JPH0437390Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0437390Y2 JPH0437390Y2 JP11025986U JP11025986U JPH0437390Y2 JP H0437390 Y2 JPH0437390 Y2 JP H0437390Y2 JP 11025986 U JP11025986 U JP 11025986U JP 11025986 U JP11025986 U JP 11025986U JP H0437390 Y2 JPH0437390 Y2 JP H0437390Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- casing
- air
- air intake
- gap
- vertical wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 244000025254 Cannabis sativa Species 0.000 description 15
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 3
- 241000196324 Embryophyta Species 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 241001494496 Leersia Species 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Harvester Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本考案は、ケーシング内方において回転するブ
レードで切断した刈草を、ケーシング内のダクト
を経てキヤツチヤーに吹き出し排出する構成の草
刈機に係り、殊に、刈草の吹き出し排出を良好に
行なわせるために改良を加えたケーシング構造に
関している。
レードで切断した刈草を、ケーシング内のダクト
を経てキヤツチヤーに吹き出し排出する構成の草
刈機に係り、殊に、刈草の吹き出し排出を良好に
行なわせるために改良を加えたケーシング構造に
関している。
(ロ) 従来の技術
上記のような草刈機においては、刈草の吹き出
しに必要な風力を得るためにケーシング内に空気
を取入れることが必須であり、このため従来の同
種の草刈機では、例えばベルギー特許第654297号
明細書にもみられるように、ブレードの回転外周
部に垂下するケーシング経壁の下端面と地面との
間にできる隙間、ならびにケーシング上部におい
て搭載動力源との間に形成される間隙部とから外
気ケーシング内に取入れるように構成されている
のである。
しに必要な風力を得るためにケーシング内に空気
を取入れることが必須であり、このため従来の同
種の草刈機では、例えばベルギー特許第654297号
明細書にもみられるように、ブレードの回転外周
部に垂下するケーシング経壁の下端面と地面との
間にできる隙間、ならびにケーシング上部におい
て搭載動力源との間に形成される間隙部とから外
気ケーシング内に取入れるように構成されている
のである。
(ハ) 考案が解決しようとする課題
ところで、上記に説明した従来構造が採用され
る場合、ケーシング上部に形成される空気取入れ
隙間は、ケーシング上面に搭載する駆動源を強固
確実に装備しなければならないという制約を受け
るので広開口面積にして設けることができないか
ら、空気取入れの殆どがケーシング下端面と地面
の隙間からの導入に委ねられることになり、この
隙間部が、密集叢生地などで塞がれ勝手になるよ
うな際には全体として空気取入れ量が不足し、刈
草吹き出し風力が低下してしまつて、キヤツチヤ
ー内への排草が悪化する問題が起つている。
る場合、ケーシング上部に形成される空気取入れ
隙間は、ケーシング上面に搭載する駆動源を強固
確実に装備しなければならないという制約を受け
るので広開口面積にして設けることができないか
ら、空気取入れの殆どがケーシング下端面と地面
の隙間からの導入に委ねられることになり、この
隙間部が、密集叢生地などで塞がれ勝手になるよ
うな際には全体として空気取入れ量が不足し、刈
草吹き出し風力が低下してしまつて、キヤツチヤ
ー内への排草が悪化する問題が起つている。
そこで本考案は、密集叢生地で刈取作業する場
合でも、ケーシング内への空気取入れ量に不足を
きたすことがなくて良好に排草処理できるように
するケーシング構造を提供するものである。
合でも、ケーシング内への空気取入れ量に不足を
きたすことがなくて良好に排草処理できるように
するケーシング構造を提供するものである。
(ニ) 課題を解決するための手段
すなわち本考案は、ブレード先端回転軌跡の外
方部に垂下する縦壁部に、上方開口部を空気取入
れ口とすると共に下方開口部を空気送出口とする
上下方向の穴を開設し、該穴を通して空気をケー
シング内部に導入できるようにしたケーシングに
していることを特徴とするものである。
方部に垂下する縦壁部に、上方開口部を空気取入
れ口とすると共に下方開口部を空気送出口とする
上下方向の穴を開設し、該穴を通して空気をケー
シング内部に導入できるようにしたケーシングに
していることを特徴とするものである。
(ホ) 作用
上記構成のケーシングによれば、草の密集した
場所で刈取作業して、ケーシング下端と地面との
間の隙間が塞がれて同隙間部からの空気導入が低
下するような事態になるときでも、縦壁部に設け
られる上下方向の穴の空気取入れ口が、縦壁上部
で開口しているので、密集する草茎によつて塞が
れることがなくて、前記のケーシング下端と地面
間の隙間が塞がれることによつて導入量が不足す
る分を充分に補う空気の取入れが的確良好に行な
われるのである。
場所で刈取作業して、ケーシング下端と地面との
間の隙間が塞がれて同隙間部からの空気導入が低
下するような事態になるときでも、縦壁部に設け
られる上下方向の穴の空気取入れ口が、縦壁上部
で開口しているので、密集する草茎によつて塞が
れることがなくて、前記のケーシング下端と地面
間の隙間が塞がれることによつて導入量が不足す
る分を充分に補う空気の取入れが的確良好に行な
われるのである。
(ヘ) 実施例
つぎに、本考案の一実施例を、添付の図面を参
照して説明する。
照して説明する。
先ず、本考案が実施される草刈機の全体構成の
概略を第4図によつて説明すると、本考案が適用
されるケーシング1を主機材として機体が構成さ
れ、そのケーシング1の外方前後左右に配設され
る車輪2…で接地走行し、機体から後方に延設さ
れるハンドル3部で運転操作できるように構成さ
れている。
概略を第4図によつて説明すると、本考案が適用
されるケーシング1を主機材として機体が構成さ
れ、そのケーシング1の外方前後左右に配設され
る車輪2…で接地走行し、機体から後方に延設さ
れるハンドル3部で運転操作できるように構成さ
れている。
なお、前記ケーシング1は、円筒状の縦壁部1
bと上壁面1a部とからなり伏椀状に形成されて
いる。
bと上壁面1a部とからなり伏椀状に形成されて
いる。
そして、前記ケーシング1の上面部には、駆動
源4であるエンジンを搭載し、そのクランク軸或
いは同軸に連動連結される回転軸5を、ケーシン
グ1の内方中央部に垂設して下端部にブレード6
を嵌着し、該ブレード6の回転によつて切断され
る刈草をケーシング内のダクト7から機体後部に
装備のキヤツチヤー8に吹き出し排出するように
して構成されている。
源4であるエンジンを搭載し、そのクランク軸或
いは同軸に連動連結される回転軸5を、ケーシン
グ1の内方中央部に垂設して下端部にブレード6
を嵌着し、該ブレード6の回転によつて切断され
る刈草をケーシング内のダクト7から機体後部に
装備のキヤツチヤー8に吹き出し排出するように
して構成されている。
なお、上記の刈草吹き出しに必要な空気は、ケ
ーシング下端と地面との間にできる隙間部分及び
エンジン4搭載部においてケーシング上壁面1a
に形成される空気取入れ間隙9とから取入れられ
るように構成され、さらに、前記ブレード6の先
端回転軌跡10の適宜外方に在つてブレードを囲
繞するように垂下するケーシング縦壁部1bに、
上下方向の穴11を複数個開設して、その複数個
の穴11…からも空気をケーシング内に流入させ
ることができるように構成されるのである。
ーシング下端と地面との間にできる隙間部分及び
エンジン4搭載部においてケーシング上壁面1a
に形成される空気取入れ間隙9とから取入れられ
るように構成され、さらに、前記ブレード6の先
端回転軌跡10の適宜外方に在つてブレードを囲
繞するように垂下するケーシング縦壁部1bに、
上下方向の穴11を複数個開設して、その複数個
の穴11…からも空気をケーシング内に流入させ
ることができるように構成されるのである。
穴11…は、前記ダクト7の出口部から離れた
上流部分の縦壁部1b、つまり、第1図において
機体中心線Oより下側に位置する縦壁部1bの弧
状部分に点在的に開設される。
上流部分の縦壁部1b、つまり、第1図において
機体中心線Oより下側に位置する縦壁部1bの弧
状部分に点在的に開設される。
そして、それぞれの穴11は、平面視(第1図
参照)において前記縦壁部1bの弧状部分に沿う
円弧長穴になつており、また、縦断状態(第2図
および第3図参照)において、縦壁部1bを上下
方向に貫通され、上方の穴端を空気取入れ口12
とするとともに、下方の穴端部を空気送出口13
としている。
参照)において前記縦壁部1bの弧状部分に沿う
円弧長穴になつており、また、縦断状態(第2図
および第3図参照)において、縦壁部1bを上下
方向に貫通され、上方の穴端を空気取入れ口12
とするとともに、下方の穴端部を空気送出口13
としている。
なお、空気送出口13である下方の穴端部は、
第3図によつて確認できるように、穴周壁の内側
部分が、外側部分よりも対地的に高位置となるよ
うに形成されて、空気取入れ口12から導入した
空気をケーシングの内方部分に向けて送出するよ
うになつている。
第3図によつて確認できるように、穴周壁の内側
部分が、外側部分よりも対地的に高位置となるよ
うに形成されて、空気取入れ口12から導入した
空気をケーシングの内方部分に向けて送出するよ
うになつている。
したがつて、本考案による実施例のケーシング
1を採用した草刈機においては、密集叢生地で刈
取作業してケーシング下端と地面との間の隙間
が、密集する草茎によつて塞がれて同隙間部から
の空気取入れ量が不足するような事態になる時で
も、ケーシング縦壁に開設されている穴11は、
その取入れ口12がケーシング1の上部に開口さ
れている故に、密集草茎により塞がれるようなこ
とがなくて、ケーシング外方の空気を支障なく導
入し、内向きに流れ易く形成した穴下端部からケ
ーシング内方に的確に流入させ、ケーシング下端
と地面との隙間が塞がれることによつて取り入れ
不足になるのを補つて、刈草の吹き出し排出を良
好的確に行なわせるのである。
1を採用した草刈機においては、密集叢生地で刈
取作業してケーシング下端と地面との間の隙間
が、密集する草茎によつて塞がれて同隙間部から
の空気取入れ量が不足するような事態になる時で
も、ケーシング縦壁に開設されている穴11は、
その取入れ口12がケーシング1の上部に開口さ
れている故に、密集草茎により塞がれるようなこ
とがなくて、ケーシング外方の空気を支障なく導
入し、内向きに流れ易く形成した穴下端部からケ
ーシング内方に的確に流入させ、ケーシング下端
と地面との隙間が塞がれることによつて取り入れ
不足になるのを補つて、刈草の吹き出し排出を良
好的確に行なわせるのである。
(ト) 考案の効果
以上のように、本考案は、ブレード6先端回転
軌跡の外方周部に垂下する縦壁部1bに、上方開
口部を空気取入れ口12とすると共に下方開口部
を空気送出口13とする上下方向の穴11…を開
設し、該穴11…を通して空気をケーシング内部
に導入できるように構成しているから、密集叢生
地で作業する場合、密集草茎によつてケーシング
下端と地面との間の部分が塞がれて同部分からの
空気流入量が低下するような事態になつても、密
集草茎の影響を受けない穴11から的確に空気を
取り入れて補い、刈草吹き出しを良好状態に継続
して作業できる利点がある。
軌跡の外方周部に垂下する縦壁部1bに、上方開
口部を空気取入れ口12とすると共に下方開口部
を空気送出口13とする上下方向の穴11…を開
設し、該穴11…を通して空気をケーシング内部
に導入できるように構成しているから、密集叢生
地で作業する場合、密集草茎によつてケーシング
下端と地面との間の部分が塞がれて同部分からの
空気流入量が低下するような事態になつても、密
集草茎の影響を受けない穴11から的確に空気を
取り入れて補い、刈草吹き出しを良好状態に継続
して作業できる利点がある。
図面は本考案の実施例図であり、第1図は一部
を破断した要部平面図、第2図は第1図をA−A
線で切断した断面拡大図、第3図は第2図のB部
を抽出拡大した部分図、第4図は本考案を適用し
た草刈機の全体平面図である。 1……ケーシング、1b……縦壁部、11……
穴、12……空気取入口、13……空気送出口。
を破断した要部平面図、第2図は第1図をA−A
線で切断した断面拡大図、第3図は第2図のB部
を抽出拡大した部分図、第4図は本考案を適用し
た草刈機の全体平面図である。 1……ケーシング、1b……縦壁部、11……
穴、12……空気取入口、13……空気送出口。
Claims (1)
- ブレード6先端回転軌跡の外方周部に垂下する
縦壁部1bに、上方の開口部を空気取入れ口12
とすると共に下方の開口部を空気送出口13とす
る上下方向の穴11…を開設し、該穴11…を通
して空気をケーシング内部に導入できるようにし
てあることを特徴とする草刈機におけるケーシン
グ構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11025986U JPH0437390Y2 (ja) | 1986-07-17 | 1986-07-17 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11025986U JPH0437390Y2 (ja) | 1986-07-17 | 1986-07-17 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6315732U JPS6315732U (ja) | 1988-02-02 |
JPH0437390Y2 true JPH0437390Y2 (ja) | 1992-09-02 |
Family
ID=30989115
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11025986U Expired JPH0437390Y2 (ja) | 1986-07-17 | 1986-07-17 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0437390Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-07-17 JP JP11025986U patent/JPH0437390Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6315732U (ja) | 1988-02-02 |
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