JPH0227151Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0227151Y2 JPH0227151Y2 JP4666582U JP4666582U JPH0227151Y2 JP H0227151 Y2 JPH0227151 Y2 JP H0227151Y2 JP 4666582 U JP4666582 U JP 4666582U JP 4666582 U JP4666582 U JP 4666582U JP H0227151 Y2 JPH0227151 Y2 JP H0227151Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- throttle valve
- carburetor
- interlocking rod
- throttle
- shafts
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000006200 vaporizer Substances 0.000 claims description 2
- 229920002635 polyurethane Polymers 0.000 claims 1
- 239000004814 polyurethane Substances 0.000 claims 1
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はＶ型エンジン等に使用される対称型多
連気化器における絞弁の連動装置の改良構造に関
するものである。
連気化器における絞弁の連動装置の改良構造に関
するものである。
従来二つの気化器が対称となるように配置さ
れ、一側の気化器と他側の気化器の各絞弁を互に
逆方向へ回動するように構成された従来公知例と
して、実公昭46−29368号公報、特公昭45−25044
号公報、特開昭52−3936号公報、実公昭53−
29852号公報、特開昭56−138453号公報等がある。
れ、一側の気化器と他側の気化器の各絞弁を互に
逆方向へ回動するように構成された従来公知例と
して、実公昭46−29368号公報、特公昭45−25044
号公報、特開昭52−3936号公報、実公昭53−
29852号公報、特開昭56−138453号公報等がある。
これ等の各絞弁間の連動装置のひとつとして、
例えば第１図で示すようにワイヤー、ベルト等ａ
で各気化器ｂ，b′の絞弁軸ｃ，c′を連結するか、
あるいは第２図で示すように連結杆ｄを用いたリ
ンク機構で連結することが一般に行われている。
例えば第１図で示すようにワイヤー、ベルト等ａ
で各気化器ｂ，b′の絞弁軸ｃ，c′を連結するか、
あるいは第２図で示すように連結杆ｄを用いたリ
ンク機構で連結することが一般に行われている。
しかしながら、前者の場合には長期の使用に伴
うワイヤー、ベルト等ａの伸び及びズレにより絞
弁開度の同調が狂う欠点があり、又、連動杆ｄの
両端が絞弁軸c′，ｃに固着された作動レバーｅ、
ワイヤードラムｆと嵌合している後者の場合に
は、第２図で示される状態の絞弁開度より開度を
増加すべくワイヤーＷを操作しワイヤードラムｆ
を回動すると、連結杆ｄは全体として矢印イ方向
に移動し、逆に絞弁開度を減少する方向にワイヤ
ードラムｆを回動すると連結杆ｄは全体として矢
印ロ方向に移動して、両絞弁開度を増減する。
うワイヤー、ベルト等ａの伸び及びズレにより絞
弁開度の同調が狂う欠点があり、又、連動杆ｄの
両端が絞弁軸c′，ｃに固着された作動レバーｅ、
ワイヤードラムｆと嵌合している後者の場合に
は、第２図で示される状態の絞弁開度より開度を
増加すべくワイヤーＷを操作しワイヤードラムｆ
を回動すると、連結杆ｄは全体として矢印イ方向
に移動し、逆に絞弁開度を減少する方向にワイヤ
ードラムｆを回動すると連結杆ｄは全体として矢
印ロ方向に移動して、両絞弁開度を増減する。
このように、連結杆ｄの軸線ｇに各絞弁軸ｃ，
c′の中心より引いた垂線の長さｌ，l′が絞弁開度
に共なつて別々に変化し、その変化量が異なるた
め、各気化器ｂ，b′の絞弁軸ｃ，c′の回動に位相
差を生じ、その結果絞弁開度がその全ての開度に
おいて一致しないという欠点がある。
c′の中心より引いた垂線の長さｌ，l′が絞弁開度
に共なつて別々に変化し、その変化量が異なるた
め、各気化器ｂ，b′の絞弁軸ｃ，c′の回動に位相
差を生じ、その結果絞弁開度がその全ての開度に
おいて一致しないという欠点がある。
その特徴とするところは、対称に配置された二
個の気化器の各絞弁を同時に操作する対称型多連
気化器において、各気化器の絞弁軸の間に、軸線
方向のみに移動可能で、かつ該軸線に各絞弁軸の
中心より引いた垂線の長さが等しくなるように配
置される連動杆を備え、該連動杆と各絞弁の作動
レバーとをそれぞれリンクにより連結したことに
ある。
個の気化器の各絞弁を同時に操作する対称型多連
気化器において、各気化器の絞弁軸の間に、軸線
方向のみに移動可能で、かつ該軸線に各絞弁軸の
中心より引いた垂線の長さが等しくなるように配
置される連動杆を備え、該連動杆と各絞弁の作動
レバーとをそれぞれリンクにより連結したことに
ある。
次に本考案の対称型多連気化器の実施例を第３
図、第４図について説明すると、１，１′は互に
対称に配置される２個の気化器、２，２′は各気
化器１，１′の吸気路、３，３′は各吸気路２，
２′内を貫通してそれぞれの側壁に回転自在に支
承される絞弁軸、４，４′は各絞弁軸３，３′に固
着される絞弁である。
図、第４図について説明すると、１，１′は互に
対称に配置される２個の気化器、２，２′は各気
化器１，１′の吸気路、３，３′は各吸気路２，
２′内を貫通してそれぞれの側壁に回転自在に支
承される絞弁軸、４，４′は各絞弁軸３，３′に固
着される絞弁である。
絞弁軸３，３′の外端には作動レバー６，６′が
固着され、この作動レバー６，６′はリンク７，
７′を介して連動杆８により連結されている。連
動杆８は、その軸線１３に各絞弁軸３，３′の中
心より引いた垂線の長さＬ，L′が等しくなるよう
に配置され、かつ軸線１３方向のみの移動を許容
する手段Ａが設けられている。
固着され、この作動レバー６，６′はリンク７，
７′を介して連動杆８により連結されている。連
動杆８は、その軸線１３に各絞弁軸３，３′の中
心より引いた垂線の長さＬ，L′が等しくなるよう
に配置され、かつ軸線１３方向のみの移動を許容
する手段Ａが設けられている。
前記手段Ａの実施例を説明すると、第３図は気
化器１，１′または取付部材９等に案内筒１０を
固着し、この案内筒１０内に前記連動杆８を摺動
可能に収容している。また他の実施例として、第
４図では回転体１１を嵌合した固定軸１２を前記
連動杆８の両側へ設置している。
化器１，１′または取付部材９等に案内筒１０を
固着し、この案内筒１０内に前記連動杆８を摺動
可能に収容している。また他の実施例として、第
４図では回転体１１を嵌合した固定軸１２を前記
連動杆８の両側へ設置している。
５は作動レバー６，６′の一方に設けられるワ
イヤードラム、１４は一端をワイヤードラム５に
係合し、他端を操作子（図示せず）に係合するワ
イヤーである。
イヤードラム、１４は一端をワイヤードラム５に
係合し、他端を操作子（図示せず）に係合するワ
イヤーである。
次に上記実施例の作用を説明する。
操作子（図示せず）を回動してワイヤー１４を
引上げ、ワイヤードラム５を図において反時計方
向に施回すると、リンク７を介して連動杆８は案
内筒１０または回転体１１に支持された状態で図
の右方へ移動し、リンク７′を介して作動レバー
６′を時計方向に施回する。それによつて両気化
器１，１′の絞弁４，４′を同時に開閉することが
できる。この場合、連動杆８は前記案内筒１０又
は回転体１１によつて軸線１３方向のみ移動し、
しかも従来の構成のように軸線１３に直交する方
向へは移動することがなく、各絞弁軸３，３′と
軸線１３の距離Ｌ，L′は変化しないので、気化器
１の絞弁軸３回転角と同じ回転角だけ気化器１′
の絞弁軸３′も確実に回動する。従つて、各絞弁
軸３，３′に固着されている絞弁４，４′は吸気路
２，２′を同じ量だけ開く。
引上げ、ワイヤードラム５を図において反時計方
向に施回すると、リンク７を介して連動杆８は案
内筒１０または回転体１１に支持された状態で図
の右方へ移動し、リンク７′を介して作動レバー
６′を時計方向に施回する。それによつて両気化
器１，１′の絞弁４，４′を同時に開閉することが
できる。この場合、連動杆８は前記案内筒１０又
は回転体１１によつて軸線１３方向のみ移動し、
しかも従来の構成のように軸線１３に直交する方
向へは移動することがなく、各絞弁軸３，３′と
軸線１３の距離Ｌ，L′は変化しないので、気化器
１の絞弁軸３回転角と同じ回転角だけ気化器１′
の絞弁軸３′も確実に回動する。従つて、各絞弁
軸３，３′に固着されている絞弁４，４′は吸気路
２，２′を同じ量だけ開く。
ここでワイヤー１４をもとに戻すと、各気化器
１，１′に装着され、各絞弁４，４′を閉じる方向
へ付勢する戻しバネ１５により速やかに絞弁４，
４′は吸気路２，２′を閉じる。
１，１′に装着され、各絞弁４，４′を閉じる方向
へ付勢する戻しバネ１５により速やかに絞弁４，
４′は吸気路２，２′を閉じる。
以上のように本考案によれば、対称に配置され
た複数の気化器の各絞弁を連動する連動杆に、各
絞弁軸の中心よりこの連動杆の軸線に引いた垂線
の長さが変化しないように、この連動杆が軸線方
向のみに移動するような手段を設け、両気化器の
絞弁軸を同時に同じ回転角の変化ができるように
構成したので、各気化器の絞弁の回動に位相差を
生じることがなく、いかなる絞弁開度においても
各気化器の絞弁開度が狂うことがない。
た複数の気化器の各絞弁を連動する連動杆に、各
絞弁軸の中心よりこの連動杆の軸線に引いた垂線
の長さが変化しないように、この連動杆が軸線方
向のみに移動するような手段を設け、両気化器の
絞弁軸を同時に同じ回転角の変化ができるように
構成したので、各気化器の絞弁の回動に位相差を
生じることがなく、いかなる絞弁開度においても
各気化器の絞弁開度が狂うことがない。
又、連動杆を用いたリンク機構としたので、ワ
イヤ、ベルト等のように長期間の使用でズレ及び
ノビ等が生じ、その影響により各気化器の絞弁開
度が変化するという欠点も解消される。
イヤ、ベルト等のように長期間の使用でズレ及び
ノビ等が生じ、その影響により各気化器の絞弁開
度が変化するという欠点も解消される。
第１図及び第２図は従来例の要部を示す側面
図、第３図は本考案の一実施例を示す側面図、第
４図は本考案の他の実施例の要部を示す側面図で
ある。 １，１′……気化器、２，２′……吸気路、３，
３′……絞弁軸、４，４′……絞弁、７，７′……
連結板、８……連動杆。
図、第３図は本考案の一実施例を示す側面図、第
４図は本考案の他の実施例の要部を示す側面図で
ある。 １，１′……気化器、２，２′……吸気路、３，
３′……絞弁軸、４，４′……絞弁、７，７′……
連結板、８……連動杆。
Claims (1)
- 対称に配置された二個の気化器の各絞弁を同時
に操作する対称型多連気化器において、各気化器
の絞弁軸の間に、軸線方向のみに移動可能で、か
つ該軸線に各絞弁軸の中心より引いた垂線の長さ
が等しくなるように配置される連動杆を備え、該
連動杆と各絞弁の作動レバーとをそれぞれリンク
により連結したことを特徴とする対称型多連気化
器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4666582U JPS58148238U (ja) | 1982-03-30 | 1982-03-30 | 対称型多連気化器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4666582U JPS58148238U (ja) | 1982-03-30 | 1982-03-30 | 対称型多連気化器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58148238U JPS58148238U (ja) | 1983-10-05 |
| JPH0227151Y2 true JPH0227151Y2 (ja) | 1990-07-23 |
Family
ID=30057653
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4666582U Granted JPS58148238U (ja) | 1982-03-30 | 1982-03-30 | 対称型多連気化器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58148238U (ja) |
-
1982
- 1982-03-30 JP JP4666582U patent/JPS58148238U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58148238U (ja) | 1983-10-05 |
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