JPH0437547A - インクジェットヘッド - Google Patents

インクジェットヘッド

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Publication number
JPH0437547A
JPH0437547A JP14521890A JP14521890A JPH0437547A JP H0437547 A JPH0437547 A JP H0437547A JP 14521890 A JP14521890 A JP 14521890A JP 14521890 A JP14521890 A JP 14521890A JP H0437547 A JPH0437547 A JP H0437547A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
impeller
nozzle
pump chamber
chamber
Prior art date
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Pending
Application number
JP14521890A
Other languages
English (en)
Inventor
Iwao Ito
巌 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mita Industrial Co Ltd filed Critical Mita Industrial Co Ltd
Priority to JP14521890A priority Critical patent/JPH0437547A/ja
Publication of JPH0437547A publication Critical patent/JPH0437547A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、インクジェットプリンタ等に用いられるイ
ンクジェットヘッドに関する。
[従来の技術] インクジェットプリンタとして、たとえばバブルジェッ
ト方式のものがある。このバブルジェット方式のインク
ジェットヘッドにおいては、シリコン基板上に複数のノ
ズルが形成され、各ノズル毎にヒータが設けられている
。インクタンクからノズルに送られてきたインクは、ヒ
ータによって瞬時的に加熱されることにより沸騰し、気
泡が発生する。そして、気泡の増大による圧力によって
、インクがノズルのオリフィスから吐出される。
[発明が解決しようとする課題] 上記バブルジェット方式のインクジェットヘッドでは、
インクをヒータで加熱しているため、熱制御系が必要と
なる。また、温度によってインクの粘度が大きく変化す
るため、インクの吐出量が変動し、インク汚れが発生し
やすいという問題がある。
この発明は、熱制御系が不要で、インク汚れが発生しに
くいインクジュツトヘッドを提供することを目的とする
[課題を解決するための手段] この発明によるインクジェットヘッドは、インク室、イ
ンク室にインクを供給するためのインク供給通路、イン
ク室に連通したポンプ室およびポンプ室に連通したノズ
ルが形成されたインクジェットヘッド本体、インクジェ
ットヘッド本体内のポンプ室に回転自在に収納された羽
根車ならびにインクジェットヘッド本体に形成されかつ
羽根車を回転駆動する静電モータを備えていることを特
徴とする。
インクジェットヘッド本体の材料としては、たとえば、
シリコン等の半導体が用いられる。羽根車、静電モータ
等の部品は、たとえば、工・ソチング、リソグラフィ等
の半導体微細加工によってつくられる。
[発明の作用] 加圧されインクが、インクジェットへ・ソド本体のイン
ク供給通路を通ってインク室に供給される。
マイクロ静電モータが回転駆動されると、これにともな
って、ポンプ室内の羽根車が回転する。羽根車の回転に
よって、インク室内のインクかポンプ室およびノズルを
通って噴射される。
[実施例] 以下、図面を参照して、この発明の実施例について説明
する。以下の説明において、左とは第1図の左側を、右
とは同図右側をそれぞれいうものとする。
第1図および第2図において、インクジェットヘッド1
のインクジェットヘッド本体2は、平面から見てL形で
あり、左右方向にのびた第1部分と、第1部分の右側後
部から後方にのびた第2部分とからなる。
インクジェットヘッド本体2の第1部分内には、インク
供給通路11、インク供給通路11に連通するインク室
12、インク室12に連通するインク通路13、インク
通路13に連通ずるポンプ室14、およびポンプ室14
に連通するノズル]−5が形成されている。インクジェ
ットヘッド本体2の第2部分内には、その後端からポン
プ室14までのびた空気供給通路16が形成されている
インク室12は、両端部の横断面円形の円形部17.1
8と、両日形部17.18間の直線部19とからなる。
両日形部17.18の周壁の高さ中央部に段部が形成さ
れており、この段部上面20に一方向マイクロバルブ2
1.22がそれぞれ受けられている。各一方向マイクロ
バルブ21.22は、中央にオリフィス23が形成され
た円板状の弁座21a、22aと、周方向に4つの流体
通路24が形成された円板状の弁板21b、22bとか
らなる。
一方向マイクロバルブ21は、インク供給通路11から
インク室12に向かう方向にのみインクの流通を許可す
る。一方向マイクロバルブ22は、インク室12からイ
ンク通路13に向かう方向にのみインクの流通を許可す
る。このような一方向マイクロバルブ21.22は、た
とえばエツチングやリソグラフィなどのバッチプロセス
でつくられる。
ポンプ室14は、横断面円形であり、内部に歯車状の羽
根車25が回転自在に収納されている。
羽根車25の中心には、軸嵌入孔25aが形成されてい
る。
ポンプ室14の土壁には、ポンプ室14の中央に対応す
る位置に垂直孔26が形成されている。
インクジエツトヘッド本体2上面における垂直孔26の
周囲には、マイクロ静電モータ27のステータ28が垂
直孔26の中心を中心とする仮想円の周方向に間隔をお
いて形成されている。
インクジエツトヘッド本体2上面におけるステータ28
の内側にマイクロ静電モータ27のロータ29が載せら
れている。ロータ29の下面中央には下方にのびた軸3
0が一体的に形成されており、二〇軸30は貫通孔26
に回転自在に挿通されている。軸30の下端部は、羽根
車25の軸嵌人孔25aに嵌め込み固定されている。
静電モータ27のステータ28に各相ごとに順次電圧を
印加することによりロータ29が回転され、これにとも
なって羽根車25が時計方向(第1図に矢印Aで示す方
向)に回転する。静電モータ27は、ドツト毎の印字有
無を表す記録制御信号に基づいてオン、オフ制御される
。マイクロ静電モータ27および羽根車25は、たとえ
ばエツチングやリソグラフィなどのバッチプロセスでつ
くられる。
空気供給通路16は、その中間に横断面円形の円形部3
1を有している。円形部31の周壁の高さ中間部に段部
が形成されており、この段部上面に一方向マイクロバル
ブ32が受けられている。
この一方向マイクロバルブ32も、他の一方向マイクロ
バルブ21.22と同様に、弁座32aと弁板32bと
からなり、たとえばエツチングやリソグラフィなどのバ
ッチプロセスでつくられる。
一方向マイクロバルブ32は、空気供給通路16をポン
プ室14に向がう方向にのみ空気の流通を許可する。
インクジェットヘッド本体2は、製作上の理由により、
ベースプレート3と、ベースプレート3上に重ね合わさ
れて密閉固定されるシーリングプレート4とから構成さ
れている。
インク供給通路11は、ベースプレート3上面に形成さ
れたインク供給通路形成用凹所41とシーリングプレー
ト4下面に形成されたインク供給通路形成用凹所42と
から構成されている。
インク室12は、ベースプレート3上面に形成されたイ
ンク室形成用凹所43によって形成されている。シーリ
ングプレート4下面のインク室形成用凹所43の長さ中
間部に対応する位置に、インク室形成用凹所43の深さ
より突出長さが短い下方突起44か形成されており、こ
の突起44がインク室形成用凹所43の長さ中間部に嵌
め込まれている。したがって、インク室12は、インク
室形成用凹所43とシーリングプレート4によって縦断
面時U形に形成されている。下方突起44は、円形部1
7および18の上半部に一方向マイクロバルブ21およ
び22の収納室をそれぞれ形成するためのものである。
インク通路13は、ベースプレート3上面に形成された
インク通路形成用凹所45とシーリングプレート4下面
に形成されたインク通路形成用凹所46とから構成され
ている。
ポンプ室14は、ベースプレート3上面に形成されたポ
ンプ室形成用凹所47によって形成されている。ノズル
15は、ベースプレート3上面に形成されたノズル形成
用溝48と、シーリングプレート4下面の右側に形成さ
れた切欠49とから構成されている。
空気供給通路16は、ベースプレート3上面に形成され
た空気供給通路形成用凹所50とシーリングプレート4
下面の後端部に形成された空気供給通路形成用凹所51
とから構成されている。シーリングプレート4下面には
、空気供給通路形成用凹所50の円形部31の前方に対
応する位置に、空気供給通路形成用凹所50の深さより
突出長さが短い下方突起54か形成されており、この突
起54が空気供給通路形成用凹所50に嵌め込まれてい
る。この下方突起54は、円形部31の上半部に一方向
マイクロバルブ32の収納室を形成するためのものであ
る。
シーリングプレート4の下面の各コーナ部には、位置決
用下方突起52が形成されている。ベースプレート3上
面には、各位置決用下方突起52に対応する位置に突起
嵌入孔53が形成されている。
そして、各位置決用下方突起52が対応する突起嵌入孔
53に嵌まり込んでいる。
以上のような構成において、インクタンク(図示路)か
ら加圧されたインクがインク供給通路11に送られ、一
方向マイクロバルブ21を通って、インク室12に供給
される。
マイクロ静電モータ27が記録制御信号に基づいて駆動
されると、ポンプ室14内で羽根車25が時計方向に回
転される。羽根車25が回転すると、インク室12内の
インクが一方向マイクロバルブ22およびインク通路]
3を通ってポンプ室14に吸込まれ、ノスル15から噴
射される。これにより、記録紙にインクが吹き付けられ
る。
インクジェットヘッド1のノズル15をクリニングする
場合には、空気供給通路16に加圧した空気を送り込む
とともにマイクロ静電モータ27を駆動して羽根車25
を回転させる。すると、空気供給通路16に供給された
空気が一方向マイクロバルブおよびポンプ室14を通っ
てノズル15に送られ、ノズル15内部が洗浄される。
上記実施例では、マイクロ静電モータ27、羽根車25
、一方向マイクロバルブ21.22.32を、エツチン
グやリソグラフィなどのバッチプロセスでつくることに
より、超小型のインクジェットヘッドを実現できる。ま
た、マイクロ静電モータ27、羽根車25、一方向マイ
クロバルブ21.22.32の小形化により、高解像度
化か可能である。たとえば、直径60切のマイクロ静電
モータ27を製作すると、理論上、400 [DPIコ
の高解像度化が可能となる。
また、バブルジェット方式のインクジェットヘッドのよ
うにヒータを必要としないので、熱制御系が不要となる
とともにインク吐出量が変動することによるインク汚れ
も発生しにくくなる。
さらに、静電モータ27および羽根車25を利用して、
ノズル15のクリーニングを行えるので、ノズル用クリ
ーニング装置の小型化か図れる。
[発明の効果] この発明によるインクジェットヘッドでは、静電モータ
、羽根車などの部品をエツチングやリソグラフィなどの
バッチプロセスでつくることが可能であり、超小型のイ
ンクジェットヘッドを実現できるとともに高解像度化が
可能となる。
また、バブルジェット方式のインクジェットヘッドのよ
うにヒータを必要としないので、熱制御系が不要となる
とともにインク吐出量が変動することによるインク汚れ
も発生しにくくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の実施例を示す分解斜視図である。 第2図は、第1図の■−■に沿う断面図である。 1・・・インクシェツトヘッド、2・・・インクジェッ
トヘッド本体、11・・・インク供給通路、12・・・
インク室、14・・・ポンプ室、15・・・ノズル、2
5羽根車、27・・マイクロ静電モータ。 以上

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)インク室、インク室にインクを供給するためのイ
    ンク供給通路、インク室に連通したポンプ室およびポン
    プ室に連通したノズルが形成されたインクジェットヘッ
    ド本体、 インクジェットヘッド本体内のポンプ室に回転自在に収
    納された羽根車、ならびに インクジェットヘッド本体に形成されかつ羽根車を回転
    駆動する静電モータ、 を備えているインクジェットヘッド。
  2. (2)インクジェットヘッド本体が半導体製であり、羽
    根車および静電モータが半導体微細加工によりつくられ
    ていることを特徴とする請求項1記載のインクジェット
    ヘッド。
JP14521890A 1990-06-01 1990-06-01 インクジェットヘッド Pending JPH0437547A (ja)

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JP14521890A JPH0437547A (ja) 1990-06-01 1990-06-01 インクジェットヘッド

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0558294A2 (en) * 1992-02-26 1993-09-01 Canon Kabushiki Kaisha Ink supply device and ink jet recording apparatus using said device

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0558294A2 (en) * 1992-02-26 1993-09-01 Canon Kabushiki Kaisha Ink supply device and ink jet recording apparatus using said device
EP0558294A3 (ja) * 1992-02-26 1994-02-23 Canon Kk
US5793395A (en) * 1992-02-26 1998-08-11 Canon Kabushiki Kaisha Ink supply device and ink jet recording apparatus using said device

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