JPH0438138A - 磁性流体シール装置 - Google Patents

磁性流体シール装置

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Publication number
JPH0438138A
JPH0438138A JP2144112A JP14411290A JPH0438138A JP H0438138 A JPH0438138 A JP H0438138A JP 2144112 A JP2144112 A JP 2144112A JP 14411290 A JP14411290 A JP 14411290A JP H0438138 A JPH0438138 A JP H0438138A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic fluid
pole piece
metal plate
fluid seal
magnetic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2144112A
Other languages
English (en)
Inventor
Shosuke Noguchi
野口 昌介
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Corp
Original Assignee
Nidec Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nidec Corp filed Critical Nidec Corp
Priority to JP2144112A priority Critical patent/JPH0438138A/ja
Publication of JPH0438138A publication Critical patent/JPH0438138A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、スピンドルモータ等に適用される磁性流体シ
ール装置に関する。
〔従来技術及びその欠点〕
例えば、スピンドルモータは、ハウジングと、ハウジン
グに対して相対的に回転自在であるハブ部材を備えてい
る。軸固定型のスピンドルモータでは、ハウジングに軸
部材が固定され、この軸部材に一対の軸受部材を介して
ハブ部材が回転自在に支持され、ハブ部材と軸部材との
間に磁性流体シール装置が配設されている。
磁性流体シール装置は、一般に、第6図に示す通り、環
状の永久磁石aとこの永久磁石aの両側に配設された一
対のポールピースbを備え、ポールピースの外端面にテ
フロン等の撥油性を有する被覆層Cが形成されている。
しかしながら、従来、このポールピースbの自由端まで
上記被覆層Cを形成するのが困難であり、このことに関
連して、磁性流体の飛散を確実に防止することができな
かった。即ち、ポールピースbの外端面の自由端部が一
部露呈していると、ボ−ルビースbの内端面とこれに対
向する軸部材eの外周面との間に充填される磁性流体5
の一部がポールピースbの外端面自由端部まで回り込み
、かく回り込んだ磁性流体5がハブ部材(図示せず)の
回転に伴って遠心力により半径方向外方に移動し、(外
端部まで回り込んだ磁性流体5については、永久磁石a
による磁気的拘束力が弱くなる)かく移動した磁性流体
が外部に飛散していた。
〔発明の目的〕
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その主
目的は、磁性流体の飛散を確実に防止することができる
磁性流体シール装置を提供することである。
〔発明の概要〕
本発明によれば、環状の永久磁石と、該永久磁石の少な
くとも片側に配設されたポールピースと、該ポールピー
スとこれに対向する部材との間に充填された磁性流体と
、を具備する磁性流体シール装置において、 該ポールピースの外側には非磁性材料から形成された金
属プレートが配設されていることを特徴とする磁性流体
シール装置が提供される。
かかる磁性流体シール装置では、ポールピースの内径(
又は外径)と金属プレートの内径(外径)を実質上同一
にすることにより、この金属プレートによりポールピー
スの自由端まで覆うことができ、これにより磁性流体の
ポールピース外端面への回り込みを確実に防止すること
ができ、かくして磁性流体の飛散が防止される。
〔発明の具体例〕
以下、添付図面を参照して、本発明に従う磁性流体シー
ル装置の一具体例について説明する。
磁性流体シール装置の一具体例を備えたスピンドルモー
タを示す第1図において、図示のスピンドルモータは略
円形状のハウジング2(第1図においてその一部のみを
示す)と、このハウジング2に対して相対的に回転自在
であるハブ部材4を備えている。ハウジング2は、ディ
スク駆動装置のフレーム(図示せず)に取り付けられる
。このハウジング2の略中央部には軸部材6が固定され
、軸部材6に一対の軸受部材10及び12を介してハブ
部材4が回転自在に支持されている。具体例では、ハブ
部材4は円筒状のハブ本体部14を備え、ハブ本体部1
4の一端部(丘端部)が片方の軸受部材10を介して軸
部材6に支持され、またハブ本体部14の他端部(下端
部)が環状のブツシュ部材16及び他方の軸受部材12
を介して軸部材6に支持されている。ハブ本体部14の
他端部には、半径方向外方に突出する環状フランジ18
が設けられ、かかるフランジ18上に磁気ディスクの如
き記録ディスク(図示せず)がスペーサ(図示せず)を
介して複数枚取り付けられる。
ハブ部材4の本体部14内周面にはヨーク部材20を介
して環状のロータマグネット22が配設されている。ま
た、このロータマグネット22に対向してステータ24
が配設されている。ステータ24は軸部材6(一対の軸
受部材1o及び12間の部位)の外周面に装着されたス
テータコア26を有し、このステータコア26にはアマ
チュアコイル28が所要の通り巻かれている。
かかるスピンドルモータでは、更に、磁性流体シール装
置30及び32が設けられている。片方の磁性流体シー
ル装置30は軸受部材1oの外側に配置され、他方の磁
性流体シール装置32は軸受部材12の外側に配置され
、これら磁性流体シール装[30及び32は、モータの
内部に存在する塵等がディスク室(記録ディスクが収容
される室)に進入するのを防止する。これら磁性流体シ
−ル装置30及び32は実質上同一の構成であり、以下
片方の磁性流体シール装置30 (32)について説明
する。
第2図をも参照して、磁性流体シール装置30(32)
は、環状永久磁石34と、一対の環状ポールピース36
及び38を備えている。一対のポールピース36及び3
8は永久磁石34の両側にその端面に接触して設けられ
、これら永久磁石34Mびにポールピース36及び38
がブツシュ部材40(42)の内周面に固定されている
。ブツシュ部材40(42)の一部は外側のポールピー
ス36の外端部の一部を覆い、その自由端部44(46
)はポールピース36から間隔を置いてその外側に位置
し、磁性流体の飛散を防止するカバー手段として機能す
る。かかるブツシュ部材40(42)はハブ部材4の内
周面に装着され、一対のポールピース36及び38(こ
れらの自由端部は永久磁石34より半径方向内方に突出
している)と軸部材6との間仁所定量の磁性流体が充填
され、両者の間に磁性流体層48が形成される。
具体例の磁性流体シール装置30(32)は、更に、外
側のポールピース36の外側に配設された金属プレート
50を備えている。金属プレート50の内径はポールピ
ース36の内径と実質上同一に設定され、またその外径
はポールピース36の外径と実質上同一に設定されてい
る。この金属プレート50は、第2図に示す通り、ポー
ルピース36の外端面実質上全域を覆う。この金属プレ
ート50は非磁性金属材料から形成することが重要であ
り、例えば銅又はアルミニウム等から形成することがで
きる。
金属プレート50は、0.2乃至0.4mm程度の厚さ
でよく、接着剤等の手段によりポールピース36の外端
面に固定することができる。また、接着で固定すること
に代えて、ポールピース36と金属プレート50を非磁
性体と磁性体の組合せからなるクラツド材を使用するこ
ともできる。
かかる磁性流体シール装置30(32)では、ポールピ
ース36の外端面に金属プレート50を配設したので、
ポールピース36の内径と金属プレート50の内径を実
質上同一に設定することによって、容易に且つ確実にポ
ールピース36の自由端まで金属プレート50により覆
うことができる。従って、ポールピース36の周面に続
いて金属プレート50の周面が存在し、これにより、磁
性流体のポールピース36を越えて拡張することが防止
され、更に、磁性流体層48の一部の磁性流体がポール
ピース36及び金属プレート50の周面を越えて移動す
ることも防止され、かくして磁性流体のポールピース外
端面への回り込みが生じることがなく、磁性流体の飛散
が効果的に防止される。
以上、本発明の磁性流体シール装置の一具体例について
説明したが、本発明はかかる具体例に限定されることは
なく、本発明の範囲を逸脱するこなく種々の変形乃至修
正が可能である。
例えば、図示の具体例では、永久磁石34の両側に一対
のポールピース36及び38を配設する形態に適用して
説明したが、これに限定されることなく、第3図に示す
如く、例えば永久磁石36の片側にポールピース36を
配設する形態にも同様に適用することができ、この場合
、ポールピース36の外端面の実質上全域を覆うように
金属プレート50が配置される。
また、例えば、図示の具体例では、外側のポールピース
36の外端面にのみ金属プレート50を配設しているが
、第4図に示す如く、これに加えて、内側のポールピー
ス38の外端面にも同様の金属プレート50を配設する
ようにしてもよい。
更に、図示具体例では、ポールピース36及び38と軸
部材6との間に磁性流体を充填しているが、第5図に示
す如く、一対のポールピース36及び38のうち外側の
ものと軸部材6との間にのみ磁性流体を充填するように
してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に従う磁性流体シール装置の一具体例
を備えたスピンドルモータの一例を示す断面図。 第2図は、第1図のスピンドルモータにおける片方の磁
性流体シール装置及びその近傍を拡大して示す部分拡大
断面図。 第3図は、本発明に従う磁性流体シール装置の第2の具
体例の一部を拡大して示す断面図。 第4図は、本発明に従う磁性流体シール装置の第3の具
体例の一部を拡大して示す断面図。 第5図は、本発明に従う磁性流体シール装置の第4の具
体例の一部を拡大して示す断面図。 第6図は、従来の磁性流体シール装置の一部を拡大して
示す断面図。 2・・・ハウジング 4・・・ハブ部材 30及び32・・・磁性流体シール装置34・・・永久
磁石 36及び38・・・ポールピース 48・・・磁性流体層 50・・・金属プレート 特許出願人      日本電産株式会社代表者 氷室
重信 第2図 第1図 弔 図 六ノー 弔 図 未 図 と−一 タ弓 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、環状の永久磁石と、該永久磁石の少なくとも片側に
    配設されたポールピースと、該ポールピースとこれに対
    向する部材との間に充填された磁性流体と、を具備する
    磁性流体シール装置において、 該ポールピースの外側には非磁性材料から形成された金
    属プレートが配設されていることを特徴とする磁性流体
    シール装置。
JP2144112A 1990-05-31 1990-05-31 磁性流体シール装置 Pending JPH0438138A (ja)

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JP2144112A JPH0438138A (ja) 1990-05-31 1990-05-31 磁性流体シール装置

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JP2144112A JPH0438138A (ja) 1990-05-31 1990-05-31 磁性流体シール装置

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JPH0438138A true JPH0438138A (ja) 1992-02-07

Family

ID=15354466

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JP2144112A Pending JPH0438138A (ja) 1990-05-31 1990-05-31 磁性流体シール装置

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JP (1) JPH0438138A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8007176B2 (en) * 2003-06-27 2011-08-30 Ferrotec Corporation Dynamic pressure bearing and rotation machine employing same

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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