JPH04372415A - アクティブサスペンションの制御装置 - Google Patents

アクティブサスペンションの制御装置

Info

Publication number
JPH04372415A
JPH04372415A JP17461091A JP17461091A JPH04372415A JP H04372415 A JPH04372415 A JP H04372415A JP 17461091 A JP17461091 A JP 17461091A JP 17461091 A JP17461091 A JP 17461091A JP H04372415 A JPH04372415 A JP H04372415A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
road surface
displacement
actuator
control amount
control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17461091A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoichi Shono
彰一 庄野
Nobuo Hiraiwa
平岩 信男
Sueharu Nagiri
末晴 名切
Shunichi Doi
俊一 土居
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Toyota Central R&D Labs Inc
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Toyota Central R&D Labs Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp, Toyota Central R&D Labs Inc filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP17461091A priority Critical patent/JPH04372415A/ja
Publication of JPH04372415A publication Critical patent/JPH04372415A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vehicle Body Suspensions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等の車輌のアク
ティブサスペンションに係り、更に詳細にはアクティブ
サスペンションの制御装置に係る。
【0002】
【従来の技術】自動車等の車輌のアクティブサスペンシ
ョンの一つとして、例えば特開昭64−90811号公
報に記載されている如く、サスペンションのストローク
を変化させる流体シリンダの如きアクチュエータと車体
の前方部分に取付けられ車体と路面との間の距離を検出
することにより路面の相対変位を検出する路面センサと
、アクチュエータ内の圧力を検出する圧力センサとを有
し、路面センサにより検出された路面の相対変位に応じ
た予見制御量(フィードフォワード制御量)及び圧力セ
ンサにより検出されたアクチュエータ内の圧力に応じた
フィードバック制御量に基きアクチュエータに対する作
動流体の給排を制御し、これによりアクチュエータ内の
圧力を制御するよう構成されたアクティブサスペンショ
ンは既に知られている。
【0003】かかるアクティブサスペンションによれば
、路面センサにより走行路面の起伏状況が予見され、予
見された起伏状況に応じた予見制御量及び圧力等のフィ
ードバック制御量にてアクチュエータ内の圧力、従って
サスペンションのストロークが制御されるので、予見制
御が行われずアクチュエータ内の圧力に基くフィードバ
ック制御等のみしか行われない場合に比して車体の姿勢
を有効且適切に維持し、これにより車輌の乗り心地性を
更に一層向上させることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の如きアクティブ
サスペンションに於ける路面センサとしては、光学式、
超音波式、電磁波式など種々のものがあるが、光学式の
路面センサは超音波式や電磁波式の路面センサに比して
路面変位を正確に検出することができることから、従来
より一般に光学式の路面センサが使用されている。
【0005】しかし光学式の路面センサは路面に対しレ
ーザの如き光を照射し路面により反射された光を検出す
ることにより車体と路面との間の距離を検出するように
なっているため、雨天時の如く走行路面が濡れている場
合には路面に照射された光が路面により乱反射され易く
、また晴天時に比して光の反射強度は高くなり、そのた
め路面の変位を正確に検出することができない。例えば
晴天時には路面センサにより図6に示されている如く検
出される路面であっても、雨天時には路面センサによる
検出結果は図7に示されている如く乱れてしまう。従っ
て光学式の路面センサが使用された従来のアクティブサ
スペンションに於ては、路面センサにより路面の変位を
正確に検出することができないときには路面センサの検
出結果に基く予見制御を中止せざるを得ない。
【0006】しかるに上述の如き従来のアクティブサス
ペンションに於ては、予見制御量及び圧力等のフィード
バック制御量の両方に基く制御が行われるので各制御量
に対するゲインは低く設定されている。従って予見制御
が中止され圧力等のフィードバック制御のみしか行われ
なくなると、アクチュエータに対する制御量が不足する
ようになり、そのため路面センサにより路面の変位を正
確に検出することができなくなると車輌の乗り心地性が
悪化するという問題がある。
【0007】本発明は、路面センサの検出結果に基く予
見制御が行われる従来のアクティブサスペンション及び
その制御装置に於ける上述の如き問題に鑑み、路面セン
サにより路面の変位が正確に検出されないことにより路
面の変位に基く予見制御が中止されても車輌の乗り心地
性が大幅に悪化することがないよう改良されたアクティ
ブサスペンションの制御装置を提供することを目的とし
ている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の如き目的は、本発
明によれば、サスペンションのストロークを変化させる
アクチュエータ内の圧力を走行路面の状況に応じて制御
するアクティブサスペンションの制御装置にして、車体
に取付けられ車輪より予見距離だけ前方の路面の変位を
検出する路面検出手段と、車速を検出する車速検出手段
と、前記アクチュエータ内の圧力に相当する状態量を検
出する手段と、前記路面検出手段による変位の検出が正
常であるか否かを判定する判定手段と、前記路面検出手
段により検出された路面の変位を時系列に記憶する記憶
手段を含み、前記予見距離及び車速に基き車輌が前記予
見距離だけ走行した際の路面の変位を前記記憶手段に記
憶されている路面の変位より推定し該推定された路面の
変位に応じた予見制御量及び少くとも前記状態量に関す
るフィードバック制御量にて前記アクチュエータを制御
する制御手段とを有し、前記制御手段は変位の検出が正
常ではない旨の判定が行われたときには前記状態量に関
するフィードバック制御量を増大補正し少くとも前記増
大補正されたフィードバック制御量にて前記アクチュエ
ータを制御するよう構成されていることを特徴とするア
クティブサスペンションの制御装置によって達成される
【0009】
【作用】上述の如き構成によれば、制御手段は予見距離
及び車速に基き車輌が予見距離だけ走行した際の路面の
変位を記憶手段に記憶されている路面の変位より推定し
該推定された路面の変位に応じた予見制御量及び少くと
も状態量に関するフィードバック制御量にてアクチュエ
ータを制御し、特に変位の検出が正常ではない旨の判定
が行われたときには状態量に関するフィードバック制御
量を増大補正し少くとも該増大補正されたフィードバッ
ク制御量にてアクチュエータを制御するよう構成されて
いる。
【0010】従って路面の変位の検出が適正に行われな
くなり、推定された路面の変位に応じた予見制御量がア
クチュエータに対する制御量に含まれなくなっても、少
くとも例えばアクチュエータ内の圧力の如き状態量に関
するフィードバック制御量が増大補正され、これにより
アクチュエータに対する制御量不足が補償されるので、
路面の変位の検出が適正に行われなくなると只単に予見
制御が中止される従来のアクティブサスペンションの制
御装置の場合に比して、路面の変位の検出が適正に行わ
れなくなった場合に於ける車輌の乗り心地性の悪化が低
減される。
【0011】
【実施例】以下に添付の図を参照しつつ、本発明を実施
例について詳細に説明する。
【0012】図1は本発明によるアクティブサスペンシ
ョン制御装置の一つの実施例を示す概略構成図である。
【0013】図1に於て、10は路面12上を走行する
車輌の車体を示しており、14F 、14R はそれぞ
れ車輌の前輪及び後輪を示している。車体10の前端に
は路面12との間の距離として路面の相対変位Yを検出
する路面センサ16が取付けられており、また路面セン
サ近傍の車体10の上下加速度Z(..)を検出する上
下加速度センサ18が取付けられている。
【0014】図1には詳細には示されていないが前輪1
4F 及び後輪14R はアクティブサスペンションに
より懸架されており、これらのアクティブサスペンショ
ンは周知の如く車体10とサスペンションアームとの間
に配設された流体圧シリンダ式のアクチュエータ20F
 及び20R を含んでいる。アクチュエータ20F 
及び20R に対する作動流体の給排は制御弁22F 
及び22R により制御されるようになっている。周知
の如く、各アクチュエータはそれに作動流体が供給され
ることによりその内圧を増大されるとサスペンションス
トロークを増大して対応する部位の車高を増大し、逆に
作動流体が排出されることによりその内圧が低減される
とサスペンションストロークを低減して対応する部位の
車高を低減するようになっている。
【0015】車体10の前輪14F より上方の部分に
は該部分の上下加速度Gを検出する上下加速度センサ2
4が取付けられており、アクチュエータ20F 及び2
0R にはそれぞれ内部の圧力Pf 及びPr を検出
する圧力センサ26F 及び26R が設けられている
。尚路面センサ16及び上下加速度センサ18は前輪1
4F より距離Lだけ車輌前方に設けられており、図1
に於てはホイールベースがLw にて示されている。
【0016】図示の如く、路面センサ16により検出さ
れた相対変位Yを示す信号、上下加速度センサ18によ
り検出された上下加速度Z(..)を示す信号、上下加
速度センサ24により検出された上下加速度Gを示す信
号、圧力センサ26F 及び26R によりそれぞれ検
出された前輪及び後輪のアクチュエータ内の圧力Pf 
及びPr を示す信号は、それぞれ図1には示されてい
ない対応するセンサにより検出された車速Vを示す信号
、前輪及び後輪に対応する部位の車高Hf 及びHr 
を示す信号と共に電子制御装置28へ供給されるように
なっている。
【0017】電子制御装置28は路面の相対変位Y及び
車体の上下加速度Z(..)より路面の絶対変位Xを演
算する絶対変位演算回路30を含んでいる。絶対変位X
を示す信号は車速Vを示す信号と共に路面変位に基く予
見制御量演算回路32へ供給されるようになっている。 演算回路32は後に詳細に説明する如く絶対変位X及び
車速Vに基き前輪及び後輪のアクチュエータに対する路
面変位に基く予見制御量Qpf、Qprを演算し、その
演算結果を判定及び選択回路34へ出力するようになっ
ている。
【0018】また上下加速度センサ24により検出され
た前輪に対応する部位の車体の上下加速度G及び車速V
を示す信号は上下加速度に基く予見制御量演算回路36
へ供給される。演算回路36は後に詳細に説明する如く
上下加速度G及び車速Vに基き後輪のアクチュエータに
対する上下加速度Gに基く予見制御量Qprを演算し、
その演算結果を判定及び選択回路34へ出力するように
なっている。
【0019】判定及び選択回路34は演算回路30より
路面の絶対変位Xを示す信号が入力され、後述の如く路
面センサ16が正常に作動し路面の相対変位Y及び路面
の絶対変位Xを適正に検出しているか否かを絶対変位X
等に基き判定する。そして回路34は路面変位の検出が
適正に行われている旨の判定が行われたときには演算回
路32より供給される予見制御量を加算器38及び40
へ出力し、路面変位の検出が適正には行われていない旨
の判定が行われたときには演算回路36よりの予見制御
量を加算器38及び40へ出力するようになっている。
【0020】加算器38及び40にはアクティブ制御量
演算回路42よりそれぞれ前輪及び後輪のアクチュエー
タに対する車輌の走行状態に基くアクティブ制御量Qb
f、Qbrを示す信号が後述のゲイン制御回路41A及
び41Bを経て供給されるようになっている。図示の実
施例に於ては、アクティブ制御量演算回路42はそれぞ
れ前輪、後輪のアクチュエータ内の圧力Pf 、Pr 
を示す信号及び前輪、後輪に対応する部位の車高Hf 
、Hr を示す信号が供給され、後述の如く圧力フィー
ドバック制御量及び車高フィードバック制御量の合計と
してアクティブ制御量Qbf、Qbrを演算するように
なっている。
【0021】加算器38及び40はそれぞれ入力された
信号を加算し、その加算結果Qf 、Qr を示す信号
は図には示されていないローパスフィルタ及びD/Aコ
ンバータを経て駆動回路44及び46へ供給され、更に
それらの駆動回路より対応する制御弁22F 、22R
 へ出力されるようになっている。
【0022】ゲイン制御回路41A及び41Bはそれぞ
れ判定及び選択回路34の判定結果に応答し、路面変位
の検出が適正に行われている旨の判定が行われたときに
は、アクチュエータ内の圧力Pf 及びPr に関する
圧力フィードバック制御量のゲインKbpf 及びKb
pr をそれぞれKbpfi、Kbpriを最小値とし
て低減補正し、路面変位の検出が適正に行われてはいな
い旨の判定が行われたときには、Kbpfa、Kbpr
a(Kbpfa>Kbpfi、Kbpra>Kbpri
)を最大値としてゲインKbpf 及びKbpr を増
大補正するようになっている。
【0023】図2は図1に示された電子制御装置28の
一つの実施例を示すブロック線図である。図2に示され
ている如く、電子制御装置28はマイクロコンピュータ
50を含んでいる。マイクロコンピュータ50は図2に
示されている如き一般的な構成のものであってよく、中
央処理ユニット(CPU)52と、リードオンリメモリ
(ROM)54と、ランダムアクセスメモリ(RAM)
56と、入力ポート装置58と、出力ポート装置60と
を有し、これらは双方向性のコモンバス62により互い
に接続されている。
【0024】入力ポート装置58には路面センサ16よ
り路面の相対変位Yを示す信号、上下加速度センサ18
より路面センサ近傍の車体の上下加速度Z(..)を示
す信号、図1には示されていない車速センサ64より車
速Vを示す信号、上下加速度センサ24より前輪に対応
する部位の車体の上下加速度Gを示す信号、圧力センサ
26F 、26R より前輪及び後輪のアクチュエータ
20F 及び20R 内の圧力Pf 及びPr を示す
信号、車高センサ72、74より車体の前輪及び後輪に
対応する部位の車高Hf 及びHr を示す信号が入力
されるようになっている。
【0025】入力ポート装置58はそれに入力された信
号を適宜に処理し、ROM54に記憶されているプログ
ラムに基くCPU52の指示に従い、CPU及びRAM
56へ処理された信号を出力するようになっている。R
OM54は図3乃至図5に示されたフローチャートに基
く制御プログラム等を記憶している。CPU52は図3
乃至図5に示されたフローチャートに基き後述の如く種
々の演算及び信号の処理を行うようになっている。出力
ポート装置60はCPU52の指示に従い、駆動回路7
6、78を経て制御弁22F 、22R へ制御信号を
出力するようになっている。
【0026】次に図3乃至図5に示されたフローチャー
トを参照して図示の実施例の作動について説明する。尚
制御装置28による制御は図には示されていないイグニ
ッションスイッチの閉成により開始され、イグニッショ
ンスイッチの開成後しばらくして終了される。
【0027】また図3乃至図5に示されたフローチャー
トに於て、カウント値Nc は路面センサ16等が正常
に路面の相対変位及び絶対変位を検出しているか否かの
判別が行われた回数に関するカウント値であり、カウン
ト値Nx は路面センサ16等が正常に路面の変位を検
出してはいない旨の判別が行われた回数に関するカウン
ト値である。またフラグFは路面センサ16等が正常に
路面の相対変位及び絶対変位を検出しているか否かに関
するものであり、0は路面の変位が正常に検出されてい
ることを示し、1は路面の変位が正常に検出されてはい
ないことを示している。
【0028】まず最初のステップ10に於ては、メモリ
及びカウンタ等について初期化が行われ、しかる後ステ
ップ20に於て路面センサ16より路面の相対変位Yを
示す信号、上下加速度センサ18より路面センサ近傍の
車体の上下加速度Z(..)を示す信号、車速センサ6
4より車速Vを示す信号、上下加速度センサ24より前
輪に対応する部位の車体の上下加速度Gを示す信号、圧
力センサ26F 、26Rより前輪及び後輪のアクチュ
エータ20F及び20R 内の圧力Pf 及びPr を
示す信号、車高センサ72、74より車体の前輪及び後
輪に対応する部位の車高Hf 及びHrを示す信号の読
込みが行われる。
【0029】ステップ30に於ては、上下加速度センサ
18により検出された車体の前端部の上下加速度Z(.
.)が2階積分されることにより車体の前端部の上下変
位Zが演算され、ステップ40に於ては路面センサ16
により検出された路面の相対変位Yより車体の前端部の
変位Zが減算されることにより路面の絶対変位Xが演算
される。
【0030】ステップ50に於ては、ステップ40に於
て演算された絶対変位Xが現在の絶対変位X0 として
RAM56に記憶されると共に、ステップ20に於て読
込まれた上下加速度Gが現在の上下加速度G0 として
RAMに記憶される。
【0031】尚後述の如く、ステップ350に於てRA
M56に記憶されている路面の変位Xi 及び上下加速
度Gi (i =1〜n)の対応番号i がそれぞれ1
インクリメントされ、しかる後ステップ360に於て路
面の変位Xn+1 び上下加速度Gn+1 がクリアさ
れるので、図3乃至図5に示されたフローチャートのサ
イクルタイムをΔTとし、現在より遡る時間をTi と
すると、下記の対応関係にてn個の路面の変位Xi 及
び上下加速度Gi (i =1〜n)がRAM56に記
憶される。
【0032】         Ti               
  路面の変位Xi     上下加速度Gi    
    T1 (=ΔT×1)        X1 
            G1         T2
 (=ΔT×2)        X2       
      G2         T3 (=ΔT×
3)        X3             
G3         ・             
           ・             
 ・        ・              
          ・              
・        Ti (=ΔT×i)      
  Xi             Gi      
   ・                     
   ・              ・      
  ・                      
  ・              ・       
 Tn (=ΔT×n)        Xn    
         Gn    ステップ60に於ては、自己診断により路面センサ
16及び上下加速度センサ18が故障しているか否かの
判別が行われ、路面センサ若しくは上下加速度センサが
故障している旨の判別が行われたときにはステップ25
0へ進み、路面センサ及び上下加速度センサの何れも故
障してはいない旨の判別が行われたときにはステップ7
0へ進む。
【0033】ステップ70に於ては、RAM56に記憶
されている現在の絶対変位X0 と1サイクル前の絶対
変位X1 との差の絶対値として絶対変位の偏差△Xが
演算され、ステップ80に於ては偏差△Xが基準値△X
e (正の定数)以上であるか否かの判別が行われる。 △Xが△Xe 以上である旨の判別が行われたときには
ステップ90に於てカウント値Nx が1インクレメン
トされた後ステップ100へ進み、△Xが△Xe 以上
ではない旨の判別が行われたときにはそのままステップ
100へ進む。
【0034】ステップ100に於てはカウント値Nc 
が1インクレメントされ、しかる後次のステップ110
に於てカウント値Nc が基準値Nce(正の一定の整
数)であるか否の判別が行われ、Nc =Nceである
旨の判別が行われたときにはステップ130へ進み、N
c =Nceではない旨の判別が行われたときにはステ
ップ120へ進む。
【0035】ステップ120に於ては、フラグFが1で
あるか否かの判別が行われ、F=1ではない旨の判別が
行われたときにはステップ190へ進み、F=1である
旨の判別が行われたときにはステップ250へ進む。
【0036】ステップ130に於てはカウント値Nc 
が0にリセットされ、しかる後ステップ140に於てカ
ウント値Nx が基準値Nxe(正の一定の整数であり
、Nxe<Nce)以上であるか否かの判別が行われる
。Nx がNxe以上であるときにはステップ170へ
進み、Nx がNxe以上ではない旨の判別が行われた
ときにはステップ150へ進む。
【0037】ステップ150に於ては、フラグFが1で
あるか否かの判別が行われ、F=1ではない旨の判別が
行われたときにはそのままステップ190へ進み、F=
1である旨の判別が行われたときにはステップ155に
於てフラグFが0にリセットされた後ステップ160へ
進む。
【0038】ステップ160に於ては、ΔKbpf 及
びΔKbpr をそれぞれ微小な正の定数として、後述
のステップ290に於て演算される各アクチュエータ内
の圧力Pf 及びPr に関するフィードバック制御量
に対するゲインKbpf 及びKbpr がそれぞれ下
記の式に従って低減補正され、しかる後ステップ162
へ進む。
【0039】Kbpf =Kbpf −ΔKbpfKb
pr =Kbpr −ΔKbpr ステップ162に於ては、ステップ160に於て演算さ
れたゲインKbpfが予め設定された最小値Kbpfi
以下であるか否かの判別が行われ、Kbpf ≦Kbp
fiではない旨の判別が行われたときにはステップ16
6へ進み、Kbpf ≦Kbpfiである旨の判別が行
われたときにはステップ164に於てゲインKbpf 
が最小値Kbpfiに設定された後ステップ166へ進
む。
【0040】ステップ166に於ては、ステップ160
に於て演算されたゲインKbpr が予め設定された最
小値Kbpri以下であるか否かの判別が行われ、Kb
pr ≦Kbpriではない旨の判別が行われたときに
はステップ190へ進み、Kbpr ≦Kbpriであ
る旨の判別が行われたときにはステップ168に於てゲ
インKbpr が最小値Kbpriに設定された後ステ
ップ190へ進む。
【0041】ステップ170に於ては、フラグFが1で
あるか否かの判別が行われ、F=1である旨の判別が行
われたときにはそのままステップ250へ進み、F=1
ではない旨の判別が行われたときにはステップ175に
於てフラグFが1にセットされた後ステップ180へ進
む。
【0042】ステップ180に於ては、ゲインKbpf
 及びKbpr がそれぞれ下記の式に従って増大補正
され、しかる後ステップ182へ進む。
【0043】Kbpf =Kbpf +ΔKbpfKb
pr =Kbpr +ΔKbpr ステップ182に於ては、ステップ180に於て演算さ
れたゲインKbpfが予め設定された最大値Kbpfa
以上であるか否かの判別が行われ、Kbpf ≧Kbp
faではない旨の判別が行われたときにはステップ18
6へ進み、Kbpf ≧Kbpfaである旨の判別が行
われたときにはステップ184に於てゲインKbpf 
が最大値Kbpfaに設定された後ステップ186へ進
む。
【0044】ステップ186に於ては、ステップ180
に於て演算されたゲインKbpr が予め設定された最
大値Kbpra以上であるか否かの判別が行われ、Kb
pr ≧Kbpraではない旨の判別が行われたときに
はステップ250へ進み、Kbpr ≧Kbpraであ
る旨の判別が行われたときにはステップ188に於てゲ
インKbpr が最大値Kbpraに設定された後ステ
ップ250へ進む。
【0045】ステップ190に於ては、Tdfを前輪用
アクチュエータに対する制御の遅延時間として車速Vが
L/Tdf以上であるか否かの判別が行われ、VがL/
Tdf以上である旨の判別が行われたときには車速が高
すぎて前輪用アクチュエータに対し行われるべき路面変
位に基く予見制御が間に合わないので、ステップ200
に於てそれぞれ前輪及び後輪のアクチュエータに対する
予見制御量Qpf及びQprを演算するための推定路面
変位Xf 及びXr が現在の路面変位X0 に設定さ
れた後ステップ240へ進み、VがL/Tdf以上では
ない旨の判別が行われたときにはステップ210へ進む
【0046】ステップ210に於ては、それぞれ下記の
式に従って前輪14F及び後輪14R が現在の路面セ
ンサ16の位置まで移動するに必要な時間Tpf及びT
prが演算され、しかる後ステップ220へ進む。尚L
prは後輪の予見距離でありLpr=L+Lw である
【0047】Tpf=L/V Tpr=Lpr/V ステップ220に於ては、制御弁22F 及び22R 
へ制御電流を出力するための遅延待機時間Taf及びT
arが演算され、しかる後ステップ230へ進む。尚T
drは後輪用アクチュエータに対する制御の遅延時間で
ある。
【0048】Taf=Tpf−Tdf Tar=Tpr−Tdr ステップ230に於ては、ステップ220に於て演算さ
れた遅延時間Taf及びTarにそれぞれ最も近いTi
 としてTfi、Triが判定され、RAM56に記憶
されているn個のXi (i =1…n)よりTfi、
Triに対応するXとしてそれぞれXf 、Xr が選
択され、次のステップ240に於てはKf 及びKr 
を制御ゲインとしてそれぞれ下記の式に従って前輪及び
後輪のアクチュエータに対する路面の変位に基く予見制
御量Qpf、Qprが演算され、しかるステップ290
へ進む。
【0049】Qpf=Kf ・Xf Qpr=Kr ・Xr ステップ250に於ては、後輪14R が現在の前輪1
4F の位置まで移動するに要する時間TpgがLw 
/Vとして演算され、ステップ260に於ては遅延待機
時間Tagが下記の式に従って演算され、しかる後ステ
ップ270へ進む。尚図8に示されている如く、下記の
式に於けるTtは路面の凹凸が車輪を介して車体に伝達
され上下加速度センサ24へ上下加速度として伝達され
る遅れを示しており、Tc は電子制御装置の演算時間
であり、Td は後輪のアクチュエータの作動遅れを示
している。
【0050】Tag=Tpg−Tt −Tc −Tdス
テップ270に於ては、ステップ260に於て演算され
た時間Tagに最も近いTi が判定され、RAM56
に記憶されているn個のGi (i =1…n)よりT
i に対応する上下加速度Gi が選択され、ステップ
280に於てはKrgを制御ゲインとしてそれぞれ下記
の式に従って前輪及び後輪のアクチュエータに対する前
輪上方の車体の上下加速度に基く予見制御量Qpf、Q
prが演算され、しかる後ステップ290へ進む。
【0051】Qpf=0 Qpr=Krg・Gi ステップ290に於ては、アクチュエータ内の圧力に基
くフィードバック制御量Qbpf 及びQbpr 、車
高Hf 及びHr に基くフィードバック制御量Qbs
f 及びQbsr 、車高の積分値に基くフィードバッ
ク制御量Qbsif及びQbsirがそれぞれ下記の式
に従って演算され、しかる後ステップ300へ進む。尚
下記の式に於てPaf及びParはそれぞれ前輪及び後
輪のアクチュエータ内の目標圧力であり、Haf及びH
arはそれぞれ前輪及び後輪に対応する部位の目標車高
であり、Kbpf 及びKbpr はそれぞれステップ
164又は168及びステップ184又は188に於て
演算された制御ゲインであり、Kbsf 、Kbsr 
、Kbsif、Kbsirはそれぞれ一定の制御ゲイン
である。
【0052】Qbpf =Kbpf ・(Paf−Pf
 )Qbpr =Kbpr ・(Par−Pr )Qb
sf =Kbsf ・(Haf−Hf )Qbsr =
Kbsr ・(Har−Hr )Qbsif=Kbsi
f・Σ(Haf−Hf )Qbsir=Kbsir・Σ
(Har−Hr )ステップ300に於ては、ステップ
290に於て演算されたフィードバック制御量に基き、
下記の式に従って前輪及び後輪のアクチュエータに対す
る車輌の走行状態に基くアクティブ制御量Qbf及びQ
brが演算され、しかる後ステップ310へ進む。
【0053】Qbf=Qbpf +Qbsf +Qbs
ifQbr=Qbpr +Qbsr +Qbsir尚ア
クティブ制御量の演算は本発明の要旨をなすものではな
く、各アクチュエータ内の圧力に相当する状態量、例え
ば各車輪の支持荷重、各車輪に対応する部位に於けるば
ね上又はばね下の上下加速度に基きアクチュエータ内の
圧力がフィードバック制御され、これにより車輌の乗り
心地性が良好に制御される限り任意の態様にて実施され
てよい。
【0054】ステップ310に於ては、ステップ240
又はステップ280に於て演算された制御量Qpf、Q
pr及びステップ300に於て演算されたアクティブ制
御量Qbf、Qbrに基き下記の式に従って前輪及び後
輪のアクチュエータに対する制御量Qf 及びQr が
演算され、しかる後ステップ320へ進む。
【0055】Qf =Qpf+Qbf Qr =Qpr+Qbr ステップ320に於ては、ステップ310に於て演算さ
れた制御量Qf 及びQr に対応して前輪及び後輪の
制御弁へ供給される制御電流If 及びIr が演算さ
れ、ステップ330に於て制御電流If 及びIr が
ローパスフィルタ処理され、しかる後ステップ340に
於て制御電流If 及びIr がそれぞれ前輪及び後輪
の制御弁22F 、22R へ供給されることにより対
応するアクチュエータ20F 、20R 内の圧力がそ
れぞれステップ310に於て演算された制御量Qf 及
びQrに対応する圧力に制御される。
【0056】ステップ350に於ては、RAM56に記
憶されているn個の路面の絶対変位Xi 及び上下加速
度Gi の対応番号i (i =1…n)がそれぞれ1
インクリメントされ、しかる後ステップ360に於て路
面の変位Xn+1 び上下加速度Gn+1 がクリアさ
れ、しかる後ステップ20へ戻る。
【0057】かくして図示の実施例によれば、ステップ
30〜50に於て路面の絶対変位Xが演算されると共に
現在よりnサイクル前までのn個の路面の絶対変位Xi
 及び上下加速度Gi がRAMに記憶される。
【0058】またステップ60〜155、ステップ17
0、175に於て、路面センサ16による車体と路面と
の間の相対変位の検出、路面センサ及び上下加速度セン
サ18による路面の絶対変位の検出が適正に行われてい
るか否かの判別が行われ、路面の変位の検出が適正に行
われているときにはステップ160〜168に於てアク
チュエータ内の圧力Pf 及びPr に関するフィード
バック制御量Qpf、Qprに対するゲインKbpf 
及びKbpr が最小値に設定され、ステップ190〜
240に於て路面の絶対変位Xに基く予見制御量Qpf
及びQprが演算され、路面の検出が適正に行われては
いないときにはステップ180〜188に於てアクチュ
エータ内の圧力Pf 及びPr に関するフィードバッ
ク制御量Qpf、Qprに対するゲインKbpf 及び
Kbpr が最大値に設定され、ステップ250〜28
0に於て後輪のアクチュエータに対する前輪に対応する
部位の上下加速度Gに基く予見制御量Qprが演算され
る。
【0059】更にステップ290及び300に於て車輌
の走行状態に基くフィードバック制御量Qbf及びQb
rが演算され、ステップ310に於てこれらの制御量と
路面の絶対変位Xに基く予見制御量又は上下加速度Gに
基く予見制御量とが加算され、その加算結果に基きステ
ップ320〜340に於て各アクチュエータ内の圧力が
制御される。
【0060】従って路面の変位の検出が正常である場合
には各アクチュエータ内の圧力が路面の絶対変位に基く
予見制御量及び車輌の走行状態に基くフィードバック制
御量に基き制御され、路面の変位の検出が異常である場
合には前輪のアクチュエータ内の圧力は増大補正された
フィードバック制御量に基き制御され、後輪のアクチュ
エータ内の圧力は前輪の上方に設けられた上下加速度セ
ンサ24の検出結果に基く予見制御量及び増大補正され
たフィードバック制御量に基き制御されるので、路面の
変位の検出が適正に行われなくなると予見制御が中止さ
れる従来のアクティブサスペンションの制御装置の場合
に比して、路面の変位の検出が適正に行われなくなった
場合に於ける車輌の乗り心地性の悪化を確実に低減する
ことができる。
【0061】また図示の実施例によれば、路面の変位の
検出が正常な状態より異常になった場合及び路面の変位
の検出が異常な状態より正常になった場合の何れに於て
も、フィードバック制御量に対するゲインは漸次増減補
正されるので、車輌が乾燥路面を走行している状態より
濡れた路面を走行するようになる場合や濡れた路面を走
行している状態より乾燥路面を走行するようになる場合
に於ける車輌の乗り心地性の不自然な変化を防止するこ
とができる。
【0062】尚以上の説明に於ては左右片側の前輪及び
後輪のアクチュエータ内の圧力の制御についてのみ説明
したが、図3乃至図5に示されたフローチャートによる
制御が左右の車輪につき交互に実行されることにより、
或いは各ステップが左右の車輪につき交互に実行される
ことにより左右両側の前輪及び後輪のアクチュエータ内
の圧力が制御される。
【0063】また上述の実施例に於ては、路面の変位の
検出が正常である場合に於ける予見制御量は路面の絶対
変位Xに基く予見制御量のみであるが、路面の変位の検
出が正常である場合に於ける後輪のアクチュエータに対
する予見制御量は路面の絶対変位Xに基く予見制御量と
上下加速度Gに基く予見制御量の和であってもよい。か
かる制御によれば、前輪のアクチュエータは路面の絶対
変位に基く予見制御量にて制御され、該制御と実際の路
面の変位との間に誤差があると上下加速度Gが発生する
が、後輪のアクチュエータに対する路面の絶対変位Xに
基く予見制御量が上下加速度Gに基く予見制御量によっ
て補正されるので、後輪のアクチュエータ内の圧力を更
に一層適切に制御することができる。
【0064】また上述の実施例に於ては、路面センサ1
6の検出結果Y及び上下加速度センサ18の検出結果Z
(..)に基き路面の絶対変位Xが演算されるようにな
っているが、路面の変位は路面センサにより検出された
路面の相対変位Yに置換えられてもよい。
【0065】また上述の実施例に於ては、ステップ20
0に於て前輪及び後輪の何れについても推定路面変位X
f 、Xr が現在の路面の変位X0 に設定されるよ
うになっているが、前輪用の推定路面変位Xf のみが
X0 に設定され、後輪用の推定路面変位Xr はステ
ップ210〜230同様のステップにより演算されても
よい。
【0066】また図3のフローチャートは、ステップ5
0とステップ60との間に於て路面の変位Xi 及び上
下加速度Gi がそれぞれn個RAMに記憶されている
か否かを判別し、Xi 及びGi がそれぞれn個記憶
されるまではステップ20〜50が繰り返され、しかる
後ステップ60へ進むよう修正されてもよい。
【0067】更に上述の実施例に於ては、路面の絶対変
位Xi 及び前輪に対応する部位の上下加速度Gi は
共にn個ずつRAM56に記憶されるようになっている
が、RAMに記憶される路面の絶対変位Xi 及び上下
加速度Gi の数は互いに異る数であってよい。
【0068】以上に於ては本発明を特定の実施例につい
て詳細に説明したが、本発明は上述の実施例に限定され
るものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施例
が可能であることは当業者にとって明らかであろう。
【0069】
【発明の効果】以上の説明より明らかである如く、本発
明によれば、路面の変位の検出が適正に行われなくなり
、推定された路面の変位に応じた予見制御量がアクチュ
エータに対する制御量に含まれなくなっても、少くとも
状態量に関するフィードバック制御量が増大補正され、
これによりアクチュエータに対する制御量不足が補償さ
れるので、路面の変位の検出が適正に行われなくなると
只単に予見制御が中止される従来のアクティブサスペン
ションの制御装置の場合に比して、路面の変位の検出が
適正に行われなくなった場合に於ける車輌の乗り心地性
の悪化が低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるアクティブサスペンション制御装
置の一つの実施例を示す概略構成図である。
【図2】図1に示された電子制御装置の一つの実施例を
示すブロック線図である。
【図3】図2に示された電子制御装置により達成される
制御フローの一部を示すフローチャートである。
【図4】図2に示された電子制御装置により達成される
制御フローの他の一部を示すフローチャートである。
【図5】図2に示された電子制御装置により達成される
制御フローの残りを示すフローチャートである。
【図6】晴天時に路面センサにより検出された結果の一
例を示すグラフである。
【図7】雨天時に路面センサにより検出された結果の一
例を示すグラフである。
【図8】上下加速度に基く予見制御のタイミングを示す
タイムチャートである。
【符号の説明】
10…車体 16…路面センサ 18…上下加速度センサ 20F 、20R …アクチュエータ 22F 、22R …制御弁 24…上下加速度センサ 26F 、26R …圧力センサ 28…電子制御装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サスペンションのストロークを変化させる
    アクチュエータ内の圧力を走行路面の状況に応じて制御
    するアクティブサスペンションの制御装置にして、車体
    に取付けられ車輪より予見距離だけ前方の路面の変位を
    検出する路面検出手段と、車速を検出する車速検出手段
    と、前記アクチュエータ内の圧力に相当する状態量を検
    出する手段と、前記路面検出手段による変位の検出が正
    常であるか否かを判定する判定手段と、前記路面検出手
    段により検出された路面の変位を時系列に記憶する記憶
    手段を含み、前記予見距離及び車速に基き車輌が前記予
    見距離だけ走行した際の路面の変位を前記記憶手段に記
    憶されている路面の変位より推定し該推定された路面の
    変位に応じた予見制御量及び少くとも前記状態量に関す
    るフィードバック制御量にて前記アクチュエータを制御
    する制御手段とを有し、前記制御手段は変位の検出が正
    常ではない旨の判定が行われたときには前記状態量に関
    するフィードバック制御量を増大補正し少くとも前記増
    大補正されたフィードバック制御量にて前記アクチュエ
    ータを制御するよう構成されていることを特徴とするア
    クティブサスペンションの制御装置。
JP17461091A 1991-06-19 1991-06-19 アクティブサスペンションの制御装置 Pending JPH04372415A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17461091A JPH04372415A (ja) 1991-06-19 1991-06-19 アクティブサスペンションの制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17461091A JPH04372415A (ja) 1991-06-19 1991-06-19 アクティブサスペンションの制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04372415A true JPH04372415A (ja) 1992-12-25

Family

ID=15981602

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17461091A Pending JPH04372415A (ja) 1991-06-19 1991-06-19 アクティブサスペンションの制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04372415A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4333379A1 (de) * 1992-09-30 1994-03-31 Mazda Motor Aufhängungsvorrichtung für Kraftfahrzeuge
WO2008022698A1 (de) * 2006-08-22 2008-02-28 Daimler Ag Beeinflussungsvorrichtung mit diagnoseeinheit zur beeinflussung eines aktiven federungssystems eines fahrzeugs

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4333379A1 (de) * 1992-09-30 1994-03-31 Mazda Motor Aufhängungsvorrichtung für Kraftfahrzeuge
DE4333379C2 (de) * 1992-09-30 1998-08-27 Mazda Motor Vorrichtung zur Steuerung der Stoßdämpfer von Radaufhängungen
WO2008022698A1 (de) * 2006-08-22 2008-02-28 Daimler Ag Beeinflussungsvorrichtung mit diagnoseeinheit zur beeinflussung eines aktiven federungssystems eines fahrzeugs

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0465958B1 (en) System for controlling the behavior of a vehicle during braking
JP5562355B2 (ja) 自動車の車台制御方法、ならびに該方法を実施する装置
EP0546789A2 (en) Method and system for estimating the neutral point of a steering wheel
JP7403527B2 (ja) 車両のサスペンションシステムにおける劣化した性能の認識方法
EP0645265B1 (en) Hydraulic active suspension of a vehicle
JPH0596922A (ja) アクテイブサスペンシヨンの制御装置
JPH04372415A (ja) アクティブサスペンションの制御装置
JPH05319054A (ja) サスペンション制御装置
JPH05319066A (ja) サスペンション制御装置
JPH04372411A (ja) アクティブサスペンションの制御装置
JP2845031B2 (ja) サスペンション制御装置
JPH0516636A (ja) アクテイブサスペンシヨンの制御装置
JPS63188511A (ja) 能動型サスペンシヨン
JP3102231B2 (ja) サスペンション制御装置
JP3180568B2 (ja) サスペンション予見制御装置
JP2001047835A (ja) 能動型サスペンション
JP2845030B2 (ja) サスペンション制御装置
JPH04339010A (ja) 自動車用アクティブサスペンション制御装置
JP2691628B2 (ja) 減衰力可変式サスペンション制御装置
JP3052690B2 (ja) 能動型サスペンション
JPH07315028A (ja) サスペンション予見制御装置
JPH04362411A (ja) 自動車用アクティブサスペンション制御装置
JP2773289B2 (ja) 能動型サスペンション
JPH02182525A (ja) 車両のサスペンション装置
JPH07186671A (ja) サスペンション制御装置