JPH043803Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH043803Y2
JPH043803Y2 JP16217882U JP16217882U JPH043803Y2 JP H043803 Y2 JPH043803 Y2 JP H043803Y2 JP 16217882 U JP16217882 U JP 16217882U JP 16217882 U JP16217882 U JP 16217882U JP H043803 Y2 JPH043803 Y2 JP H043803Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printing press
safety
cover
winding device
switch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP16217882U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5967238U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP16217882U priority Critical patent/JPS5967238U/ja
Publication of JPS5967238U publication Critical patent/JPS5967238U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH043803Y2 publication Critical patent/JPH043803Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、版を自動巻着又は自動排出するよう
に構成した自動印刷機の安全装置に関する。
オフセツト印刷機にあつては、多数の回転駆動
部があり、これらが露出していると、作業中に巻
き込まれる等の危険がある為、安全対策上安全カ
バーを付設してあり、又この安全カバーは、内部
機構の点検や作業上から開閉できるように設けて
あると共に、その開閉に同調して印刷機が停止、
駆動するようになつている。
又、自動で版を脱着する印刷機においては、版
自動巻着装置と自動排版装置とを印刷機本体に取
付けてなるが、例えばアルミ版、PS版等のよう
な自動で巻着ができない版を使用して印刷する場
合には、機構上自動版巻着と同じ位置で版胴に版
を巻着しなければならない為、版自動巻着装置を
取外さなければならない。
しかしながら上記版自動巻着装置を取外すと、
その部分は安全カバーがない状態となつて回転駆
動部が露出し、非常に危険である。
そこで本考案は、上述の問題点に鑑みてなされ
たものであり、自動巻着装置を備えた印刷機にお
いて、版自動巻着装置では巻着できない版を用い
て印刷する場合に、上記版自動巻着装置を取り外
し時に該版自動巻着装置の取付部を覆う如く安全
カバー装置を設け、該安全カバー装置には開閉可
能に枢着したカバー25の開閉に伴ない開閉する
安全スイツチ22を設けて、該カバーを閉鎖した
時のみ印刷機が運転できるよう構成することによ
つて作業上の安全性を確保すると共に版自動巻着
装置と安全カバー装置の取り換え作業を簡単にし
て迅速に、かつ確実に行ないうるようにすること
を目的とする。
以下本考案を図示の実施例に基づいて詳述す
る。
第1図は、本考案の安全装置を装着する版自動
巻着装置を備えた印刷機において、印刷機本体4
に版自動巻着装置1を取付けた状態を一部断面し
て示した側面図である。
第1図に示したように、版自動巻着装置1は図
示しない印刷機のフレームに形成した支軸2とピ
ン3に版自動巻着装置に形成した取付用孔2a,
3aを嵌装することにより印刷機本体4に脱着自
在に配設されており、図示しない版を、回転駆動
する上下2個のコロ5,6に挾持してガイド7に
沿つて搬送することで版胴8に巻着するよう形成
されていることは従来の装置と同様であるから詳
細な説明は省略する。
上記版自動巻着装置1には版の有無を検出する
スイツチ11が装着してあり、該スイツチ11の
出力を図示しない印刷機制御部に伝達する為に配
線12にて接続して設けたプラグ13を差し込み
するソケツト14が印刷機本体4側に設けてあ
る。
また図1に示す様に前記ソケツト14に設けた
配線18,19は、リレー回路30に接続されて
いる。また前記プラグ13には、短絡線20が設
けられており前記プラグ13をソケツト14に差
込むとソケツト14の配線18,19が短絡する
よう形成している。
又、前記印刷機本体4には、図示しない印刷機
のフレームに開閉自在に枢着した安全カバー9,
10が設けられており、図1の矢印A方向に開き
うるよう形成されている。
前記安全カバー9,10には、後述する安全カ
バー用スイツチ16が設けられており、該安全カ
バー用スイツチ16は図1に示す安全カバー9,
10を閉鎖した状態では閉成して印刷機を駆動可
能にし、図1のA方向に開いた状態では開成して
印刷機を停止させるか、又は駆動できないよう形
成されている。
尚、前記安全カバー9,10を開閉自在に形成
するのは、版自動巻着装置1を装着した際に図示
しない印刷機の回転駆動部に手等が入らないよう
にすると共に前記印刷機の回転駆動部を点検する
ためであり、従来公知の構成であるので詳細な説
明は省略する。
また前記リレー回路30は次の様に構成されて
いる。
ソケツト14の配線18,19に安全カバー用
スイツチ16…及び印刷機用リレー15が直列に
接続されており、該直列回路に対して前記印刷機
用リレー15の接点17、印刷機駆動用スイツチ
SS及び印刷機駆動用モータMを並列に接続され
ている。
次に上記リレー回路の動作を説明する。図1に
示した様に印刷機本体4に版自動巻着装置1を取
付け、プラグ13をソケツト14に差し込むとソ
ケツト14の配線18,19は短絡線20により
短絡される。
この状態で、図1に示すように安全カバー9,
10を閉鎖すると、リレー回路30の安全カバー
用スイツチ16が閉成し、印刷機駆動用スイツチ
SSをONすると前記印刷機用リレー15がON
し、該リレー15の接点17が閉成して印刷機駆
動用モータMが駆動する。
一方、前記印刷機の駆動スイツチをONしたま
まの状態で前記安全カバー9,10を開くと、前
記安全カバー用スイツチ16は開成し、前記印刷
機用リレー15がOFFし、該リレー15の接点
が開成するため印刷機駆動用モータが停止する。
また、前記安全カバー9,10を開いた状態で
印刷機駆動用モータSSをONしても前記安全カバ
ー用スイツチ16が開成しているため印刷機駆動
用モータMが駆動しない。
次に第2図を用いて本考案の印刷機に安全装置
Sを詳細に説明する。第2図は本考案の安全装置
Sを印刷機本体4に装着した状態を一部断面して
示す側面図である。
本考案の安全装置Sは、第2図に示すように印
刷機本体4から版自動巻着装置1を取り外した時
に該版自動巻着装置1の取付部を覆う如く設けた
安全カバー装置21と該安全カバー装置21に設
けた安全スイツチ22と該安全スイツチ22に常
閉接点に配線23を介して接続したプラグ24と
から形成してある。
前記安全カバー装置21は印刷機本体4に取り
付けるための取付孔2b,3bを形成したフレー
ム21aと該フレーム21aに軸26にて枢着し
たカム27を有するカバー25とから形成してあ
り、該カム27と該カバー25は軸26を中心と
して共動可能に固設してある。
また、前記安全スイツチ22は、安全カバー装
置21のフレーム21aに、該安全スイツチ22
の作動軸22aを前記カム27に対向させて配設
してある。
第2図に示すように本実施例では、前記カム2
7は略半円形状に形成している。そして、該カム
27は、カバー25の閉鎖位置(図2の位置)で
は、前記安全スイツチ22の作動軸22aと離反
しており、前記カバー25を開いた状態で前記作
動軸22aと当接し、該作動軸22aを押動し
て、前記安全スイツチ22の常閉接点を開くよう
形成してある。
さらに前記安全スイツチ22の常閉接点に配線
23を介して接続したプラグ24は、版自動巻着
装置1のスイツチ11に接続したプラグ13と同
様に印刷機本体4に設けたソケツトに差し込み可
能に設けられている。そして前記プラグ24を前
記ソケツト14に差し込むことにより安全スイツ
チ22の配線23と前記ソケツト14の配線1
8,19を介して安全スイツチ22とリレー回路
30が接続されるよう形成してある。
次に本考案の安全装置Sの装着方法と動作につ
いて説明する。
まず第1図に示すように印刷機本体4に設けた
ソケツト14からプラグ13を取り外すと共に版
自動巻着装置1を取り外す。すると前記ソケツト
の配線18,19を短絡している短絡線20が取
り外されるためリレー回路30が開路となり印刷
機駆動用モータMは駆動できない状態となる。
この状態で、第2図に示すように安全カバー装
置21のフレーム21aに形成した取付用孔2
b,3bを図示しない印刷機のフレームに形成し
た支軸2とピン3に嵌着することにより本考案の
印刷機の安全装置Sを印刷機本体4に取り付け
る。
尚、前記支軸2とピン3は版自動嵌着装置を脱
着する場合と同一部材を使用する。
次にプラグ24を印刷機本体4に設けたソケツ
ト14に差し込む。すると安全スイツチ22の常
閉接点とリレー回路30が接続される。
而して前記安全カバー装置21と安全スイツチ
22及び該安全スイツチ22に配線23を介して
接続したプラグ24とからなる安全装置Sを印刷
機本体4に装着し、(前記の安全カバー9,10
は閉鎖状態)第2図の印刷機駆動用スイツチSS
がONの状態で前記カバー25を図示の矢印B方
向に開くと、カム27により安全スイツチ22の
作動軸22aが押動されて、安全スイツチ22が
開成されリレー回路30が開路となるので印刷機
駆動用モータMは停止する一方前記カバー25を
閉鎖すると前記作動軸22aが元の位置に復帰
し、安全スイツチ22が閉成され前記リレー回路
30が閉路となるので、前記印刷機駆動用スイツ
チSSをONすることで印刷機駆動用モータMが駆
動可能となる。尚、前記カバー25を開いた状態
で前記印刷機駆動用スイツチSSをONしても、前
記リレー回路30は開路となつているので前記印
刷機駆動用モータMは駆動しない。
以上説明したように本考案に係る印刷機の安全
装置によれば、版自動巻着装置1を備えた印刷機
にあつて、上記版自動巻着装置1では巻着できな
い版を用いて印刷する際、上記自動巻着装置1を
取り外し時に該自動巻着装置1の取付部を覆う如
く安全カバー装置21を設け、該安全カバー装置
21には、開閉可能に枢着したカバー25の開閉
に伴ない開閉する安全スイツチ22を設けて、該
カバー25を閉鎖した時のみ印刷機を駆動可能と
し、該カバー25を開いたときには印刷機が停止
するか、又は駆動しえないよう構成したので、前
記版自動巻着装置1を取り外したときでも作業上
の安全性が確保できる。
また本考案の安全装置Sの装着は、安全カバー
装置21のフレーム21aに形成した取付用孔2
b,3bを支軸2とピン3に嵌着し、プラグ24
をソケツト14に差し込むだけでよいので、版自
動巻着装置1と安全カバー装置21の取り換え作
業を簡単にして迅速にかつ確実に行なうことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の安全装置を装着する版自動巻
着装置を備えた印刷機において印刷機本体に版自
動巻着装置を取付けた状態を一部断面して示した
側面図、第2図は印刷機本体に本考案の安全装置
を装着した状態を一部断面して示した側面図であ
る。 1……版自動巻着装置、4……印刷機本体、
9,10……安全カバー、14……ソケツト、2
1……安全カバー装置、22……安全スイツチ、
25……カバー、S……安全装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 版自動巻着装置1を備えた印刷機において、該
    版自動巻着装置1を印刷機本体4に対して取り外
    し可能に設け、該版自動巻着装置1を取り外し時
    に該版自動巻着装置1の取付部を覆う如く安全カ
    バー装置21を設け、該安全カバー装置21に
    は、開閉可能に枢着したカバー25の開閉に伴な
    い開閉する安全スイツチ22を設け、該安全スイ
    ツチ22に設けられたプラグ24と接続されるソ
    ケツト14をその他安全カバー用スイツチ16…
    及び印刷機用リレー15と直列に接続し、該直列
    回路に対して前記印刷機用リレー15の接点1
    7、印刷機駆動用スイツチSS及び印刷機駆動用
    モータMを並列に接続してなることを特徴とする
    印刷機の安全装置。
JP16217882U 1982-10-25 1982-10-25 印刷機の安全装置 Granted JPS5967238U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16217882U JPS5967238U (ja) 1982-10-25 1982-10-25 印刷機の安全装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16217882U JPS5967238U (ja) 1982-10-25 1982-10-25 印刷機の安全装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5967238U JPS5967238U (ja) 1984-05-07
JPH043803Y2 true JPH043803Y2 (ja) 1992-02-05

Family

ID=30356210

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16217882U Granted JPS5967238U (ja) 1982-10-25 1982-10-25 印刷機の安全装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5967238U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102004002660B4 (de) * 2003-01-31 2013-06-13 Heidelberger Druckmaschinen Ag Verfahren zum Betreiben einer Bogendruckmaschine und Bogendruckmaschine zur Durchführung dieses Verfahrens

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5967238U (ja) 1984-05-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0228545A2 (en) A device for detachably attaching a film onto a drum in a drum type picture scanning recording apparatus
EP0182080A3 (en) Safety device for rotary printing machines
JPH043803Y2 (ja)
JPS59209874A (ja) 回転印刷機械の切換保護装置
US4350987A (en) Printing device
US3034427A (en) Control system for printing presses
JPS61195885A (ja) 満量検知器付排版収納装置
JPH0344765Y2 (ja)
JP2525693Y2 (ja) 画像形成装置
JPH0438623Y2 (ja)
US2200316A (en) Control apparatus for printing machines
JPS625338Y2 (ja)
JPS5935444Y2 (ja) 塵芥積込機構の安全装置
JP2625251B2 (ja) 仕分け機移動装置
JPH0250868A (ja) プリンタ装置
JPS6244468A (ja) プリンタのキヤリツジ装置
KR100226677B1 (ko) 차량의 트렁크리드 자동 닫힘장치
JPH0124999Y2 (ja)
KR890008839Y1 (ko) 레이져 빔 프린터의 분리전사판 자동승강장치
JP2527827Y2 (ja) コンバイン機枠へのカッター機枠取付構造
JPH0245438Y2 (ja)
JP3014354B2 (ja) 印刷装置
JP3074740B2 (ja) 印刷装置
JPS61246082A (ja) 印字停止装置
JP3225798B2 (ja) 写真処理装置におけるカバー開閉装置