JPH0437350B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0437350B2 JPH0437350B2 JP12670484A JP12670484A JPH0437350B2 JP H0437350 B2 JPH0437350 B2 JP H0437350B2 JP 12670484 A JP12670484 A JP 12670484A JP 12670484 A JP12670484 A JP 12670484A JP H0437350 B2 JPH0437350 B2 JP H0437350B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cold air
- door
- refrigerator
- air outlet
- cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 description 7
- 230000005494 condensation Effects 0.000 description 3
- 238000009833 condensation Methods 0.000 description 3
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 3
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 238000010411 cooking Methods 0.000 description 1
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- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
- 238000005057 refrigeration Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本発明は庫内後部から前方に向けて冷気を吹き
出す冷蔵庫に関する。
出す冷蔵庫に関する。
(ロ) 従来技術
特公昭58−51180号公報（IPC.F25D17／08）の
冷蔵庫には、冷凍室の後部に、冷却器、送風機及
びこの冷却器、送風機を覆うカバーを設け、この
カバーの上部に形成した横長の吹出口から前記冷
却器で熱交換された冷気を前方に向けて吹き出す
構成が示されている。
冷蔵庫には、冷凍室の後部に、冷却器、送風機及
びこの冷却器、送風機を覆うカバーを設け、この
カバーの上部に形成した横長の吹出口から前記冷
却器で熱交換された冷気を前方に向けて吹き出す
構成が示されている。
かゝる構成によれば、吹出口から吹き出された
冷気は、本体を構成する断熱壁の天壁内面に沿つ
て前方に流れた後、断熱扉に当たり下方に指向さ
れ、吸込口に帰還する循環経路を形成する。従つ
て、断熱扉は常に冷気でもつて冷却されているの
で、その内面周囲に配設されたガスケツトを通し
ての熱損失が大きく、冷凍負荷の増加を招く欠点
が生じるばかりでなく、開扉に伴ないガスケツト
に付着した露が閉扉時に凍結して次の開扉時、扉
が開かなくなる欠点が生じ、又、梅雨等の高温多
湿時には扉表面に結露が発生する欠点も生じた。
冷気は、本体を構成する断熱壁の天壁内面に沿つ
て前方に流れた後、断熱扉に当たり下方に指向さ
れ、吸込口に帰還する循環経路を形成する。従つ
て、断熱扉は常に冷気でもつて冷却されているの
で、その内面周囲に配設されたガスケツトを通し
ての熱損失が大きく、冷凍負荷の増加を招く欠点
が生じるばかりでなく、開扉に伴ないガスケツト
に付着した露が閉扉時に凍結して次の開扉時、扉
が開かなくなる欠点が生じ、又、梅雨等の高温多
湿時には扉表面に結露が発生する欠点も生じた。
又、冷気を前方に向けて吹き出しているため、
開扉時には扉スイツチにより送風機を停止して庫
内の冷気洩れを少なくする様にしているが、開扉
時における送風機の停止に伴ない、外気が庫内に
侵入し貯蔵品の温度を上昇させて品質低下を招く
欠点も併わせ生じた。
開扉時には扉スイツチにより送風機を停止して庫
内の冷気洩れを少なくする様にしているが、開扉
時における送風機の停止に伴ない、外気が庫内に
侵入し貯蔵品の温度を上昇させて品質低下を招く
欠点も併わせ生じた。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点
本発明は閉扉時吹出口からの冷気が直接断熱扉
に当たり、ガスケツトからの熱損失及び扉表面へ
の結露発生の問題点及び開扉血における外気によ
る庫内の大幅な昇温の問題点を解決するものであ
る。
に当たり、ガスケツトからの熱損失及び扉表面へ
の結露発生の問題点及び開扉血における外気によ
る庫内の大幅な昇温の問題点を解決するものであ
る。
(ニ) 問題点を解決するための手段
本発明は、前面に開閉自在な断熱扉を備え断熱
壁にて区画形成される庫内の後部に、冷却器、送
風機を覆うカバーを設け、このカバーの上部に形
成した吹出口から前記冷却器で熱交換された冷気
を前方に向けて吹き出す冷蔵庫において、前記カ
バーの上部に前面に突出する横長の筒部を設け、
この筒部の前面に吹出口を形成するとともに、こ
の吹出口から吹き出される冷気の前方への直進を
阻止するバツフル材を吹出口の前面に対向して設
けたものである。
壁にて区画形成される庫内の後部に、冷却器、送
風機を覆うカバーを設け、このカバーの上部に形
成した吹出口から前記冷却器で熱交換された冷気
を前方に向けて吹き出す冷蔵庫において、前記カ
バーの上部に前面に突出する横長の筒部を設け、
この筒部の前面に吹出口を形成するとともに、こ
の吹出口から吹き出される冷気の前方への直進を
阻止するバツフル材を吹出口の前面に対向して設
けたものである。
(ホ) 作用
かかる構成の本発明は、前方へ突出する横長の
筒部によつて吹出口から前方に向けて吹き出され
る冷気の直進性を確保するとともに、この冷気を
バツフル材に当て、吹出口から吹き出される冷気
の前方への直進を阻止するため、冷気による断熱
扉への直接冷却を防止することができる。
筒部によつて吹出口から前方に向けて吹き出され
る冷気の直進性を確保するとともに、この冷気を
バツフル材に当て、吹出口から吹き出される冷気
の前方への直進を阻止するため、冷気による断熱
扉への直接冷却を防止することができる。
(ヘ) 実施例
第１図に示す１はアンダーカウンタ形と称さ
れ、レストラン等の調理場で使用される冷蔵庫
で、前面の開口を開閉自在に閉塞する回動式の断
熱扉２を備えた断熱箱３にて本体を構成され、該
本体の左側に図示しない圧縮機、凝縮器を収納設
置する機械室４を並設している。５は前記扉の内
面周囲に配置された環状のガスケツトである。６
は前記断熱箱にて画成された庫内で、該庫内の後
部には、ブレートフイン形冷却器７、軸流形送風
機８及び露受皿９を収納支持した樹脂製のケース
兼用のカバー１０が配置されている。このカバー
の上部には、前方に突出する横長の筒部１１及び
この筒部によつて画成される吹出口１２が形成さ
れ、又下部には、横長の吸込口１３が形成されて
いる。前記筒部内には吹出口１２を多数に分割す
る整流板兼用の縦仕切部１４が形成されており、
これによつて吹出口１２から吹き出される冷気を
整流する。１５は樹脂製のバツフル材で、前記吹
出口に相対向する前面部１６と、この前面部の下
端から後方に延び、前記筒部の下壁に相対向する
下面部１７と、この下面部の後端から下方に延
び、カバー１０に接する取付部１８とからなり、
前記筒部の前方及び下方に夫々間隔を存し、且つ
前面部１６の上端が前記断熱箱の天壁３Ａ内面に
当接乃至極めて近接するよう取付部１８をカバー
１０にネジ１９止めすることにより、カバー１０
に取付けられ、筒部１１を覆う。このバツフル材
は吹出口１２からの冷気の直進性を阻害するもの
であるから、その幅は吹出口１２の幅より大きい
ことが好ましい。２０は前記バツフル材の取付け
に伴ない筒部１１とバツフル材１５との間に形成
される分流路で、左右両側面を開口したＬ字をな
し、吹出口１２から前方に向けて吹き出された冷
気を減速して左右両方向に分流する作用をなすも
のである。この分流路を通過した冷気は断熱箱３
の左右両壁３Ｂ，３Ｃに当たり、下方に拡散指向
され庫内６を冷却する、尚、図中矢印は冷気の流
れ方向を示す。
れ、レストラン等の調理場で使用される冷蔵庫
で、前面の開口を開閉自在に閉塞する回動式の断
熱扉２を備えた断熱箱３にて本体を構成され、該
本体の左側に図示しない圧縮機、凝縮器を収納設
置する機械室４を並設している。５は前記扉の内
面周囲に配置された環状のガスケツトである。６
は前記断熱箱にて画成された庫内で、該庫内の後
部には、ブレートフイン形冷却器７、軸流形送風
機８及び露受皿９を収納支持した樹脂製のケース
兼用のカバー１０が配置されている。このカバー
の上部には、前方に突出する横長の筒部１１及び
この筒部によつて画成される吹出口１２が形成さ
れ、又下部には、横長の吸込口１３が形成されて
いる。前記筒部内には吹出口１２を多数に分割す
る整流板兼用の縦仕切部１４が形成されており、
これによつて吹出口１２から吹き出される冷気を
整流する。１５は樹脂製のバツフル材で、前記吹
出口に相対向する前面部１６と、この前面部の下
端から後方に延び、前記筒部の下壁に相対向する
下面部１７と、この下面部の後端から下方に延
び、カバー１０に接する取付部１８とからなり、
前記筒部の前方及び下方に夫々間隔を存し、且つ
前面部１６の上端が前記断熱箱の天壁３Ａ内面に
当接乃至極めて近接するよう取付部１８をカバー
１０にネジ１９止めすることにより、カバー１０
に取付けられ、筒部１１を覆う。このバツフル材
は吹出口１２からの冷気の直進性を阻害するもの
であるから、その幅は吹出口１２の幅より大きい
ことが好ましい。２０は前記バツフル材の取付け
に伴ない筒部１１とバツフル材１５との間に形成
される分流路で、左右両側面を開口したＬ字をな
し、吹出口１２から前方に向けて吹き出された冷
気を減速して左右両方向に分流する作用をなすも
のである。この分流路を通過した冷気は断熱箱３
の左右両壁３Ｂ，３Ｃに当たり、下方に拡散指向
され庫内６を冷却する、尚、図中矢印は冷気の流
れ方向を示す。
かゝる構成によれば、カバー１０に形成された
筒部１１によつて吹出口１２から吹き出される冷
気の拡散を防止、即ち直進性を確保する一方、こ
の冷気をバツフル材１５の前面部１６に当て分流
路２０内で左右両方向に分流して庫内６に吹き出
すので、吹き出し冷気による断熱扉２の直接冷却
を防止することができ、又分流路２０内で吹き出
し冷気を、先ず前面部１６に当て減速しつゝ分流
し、更にこの分流された冷気を下面部１７でもつ
て後方に稍迂回させてカバー１０に当てゝ減速さ
せた状態で下方に吹き出すので、庫内６後部の圧
力を前部の圧力より稍高く維持することができ、
この結果、開扉時においても送風機８の停止する
必要はなく、庫内６への外気侵入量を少なくでき
る。
筒部１１によつて吹出口１２から吹き出される冷
気の拡散を防止、即ち直進性を確保する一方、こ
の冷気をバツフル材１５の前面部１６に当て分流
路２０内で左右両方向に分流して庫内６に吹き出
すので、吹き出し冷気による断熱扉２の直接冷却
を防止することができ、又分流路２０内で吹き出
し冷気を、先ず前面部１６に当て減速しつゝ分流
し、更にこの分流された冷気を下面部１７でもつ
て後方に稍迂回させてカバー１０に当てゝ減速さ
せた状態で下方に吹き出すので、庫内６後部の圧
力を前部の圧力より稍高く維持することができ、
この結果、開扉時においても送風機８の停止する
必要はなく、庫内６への外気侵入量を少なくでき
る。
(ト) 発明の効果
本発明は上述の如く構成したものであるから、
吹出口からの冷気による断熱扉の直接冷却を阻止
することができ、この結果、ガスケツトからの熱
損失及び断熱扉表面の結露発生をなくすことがで
きる。
吹出口からの冷気による断熱扉の直接冷却を阻止
することができ、この結果、ガスケツトからの熱
損失及び断熱扉表面の結露発生をなくすことがで
きる。
図面は本発明冷蔵庫の実施例を示し、第１図は
第３図Ａ−A′縦断面図、第２図は要部斜視図、
第３図は扉を外した全体前方斜視図である。 ２……扉、３……断熱箱、６……庫内、７……
冷却器、８……送風機、１０……カバー、１１…
…筒部、１２……吹出口、１５……バツフル材、
１６……前面部、１７……下面部、２０……分流
路。
第３図Ａ−A′縦断面図、第２図は要部斜視図、
第３図は扉を外した全体前方斜視図である。 ２……扉、３……断熱箱、６……庫内、７……
冷却器、８……送風機、１０……カバー、１１…
…筒部、１２……吹出口、１５……バツフル材、
１６……前面部、１７……下面部、２０……分流
路。
Claims (1)
- １ 前面に開閉自在な断熱扉を備え断熱壁にて区
画形成される庫内の後部に、冷却器、送風機を覆
うカバーを設け、このカバーの上部に形成した吹
出口から前記冷却器で熱交換された冷気を前方に
向けて吹き出す冷蔵庫において、前記カバーの上
部に前面に突出する横長の筒部を設け、この筒部
の前面に吹出口を形成するとともに、この吹出口
から吹き出される冷気の前方への直進を阻止する
バツフル材を吹出口の前面に対向して設けたこと
を特徴とする冷蔵庫。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12670484A JPS616573A (ja) | 1984-06-19 | 1984-06-19 | 冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12670484A JPS616573A (ja) | 1984-06-19 | 1984-06-19 | 冷蔵庫 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS616573A JPS616573A (ja) | 1986-01-13 |
| JPH0437350B2 true JPH0437350B2 (ja) | 1992-06-19 |
Family
ID=14941786
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12670484A Granted JPS616573A (ja) | 1984-06-19 | 1984-06-19 | 冷蔵庫 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS616573A (ja) |
-
1984
- 1984-06-19 JP JP12670484A patent/JPS616573A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS616573A (ja) | 1986-01-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |