には、強磁性材料製のブツシュ18が固定され
ている。
20は、固定軸10に固定されたステータコア22は、
そのステータコア20に捲回されたステータコイルであ
る。また24は、ハブ16の内周壁に固定されたロータ
マグネットであって、径方向ギャップを隔有してステー
タコア2oに相対している。
26は、固定軸10に固定された回路基板である。そし
て28は、ロータマグネット24の磁極位置検出用のホ
ールICであって、回路基板26に配装されている。
30.32.34及び36は、それぞれポールピースで
あって、強磁性材料製の環状平板にて構成されている。
38及び40は、起磁力手段としての環状の永久磁石体
であって、軸線方向に@…されている。永久磁石体38
及び40の外径は、ポールピース30.32.34及び
36の外径よりもやや小さい。永久磁石体38及び4o
は、それぞれ2個のポールピース30及び32並びに3
4及び36の間に同軸状に挟まれた状態で横断面り字状
の環状ホルダー42及び44に外嵌固定され、玉軸受の
外部側、すなわち上玉軸受12の上側及び上玉軸受14
の下側にそれぞれ配装されている。
ハブ16における上玉軸受12の上方部を構成する小径
開口部16aの内周壁部には、画ポールピース30及び
32の外周面部30a及び32aに相対するように、回
転軸線を中心とする1つの環状溝46が設けられている
。そして各ポールピース30及び32の外周面部30a
及び32aと環状溝46との間には、それぞれ磁性流体
48及び50が磁気的に保持され、磁性流体シールを構
成している。この場合、各ポールピース30及び32の
外周面部30a及び32aが磁性流体吸着部を構成して
おり、小径開口部16aにおける内周壁部が強磁性材料
製のシール用環状部を構成している。
またブツシュ18における上玉軸受14の下方の内周壁
部にも同様に環状溝52が設けられており、同様に磁性
流体54及び56が磁気的に保持されて、磁性流体シー
ルを構成している。
環状溝46には、その横断面において、上下の各溝縁部
46a及び46bから溝底部46cに亙って、それぞれ
ポールピース30の外周面部30aの上側縁部30b、
及びポールピース32の外周面部32aの下側縁部32
bをほぼ中心とした円弧状をなす湾曲部46d及び46
eに形成されている。環状溝52についても同様である
磁性流体としては、マグネタイト・コロイド粒子磁性流
体、MnZnフェライト粒子磁性流体等の公知のものを
適宜選択することができる。
このスピンドルモータを使用する場合は、ハブ16の外
周に複数枚或は1枚のハードディスクを外嵌固定し、デ
ィスク室内に密封した状態でスピンドルモータを運転し
てハブ16を回転させ、ハードディスクを駆動する。
ハブ16が回転すると、上下玉軸受12及び14が回転
すると共に、磁性流体シールにおける磁性流体48.5
0.54.56も、少なくとも外周部において回転する
と共に遠心力を受ける。
ところが、環状溝46の上下端部に設けられている横断
面湾曲部46d及び46eにおいては、上側ポールピー
ス30の外周面部30aの上側縁部30bとそれに対応
する湾曲部46dとの間の空隙距離、及び下側ポールピ
ース32の外周面部32aの下側縁部32bとそれに対
応する湾曲部46eとの間の空隙距離が、それぞれ溝底
部46Cから溝縁部46aに亙ってほぼ一定となってい
る。そのため磁性流体48及び50に作用する磁気力の
上下溝縁部46a及び46bにおける減少が抑制され、
磁性流体48及び50はその部分においても比較的安定
的に保持される。それに加えて、環状111146自体
により磁性流体の流出が防がれる。勿論環状11152
においても同様である。
これらにより、各磁性流体シールにおける上側の磁性流
体48.54及び下側の磁性流体50.56がそれぞれ
上方及び下方へ飛散或は流出することが防止される。
従って、磁性流体或は潤滑剤がディスク室内に飛散して
ディスクを汚損すること、及び磁性流体が玉軸受12.
14内に侵入してそれを損傷させることか防がれる。
特に、この実施例のようにポールピース30.32.3
4.36の外周側でハブ16が回転する場合、磁性流体
に表面張力のみならず遠心力が作用して外周側の裾部が
ますます広がろうとし、磁性流体の飛散や流出のおそれ
が強まるが、この実施例では、環状溝46及び52の湾
曲部による磁気力低下防止及び環状溝46及び52内体
による磁性流体の上下方向への広がり防止の作用により
、磁性流体の安定保持に一層の効果を発揮する。
なお、磁性流体がモータの外部に飛散或は流出すること
のみについては、少なくとも磁性流体シールにおける最
外部のM+磁性流体外方側に対応する部分に湾曲部が設
けらt′tていれば有効である。
これは例えば第2区では上側の湾曲部46dに該当する
また、この実施例ではハブ16全体及びブッシュ18全
体が強磁性材料製であるが、磁性流体シルを構成する上
で有効な磁気回路を形成し得るものであれば、ハブにお
ける小径開口部の内周壁部(シール用環状部)及びブツ
シュにおける下王軸受下方の内周壁部(シール用環状部
)のみが強磁性材料製であるものでも勿論差し支えない
またポールピースは、例えば外周部の断面が刃状に形成
されていても良い。その場合、磁性流体吸着部は刃状外
端部の近傍部となる。
更に、この実施例では固定軸が採用されているが、勿論
、軸がハブと共に回転するものであってもよい。またポ
ールピースが外周側に存するものであってもよい。
第3図は、本考案の別の実施例としてのハードディスク
駆動用ブラシレススピンドルモータの要部拡大断面図で
ある。
この実施例においては、各ポールピース30及び32毎
に、その外側に1つずつ環状溝60及び62が設けられ
ており、それらの各環状溝60及び62の上下端部に湾
曲部60a、60b及び62a、62bが設けられてい
る。そのため磁性流体64及び66の安定保持上型に有
効である。
第3図における符番10.12.38及び42は、第1
図及び第2図におけるものと同意義である。
なお、以上の実施例の説明における上下の位置関係は図
面に基づ(説明の便宜上のものに過ぎず、本発明を適用
した実際のモータにおける絶対的上下位置を規定するも
のではない。
[発明の効果1 本発明のモータでは、シール用環状部における環状溝の
横断面における少なくとも最外部側端部に湾曲部が設け
られており、磁性流体における一方のへりの部分は、湾
曲部とポールピースにおける磁性流体吸着部との間に比
較的安定的に保持されているので、少なくともモータの
外部への磁性流体の飛散或は流出は防がれる。また、環
状溝自体により磁性流体の流出が防がれ、それによって
磁性流体の保持量の増大が可能となる。そしてこのよう
な磁性流体の飛散防止及び保持量増大の効果が相まって
、磁性流体シール全体としての耐圧を高めることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例としてのハードディスク駆動
用ブラシレススピンドルモータの半断面図、第2図はそ
の要部拡大断面図である。 第3図は、本考案の別の実施例としてのハードディスク
駆動用ブラシレススピンドルモータの要部拡大断面図で
ある。 また第4図は、従来のハードディスク駆動用ブラシレス
スピンドルモータの要部拡大断面図である。 図面中、38及び40永久磁石体、30.3234及び
36はポールピース、16はハブ、18はブツシュ、4
8.50.54及び56は磁性流体、46及び52は1
状満、46a及び46bは溝縁部、46cは溝底部、4
6d及び46eは湾曲部である。 第1図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  起磁力手段と、ポールピースと、そのポールピースに
    対し相対回転自在に環状間隙を隔てて対向する強磁性材
    料製のシール用環状部と、ポールピースとシール用環状
    部との間に磁気的に保持された磁性流体とを有する磁性
    流体シールを備えたモータにおいて、 前記シール用環状部に、横断面において溝底部から溝縁
    部に亙ってポールピースにおける磁性流体吸着部の縁部
    をほぼ中心とした円弧状をなす湾曲部を少なくとも最外
    部側端部に有するよう形成された環状溝が設けられ、そ
    の環状溝とポールピースの磁性流体吸着部との間に磁性
    流体が磁気的に保持されていることを特徴とするモータ
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0910080A2 (en) * 1997-10-17 1999-04-21 Minebea Kabushiki Kaisha A spindle motor and motor bearing seal therefor

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0910080A2 (en) * 1997-10-17 1999-04-21 Minebea Kabushiki Kaisha A spindle motor and motor bearing seal therefor
EP0910080A3 (en) * 1997-10-17 2000-01-19 Minebea Kabushiki Kaisha A spindle motor and motor bearing seal therefor

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