JPH0437250Y2 - - Google Patents

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JPH0437250Y2
JPH0437250Y2 JP3852986U JP3852986U JPH0437250Y2 JP H0437250 Y2 JPH0437250 Y2 JP H0437250Y2 JP 3852986 U JP3852986 U JP 3852986U JP 3852986 U JP3852986 U JP 3852986U JP H0437250 Y2 JPH0437250 Y2 JP H0437250Y2
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vaporizer
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Description

【考案の詳細な説明】 A 考案の目的 (1) 産業上の利用分野 本考案は、一方向に隣接位置した複数の気化器
から成る気化器列を他方向に複数列配置して構成
される多連気化器において各気化器を連結するた
めの気化器連結構造に関する。
(2) 従来の技術 従来、かかる連結構造としては、たとえば実公
昭58−1642号公報に開示されたものが一般的に採
用されている。
(3) 考案が解決しようとする問題点 上記従来の技術では、一方向に隣接する一対の
気化器間をステー相互に連結し、ステーで連結さ
れた一対ずつの2組の気化器を共通なエアクリー
ナベースにねじ部材等によりそれぞれ連結するよ
うにしている。
ところで、かかる多連気化器において、機関振
動等によるフロート室内油面の揺動を極力抑制す
るためには、充分な剛性を有して各気化器を連結
することが望ましいが、上記従来の技術では、他
方向の隣接する気化器間が直接連結されておら
ず、エアクリーナベースを介して連結されている
ため、剛性に限界がある。
本考案は、かかる事情に鑑みてなされたもので
あり、充分な剛性を有して気化器を連結するよう
にした多連気化器における気化器連結構造を提供
することを目的とする。
B 問題点を解決するための手段 本考案によれば、両方向に隣接して平行四辺形
の各頂点位置にある4つの気化器を1組として、
両方向のいずれか一方に沿つて隣接する1対の気
化器が相互に連結されるとともに、前記平行四辺
形の対角線上に位置する一対の気化器が相互に連
結される。
(2) 作 用 相互に連結した1対ずつの2組の気化器が、対
角線上でさらに連結されることにより、平行四辺
形をくずすことなく4個の気化器が強固に連結さ
れることになる。
(3) 以下、図面により本考案の一実施例について
説明すると、先ず第1図において、この多連気化
器1は、たとえばV型4気筒エンジンに用いられ
るものであり、上流側から順にエアクリーナ2お
よび吸気函3が多連気化器1に接続され、多連気
化器1は図示しないエンジン本体に接続される。
第2図、第3図および第4図を併せて参照し
て、多連気化器1は4つの気化器C1〜C4を相
互に連結して構成されるものであり、一方向4に
隣接する第1および第2気化器C1,C2から成
る第1気化器列5と、一方向4に隣接する第3お
よび第4気化器C3,C4から成る第2気化器列
6とを、前記一方向4と角度αをなす他方向7に
間隔をあけて配置して構成される。しかも第1気
化器列5における第1および第2気化器C1,C
2の吸気道8は相互に平行であり、また第2気化
器列6における第3および第4気化器C3,C4
の吸気道8は相互に平行であり、両気化器列5,
6の気化器がその下流端側で相互に近接するよう
にして各気化器C1〜C4が配置される。
各気化器C1〜C4は吸気道8を有する気化器
本体9の下部にフロート室体10を結合して基本
的に同一の構造を有するように形成されており、
吸気道8の途中には、吸気道8を横切つて開閉作
動する摺動弁(図示せず)がそれぞれ配置され、
該摺動弁よりも吸気方向下流側の吸気道8にはバ
タフライ式スロツトル弁11がそれぞれ配設され
る。
前記他方向7に沿つて隣接する気化器、すなわ
ち第1および第3気化器C1,C3並びに第2お
よび第4気化器C2,C4は相互に連結される。
また各気化器C1〜C4を各頂点として形成され
る平行四辺形12の対角線上にある1対の気化器
たとえば第1気化器列5の第1気化器C1と第2
気化器列6の第4気化器C4とは相互に連結され
る。
すなわち、第5図において第1気化器列5の第
2気化器C2および第2気化器列6の第3気化器
C3における気化器本体9には、第2気化器列6
の第4気化器C4および第1気化器列5の第1気
化器C1に向けて鍔部13がそれぞれ一体的に突
設されており、第4および第1気化器C4,C1
の気化器本体9には、前記一方向4に延びて各鍔
部13に当接する円柱状連結突部14が一体的に
設けられる。しかも鍔部13には挿通孔15が穿
設され、連結突部14の先端にはねじ穴16が設
けられており、挿通孔15に挿通したねじ部材1
7をねじ穴16に螺合して締付けることにより、
第2および第4気化器C2,C4ならびに第3お
よび第1気化器C3,C1がそれぞれ連結され
る。
また第1および第4気化器C1,C4の気化器
本体9には、フロート室体10との連結を果すた
めに設けられた接合鍔18の一部を相互に近接し
た部分で外方に延設して成る連結鍔部19が設け
られる。これらの連結鍔部19は一方向4に沿つ
て延びるものであり、しかも第1および第2気化
器列5,6が相互になす角度と同一角度をなすよ
うに向けられる。これらの連結鍔部19には、連
結鍔部19が相互になす角度に対応して屈曲され
た連結板20の両端が各一対のねじ部材21によ
つて連結され、これにより第1および第4気化器
C1,C4が相互に連結される。
第1〜第4気化器C1〜C4におけるスロツト
ル弁11のスロツトル軸22は、各気化器本体9
にそれぞれ回転自在に支承されており、しかも個
別に対応するばね23により閉弁方向に付勢され
る。また一方向4に沿つて隣接する気化器C1,
C2,C3,C4のスロツトル軸22は同軸に配
置されており、各スロツトル軸22は連動装置6
4により、連結される。
連動装置64は、第1気化器C1のスロツトル
軸22に固設される第1レバー24と、第2気化
器C2のスロツトル軸22に固設される第2レバ
ー25と、第1および第2レバー24,25の相
対角変位位置を微調節可能にして両レバー24,
25を連結する連結機構26と、第3気化器C3
のスロツトル軸22に固設される第3レバー27
と、第4気化器C4のスロツトル軸22に固設さ
れる第4レバー28と、第4気化器C4のスロツ
トル軸22に相対角変位自在に装着される第5レ
バー29と、第3および第5レバー27,29の
相対角変位位置を微調節可能にして両レバー2
7,29を連結する連結機構30と、第4および
第5レバー28,29の相対角変位位置を微調節
可能にして両レバー28,29を連結する連結機
構31と、第1および第レバー24,29間を連
結するリンク32とから成る。しかも第1気化器
C1のスロツトル軸22には、第1レバー24と
反対側でスロツトルレバー33が固設されてお
り、このスロツトルレバー33には図示しないス
ロツトルワイヤが連結される。
かかる構成において、スロツトルワイヤを操作
してスロツトルレバー33を回動操作すれば、全
気化器C1〜C4のスロツトル軸22すなわちス
ロツトル弁11が連動して開閉作動する。
各気化器C1〜C4には、始動弁34がそれぞ
れ装備される。これらの始動弁34は、一方向4
に沿つて気化器本体9から突出した弁軸35を有
しており、第1および第2気化器C1,C2なら
びに第3および第4気化器C3,C4の各弁軸3
5は、リンク装置36により連動、連結される。
第3および第4気化器C3,C4の各弁軸35
を連結するリンク装置36は、第3気化器C3の
弁軸35に係合される係合部材37と第4気化器
C4の弁軸35に係合される係合部材38と、前
記一方向4に移動可能にして両気化器C3,C4
の気化器本体9にそれぞれ支承されるとともに前
記係合部材37,38が取付けられるリンクロツ
ド39とから成る。
両気化器C3,C4の気化器本体9には、一方
向4に沿つて延びる円筒状支持部40が一体的に
設けられており、それらの支持部40によりリン
クロツド39が軸方向に移動自在に支承される。
第3気化器C3の支持部40から突出したリンク
ロツド39の端部に係合部材37がねじ部材41
により取付けられ、両支持部40間でリンクロツ
ド39の中間部に係合部材38がねじ部材42に
より取付けられる。
また各始動弁34は、気化器本体9から突出す
る方向に弁軸35を駆動したときに開弁するもの
であり、開弁方向すなわち作動休止方向にリンク
ロツド39を付勢するために、両支持部40間で
リンクロツド39に装着したリング43と第3気
化器C3の支持部40との間にはリンクロツド3
9を囲繞するコイル状の戻しばね44が介装され
る。
第6図に併せて参照して、各支持部40の端部
には、軸方向に沿う一対の切欠き45,45が一
直線上に設けられており、リンクロツド39に
は、作動休止位置にあるときにそれらの切欠き4
5,45に係合する一対のピン46,46が一直
径線に沿つて突設される。しかもピン46,46
の突出方向は、エンジンの振動が作用する方向と
直交する方向に定められる。
第1および第2気化器C1,C2の始動弁34
における弁軸35も、前記リンク装置36と同様
のリンク装置36により連動、連結されており、
しかも両リンク装置36は、連結リンク47で相
互に連結される。また一方のリンク装置36に
は、操作機構(図示せず)が連結されており、そ
の操作機構の操作により、両リンク装置36を介
して各気化器C1〜C4の始動弁34が連動して
開閉作動する。
第7図を併せて参照して、吸気函3は、上部が
開放した函体47と、その函体47内を各気化器
C1〜C4に対応した4つの通路W1〜W4に区
画すべく函体47に一体的に設けられる3つの隔
壁48,49,50とから成る。
函体47は、縦断面V字状の底部47aを有す
るものであり、この底部47aには各気化器C1
〜C4における吸気道8の上流端に連なる接続孔
51,52,53,54が設けられる。しかも各
接続孔51〜54とも、吸気道8に滑らかに連な
るとともに内方側に向かうにつれて拡開するよう
に形成される。
函体47は、各接続孔51〜54の周縁付近で
各一対のねじ部材55により、各気化器C1〜C
4の気化器本体9に結合される。
エアクリーナ2のケース56は、上部器体57
と下部器体58とが結合されて成り、下部器体5
7が吸気函3における函体47の上部開口端にO
リング59を介して連結される。しかも下部器体
58には、吸気函3内の各通路W1〜W4に共通
に通じる開口部60が設けられており、上部器体
57には空気導入管61が取付けられる。さらに
上部器体57および下部器体58間には、クリー
ナエレメント62が挾持され、下部器体57には
開口部60を覆うようにしてフレームトラツプ6
3が取付けられる。
次にこの実施例の作用について説明すると、エ
アクリーナ2で清浄化された空気は、吸気函3内
で各通路W1〜W4に分配され、それらの各通路
W1〜W4から接続孔51〜54を経て対応する
気化器C1〜C4の吸気道8内で吸入される。こ
の際、各接続孔51〜54は、対応する吸気道8
の上流端に、その径を次第に小さくしながら滑ら
かに連なるので、吸気函3から各吸気道8への空
気の流通が円滑に行なわれ、吸気抵抗が小さく抑
えられる。しかも各吸気道8と吸気函3とが直接
連結されるので、吸気管長の短縮が可能となる。
かかる多連気化器1において、相互に隣接する
第1および第3気化器C1,C3ならびに第2お
よび第4気化器C2,C4が相互に連結され、平
行四辺形12の対角線上にある第1および第4気
化器C1,C4も相互に連結されるので、全体と
しての剛性が向上し、フロート室内油面を安定化
することができる。
またリンク装置36において、作動休止時にリ
ンクロツド39のピン46が支持部40の切欠き
45に係合しているので、リンクロツド39がピ
ン46に直交する方向すなわちリンクロツド39
の軸線に直交する方向にがたつくことが抑制さ
れ、経時劣化を極力抑えて、長期にわたるリンク
装置36の確実な作動を得ることができる。
以上の実施例では、他方向7に沿つて隣接する
気化器C1,C3,C2,C4を相互に連結した
が、一方向4に沿つて隣接する気化器C1,C
2,C3,C4を相互に連結するようにしてもよ
い。また本考案は、4個の気化器を1組として考
えて各気化器を連結するものであり、6以上偶数
個の気化器から成る多連気化器についても本考案
を適用し得るものである。
C 考案の効果 以上のように本考案によれば、両方向に隣接し
て平行四辺形の各頂点位置にある4つの気化器を
1組として、両方向のいずれか一方に沿つて隣接
する一対の気化器が相互に連結されるとともに、
前記平行四辺形の対角線上に位置する一対の気化
器が相互に連結されるので剛性を向上することが
でき、フロート室内の油面の安定を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであり、第
1図は全体側面図、第2図は第1図の矢視拡大
図、第3図は第2図の矢視図、第4図は第3図
の矢視図、第5図は第3図の−線拡大断面
図、第6図は第2図の−線拡大断面図、第7
図は第4図−線に沿うエアクリーナおよび吸
気函の縦断面図である。 1……多連気化器、4……一方向、5,6……
気化器列、7……他方向、12……平行四辺形、
C1〜C4……気化器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一方向に隣接配置した複数の気化器から成る気
    化器列を他方向に複数列に配置して構成される多
    連気化器において各気化器を連結するための気化
    器連結構造であつて、両方向に隣接して平行四辺
    形の各頂点位置にある4つの気化器を1組とし
    て、両方向のいずれか一方に沿つて隣接する一対
    の気化器が相互に連結されるとともに、前記平行
    四辺形の対角線上に位置する一対の気化器が相互
    に連結されることを特徴とする多連気化器におけ
    る気化器連結構造。
JP3852986U 1986-03-17 1986-03-17 Expired JPH0437250Y2 (ja)

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JP3852986U JPH0437250Y2 (ja) 1986-03-17 1986-03-17

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