JPH04372432A - ウォークイン機構付き車両用シート - Google Patents
ウォークイン機構付き車両用シートInfo
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- JPH04372432A JPH04372432A JP14721091A JP14721091A JPH04372432A JP H04372432 A JPH04372432 A JP H04372432A JP 14721091 A JP14721091 A JP 14721091A JP 14721091 A JP14721091 A JP 14721091A JP H04372432 A JPH04372432 A JP H04372432A
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- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/02—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
- B60N2/04—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable
- B60N2/12—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable slidable and tiltable
- B60N2/123—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable slidable and tiltable and provided with memory locks
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は主として２ドアタイプ
の車両に使用されるウォークイン機構付き車両用シート
に関するものである。
の車両に使用されるウォークイン機構付き車両用シート
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】２ドアタイプの車両のフロントシートに
おいては、シートバックの前方への傾倒に応じてシート
クッションを前方に移動させ、また、シートバックを後
方に直立復帰させてシートクッションを後方に戻すよう
にしてリヤーシートへの乗降を容易にするウォークイン
機構付き車両用シートとして知られている。
おいては、シートバックの前方への傾倒に応じてシート
クッションを前方に移動させ、また、シートバックを後
方に直立復帰させてシートクッションを後方に戻すよう
にしてリヤーシートへの乗降を容易にするウォークイン
機構付き車両用シートとして知られている。
【０００３】この種のウォークイン機構付き車両用シー
トでは上記シートバックを傾倒し、シートクッションを
前方へ移動するためのスプリング装置、およびシートバ
ックの後方復帰位置、シートクッションの後方戻り位置
においては、上記スプリング装置に力を蓄積し、この力
に抗して上記シートバックを後方戻り位置に保持するシ
ートスライドロック機構を有している。したがって、上
記シートバックを傾倒させ、シートクッションを前方に
移動させるためにはロックプレートに対する係合を解除
するオープンレバーをマニアル操作することによって行
われ、オープンレバーの操作でロックプレートとロック
アームの係合が解除されたスプリング装置の力によって
シートバックが前方に傾倒し、シートバックの傾倒に応
じてシートクッションのシートスライドロック機構が解
除され、シートクッションはスプリング装置の力より前
方へ移動する。また、シートバックの直立復帰、および
シートクッションの後方への復帰はシートバックおよび
シートクッションをマニアル操作でスプリング装置の力
に抗して引き戻すことによって行われ、シートバックお
よびシートクッションが所定位置へ復帰したときロック
プレートにロックアームが係合し、また、シートスライ
ドロック機構が作動してシートバックおよびシートクッ
ションは固定される。
トでは上記シートバックを傾倒し、シートクッションを
前方へ移動するためのスプリング装置、およびシートバ
ックの後方復帰位置、シートクッションの後方戻り位置
においては、上記スプリング装置に力を蓄積し、この力
に抗して上記シートバックを後方戻り位置に保持するシ
ートスライドロック機構を有している。したがって、上
記シートバックを傾倒させ、シートクッションを前方に
移動させるためにはロックプレートに対する係合を解除
するオープンレバーをマニアル操作することによって行
われ、オープンレバーの操作でロックプレートとロック
アームの係合が解除されたスプリング装置の力によって
シートバックが前方に傾倒し、シートバックの傾倒に応
じてシートクッションのシートスライドロック機構が解
除され、シートクッションはスプリング装置の力より前
方へ移動する。また、シートバックの直立復帰、および
シートクッションの後方への復帰はシートバックおよび
シートクッションをマニアル操作でスプリング装置の力
に抗して引き戻すことによって行われ、シートバックお
よびシートクッションが所定位置へ復帰したときロック
プレートにロックアームが係合し、また、シートスライ
ドロック機構が作動してシートバックおよびシートクッ
ションは固定される。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来のウォークイン機
構付きシートにおいて、特に助手席シートではウォーク
イン機構の操作用オープンレバーが一般に車両のドア側
でかつ目立たない位置に設けられていることが多く、ま
た、乗降する人の個人差もあるためスムーズな操作がで
きないことがあり、このため、時として運転者が身を乗
り出して操作する等、操作性に大きな問題があった。ま
た、シートバックおよびシートクッションの復帰操作時
もスプリング装置の力に抗して動かすため、大きな操作
力と大きな移動量を必要とし操作性が悪い問題があった
。
構付きシートにおいて、特に助手席シートではウォーク
イン機構の操作用オープンレバーが一般に車両のドア側
でかつ目立たない位置に設けられていることが多く、ま
た、乗降する人の個人差もあるためスムーズな操作がで
きないことがあり、このため、時として運転者が身を乗
り出して操作する等、操作性に大きな問題があった。ま
た、シートバックおよびシートクッションの復帰操作時
もスプリング装置の力に抗して動かすため、大きな操作
力と大きな移動量を必要とし操作性が悪い問題があった
。
【０００５】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、運転席近傍に設けたスイッチ操
作でウォークイン機構のロック解除とシートバックおよ
びシートクッションの復帰を操作性が良く、小型、軽量
、低コストで自動化することのできるウォークイン機構
付き車両用シートを得ることを目的とする。
ためになされたもので、運転席近傍に設けたスイッチ操
作でウォークイン機構のロック解除とシートバックおよ
びシートクッションの復帰を操作性が良く、小型、軽量
、低コストで自動化することのできるウォークイン機構
付き車両用シートを得ることを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明に係るウォーク
イン機構付きシートは、車体のフロアに組み付けされる
ロアレール、このロアレールに車体の前後方向に摺動可
能に嵌合したアッパレール、アッパレールに組み付けさ
れたシートクッションおよびシートクッションに対し傾
倒可能に設けられたシートバック、シートクッションお
よびシートバックを前進及び傾倒させるウォークイン機
構を有した車両用シートにおいて、少なくともシートバ
ックの直立復帰位置、またはシートクッションの後方復
帰位置を検出するスイッチを有し、スイッチの動作を検
知した後、アクチュエータをシートバックが傾倒し、シ
ートクッションが最も前進した位置に相当する位置まで
に戻し、待機させるようにしたことを特徴とする。
イン機構付きシートは、車体のフロアに組み付けされる
ロアレール、このロアレールに車体の前後方向に摺動可
能に嵌合したアッパレール、アッパレールに組み付けさ
れたシートクッションおよびシートクッションに対し傾
倒可能に設けられたシートバック、シートクッションお
よびシートバックを前進及び傾倒させるウォークイン機
構を有した車両用シートにおいて、少なくともシートバ
ックの直立復帰位置、またはシートクッションの後方復
帰位置を検出するスイッチを有し、スイッチの動作を検
知した後、アクチュエータをシートバックが傾倒し、シ
ートクッションが最も前進した位置に相当する位置まで
に戻し、待機させるようにしたことを特徴とする。
【０００７】
【作用】この発明におけるウォークイン機構付きシート
では、スイッチ操作によりアクチュエータで自動的にウ
ォークイン機構の解除とシートバック、シートクッショ
ンの復帰をした後、アクチュエータは常にシートバック
の傾倒およびシートクッションの最も前進した位置に戻
り待機するようになっているため、従来のマニアル操作
での上記操作も支障なく行うことができる。
では、スイッチ操作によりアクチュエータで自動的にウ
ォークイン機構の解除とシートバック、シートクッショ
ンの復帰をした後、アクチュエータは常にシートバック
の傾倒およびシートクッションの最も前進した位置に戻
り待機するようになっているため、従来のマニアル操作
での上記操作も支障なく行うことができる。
【０００８】
【実施例】以下、この発明の実施例を図について説明す
る。図１〜図３において、１は車体のフロアーに固着さ
れた車体の前後方向に並行する２本のロアレール、２は
このロアレール１と対をなしロアレール１に沿って嵌合
された摺動可能なアッパレール、３はアッパレール２に
固定的に組み付けられたシートクッション、４はシート
クッション３と対をなすシートバック、５はシートバッ
ク４を前または後に傾倒させるときの回動軸、６はシー
トバック４に固着された回動軸５に対してシートバック
４を傾倒可能に保持するプレート、７は制御用アクチュ
エータ、８はアクチュエータ７をアッパレール２に固着
するプレート、９はアクチュエータ７の電動機、１０は
プレート６に一体的に結合されたロックプレート、１０
ａはロックプレート１０の一部に形成された山形の歯、
１１はシートバック４を前方向に傾倒させる方向に付勢
したスプリング装置、１２はロックプレート１０と対を
なし、ロックプレート１０の山形の歯１０ａと噛み合う
歯（１２ａ）を有するロックアーム、１２ｂはロックア
ーム１２に設けられたカム溝、１２ｃはロックアーム１
２の支点、１３はシートバック４の傾倒を行うためのオ
ープンレバーで、１３ａは回動軸５と同一軸上に設けら
れたオープンレバー１３の操作時の支点、１３ｂ，１３
ｃおよび１３ｄはオープンレバー１３を動かす操作力が
作用するグリップ、パッドおよびアームである。
る。図１〜図３において、１は車体のフロアーに固着さ
れた車体の前後方向に並行する２本のロアレール、２は
このロアレール１と対をなしロアレール１に沿って嵌合
された摺動可能なアッパレール、３はアッパレール２に
固定的に組み付けられたシートクッション、４はシート
クッション３と対をなすシートバック、５はシートバッ
ク４を前または後に傾倒させるときの回動軸、６はシー
トバック４に固着された回動軸５に対してシートバック
４を傾倒可能に保持するプレート、７は制御用アクチュ
エータ、８はアクチュエータ７をアッパレール２に固着
するプレート、９はアクチュエータ７の電動機、１０は
プレート６に一体的に結合されたロックプレート、１０
ａはロックプレート１０の一部に形成された山形の歯、
１１はシートバック４を前方向に傾倒させる方向に付勢
したスプリング装置、１２はロックプレート１０と対を
なし、ロックプレート１０の山形の歯１０ａと噛み合う
歯（１２ａ）を有するロックアーム、１２ｂはロックア
ーム１２に設けられたカム溝、１２ｃはロックアーム１
２の支点、１３はシートバック４の傾倒を行うためのオ
ープンレバーで、１３ａは回動軸５と同一軸上に設けら
れたオープンレバー１３の操作時の支点、１３ｂ，１３
ｃおよび１３ｄはオープンレバー１３を動かす操作力が
作用するグリップ、パッドおよびアームである。
【０００９】１４はアクチュエータ７のシートバック４
を直立復帰させるための出力レバー、１４ａはこの出力
レバー１４の円周部に設けられた突起、１５はアクチュ
エータ７のシートクッション３を後退復帰させるための
出力レバー、１６，１７はアクチュエータ７の出力をオ
ープンレバー１３に伝達するアウターケーシングおよび
インナケーブル、１８はインナケーブル１７をアーム１
３に接続するジョイント、１９は一端を出力レバー１４
に結合され、この出力レバー１４の出力を伝達するワイ
ヤ、２０は一端を出力レバー１５に結合され、この出力
レバー１５の出力を伝達するワイヤ、２１はワイヤ１９
の方向を変える固定ローラ、２２はワイヤ１９の力を受
け移動する可動ローラ、２３はワイヤ１９の他端を固定
し保持するホルダ、２４は一端が可動ローラ２２の回転
軸上に結合され、ワイヤ１９の力を伝達するワイヤ、２
５はこのワイヤ２４の方向を変える固定ローラ、２６は
ワイヤ２４の他端を結合し回動軸５を中心軸として回動
するレバー、２６ａはレバー２６の突起、２７はプレー
ト６に固着され突起２６ａに当接し、また、スプリング
装置１１の一端を支えるピン、２８はワイヤ２４を張る
方向にレバー２６を付勢したスプリング、２９はロアア
ーム２に固着したアングル、３０はワイヤ２０の他端を
結合したホルダ、３０ａはアングル２９上に設けられた
ホルダ３０の可動中心となる支点、３１はワイヤ２０を
張る方向にホルダ３０を付勢したスプリング、３２はロ
ックプレート１０の歯１０ａとロックアーム１２の歯１
２ａとの噛み合いを検知するスイッチ、３３は出力レバ
ー１４の突起１４ａがシートバック４の傾倒側に回りき
った位置で当接するストッパピン、３４は突起１４ａが
ストッパピン３３に当接した位置を検知するスイッチ、
３５はオープンレバー１３に固着されたロックアーム１
２のカム溝１２ｂに嵌合したピンである。
を直立復帰させるための出力レバー、１４ａはこの出力
レバー１４の円周部に設けられた突起、１５はアクチュ
エータ７のシートクッション３を後退復帰させるための
出力レバー、１６，１７はアクチュエータ７の出力をオ
ープンレバー１３に伝達するアウターケーシングおよび
インナケーブル、１８はインナケーブル１７をアーム１
３に接続するジョイント、１９は一端を出力レバー１４
に結合され、この出力レバー１４の出力を伝達するワイ
ヤ、２０は一端を出力レバー１５に結合され、この出力
レバー１５の出力を伝達するワイヤ、２１はワイヤ１９
の方向を変える固定ローラ、２２はワイヤ１９の力を受
け移動する可動ローラ、２３はワイヤ１９の他端を固定
し保持するホルダ、２４は一端が可動ローラ２２の回転
軸上に結合され、ワイヤ１９の力を伝達するワイヤ、２
５はこのワイヤ２４の方向を変える固定ローラ、２６は
ワイヤ２４の他端を結合し回動軸５を中心軸として回動
するレバー、２６ａはレバー２６の突起、２７はプレー
ト６に固着され突起２６ａに当接し、また、スプリング
装置１１の一端を支えるピン、２８はワイヤ２４を張る
方向にレバー２６を付勢したスプリング、２９はロアア
ーム２に固着したアングル、３０はワイヤ２０の他端を
結合したホルダ、３０ａはアングル２９上に設けられた
ホルダ３０の可動中心となる支点、３１はワイヤ２０を
張る方向にホルダ３０を付勢したスプリング、３２はロ
ックプレート１０の歯１０ａとロックアーム１２の歯１
２ａとの噛み合いを検知するスイッチ、３３は出力レバ
ー１４の突起１４ａがシートバック４の傾倒側に回りき
った位置で当接するストッパピン、３４は突起１４ａが
ストッパピン３３に当接した位置を検知するスイッチ、
３５はオープンレバー１３に固着されたロックアーム１
２のカム溝１２ｂに嵌合したピンである。
【００１０】次に動作について説明する。通常のシート
使用状態においては、アクチュエータ７の出力レバー１
４および出力レバー１５は、出力レバー１４の突起１４
ａがストッパピン３３に当接した位置で待機しており、
したがって、ワイヤ１９およびワイヤ２４で接続された
レバー２６は突起２６がピン２７から遠ざかった位置へ
スプリング２８の力で戻されている。一方、ワイヤ２０
で接続されたホルダ３０は、スプリング３１の力でアン
グル２９から遠ざかった位置にある。
使用状態においては、アクチュエータ７の出力レバー１
４および出力レバー１５は、出力レバー１４の突起１４
ａがストッパピン３３に当接した位置で待機しており、
したがって、ワイヤ１９およびワイヤ２４で接続された
レバー２６は突起２６がピン２７から遠ざかった位置へ
スプリング２８の力で戻されている。一方、ワイヤ２０
で接続されたホルダ３０は、スプリング３１の力でアン
グル２９から遠ざかった位置にある。
【００１１】ここで、マニアル操作でウォークイン機構
を作動させる場合は、オープンレバー１３のグリップ１
３ｂを引き上げるか、パッド１３ｃを押し下げることに
より行われ、支点１３ａに対しピン３５がオープンレバ
ー１３と共に移動し、ロックアーム１２のカム溝１２ｂ
と共働しロックアーム１２をロックプレート１０から遠
ざける方向に支点１２ｃを軸として回動させる。したが
って、ロックプレート１０の歯１０ａとロックアーム１
２の歯１２ａの係合が断たれシートバック４はスプリン
グ装置１１の力で前方向に回動軸５を中心軸として傾倒
する。また、シートバック４の傾倒に応動してシートク
ッション３のロック装置（図示せず）も解除されシート
クッション３はスプリング装置（図示せず）により前方
向へ移動する。
を作動させる場合は、オープンレバー１３のグリップ１
３ｂを引き上げるか、パッド１３ｃを押し下げることに
より行われ、支点１３ａに対しピン３５がオープンレバ
ー１３と共に移動し、ロックアーム１２のカム溝１２ｂ
と共働しロックアーム１２をロックプレート１０から遠
ざける方向に支点１２ｃを軸として回動させる。したが
って、ロックプレート１０の歯１０ａとロックアーム１
２の歯１２ａの係合が断たれシートバック４はスプリン
グ装置１１の力で前方向に回動軸５を中心軸として傾倒
する。また、シートバック４の傾倒に応動してシートク
ッション３のロック装置（図示せず）も解除されシート
クッション３はスプリング装置（図示せず）により前方
向へ移動する。
【００１２】また、運転席近傍に設けられたスイッチ操
作によるウォークイン機構の作動の場合は、操作スイッ
チ（図示せず）の操作信号により電動機９が駆動される
。これによりインナケーブル１７が引かれ、オープンレ
バー１３はマニアル操作時と同様に動かされたロックプ
レート１０の歯１０ａと、ロックアーム１２の歯１２ａ
の係合が断たれシートバック４は、スプリング装置１１
の力で前方向に回動軸５を中心軸として傾倒する。また
、シートクッション３もマニアル操作時と同様にスプリ
ング装置（図示せず）により前方向へ移動する。シート
バック４が前方へ傾倒し、シートクッション３が前進し
た状態になったとき、ピン２７はシートバック４の傾倒
に伴いレバー２６の突起２６ａに当接する位置まで移動
する。また、シートクッション３の前進と共にアクチュ
エータ７がアングル２９から遠ざかって前進するため、
ワイヤ２０を介してホルダ３０はスプリング３１の力に
抗してアングル２９に当接する位置まで移動する。
作によるウォークイン機構の作動の場合は、操作スイッ
チ（図示せず）の操作信号により電動機９が駆動される
。これによりインナケーブル１７が引かれ、オープンレ
バー１３はマニアル操作時と同様に動かされたロックプ
レート１０の歯１０ａと、ロックアーム１２の歯１２ａ
の係合が断たれシートバック４は、スプリング装置１１
の力で前方向に回動軸５を中心軸として傾倒する。また
、シートクッション３もマニアル操作時と同様にスプリ
ング装置（図示せず）により前方向へ移動する。シート
バック４が前方へ傾倒し、シートクッション３が前進し
た状態になったとき、ピン２７はシートバック４の傾倒
に伴いレバー２６の突起２６ａに当接する位置まで移動
する。また、シートクッション３の前進と共にアクチュ
エータ７がアングル２９から遠ざかって前進するため、
ワイヤ２０を介してホルダ３０はスプリング３１の力に
抗してアングル２９に当接する位置まで移動する。
【００１３】次に、運転者がシートバック４およびシー
トクッション３の復帰のためスイッチ操作をした場合は
電動機９が再び駆動される。この駆動に伴い出力レバー
１４，１５が各々のワイヤ１９および２０を引く方向に
回動する。出力レバー１４の回動に伴いワイヤ１９は該
レバー１４に巻き込まれていき、この動きは可動ローラ
２２、ワイヤ２４を介してレバー２６に伝達され、レバ
ー２６の突起２６ａはピン２７と係合しており、ピン２
７、プレート６を介してシートバック４を直立復帰させ
る。シートバック４が所定の位置まで復帰したとき、ロ
ックプレート１０の歯１０ａとロックアーム１２の歯１
２ａが係合し、シートバック４を固定保持する。また、
出力レバー１５の回動に伴いワイヤ２０は該レバー１５
に巻き込まれていく。このときホルダ３０はアングル２
９に当接しており、したがって、ワイヤ２０の巻き取り
によりアクチュエータ７およびシートクッション３はア
ングル２９側に引き寄せられ、シートクッション３は後
方所定位置へ復帰する。
トクッション３の復帰のためスイッチ操作をした場合は
電動機９が再び駆動される。この駆動に伴い出力レバー
１４，１５が各々のワイヤ１９および２０を引く方向に
回動する。出力レバー１４の回動に伴いワイヤ１９は該
レバー１４に巻き込まれていき、この動きは可動ローラ
２２、ワイヤ２４を介してレバー２６に伝達され、レバ
ー２６の突起２６ａはピン２７と係合しており、ピン２
７、プレート６を介してシートバック４を直立復帰させ
る。シートバック４が所定の位置まで復帰したとき、ロ
ックプレート１０の歯１０ａとロックアーム１２の歯１
２ａが係合し、シートバック４を固定保持する。また、
出力レバー１５の回動に伴いワイヤ２０は該レバー１５
に巻き込まれていく。このときホルダ３０はアングル２
９に当接しており、したがって、ワイヤ２０の巻き取り
によりアクチュエータ７およびシートクッション３はア
ングル２９側に引き寄せられ、シートクッション３は後
方所定位置へ復帰する。
【００１４】そしてシートバック４が所定の位置まで復
帰しロックプレート１０の歯１０ａとロックアーム１２
の歯１２ａが係合しシートバック４を固定保持したこと
をスイッチ３２が検知し、このスイッチ３２の信号で電
動機９を再び作動させ、出力レバー１４，１５が各々の
ワイヤ１９および２０を巻き戻す方向に、出力レバー１
４の突起１４ａとストッパピン３３が当接してスイッチ
３４が作動する位置まで回転する。したがって、ワイヤ
１９に接続されているレバー２６は、スプリング２８の
力によりレバー２６の突起２６ａがピン２７から遠ざか
る方向へ動きシートバック４の傾倒を妨げることがなく
なる。一方、ワイヤ２０に接続されているホルダ３０は
スプリング３１の力によりアングル２９から遠ざかる方
向へ動き、シートクッション３の前進を妨げることがな
くなる。したがって、マニアル操作によるウォークイン
機構の作動は支障なく行うことができる。
帰しロックプレート１０の歯１０ａとロックアーム１２
の歯１２ａが係合しシートバック４を固定保持したこと
をスイッチ３２が検知し、このスイッチ３２の信号で電
動機９を再び作動させ、出力レバー１４，１５が各々の
ワイヤ１９および２０を巻き戻す方向に、出力レバー１
４の突起１４ａとストッパピン３３が当接してスイッチ
３４が作動する位置まで回転する。したがって、ワイヤ
１９に接続されているレバー２６は、スプリング２８の
力によりレバー２６の突起２６ａがピン２７から遠ざか
る方向へ動きシートバック４の傾倒を妨げることがなく
なる。一方、ワイヤ２０に接続されているホルダ３０は
スプリング３１の力によりアングル２９から遠ざかる方
向へ動き、シートクッション３の前進を妨げることがな
くなる。したがって、マニアル操作によるウォークイン
機構の作動は支障なく行うことができる。
【００１５】また、上記実施例においてはシートバック
４の復帰をロックアーム１２とロックプレート１０の結
合の動きをスイッチで検知したが、シートバック４と連
動して動く部分あるいは、シートクッション３の復帰と
連動して動く部分であれば良く、アクチュエータ７の待
機位置の検出をシートバック４の駆動側レバーの動きで
検知したが、シートクッション３の駆動側レバーの動き
を検知するようにしても良く、上記実施例と同様の効果
を奏する。
４の復帰をロックアーム１２とロックプレート１０の結
合の動きをスイッチで検知したが、シートバック４と連
動して動く部分あるいは、シートクッション３の復帰と
連動して動く部分であれば良く、アクチュエータ７の待
機位置の検出をシートバック４の駆動側レバーの動きで
検知したが、シートクッション３の駆動側レバーの動き
を検知するようにしても良く、上記実施例と同様の効果
を奏する。
【００１６】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、ウォー
クイン機構の解除およびシートバックならびにシートク
ッションの復帰をアクチュエータを設けて自動化すると
共に、アクチュエータは作動後、常にシートバックの傾
倒可能位置、ならびに、シートクッションの前進可能位
置に戻り待機するため、マニアル操作のためアクチュエ
ータの切り離し機構等を必要とせず小型、軽量、低コス
トでしかも操作性の良いウォークイン機構付き車両用シ
ートが得られる効果がある。
クイン機構の解除およびシートバックならびにシートク
ッションの復帰をアクチュエータを設けて自動化すると
共に、アクチュエータは作動後、常にシートバックの傾
倒可能位置、ならびに、シートクッションの前進可能位
置に戻り待機するため、マニアル操作のためアクチュエ
ータの切り離し機構等を必要とせず小型、軽量、低コス
トでしかも操作性の良いウォークイン機構付き車両用シ
ートが得られる効果がある。
【図１】この発明におけるシートのウォークイン動作の
側面図である。
側面図である。
【図２】この発明におけるウォークイン機構付き車両用
シートの一実施例を示す一部分解斜視図である。
シートの一実施例を示す一部分解斜視図である。
【図３】図２におけるシート駆動部の詳細図である。
１ ロアレール
２ アッパレール
３ シートクッション
４ シートバック
７ アクチュエータ
９ 電動機
１３ オープンレバー
１４，１５ 出力レバー
１７ インナワイヤ
１９，２０，２４ ワイヤ
２６ レバー
２７ ピン
２９ アングル
３０ ホルダ
３２，３４ スイッチ
Claims (1)
- 【請求項１】 車体のフロアに組み付けされるロアレ
ール、このロアレールに車体の前後方向に摺動可能に嵌
合したアッパレール、アッパレールに組み付けされたシ
ートクッション、およびシートクッションに対し傾倒可
能に設けられたシートバック、上記シートクッションお
よびシートバックを前進及び傾倒させるウォークイン機
構を有した車両用シートにおいて、少なくともシートバ
ックの直立復帰位置、またはシートクッションの後方復
帰位置を検出するスイッチを有し、上記スイッチの動作
を検知した後、上記アクチュエータを、シートバックが
傾倒し、シートクッションが最も前進した位置に相当す
る位置まで戻し、待機させるようにしたことを特徴とす
るウォークイン機構付き車両用シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14721091A JPH04372432A (ja) | 1991-06-19 | 1991-06-19 | ウォークイン機構付き車両用シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14721091A JPH04372432A (ja) | 1991-06-19 | 1991-06-19 | ウォークイン機構付き車両用シート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04372432A true JPH04372432A (ja) | 1992-12-25 |
Family
ID=15425060
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14721091A Pending JPH04372432A (ja) | 1991-06-19 | 1991-06-19 | ウォークイン機構付き車両用シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04372432A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008030659A (ja) * | 2006-07-31 | 2008-02-14 | Toyota Motor Corp | 車両用シート装置 |
-
1991
- 1991-06-19 JP JP14721091A patent/JPH04372432A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008030659A (ja) * | 2006-07-31 | 2008-02-14 | Toyota Motor Corp | 車両用シート装置 |
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