JPH0437280B2 - - Google Patents

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JPH0437280B2
JPH0437280B2 JP57169500A JP16950082A JPH0437280B2 JP H0437280 B2 JPH0437280 B2 JP H0437280B2 JP 57169500 A JP57169500 A JP 57169500A JP 16950082 A JP16950082 A JP 16950082A JP H0437280 B2 JPH0437280 B2 JP H0437280B2
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Japan
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pressure
piston
pump
spring
valve
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JP57169500A
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Teruo Akyama
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Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0437280B2 publication Critical patent/JPH0437280B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B49/00Control, e.g. of pump delivery, or pump pressure of, or safety measures for, machines, pumps, or pumping installations, not otherwise provided for, or of interest apart from, groups F04B1/00 - F04B47/00

Description

【発明の詳細な説明】
本発明はパワーシヨベルなど油圧作業車の可変
容量油圧ポンプの制御装置に関するものである。 本出願人は先に特願昭57−110722号、実願昭57
−96541号、実願昭57−96540号において油圧作業
車の可変容量油圧ポンプの制御装置を提唱した。 しかし、上記出願は流量制御、定トルク制
御、カツトオフ制御の各制御機能を有している
が、さらに下記の要改善点がある。すなわち、上
記項の定トルク制御は、第3図に示すように、
オペレータのスロツトルレバーの選択位置によら
ず常に一定値aであり、この一定値はエンジン馬
力有効利用のため定格点のトルクに設定すること
がふつである。ところが () 微妙な作業を行うとき、オペレータはエ
ンジンをスローに絞つて作業をすることが多
く、このとき、定トルク曲線(通常はバネで折
れ線近似する)、すなわち設定したトルク一定
値の負荷がかかるとエンジン出力トルクb以上
のトルクが負荷され、エンストするという不具
合があつた。 () また、エンジンを絞つてパーシヤルで作
業するときには、設定トルクを定格点のトルク
以下にできれば、燃費が低減できるという利点
が生じるが、これまでの定トルク制御では、こ
れができなかつた。 本発明は上記の事情に鑑みなされたものであつ
て、その目的とするところは、従来において設定
したトルク一定値の負荷がかかるとエンジン出力
トルク以上のトルクが負荷されてエンストすると
いう不具合が解消でき、またエンジンを絞つてパ
ーシヤルで作業するときにトルクを定格点のトル
ク以下にできて燃費が低減できる可変容量型ポン
プの制御装置を提供することにある。 以下、本発明を図面を参照して説明する。 1,2は可変容量型油圧ポンプ(以下可変ポン
プという)、3は油圧サーボの油圧源および制御
用の小容量の固定容量型油圧ポンプ(以下固定ポ
ンプという)で、共通のエンジン4により駆動さ
れる。5,6は可変ポンプ1の制御装置、7は可
変ポンプ2の制御装置である。9は管路11で可
変ポンプ1に接続されたバルブ、10は管路12
で可変ポンプ2に接続されたバルブで、それぞれ
が作業装置のアクチユエータ205,206,2
07,208,209,210に接続されてい
る。13,14は減圧弁で、減圧弁13のレバー
13−aはバルブ9の各レバー9−a,9−b,
9−cと連動して、レバー9−a,9−b,9−
cの最大変位に応じて変位して、変位量に応じた
制御圧を出力して、管路16により制御装置5に
伝える。同様に減圧弁14のレバー14−aはバ
ルブ10の各レバー10−a,10−b,10−
cと連動して、レバー10−a,10−b,10
−cの最大変位に応じて変位して、変位量に応じ
た制御圧を出力して、管路17により、制御装置
7に伝える。15は固定ポンプ3の吐出管路、1
8,19は制御装置5,7への分岐管路、20は
固定ポンプ3のリリーフバルブである。21,2
2は可変ポンプ1,2の吐出圧力を制御装置に導
く管路、また、23は回路の共通のタンクであ
る。 200は可変式トルクコントローラバルブで
ある減圧弁で、そのレバー200−aは、エンジ
ン4の燃料噴射装置のコントロールレバー4−a
にリンク201を介して連結されており、またリ
ンク201は中間部材202を介してスロツトル
レバー203に連結されており、スロツトルレバ
ー203によりオペレータに操作される。 なお、中間部材202には摩擦クラツチ装置2
04が作用するようにしてあり、摩擦クラツチ装
置204の摩擦力によりコントロールレバー4−
a、レバー200−aはオペレータがスロツトル
レバー203を操作した位置で保持される。 また、205から210は作業装置等のアクチ
ユエータで、たとえば205は走行モータ、20
6はブームシリンダ、207はバケツトシリン
ダ、208は走行モータ、209はアームシリン
ダ、210は旋回モータのように構成される。 第2図は制御部である。 可変ポンプ1,2で構成は対称のため、以下可
変ポンプ1側について説明する。制御装置5、減
圧弁13とも、バルブ9は中立位置にあり、可変
ポンプ1は最小斜板角位置にあるときを表わして
いる。 30はケース31内に収容されたサーボピスト
ンで可変ポンプ1とロツド32により連結されて
いる。33はバルブ9が中立時可変ポンプ1を最
小斜板角に保持するためのスプリング34,35
はカバーである。 Aは制御装置の入力信号部、Bは案内弁部であ
る。 36は制御ピストンで、アーム37により案内
弁スプール38およびサーボピストン30に連結
している。アーム37は制御ピストン36とピン
39により、またサーボピストン30と案内弁ス
プール38とはスリツト穴と球のかん合により連
結している。40,41はトルク制御および流量
制御用スプリングで、定トルク曲線を2段折れ線
近似するため2本使用している。3段折れ線近似
する場合は3本となる。42,43はバネ座、4
4はバネ力と管路16−aで伝えられたピストン
45にかかる減圧弁13の出力圧を制御ピストン
36に伝えるロツドである。46,47はスプリ
ング40,41の取付高さを調整できるスリー
ブ、48,49はスリーブ46,47のロツクナ
ツト、また50,51はシール部材である。52
は管路243で伝えられた減圧弁の出力圧を、
その段差部の受圧面でうけるピストン、53はピ
ストン52の挿入されたスリーブである。54は
管路16−bで伝えられた減圧弁出力圧をうける
ピストン、55はピストン54のそう入されたス
リーブ、64は制御装置6の出力圧を管路65、
ケース内の通路66からうけるピストン、67は
ピストン64の挿入されたスリーブで、また95
は各ピストン52,54,64のもれをケースの
ドレン室94にもどすドレン通路である。68は
最大斜板角位置調整スクリユ、69はこのスクリ
ユ68の挿入されたスリーブで肩部をフランジ7
0で保持され、フランジ70は図示しないボルト
によつてケース31に固定されている。91,9
2はシール部材、93はロツクナツトである。 次に案内弁部Bにつき説明する。 71はスプール38の挿入されたスリーブで、
管路18からのサーボ油圧源は通路72に導かれ
たまた、ポート72−aは通路73によりサーボ
ピストンの左側室74に、ポート72−bは通路
75により右側室76に導かれている。77は非
作動時スプールを単に最小斜板側に保持し、かつ
アーム37とスプール38、サーボピストン3
0、間のガタを防止するスプリング、78はバネ
座、79はバネ室のドレン通路である。80,8
1はスリーブ71の位置を変えて、サーボ系の中
立位置を調整できるようにしたプラグで、それぞ
れ82,83のカバーにネジ嵌合して左右に移動
させることによりスリーブ71の位置をかえる。
84,85はシール部材、86,87はプラグ8
0,81のロツクナツトである。また、88,8
9はカバー34,35のシール部材である。 次に、減圧弁13につき説明する。 100はボデイ99にそう入された制御スプー
ル、101,102は減圧特性を決定するスプリ
ング103,104はバネ座、106,107は
スプール100とロツド108、ボデイ99に取
付けられたスナツプリングでバネ座104,10
3の位置を規定している。スプリング101,1
02の取付荷重、バネ定数は下表のように設定す
る。
【表】 108は操作用ロツドでバルブ9と連動して操
作される。 109は減圧弁出力圧をうけてその反力をスプ
ール100に作用させるリアクシヨンピストン、
110は非作動時スプールをブロツクの位置に保
持して、出力圧を無圧に保つためのスプリング、
111,112はカバー、113は元圧通路、1
14は出力圧通路で、それぞれ管路15,16と
持続されている。また115はドレン通路でタン
ク23に通じている、116,117,118は
シール部材である。 前記6はカツトオフバルブである。そして、1
20はボデイ、121はボデイ内に摺動可能に配
置されたスプール、21−bは可変ポンプの吐出
圧導入通路、123はその分岐通路である。6−
aはその肩部で分岐通路123からのポンプ吐出
圧をうけるピストン、122はピストン6−aの
挿入されたスリーブ、124,125は通路12
3のメクラプラグ126は図示いないボルトで、
ボデイ120にとりつけられたカバー、127は
シール部材である。 65はカツトオフバルブの出力圧通路、65−
aはその分岐通路である。6−bはその肩部で、
65−aからのカツトオフバルブ出力圧をうける
ピストン、128はピストン6−bの挿入された
スリーブ、129,130はもれを防止するシー
ル部材で、出力圧の安定化をはかるために必要で
ある。また131,132は通路のメクラプラグ
である。6−cはカツトオフ圧力設定用のスプリ
ング、133はバネ座である。 また、134はスプリング6−cの取付荷重を
変えて、カツトオフ圧力を調整するスクリユ、1
35はスクリユが入つたカバーで、スクリユとね
じ結合すると同時に円筒嵌合部をもち、シール部
材136によりシールしている。137はスクリ
ユ134のロツクナツト、また138はシール部
材である。カバー135は図示しないボルトによ
つてボデイ120に固定されている。 139はスプール121内のドレン通路、14
0はピストン6−a内のドレン通路141はピス
トン6−b内のドレン通路で、これらは通路14
2からタンク23に通じている。 第2図中200は減圧弁である。これはバル
ブボデイ220を備えており、このバルブボデイ
220内にスプール221が挿入されており、ス
プール221の一端はリテーナ222を介してス
プリング224,225に当接している。スプー
ル221は管路242、通路244によりポンプ
3の元圧を導入して通路245、管路243に減
圧した圧力を出力している。スプリング224は
他端をロツド227でうけており、ロツド227
はそのねじ部とナツト229によりロツド228
に締結されている。228はレバー200−aと
ピン結合して操作される。また、スプリング22
5は他端をリテーナ223でうけており、リテー
ナ223は反対側の面をスプリング226で押圧
されている。ここで常に(スプリング226のバ
ネ荷重)>(スプリング225のバネ荷重)と設定
されており、リテーナ223は、ロツド228を
第2図で左に操作して、ロツド227の肩部22
7−aにより、左に変位させられる時以外は、ス
プリング226のバネ荷重により、ボデイの肩部
220−aに当接している。 スリーブ232はピストン233を内蔵し、ス
リーブ234はピストン235を内蔵し、スリー
ブ236はピストン237を内蔵している。ピス
トン233は、その肩部で管路22、通路247
より可変ポンプ2の吐出圧をうけ、ピストン23
5はその肩部で管路21、通路246より可変ポ
ンプ1の吐出圧をうけている。また、ピストン2
37はその右端面に、通路248を介して、減圧
弁()200の出力圧が作用している。また2
49はドレン通路で、通路250によりタンク2
3に接続している。238はシール部材、239
はカバー、240はカバーをボデイ200に固定
するボルトである。 以下に作動を説明する。 (1) 本制御装置は(a)バルブ操作位置に応じてポン
プ斜板角を変える流量制御、(b)可変ポンプ1,
2の吐出圧力に応じた定トルク制御、(c)リリー
フロス低減のカツトオフ制御、を行なう。 以下それぞれにつき作動を説明する。 なお本項でも可変ポンプ1側について説明す
る。 (2) 流量制御 第6図に可変ポンプ1の圧力−流量特性を示
す、流量制御時はポンプ吐出圧が定トルク曲線以
下の値のときで第6図の斜線部内部のときであ
る。 このときはピストン52にかかる減圧弁の出
力による力がピストン54,64にかかる力より
も大きいため、ピストン52より左側のピストン
はスクリユ68に当接した状態で保持されてい
る。 スプリング40,41の取付荷重、バネ定数は
下表のように設定する。
【表】 バルブ9の操作により減圧弁13が連動して操
作されて、その出力圧が上昇し、ピストン45に
かかる油圧力がスプリング41の取付荷重をこえ
ると、スプリング41のバネ力と、油圧力がつり
あう位置までロツド44は第2図で左に変位し
て、ピストン36も左に変位する。すると、アー
ム37で連結された案内弁スプール38も左に変
位する。そのためサーボ元圧通路72とポート7
2−bが連通して、サーボピストン右側室76に
サーボ元圧が導入され、サーボピストン30は、
この油圧力により左に変位する。するとアーム3
7はピン39を支点として時計まわりに変位し
て、スプール38を再びもとの位置方向にもど
す。サーボピストン30はスプール38がもとの
位置にもどつてポート72−bが再びブロツクさ
れるまで変位する。 このとき左側室74は通路73、ポート72−
a、スプール38の通路38−aを通つてケース
ドレン94に通じる。 すなわち、減圧弁出力圧に応じてサーボピスト
ン30が変位しポンプが最小斜板角位置から、減
圧弁出力圧に応じた位置まで傾転する、減圧弁出
力圧がさらに上昇するとバネ座43の左端が、バ
ネ座42の右端に当接してスプリング40がたわ
みはじめて、このときは40のバネ定数により減
圧弁出力圧とポンプ斜板角の関係が決まる。い
ま、スプリング40の取付荷重を、バネ座42,
43が当接したときのスプリング41のバネ荷重
に等しく設定すると、減圧弁出力圧とポンプ斜板
角、すなわちポンプ吐出量の関係は第7図にな
る。 次にバルブ9の操作変位と減圧弁出力圧の関係
を説明する。減圧弁13のロツド108は、前述
のようにバルブ9の各レバーのうち最大変位に比
例して変位する。108が第2図で左に変位する
と、スプリング110の取付荷重が最も低いた
め、スプリング110がたわんでスプール100
が左に変位する。すると、スプール100の肩部
100−aとポート114が連通してサーボ元圧
はキリ穴100−bによりピストン109にも作
用しその反力がスプール100を右に変位させる
よう作用する。この位置から減圧作用がはじま
り、ロツド108がさらに左に変位すると10ペー
ジの取付荷重の関係よりスプリング101がロツ
ド108を左に変位させる力とつり合うまでたわ
む。この力はバネ座103,104、スプリング
102を介してスプール100にも作用し、ピス
トン109にかかる減圧弁出力圧も上記力につり
あうまで上昇する。さらにロツド108の左肩が
バネ座103の右端に当接するとスプリング10
2がたわみはじめて、このときは102のバネ定
数により減圧弁出力圧の変化する勾配がきまる。
すなわち減圧弁出力圧の特性はスプリング10
1,102の取付荷重とバネ定数により決定され
る。いま、スプリング102の取付荷重とロツド
108の左肩とバネ座103の右端が当接したと
きのスプリング101のバネ荷重を等しく設定す
ると、バルブ操作変位と、減圧弁出力圧の関係は
第8図になる。 ここで、スプリング41とスプリング101,
40と102のバネ定数を等しくすると、バルブ
操作の変位に対するポンプ吐出量の関係を直線関
係にすることができる。これを第9図に示す。 但し、バルブ操作変位とポンプ吐出量の関係が
第10図のようにバルブ操作変位に対してはじめ
はポンプ吐出量がゆるやかに増加し、その後、急
に増加する方が、アクチユエータを微操作する上
で好ましいときは減圧弁13のスプリング10
1,102を1本にする。さらには、スプリング
101と102のバネ定数をスプリング101が
小でスプリング102が大とすることも可能であ
る。 (3) 定トルク制御 スロツトルレバー203が全開(フル)のと
き。 可変ポンプ1,2の吐出圧が低いときは、スプ
ール221はスプリング224,225により右
に押圧され通路244と通路245が連通してお
り、そのためピストン52にはポンプ3の元圧
Pp3が作用しており、制御ピストン36には力を
およぼさない。 また、ピストン64の左端側の圧力は、カツト
オフ制御していないときは、タンク23に通じて
おり、制御ピストン36には力をおよぼさない。 このきは減圧弁13の操作により可変ポンプ1
の斜板角を任意の位置に制御して流量制御が行え
る。 次に、可変ポンプ1,2の吐出圧力が上昇して
その平均圧が(P1+P2/2)3をこえると、減圧弁2 00は減圧作用をはじめ、その出力圧は第4図の
特性で減圧を開始する。いま、説明の便宜上ピス
トン54,52の受圧面積が同一とする。可変ポ
ンプが最大斜板角位置にあるとすると、ピストン
54には制御圧Pp3が減圧弁13から導入されて
いる。ピストン52側の圧力がPp3から低下しは
じめるとピストン54に作用する第2図で右方向
への力の方が大きくなりピストン54,52は第
2図で右行して制御ピストン36に当接して、こ
のピストン36が右行してスプリング40の荷重
が、ピストン54とピストン52の力の差分だけ
低下して、ピストン54,52、スプリング4
0,41、ピストン45の間の力がバランスす
る。そして、制御ピストン36が右行した分だけ
ポンプ斜板角が小さくなる。そのときの制御装置
5の特性は第5図の定トルク曲線「スロツトルレ
バーフルのとき」になる。 ポンプ斜板角が最小と最大の間にあるときは、
ピストン54にかかる圧力は第7図に示すように
Pp1とPp3の間のある値にある。このときはポンプ
吐出圧の平均値(P1+P2/2)が(P1+P2/2)3以上 に上昇して減圧弁200の出力圧が減圧して、ピ
ストン54にかかつている圧力に等しくなつた値
まで減少して、それ以下に低下すると54と52
の力の差の分だけ制御ピストン36を図で右行さ
せ、前述のようにポンプ斜板角が減少する。この
ときの作動を第5図の2点鎖線で示す。 次にスロツトルレバーが半開のときの作動を説
明する。 このときは、減圧弁200は第4図に示すよう
に、ポンプ吐出圧の平均値が(P1+P2/2)3より低 い(P1+P2/2)4から減圧作用を開始する。したが つてポンプ斜板角も、平均圧が(P1+P2/2)4のと きから減少を開始する。そしてその特性は第5図
の「スロツトルレバーハーフ」になる。すなわ
ち、全開のときに比べて低いトルクセツトで可変
ポンプ1,2は制御されることになる。さらにス
ロツトルレバースローのときは減圧弁200は第
4図で平均圧が(P1+P2/2)5のときから、減圧作 用を開始するから、ポンプ制御特性は第5図の
「スロツトルレバースローとき」になり、さらに
低いトルクセツトで可変ポンプ1,2を制御する
ことができ第3図に示すようにスロツトルレバー
スローのときに定格負荷がかかることによるエン
ストを防止できる。 また、トルクセツトの変更は、スロツトルレバ
ーの位置に応じて連続的に行え、さらに減圧弁2
00のスプリング224,225のバネ定数を変
更することによりトルクセツト変更のこう配も変
えることができる。 (4) カツトオフ制御 可変ポンプ1の吐出圧(自己圧)が上昇してス
プリング6−cの設定荷重になると、カツトオフ
バルブ6はピストン6−aにかかる吐出圧により
スプール121が第2図で下方に作動してポート
21−bと管路65が連通し吐出圧が管路65に
伝わり、通路65−aによつてピストン6−bに
作用して減圧作用を開始する。 すなわち、ピストン6−aに作用する可変ポン
プ1の吐出圧と、スプリング6−cのバネ荷重お
よびピストン6−bに作用するカツトオフバルブ
出力圧によりつりあい、このときの減圧特性は第
11図になる。 管路65から通路66に導かれたカツトオフ出
力圧は、ピストン64に作用して、このときは、
スプリング41はさらにピストン64による力の
分だけもどつて、つりあい状態になる。これは第
6図でポンプ吐出圧(P1+P2/2)cp1から (P1+P2/2)cp2間に対応する。 第6図でさらに可変ポンプ1,2の吐出圧が上
昇すると、可変ポンプは最小斜板角位置(最小吐
出量Qmm位置)で、圧力のみが回路のリリーフ設
定圧力(P1+P2/2)rまで上昇してわずかなリリ ーフ流量Qmmによりその圧力が保持される。 本発明は以上詳述したようになり、可変容量型
油圧ポンプ1,2の吐出側に配置されたバルブ
9,10と連動操作されてバルブ9,10の操作
変位を減圧弁出力圧に変換する減圧弁13,14
と、エンジンの燃料噴射装置のコントロールレバ
ーと連動してスロツトルレバーにより操作されス
ロツトルレバーの位置により可変容量型油圧ポン
プ1,2の吐出圧を入力としてその吐出圧の上昇
に応じて出力圧を減少させる可変式トルクコント
ロールバルブとサーボピストン部、入力信号部
A、案内弁部Bとより成つて入力信号部Aに、ポ
ンプ吐出量を大とする方向に減圧出力圧をうける
ピストン45を配置しポンプ吐出量を小とする方
向に作用するスプリング40,41を配置し、ま
た、ポンプ吐出量を大とする方向に可変式トルク
コントロールバルブの出力圧をうけるピストン
52を配置しポンプ吐出量を小とする方向に減圧
弁13,14の出力圧をうけるピストン54を配
置しポンプ吐出量を小とする方向にカツトオフバ
ルブ6,8の出力圧をうけるピストン64を配置
した制御装置5,7と、可変容量型油圧ポンプ
1,2の吐出圧を出力圧に変換して入力信号部B
のピストン64に作用させるカツトオフバルブ
6,8とを備えたことを特徴とするものである。 したがつて、可変式トルクコントロールバルブ
の減圧弁特性(第3図c)によりスロツトルレ
バーの選択位置によりトルク制御が変化するので
従来において設定したトルク一定値の負荷がかか
るとエンジン出力トルク以上のトルクが負荷され
てエンストするという不具合が解消でき、またエ
ンジンを絞つてパーシヤルで作業するときにトル
クを定格点のトルク以下にできて燃費が低減でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明壱実施例の構成説明図、第2図
は制御手段の構成説明図、第3図は可変型容量ポ
ンプの設定トルクとエンジンとのマツチング特性
図、第4図、第5図は可変式トルクコントロール
バルブの特性図、第6図はポンプの圧力−流量特
性図、第7図は減圧弁出力圧とポンプ吐出量の関
係図、第8図はバルブの操作変位と減圧弁の出力
圧特性図、第9図はバルブ操作変位とポンプ吐出
量特性図、第10図はバルブ操作変位とポンプ吐
出量特性図、第11図はカツトオフバルブ制御特
性図である。 1,2は可変容量型油圧ポンプ、5,7は制御
装置、6はカツトオフバルブ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 可変容量型油圧ポンプ1,2の吐出側に配置
    されたバルブ9,10と連動操作されてバルブ
    9,10の操作変位を減圧弁出力圧に変換する減
    圧弁13,14と、エンジンの燃料噴射装置のコ
    ントロールレバーと連動してスロツトルレバーに
    より操作されスロツトルレバーの位置により可変
    容量型油圧ポンプ1,2の吐出圧を入力してその
    吐出圧の上昇に応じて出力圧を減少させる可変式
    トルクコントロールバルブと、サーボピストン
    部、入力信号部A、案内弁部Bとより成つて入力
    信号部Aにポンプ吐出量を大とする方向に減圧弁
    出力圧をうけるピストン45を配置しポンプ吐出
    量を小とする方向に作用するスプリング40,4
    1を配置しまたポンプ吐出量を大とする方向に可
    変式トルクコントロールバルブの出力圧をうけ
    るピストン52を配置しポンプ吐出量を小とする
    方向に減圧弁13,14の出力圧をうけるピスト
    ン54を配置しポンプ吐出量を小とする方向にカ
    ツトオフバルブ6,8の出力圧をうけるピストン
    64を配置した制御装置5,7と、可変容量型油
    圧ポンプ1の吐出圧を出力圧に変換して入力信号
    部Bのピストン64に作用させるカツトオフバル
    ブ6,8とを備えたことを特徴とする可変容量型
    ポンプの制御装置。
JP57169500A 1982-09-30 1982-09-30 可変容量型ポンプの制御装置 Granted JPS5960082A (ja)

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JPS5143204A (ja) * 1974-10-09 1976-04-13 Hitachi Construction Machinery Kahentoshutsuhonpuseigyosochi
JPS56129786A (en) * 1980-03-14 1981-10-12 Komatsu Ltd Capacity controlling device of variable hydraulic pump

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