JPH0437759Y2 - - Google Patents

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JPH0437759Y2
JPH0437759Y2 JP1986019636U JP1963686U JPH0437759Y2 JP H0437759 Y2 JPH0437759 Y2 JP H0437759Y2 JP 1986019636 U JP1986019636 U JP 1986019636U JP 1963686 U JP1963686 U JP 1963686U JP H0437759 Y2 JPH0437759 Y2 JP H0437759Y2
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upper blade
static electricity
blade
cutting
cut
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【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、面フアスナー、スライドフアスナー
チエーン、装飾用テープ、長尺布片、紙製品等の
切断時に発生する静電気を除去するようにした切
断機における静電気除去装置に関するものであ
る。
従来の技術 従来におけるこの種の切断機は、上下動する上
刃とこれと協働して切断する固定下刃を有し、そ
してこの両切断刃の近傍に押え用プレツシヤーパ
ツドを取付けて、上刃の下降切断時に、押え用プ
レツシヤーパツトを下降させて被切断物を押えて
切断しており、切断時に発生する静電気に対して
は電圧印加式除電器を取付けて除去して、静電気
によるトラブルを防止していた。
考案が解決しようとする問題点 従来の切断機における静電気の除去は、電圧印
加式除電器を用いて行つているが、電圧印加式除
電器は高価であり特別に設置する必要があつた。
そこで本考案は、従来の問題点を解消して安価
にしかも簡単な構成で切断時の静電気を除去する
ことができる切断機における静電気除去装置を提
供することを目的としたものである。
問題点を解決するための手段 本考案は従来の問題点を解決するため、第1図
に示すように被切断物Lの載置移送基台1の前端
に、下刃4を固定し、その上方に下刃4と協働し
て切断する上刃3を、上下動する上刃ホルダー5
に設けた切断機において、前記上刃ホルダー5
に、上刃3の上流側に上刃3に近接して、常時圧
縮スプリング16により下方に付勢した製品押え
用プレツシヤーパツド10を、また上刃および下
刃の下流側に上刃3に近接して、常時圧縮スプリ
ング16により切断後上刃3および下刃4の先端
より低位置になるように下方に付勢した静電気除
去用ブラシ13を夫々設けて、切断直前の被切断
物Lと、切断直後の切断製品sとに近接させて帯
電した静電気を自己放電させて除去して、切断時
における静電気によるトラブルを無くするように
したものである。
作 用 本考案の静電気除去装置は、第2図イ,ロ,
ハ,ニに示すうように作用するもので、まず第2
図イに示すように被切断物Lの先端部が送出しロ
ーラ2,2により所定寸法宛前方に送出され、次
いで上刃3、プレツシヤーパツド10、静電気除
去ブラシ13を取付けた上刃ホルダー5が下降
し、第2図ロに示すように上刃3の上流側に設け
たプレツシヤーパツド10がまず被切断物Lを押
え、これと同時に下流側に設けた静電気除去用ブ
ラシ13が、前方に送出された被切断物Lの先端
部に近接して、被切断物Lに帯電している静電気
を自己放電させて除去し、更に上刃ホルダー5を
下降させて第2図ハに示すように、上刃3を下刃
4に接触させて被切断物Lを所定寸法のところで
切断し、更に下降して静電気除去用ブラシ13の
先端で切断製品sを積極的に下方に排出する。そ
して第2図ニに示すように上刃ホルダー5を下限
まで下降させてシユート17上に排出させた切断
製品sに静電気除去用ブラシ13を近接させて、
切断製品sに帯電した静電気を自己放電させて除
去するもので、これにより切断製品sの切断刃
3,4への付着およびシユート17上でのつまり
等の静電気によりトラブルを無くすようにしたも
のである。
実施例 次に本考案の切断機における静電気除去装置の
実施例を図面に基いて説明する。
第1図は本考案の静電気除去装置を取付けた切
断機の要部を斜視図で示したもので、本考案は、
面フアスナー、スライドフアスナーチエーン、装
飾用テープ、長尺布片、紙製品等において、特に
合成繊維、合成樹脂フイルム等の静電気の帯電し
やすい材料で構成されている長尺製品の切断に用
いる切断機に最適である。切断機の被切断物Lの
載置移送用の基台1の前方適所には、例えばステ
ツピングモーター等により間欠回転して被切断物
Lを所定長さ宛送出す1対のローラ2,2設けら
れており、その基台1の前端部には、上下動する
上刃3とこれと協働して切断を行う下刃4が設け
られている。
上刃3は、上刃ホルダー5の下端に取付けられ
ていて、上刃ホルダー5の両側部に連結したピス
トン6によつて上下動するように構成されてい
る。このピストン6は基台1の下方に設けた回転
駆動軸7に取付けた偏心輪8の外輪9と連結して
作動するようになつている。なお上刃ホルダー5
の作動は、偏心機構の他にエアシリンダー、油圧
シリンダー、電磁ソレノイド等を用いた駆動手段
によつて行うようにしてもよい。そして上刃3
は、切断加工の際の荷重を小さくするために、第
1図に示すように、その下端部の刃部が長手方向
に沿つて斜めに形成されていて、被切断物Lを端
部から順に切断するように形成されている。
下刃4は、第2図に示すように、基台1の前端
部に固定されており、上刃3が下降し接触摺動し
て被切断物Lを切断するように構成されている。
そして上刃ホルダー5の下端に取付けた上刃3
の上流側には、上刃3に近接してプレツシヤーパ
ツド10が、また上刃3の下流側には静電気除去
用ブラシ13が夫々設けられている。そしてプレ
ツシヤーパツド10および静電気除去用ブラシ1
3は、上刃ホルダー5の上下動に従つて上下する
ように取付けられている。プレツシヤーパツド1
0は、第2図に示すようにその下端に押え片11
が設けられており、この押え片11は、上刃ホル
ダー5内を上下摺動するところの摺動ロツド14
に取付けてあつて、押え片11と上刃ホルダー5
との間には圧縮スプリング16が巻回されていて
常時下方に付勢されている。そしてこの付勢力は
摺動ロツド14の頭部にその位置を調節自在に設
けたストツパー15によつて規制されている。押
え片11は上刃ホルダー5の下降に従つて下降
し、上下の切断刃による切断に先立つて、被切断
物Lを押え保持して切断を正確に行うようにする
もので、上刃3の下端縁の刃部より下方に位置す
るように取付けられている。
また上刃3の下流側の切断製品の排出側に設け
た静電気除去用ブラシ13は、極細の炭素繊維ま
たはステンレス製の繊維を束ねて構成したもの
で、被切断物Lの巾と大体同じ長さを有し、上刃
ホルダー5内を上下摺動する摺動ロツド14の下
端に設けたブラシ取付片12の1側に、その取付
位置を上下調節自在に取付けられており、上刃ホ
ルダー5の上下動に従つて上下するように構成さ
れている。そして静電気除去用ブラシ13はプレ
ツシヤーパツド10と同様に、上刃ホルダー5と
の間に圧縮スプリング16が巻回されていて、静
電気除去用ブラシ13を常時下方へ付勢されてい
る。この静電気除去用ブラシ13は、上刃ホルダ
ー5の下降に従つて下降し、上下の切断刃による
切断の直前に、基台1の前端部より前方に送出さ
れた被切断物Lの先端部に近接して、被切断物に
帯電した静電気を自己放電させて除去し、対で切
断製品sを第2図ハに示すように上刃ホルダー5
の下降に従つて下方に積極的に排出し、更に下降
してシユート17上に排出された切断製品sに近
接して、切断製品sにその後帯電した静電気を自
己放電させて除去して、切断時に起る静電気によ
るトラブルを無くすようにしたものである。した
がつて静電気除去用ブラシ13の取付位置は、そ
の先端がプレツシヤーパツド10の押え片11と
大体同位置が多少上方の位置にあるように取付け
ると共に、上刃ホルダー5が下限まで下降した時
に、静電気除去用ブラシ13の先端が、第2図ニ
に示すようにシユート17上に排出された切断製
品sに近接して帯電した静電気を自己放電させて
除去する位置に下降するように構成することが必
要である。なお自己放電させる最適間隔の調節
は、静電気除去用ブラシ13の取付部を上下させ
て行うか、摺動ロツド14の頭部に設けたストツ
パー15の位置を調節することにより行うことが
できる。
考案の効果 本考案は、固定した下刃と協働して切断する上
刃を、上下動する上刃ホルダーに設けた切断機に
おいて、前記上刃ホルダーに、上刃および下刃の
下流側に上刃に近接して、常時圧縮スプリングに
より下方に付勢した静電気除去用ブラシを設けた
ため、切断直前と切断直後の双方において被切断
物と切断製品に帯電した静電気を除去することが
できると共に切断製品も下方に積極的に排出する
ことができるので、切断時に切断製品が切断刃に
付着することもなく、また排出された切断製品も
シユート上につまることなく正確かつ円滑に切断
作業が行うことができると共に、安価な静電気除
去用ブラシを取付けた簡単な構成で静電気を除去
することができる、大変実用的な優れた効果を有
しているものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の静電気除去装置を取付けた切
断機の要部の斜視図、第2図は本考案の静電気除
去装置の作用を段階的に示した側面図である。 3……上刃、4……下刃、5……上刃ホルダ
ー、10……プレツシヤーパツド、13……静電
気除去用ブラシ、14……摺動ロツド、17……
シユート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被切断物Lの載置移送基台1の前端に下刃4を
    固定し、その上方に下刃4と協働して切断する上
    刃3を、上下動する上刃ホルダー5に設けた切断
    機において、前記上刃ホルダー5に、上刃3の上
    流側に上刃3に近接して、常時圧縮スプリング1
    6により下方に付勢した製品押え用プレツシヤー
    パツド10を、また上刃3および下刃4の下流側
    に上刃3に近接して、常時圧縮スプリング16に
    より切断後上刃3および下刃4の先端より低位置
    になるように下方に付勢した静電気除去用ブラシ
    13を夫々設けたことを特徴とする切断機におけ
    る静電気除去装置。
JP1986019636U 1985-10-08 1986-02-14 Expired JPH0437759Y2 (ja)

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KR2019860014988U KR900002395Y1 (ko) 1985-10-08 1986-09-30 기다란 제품 절단 장치
US06/914,187 US4742742A (en) 1985-10-08 1986-10-01 Apparatus for severing elongate product
DE8686113564T DE3680277D1 (de) 1985-10-08 1986-10-02 Apparat zum zerteilen eines laenglichen produkts.
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AU63603/86A AU570595B2 (en) 1985-10-08 1986-10-08 Severing elongate product
MYPI86000128A MY100301A (en) 1986-02-14 1986-11-24 Elongate product severing apparatus having static electricity remover
SG89994A SG89994G (en) 1985-10-08 1994-07-07 Apparatus for severing elongate product
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