JPH0437234A - コードレス・テレフォン装置 - Google Patents

コードレス・テレフォン装置

Info

Publication number
JPH0437234A
JPH0437234A JP14128890A JP14128890A JPH0437234A JP H0437234 A JPH0437234 A JP H0437234A JP 14128890 A JP14128890 A JP 14128890A JP 14128890 A JP14128890 A JP 14128890A JP H0437234 A JPH0437234 A JP H0437234A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
handset
output
speakerphone
charging
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14128890A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromi Muto
武藤 洋美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Uniden Corp
Original Assignee
Uniden Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Uniden Corp filed Critical Uniden Corp
Priority to JP14128890A priority Critical patent/JPH0437234A/ja
Publication of JPH0437234A publication Critical patent/JPH0437234A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Telephone Set Structure (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、通常の親機と子機の外に、別途にスピーカフ
ォン装置を有するコードレス・テレフォン装置に関する
[従来の技術] 電話回線に接続した親機と通話者が手に持って使用する
子機との間を送受信共用の、または送受信に各専用の無
線チャネルによって結合したコードレス・テレフォン装
置は周知であり、最近、富にその需要が高まってきてい
る。
一方、そうした市場の拡大に連れ、メーカ側としてもユ
ーザ側としても、コードレス・テレフォン装置としての
基本機能に加え、例えば留守番電話機能等、さらに種々
の付加価値を要求するに至っているが、そうした中に、
いわゆるスピーカフォン装置の導入がある。
スピーカフォン装置自体は、普通の電話機用として比較
的古くから周知となっている通り、送受話器を手に持ち
、送話器の近くに口を寄せ、受話器を耳に押し当てての
通常の仕方での通話ではなく、送受話器を置いたままで
の通話も可能にするために、受話器に代わってオーディ
オ情報(受話情報)を空間に輻射するスピーカと、送話
器に代わって離れた所で発せられた送話情報を捕えるマ
イクロフォンとを設けて成るものである。
しかし従来、コードレス・テレフォン装置にこうしたス
ピーカフォン装置を組み入れるに際しては、以下に示す
ような二通りの提案しかなかった。
つは親機の方にスピーカフォン装置を内蔵させるもので
、電話回線を通じて送られてきた受話情報は親機のハウ
ジングに備え付けのスピーカから空間に放射され、これ
を聞ける範囲内に居る通話者の発した音声情報は親機に
備え付けのマイクロフォンにより捕えられて電話回線に
送り出される。
これに対し、子機にスピーカフォン装置を内蔵させたも
のもある。
これはすなわち、子機に備えられている専用のスイッチ
操作によってスピーカフォン・モードを選択すると子機
の送話器がスピーカとなり、また受話器がマイクロフォ
ンとなるものである。換言すれば、通常のモードで送話
器に与えられている電力をスピーカフォン・モードでは
十分に増強し、当該送話器からある程度以上の音量で空
間にオーディオ情報が輻射されるようにすると共に、一
般に受話器としてのマイクロフォンの感度も上げ、離れ
た所で発生された音声情報も捕え得るようにするのであ
る。
[発明が解決しようとする課題] コードレス・テレフォン装置にスピーカフォン機能を組
入れた従来例の中、親機の方にスピーカフォン機能を持
たせたもの、すなわち親機のハウジングにスピーカもマ
イクロフォンも取付けたものでは、コードレス・テレフ
ォンというシステム自体の有する本来の機能ないし長所
は完全に損われてしまう。
言うまでもなく、システムとしてのコードレス・テレフ
ォンは、電話配線や端末の位置、っまりは親機の設置位
置に縛られることなく、親機との間での無線チャネルを
維持し得る範囲内ならば任意の場所から通話できるとい
う点に最も魅力的な特徴を有するが、上記のように親機
の方にスピーカフォン装置を組込んでしまったのでは、
いくらスピーカフォン・モードで使用しても、通話可能
な領域は親機の近くに限られ、上記のようなコードレス
・テレフォン・システム本来の有すべき有為の特徴は失
われてしまう。
一方、子機の方にスピーカフォン機能を組込んだもので
は、コードレス・テレフォン・システムの本質的な特徴
こそ損われることはないが、使用者に危険を与えるか、
そうでなくても不愉快な思いをさせる恐れがあった。
すなわち、この従来例では、通常の通話モード゛での受
話器をスピーカフォン・モードでのスピーカとしても利
用しているので、人為的な操作ミスや装置の側の故障に
より、通常の通話モードのつもりで使用者が受話器を耳
に押し当てた時、装置の方が通話モードになっておらず
、スピーカフォン・モードのままになっていると、当該
受話器から極めて大きな音が出て、通話者の耳を傷めか
ねなかった。
本発明はこのような従来の実情に鑑みて成されたもので
、スピーカフォン機能を併せ有するコードレス・テレフ
ォン装置として、コードレス・テレフォン・システム本
来の持つ木質的な特徴を損うことなく、つまりは子機の
ある所で使用することができるという前提の下に、不測
にも使用者の耳を傷めるような危険のない装置を提供せ
んとするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は上記目的達成のため、コードレス・テレフォン
装置として、通常の親機と子機とに加え、新たに親機と
は別体のスピーカフォン装置を用意し、その上で、まず
は子機に対する改変として、通常、この種のコードレス
・テレフォン装置における子機に要求される装備の外に
、新たに外部出力端子と外部入力端子とを設ける。ただ
し、外部出力端子は、子機に内蔵の受信回路から子機に
備え付けの受話器に送られるオーディオ信号を外部に引
き出し得る端子とし、外部入力端子は、子機に内蔵の送
信回路の送信信号入力部に外部からのオーディオ信号を
与え得る端子とする。
もちろん、子機に内蔵の受信回路は親機から送信チャネ
ルに載せて送られてくるオーディオ信号を受信し、復調
するものであり、同様に送信回路は、上記の送信信号入
力部に与えられたオーディオ信号を変調し、これを親機
に対して親機の側から見た受信チャネルに載せて空中に
放射するものであって、これら受信、送信回路はいずれ
も、公知既存のこの種のコードレス・テレフォン装置に
備えられている基本的な構成要素であるから、その具体
的な回路例等も当該公知既存の各種回路構造に従うこと
ができる。
一方、本発明に従って親機とは別体に新たに設けるスピ
ーカフォン装置には、スピーカ及びマイクロフォンと、
子機を載せることができるクレイドル部分を設ける。そ
して、このクレイドル部分に子機が載せられたとき、上
記した子機の外部出力端子にスピーカフォン装置側のオ
ーディオ入力端子が接触し、また、子機の外部入力端子
にはスピーカフォン装置側のオーディオ出力端子が接触
するようにして、当該オーディオ入力端子に与えられた
オーディオ信号がスピーカフォン装置に内蔵のスピーカ
駆動用増幅回路により増幅されて上記のスピーカに与え
られ、また、上記のマイクロフォンを介して与えられた
オーディオ信号が同様にスピーカフォン装置に内蔵のマ
イクロフォン出力増幅回路により増幅されて上記のオー
ディオ出力端子に出力されるようにする。
これが本発明の最も基本的な態様におけるコードレス・
テレフォン装置であるが、これに従って作成された製品
の如何によっては、スピーカフォン装置を使用している
とき、当該スピーカフォン装置の有するマイクロフォン
のみならず、子機に付属の送話器も稼動しでいると、ス
ピーカフォン装置に設けられているスピーカの発するオ
ーディオ情報が子機の送話器に回り込み、いわゆるハウ
リング現象が生ずることも考えられる。
これの対策として最も簡単なのは、子機に送話器のオン
・オフ・スイッチを設け、使用者にその都度、切換え操
作して貰うことであって、このような手法もまた、本発
明の一具体化例における一つの形として排斥されるべき
ものではないが、実際にはそれでは、商品としての価値
が余り高くなるとは考えられない。
そこで、本発明はまた、別途な態様として、上記の基本
構成に加え、スピーカフォン装置が稼動しているときに
は、例えば子機に備えられている送話器の実効感度を大
いに低減することで当該送話器の本来の機能を事実上、
損わせ、ハウリングを防止するために特に便利な構成と
して、次のような付帯構成も提案する。
すなわち、子機の送信回路の送信信号入力部に接続され
ている送話器の出力インピーダンスに比べ、スピーカフ
ォン装置のマイクロフォン出力増幅回路の出力インピー
ダンスを相対的に低くした上で、子機をスピーカフォン
のクレイドル部分に載せたときに、スピーカフォン装置
に備え付けのオーディオ出力端子から子機に備え付けの
外部入力端子を介し子機の送信信号入力部にスピーカフ
ォン装置のマイクロフォン出力増幅回路の出力が接続さ
れるようにし、それにより、当該マイクロフォン出力増
幅回路の出力と子機の送話器出力とが互いに並列な関係
となるように計る。なお、この要件に従って構成される
限り、両者の出力インピーダンスの差は大きい程(マイ
クロフォン出力増幅回路の出力インピーダンスができる
だけ小さい程)、子機の送話器の実効的な感度はより低
下するので望ましい。
次に、スピーカフォン装置にも各増幅回路を駆動するた
め、言うまでもなく電源部が必要であるが、本発明にお
いては、それぞれさらに別な態様において、当該電源部
が商用交流電源を整流する回路を有する場合、一次電池
を有する場合、二次電池とこの二次電池を充電するため
の商用交流電源整流回路を含む充電回路を有する場合の
それぞれを提案する。そして特に、最後の構成による電
源部を採用した場合には、充電回路中の整流回路の入力
か商用交流電源に接続されていないときには二次電池の
出力電力を各増幅回路の駆動電力として利用し、整流回
路の入力が商用交流電源に接続されているときには当該
整流回路の整流出力を利用する構成とする。
さらに本発明は、上記してきた構成のスピーカフォン装
置に、公知既存のコードレス・テレフォン装置において
もそのタイプによってはすでに採用されている専用チャ
ージャ(親機とは別体の充電器)の機能を併せ持たせた
構成も提案する。
すなわち、コードレス・テレフォン装置では、少なくと
も子機的電源部に二次電池を備えることが前提となって
いる。ただ、その二次電池の充電器をどこに設けるかに
よって各タイプごとに差があり、あるものでは親機にの
み、子機を載せるクレイドルがあって、このクレイドル
上に子機を載せると親機側の充電出力端子に子機側の充
電入力端子が接触し、子機に内蔵の二次電池が充電され
るようになっているし、別なあるものではまた、親機と
は別体に商用交流電源を整流できる専用の充電器が用意
され、この充電器に備えられているクレイドル上に子機
を載せると充電器側の充電出力端子に子機側の充電入力
端子が接触し、子機に内蔵の二次電池の充電が可能とな
るようにされている。後者のタイプにおける別個独立な
充電器が一般にチャージャと略称されるものである。
そこで本発明では、折角、親機とは別体の筐体構造を持
つ装置としてのスピーカフォン装置があり、しかも、こ
のスピーカフォン装置は常に子機と共に子機のある位置
に持ち運ばれ、そこで使用されるので、これ自体の中に
子機の充電機能も盛り込んだ構成をも開示する。
つまり、スピーカフォン装置には、クレイドル部分に子
機が載せられたとき、子機の充電入力端子に接触する一
対の充電出力端子を設け、この充電出力端子には、スピ
ーカフォン装置に内蔵の整流回路により、商用交流電源
を整流した整流出力を充電電力として与えるようにする
しかるにまた、本発明のこの態様に従うことにより、チ
ャージャとしても使えるスピーカフォン装置を得た場合
には、当該スピーカフォン装置を本来のスピーカフォン
機能のために働かせるか、あるいは別に付与した充電機
能のために働かせるかの切換えに関し、さらに発明的な
工夫をすることができ、本発明でもそれぞれ、以下に述
べるような二通りを提案する。
まず第一には、スピーカフォン装置にさらに、子機充電
位置とスピーカフォン動作位置の少なくとも二つの接点
位置を持つ手動スイッチを設け、この手動スイッチが子
機充電位置に付けられているときには、スピーカフォン
装置に内蔵の電源部からスピーカ駆動用増幅回路及びマ
イクロフォン出力増幅回路に与えられる駆動電力を断ち
、一対の充電出力端子に上記した整流回路からの整流出
力を与えることにより、子機に内蔵の二次電池を充電可
能とする一方で、手動スイッチがスピーカフォン動作位
置に付けられているときには、スピーカフォン装置に内
蔵の電源部からスピーカ駆動用増幅回路及びマイクロフ
ォン出力増幅回路に駆動電力を与え、一対の充電出力端
子に対して整流回路から与えられる整流出力を断つよう
にした構成を提案する。
第二には、子機の方にまず、待機状態にあるときと通話
状態にあるときとで上記した外部入力端子の電気的な状
態を変更する回路を設ける。その上で、スピーカフォン
装置にはさらに、オーディオ入力端子を介して当該子機
の外部入力端子の電気的状態を弁別する状態検出回路を
設け、この状態検出回路が子機の待機状態を検出したと
きには、スピーカフォン装置に内蔵の電源部からスピー
カ駆動用増幅回路及びマイクロフォン出力増幅回路に与
えられる駆動電力を断ち、一対の充電出力端子に上記し
た整流回路からの整流出力を与えて子機に内蔵の二次電
池を充電可能な状態とする一方で、状態検出回路が通話
状態を検出したときには、スピーカフォン装置に内蔵の
電源部からスピーカ駆動用増幅回路及びマイクロフォン
出力増幅回路に駆動電力を与え、一対の充電出力端子に
対して整流回路から与えられる整流出力は断つようにす
る。
[作  用コ 本発明においては、その最も基本的な態様にのみ従った
場合でも、スピーカとマイクロフォンとを有するスピー
カフォン装置は親機とは別体の装置として構成され、し
かも、スピーカフォン装置のクレイドル部分に子機を載
せると、子機の受信回路の出力するオーディオ情報は子
機側の外部出力端子からこれに接触するスピーカフォン
装置側のオーディオ入力端子を介してスピーカフォン装
置に内蔵のスピーカ駆動用増幅回路に与えられ、ここで
増幅されてスピーカフォン装置に設けられているスピー
カから空間に十分な音圧を持った音として輻射させるこ
とができ、一方、スピーカフォン装置からやや離れた所
に居る通話者の発した音声も、スピーカフォン装置に設
けられているマイクロフォンにより捕えられ、マイクロ
フォン出力増幅回路により適度に増幅された信号として
スピーカフォン装置側のオーディオ出力端子からこれに
接触している子機側の外部入力端子を介し、子機に内蔵
の送信回路の送信信号入力部に印加される。
したがって、スピーカフォン装置は子機と一緒に持ち運
び、使用者が通常、子機を使う位置と同じ位置にスピー
カフォン装置を設置できること力(明らかであり、コー
ドレス・テレフォン装置本来の持つ特徴は損われないし
、また、子機の送話器や受話器とは別に、スピーカフォ
ン装置の方に専用のマイクロフォン、スピーカを有する
ので、子機の受話器から誤って過大な音量の音が出てし
まう恐れもない。
また、スピーカフォン装置に子機の送話器、受話器とは
別個にマイクロフォン、スピーカを設けた結果、スピー
カフォン装置を使用しているとき、当該スピーカフォン
装置のスピーカから発せられた音が子機の送話器に回り
込み、いわゆるハウリングを起こし兼ねない場合には、
本発明の別な態様に従い、子機に内蔵の送信回路部の送
信信号入力部に対して子機の送話器出力とスピーカフォ
ン装置のマイクロフォン出力増幅回路の出力が並列に入
るようにし、かつ、マイクロフォン出力増幅回路の出力
インピーダンスの方が子機の送話器の出力インピーダン
スに比べて小さくなるようにすることで、使用者にその
度ごとにスイッチの切換えを要求するようなこともなく
、自動的に送話器の実効感度を落とすことができる。何
故なら子機の送話器にしてみれば、負荷インピーダンス
が小さくなったことになるからである。
したがってもちろん、送話器の負荷インピーダンスは小
さくなる程、例えば電圧信号としての送話器出力信号は
低下するので、結局、スピーカフォン装置側のマイクロ
フォン出力増幅回路の出力インピーダンスを低める程、
子機の送話器出力の低減効果、ひいてはハウリング防止
効果は高くなる。
また、別な視点からして、本発明では、スピーカフォン
装置の電源部として、商用交流信号を利用する場合、一
次電池を利用する場合、二次電池を利用する場合を各々
提示しているが、それらはいずれも、目的に応じてそれ
ぞれに有利な特徴を有することは明らかである。商用交
流電源を利用する場合には電池交換の心配がないし、一
次電池を利用する場合にはどこでも使用できる便利さが
あり、二次電池とその充電回路を有する場合には経済性
と使用の場の自在性の双方を満たすことができる。もち
ろん、これら各種の電源部は組合せて使用することも可
能である。
さらに、スビーカフーオン装置自体の電源部に関し、上
記のように三タイプの中から単独またはそれらの組合せ
を選択採用できることに加え、本発明のまた別な態様に
よると、この種のコードレス・テレフォン装置において
子機に通常内蔵される二次電池の充電のため、スピーカ
フォン装置内に商用交流信号を整流する整流回路を持つ
充電回路を設け、その整流出力電力をスピーカフォン装
置に備えた充電出力端子を介し、クレイドルに載せられ
た子機側の充電入力端子から子機に内蔵の二次電池に供
給するようにしているので、チャージャとしても利用す
ることができる。
例えば市販されている既存のコードレス・テレフォン装
置でも、親機と子機、それにチャージャを加えたそれぞ
れ独立な三つの筐体部品から成る製品もあるが、そのよ
うなものに比すと、本発明のこの態様に従って構成され
るコードレス・テレフォン装置は、決して筐体部品の数
を増すことなく、殆ど同じ使用感覚で用いることができ
る。考え様によっては、本発明を適用した結果、既存の
チャージャが新たにスピーカフォン機能を搭載したもの
になフたとも言える。
そして、このようにスピーカフォン装置が充電器ないし
チャージャの機能をもった場合、当該スピーカフォン装
置を本来のスピーカフォンとして働かせるか、あるいは
チャージャとして働かせるかにつき、本発明では二通り
の切換え手段を開示しているが、これは子機の回路構造
に応じて選択すれば良い。
例えば既存のコードレス・テレフォン装置における子機
の動作モードとして、専用のチャージャ上に子機を載せ
、チャージャの出力端子と子機の充電入力端子とが接触
した結果、当該充電入力端子に何等かの有意の電圧が存
在しているときには子機の送受信回路のモードが自動的
に待機状態になり、一方、使用者が子機を取り上げ、チ
ャージャの充電出力端子と子機の充電入力端子とが解離
したために子機の充電入力端子の電位がほぼ零となると
、特にトーク・ボタンを操作しなくても、子機に内蔵の
送受信回路の動作モードが自動的に通話状態に切換わる
タイプのものがある。これはいわゆるオート・スタンバ
イないしオート・トークと呼ばれている周知の機能であ
るが、本発明に適用する子機にもこの機能が搭載されて
いる場合には、本発明により構成されるスピーカフォン
装置に備える切換え手段としては手動スイッチを用いた
ものを選択すれば良い。
すなわち、手動スイッチを子機充電位置に付けると、上
記した既存のチャージャ利用型と同様、クレイドル上に
子機が載っている限り、当該子機の充電入力端子に本発
明により構成されたチャージャ機能付きスピーカフォン
装置の充電回路からの充it力が印加される結果、子機
はオート・スタンバイ(待機)状態となり、逆に手動ス
イッチをスピーカフォン動作位置に付けると、当該スピ
ーカフォン装置の上に子機が載っているのにもかかわら
ず、公知のコードレス・テレフォン装置でチャージャか
ら子機を取り上げたと同様の状態が生起し、子機は自動
的に通話状態となるので、子機に内蔵の受信回路から子
機側の外部出力端子を介し、スピーカフォン装置のオー
ディオ入力端子に与えられるオーディオ信号を所期通り
に増幅し、スピーカから輻射させることができ、同様に
通話者の発した音声情報は、スピーカフォン装置に備え
付けのマイクロフォンから増幅回路を介し、スピーカフ
ォン装置側のオーディオ出力端子、子機側の外部入力端
子を経て子機内の送信回路の送信信号入力部に与えるこ
とができ、これも所期通り、所定の無線チャネルを通じ
て親機の側に送信することができる。もちろん、スピー
カフォン装置から子機を取り上げれば、そのときには既
存のチャージャ利用型と全く同様に、そのオート・トー
ク機能により、子機は自動的に通話状態となる。
一方、用いる子機にこのようなオート・スタンバイない
しオート・トーク機能がない場合には、スピーカフォン
装置の方で当該子機が現在通話中にあるか否かを検出し
、通話中にあるときにはスピーカフォン装置を自動的に
スピーカフォン・モートで使用し、通話中でなく、待機
状態にあるときにはチャージャ・モードで使用するのが
便利であるが、これには本発明で提案されているモード
切換え方式に関し、状態検出回路を持つ構成を採用する
と便利である。
すなわち、上記のようなオート・スタンバイないしオー
ト・トークのない既存の子機は、トーク・スイッチの操
作に応じ、送話器の出力線路の電位等、その電気的な状
態が変化するものが多い。そこで、本発明の一態様に従
い、当該送話器出力が接続している子機側の外部出力端
子の電気的状態の変化、例えば電位の変化をスピーカフ
ォン側のオーディオ入力端子を介して状態検出回路で捕
えれば、子機が今現在、通話状態にあるのか待機状態に
あるのかをスピーカフォン装置の側で知ることができる
ので、スイッチング回路により、待機状態のときにはス
ピーカフォン装置に内蔵のチャージャ機能用の充電回路
を有効化し、その出力電力をスピーカフォン装置の充電
出力端子に与え、子機の充電入力端子を介して子機に内
蔵の二次電池を充電可能とする一方で、このときにはス
ピーカフォン装置の各増幅回路には電源部から駆動電力
を供給しないようにすれば、別途なスイッチの操作等、
使用者の手を煩わせることなく、無駄な電力消費も抑え
ることができる。
全く同様に、通話状態にある子機をスピーカフォン装置
のクレイドルに載せると、状態検出回路によりスピーカ
フォン装置の側で当該子機の通話状態を検出できるので
、このときにはスピーカフォン装置に内蔵の充電回路の
出力を断ち、一方でスピーカフォン装置に内蔵の各増幅
回路へ電源部からの駆動電力を供給するようにすれば、
使用者の特別の操作を必要とせず、かつまた充電回路に
おける無駄な電力消費を防ぎながら、本来のスピーカフ
ォン機能を享受することができる。
[実 施 例] 以下、本発明により構成されたスピーカフォン機能付き
コードレス・テレフォン装置の幾つかの実施例につき説
明する。
第1図には本発明に従って構成された第一の実施例とし
てのコードレス・テレフォン装置10が示されており、
第4図には第二の実施例としてのコードレス・テレフォ
ン装置lOが示されているが、まず、両実施例に共通す
る部分、特に公知既存のこの種のコードレス・テレフォ
ン装置に用いられている種々の構成例や技術群の中から
の選択により、はぼそのままに援用できる構成要素類の
説明から始める6 全体としてのコードレス・テレフォン装置10はまず、
親機20と子機30を有している。親機20は一般にこ
の種の分野ではベース・ユニットと呼ばれることもあり
、子機30はリモート・ユニットとかハンド・セット等
とも呼ばれる。
親機20と子機30との関係は、公知既存、通常のコー
ドレス・−テレフォン装置におけるそれらの関係と全く
同様で良く、電話回線21から入信したベル信号や回線
閉成後の通信情報は、図示していないが親機20に内蔵
の送信回路によりそのシステムごとに所定の仕方で変調
を受け、所定のチャネルに載せてアンテナ22がら空中
に放射される。
この親機20の側からの送信情報は、子機30に備え付
けのアンテナ31を介して子機内蔵の受信回路32によ
り捕えられ、所定の仕方で復調されてオーディオ信号と
してのベル信号や通信音声信号となり、受話器33から
通話者側に与えられる。図示していないが、もちろん、
受信回路32は通常の手法に従って受話器33を駆動す
る電力増幅器等も含んで良く、また、場合によっては、
ベル信号のみは受話器33とは別途に設けられた発音体
から空間に輻射されるようになフていても良い。
なお、周知のように、ベル信号とは言っても、昨今では
古典的な文字通りのベル音(リング音)はむしろ珍しく
、子機の側での適当な周波数合成手段ないしは周波数発
振手段により、耳当たりの良い音に加工されるのが普通
である。
子機30には、これも公知既存の通常のコードレス・テ
レフォン装置に見られるように、ダイヤル信号ないしは
ブツシュ・ボタン(PB)信号の発信が可能なようにテ
ン・キー35が備えられ、また当然、通話者の話す内容
を捕える送話器36も備えられていて、これら各信号群
や通話者の発したオーディオ情報は、子機に内蔵の送信
回路34にて所定の仕方で変調された後、アンテナ31
から所定の無線チャネルに載せられて空中に放射され、
これが親機20のアンテナ22から親機内蔵の図示しな
い受信回路により捕えられ、復調されて、電話回線21
を介し公衆電話回線網に送り出される。
親機20と子機30の側でのこのような送受信は、コー
ドレス・テレフォン・システムとしても種々のタイプが
あり、送受信共用で同一の無線チャネルを介して行なわ
れる場合もあるし、送受信に各専用の無線チャネルを利
用する場合もあり、さらにはまた、予め与えられている
複数のチャネルの中、そのときどきで空いているチャネ
ルを用いるいわゆるマルチ・チャネル・アクセス(MC
A)方式等もある。しかし、どれを用いても本発明には
直接の関わりかなく、逆に言えば、どのような送受信シ
ステムを採用するコードレス・テレフォン装置にも、本
発明により提供される新たなるスピーカフォン機能を付
すことができる。
また、図示の場合には、親機20の側にも送受話器23
が備えられていて、親機単独での使用や、子機との間で
のインターフオン的な使い方もできるものを想定してい
るが、これも公知既存のものであり、そうなっていなく
ても良い。
子機に内蔵の送受信回路等、駆動電力の供給を要する回
路ないし部品には、子機に内蔵の二次電池37からの出
力電力が印加されるが、この二次電池37を外部から充
電するために、子機30には外部に導電部を露出させる
一対の端子X、 、 X2が備えられ、図示の場合、端
子×1は二次電池37のコールド側に、また端子×2は
逆流防止用のダイオード38を介し、ホット側に接続さ
れている。
方、子機側のこれら一対の充電入力端子×1゜×2に電
気的に接触する一対の充電出力端子を有し、それらの接
触を介して子機に内蔵の二次電池37に充電電力を与え
る充電装置は、あるものでは親機20に内蔵され、親機
に設けられているクレイドル上に子機を載せることで充
電が可能になっているし、また別なあるものでは、そう
でなく 親機とは別途に子機30を載せることができる
クレイドルを持つ装置(通常、チャージャと呼ばれる)
として用意され、そのクレイドル上に子機を載せると子
機内の二次電池の充電が可能となっている。このような
相違に対しても本発明は寛容であり、いずれのタイプの
ものにも通用することができる。
しかし、図示されている本発明の実施例では、第1図示
のものも第4図示のものも、後に詳しく説明するように
、本発明の最も基本的な構成に従うスピーカフォン装置
自体に、さらに公知既存のチャージャ機能に等しい機能
として、子機に内蔵の二次電池の充電機能をも併せ持た
せており、したがってこれら実施例に関する限り、なお
別途にチャージャを設ける必要はない。
子機30の有する機能に関し、第1図示実施例に用いら
れているものと第4図示実施例中に用いられているもの
とで異なる所は、第1図示実施例中の子機30がいわゆ
るオート・スタンバイないしオート・トーク機能を有し
ているのに対し、第4図示実施例中のそれではそのよう
な機能がないことである。
オート・スタンバイないしオート・トーク機能について
も、それ自体はすでに公知のものであるが、第1図中に
模式的に示されているように、子機内蔵の二次電池37
の充電のために設けられている一対の充電入力端子X、
 、 X2間に有意の端子間電位が生じているとき、つ
まりはそれら一対の充電入力端子X+ 、 X2が上記
したような充電装置の出力に接続されているときには、
内蔵の充電中検出回路39でこれを検出し、その出力に
よって子機を自動的に待機状態(スタンバイ状態)にす
る一方で、逆に一対の充電入力端子XI 、 X2間に
有意の端子間電圧が生じていないとき、すなわち一対の
充電入力端子XI 、 X2間が実質的に開放となって
いるときには子機を自動的に通話状態(トーク状態)に
するものである。
この機能はもちろん、使用者の使い勝手を考えての機能
であって、親機ないしは親機と番士別体に設けられた専
用チャージャのクレイドル上に子機を載せるだけで、自
動的に親機またチャージャ内蔵の充電回路により子機内
蔵の二次電池の充電が行なわれるのみならず、送受信機
能に関しても自動的に待機状態となってベル信号の入信
を待つことができ、一方、入信があってベル信号が鳴る
と、これを聞いた者が子機を取り上げるだけで、充電装
置側の充電出力端子と子機側の充電入力端子との接触が
解かれて充電が止まるに伴い、子機が自動的に通話状態
になって、そのまま通話可能となるものである。
したがって、このような機能を有する子機30では、い
わゆるトーク・ボタンないしトーク・スイッチ等と呼ば
れる待機状態と通話状態との切換えスイッチを使用者が
通話の度に操作する手間が要らなくなる便利さがある。
そこで、第1図示の本発明実施例は、公知既存の技術に
従い、このようなオート・スタンバイないしオート・ト
ーク機能を持つべく構成された子機と組合せて用いるに
特に適当なスピーカフォン装置を有するように構成され
たものであり、対して第4図示の実施例は、同じく公知
既存の技術に従って送受信系が構成されていても、上記
のように子機内蔵の二次電池37が充電状態にあるかそ
うでないかにより、待機状態と通話状態の切換えを自動
的には行なえないタイプの子機30に通用するに適当な
構成例を示している。
そのため、第1図示実施例中に示されている充電中検出
回路39は、この第4図示の子機3oには内蔵されてお
らず、その代わりに、模式的に示されているように、待
機状態と通話状態とを使用者が切換えるために使用する
トーク・スイッチ4oが設けられている。
以上述べてきたように、大体の部分では公知既存の技術
に従って構成することができ、その機能や外形形状等に
関しても公知既存の各種コードレス・テレフォン装置に
おけると同様で良い子機30に対し、従来にはなく、本
発明のために新たに必要な改変部分は、先に述べた一対
の充電入力端子X、 、 X2に加えて設けられた一対
の端子X3. X4とその配線系に見ることができる。
第1図示実施例の場合にも第4図示実施例の場合にも、
共にそれら新たに設けた一対の端子X3゜×4の配置位
置は、限定的ではないが望ましい位置の一例として、子
機30の底面において一対の充電入力端子X、 、 X
2と並置される部分となっている。その中、一方の端子
X、は、外部へのオーディオ信号の出力端子となるもの
で、子機に内蔵の受信回路32から受話器33に送られ
ると同一のオーディオ情報信号がこの外部出力端子×3
に導かれるようになっている。図中では当該受信回路3
2から受話器33への配線系を分岐してこの外部出力端
子×3に至る線路を示しているが、これは電圧信号で良
く、受話器33を最終的に駆動するための電力信号でな
くても良い。
他方の端子×4は、子機30に内蔵の送信回路34の送
信信号入力部41に外部からのオーディオ信号を入力可
能にするために設けられた外部入力端子であって、図示
の場合には、子機に備えられている送話器3Bから送信
信号入力部41(ボート記号で図示)に至る線路に対し
、当該外部入力端子x4からの線路が接続する格好で示
されている。しかし、これば限定的ではなく、例えば必
要なゲインの相違等から、送話器36からの出力は図示
されていないロー・ノイズ・アンプを介した後に、一方
で外部入力端子×4に印加されるオーディオ信号はその
まま、送信回路34の入力部41に印加されるようにな
っていても良いし、逆に、送話器36自体にそのような
アンプが組込まれていると考えても差し支えない。なお
、親機20の電源は、図中、模式的に示されているよう
に、周知汎用のいわゆるACアダプタ24を用い、商用
交流電源から取ることができる。
以上、第1図示実施例と第4図示実施例とに共通する部
分に関して説明を行なうた所で、次に、それら実施例に
関し個別的な説明をする。
まず、第1図のみに即し、この実施例のスピーカフォン
装置50に関する概略的な説明から入ると、このスピー
カフォン装置50の電源は、図示されている親機20と
同様、やはり小型なトランスと簡単な整流回路を内蔵す
るACアダプタ51を用いることにより、商用交流電源
から取ることができる。
しかし、それだけでは不便なので、そうした商用交流電
源のない所でもスピーカフォン装置としての使用が可能
なように、図示のスピーカフォン装置50には二次電池
52も内蔵されている。
したがフて、商用交流電源で使用するときにはACアダ
プタ51の出力電圧を好ましくは安定化回路53で安定
化した後、逆流防止用ダイオード56を介してスピーカ
フォン回路部54に与え、二次電池52で使用するとき
には、同じく逆流防止用のダイオード55を介して当該
二次電池52の出力電力をスピーカフォン回路部54に
与えるようにしている。
また、これに伴い、ACアダプタ51から得られる商用
交流電源の整流出力は、このスピーカフォン装置50に
内蔵の二次電池52を充電可能となっており、第1図中
では同様に逆流防止用のダイオード57を介し、当該二
次電池52が充電される回路が模式的に示されている。
さらに、この実施例では、スピーカフォン装置50を既
存のチャージャと同様、子機内蔵の二次電池の充電機能
を持つ装置しても使用可能とするため、ACアダプタ5
1の出力は、選択的に子機に備えられている一対の充電
入力端子X、 、 X2に対しても与え得るようになっ
ている。
すなわち、子機30がこのスピーカフォン装置5゜に設
けられているクレイドル58に載せられたとき、子機側
の一対の充電入力端子り、X2に電気的に接触する一対
の充電出力端子Y+ 、 Y2が当該クレイドル58の
表面に備えられており、かつ、スピーカフォン装置のハ
ウジングには本装置5oを本来のスピーカフォン装置と
して働かせるか、あるいはチャージャとして利用するか
を使用者の選択に任すため、スピーカフォン動作位置と
子機充電位置の二つの接点位置を持つ動作モード切換え
用の手動スイッチ59が備えられていて、第1図示のよ
うに、この手動スイッチが子機充電位置に付けられてい
ると、ACアダプタ5■の出力電力は当該手動スイッチ
の閉じられている接点を通じ、ホット側となる端子Y2
と接地端子Y1との間に印加されるようになっている。
一方、手動スイッチ59を第1図示の接点位置から切換
え、スピーカフォン動作モードを選択すると、ACアダ
プタ51の出力か、ACアダプタ51が外されていると
きには二次電池52の出力がスピーカフォン回路部54
に供給され、後に詳しく説明するように、この回路部5
4に含まれているスピーカ駆動用増幅回路やマイクロフ
ォン出力増幅回路に稼動用の電力を供給し、これに伴い
、一対の充電出力端子Y、 、 Y2への供給電力は遮
断される。
スピーカフォン装置50のクレイドル58の表面にはま
た、本発明に通用可能とするために従来の構成に対して
新たに子機30に追加した既述の一対の端子X、 、 
X4、すなわち受話信号の外部出力端子x3と送話信号
の外部入力端子×4の各々に個別に電気的に接触する一
対の端子Ys 、 Y4も備えられ、子機側の外部出力
端子X、に接触する端子Y、は、スピーカフォン装置5
0の側から見るとオーディオ入力端子であって、ここに
印加されたオーディオ信号はスピーカフォン回路部54
に内蔵のスピーカ駆動用増幅回路により電力増幅され、
スピーカフォン装置のハウジングに取付けられているス
ピーカ60に与えられて、ここで音波として空間に輻射
される。
子機側の外部入力端子×4に接触するもう一つの端子Y
4は、スピーカフォン装置側から見るとそのオーディオ
出力端子であって、これには、スピーカフォン装置50
に備えられているマイクロフォン61から得られるオー
ディオ信号がスピーカフォン回路部54により適当に増
幅されて与えられる。
このようになっているため、この第1図示のスピーカフ
ォン装置50は、次のような動作をなすことができる。
今、スピーカフォン装置50に設けられている動作モー
ド切換え用手動スイッチ59が図示されている子機充電
位置に付けられているとし、使用者が子機30をスピー
カフォン装置50のクレイドル58上に正しく載せたと
しよう。正しく載せるとは、子機側に備えられている全
部で四つの端子X I” X 4が、それぞれ、スピー
カフォン装置50のクレイドル58に備えられている四
つの端子Y、〜Y4の各々対応する端子に接触すること
を言う。
こうなると、商用交流電源に差し込まれているスピーカ
フォン装置用ACアダプタ51の整流出力のホット側は
手動スイッチ59の閉している接点を介して充電出力端
子Y2に与えられ、一方、接地側はもう一つの充電出力
端子Y、に与えられているため、当該端子Y2に接触し
た子機側の充電入力端子x2から逆流防止用ダイオード
38を介して子機に内蔵の二次電池37に流れ込み、当
該二次電池37のコールド側から子機側のもう一つの充
電入力端子x1を介しスピーカフォン装置側のもう一つ
の充電出力端子(接地端子)y+に流れ込む充電電流が
生じ得、これにより、子機に内蔵の二次電池37が放電
した状態にあるならば、満充電に向け、自動的に充電が
行なわれる。
また、子機の側では、一対の充電入力端子X、。
x2の間に有意の電位が存在していることを充電中検出
回路39により検出可能なため、すでに説明した公知の
オート・スタンバイ機能を働かせることができ、子機3
0は自動的に待機状態となる。
一方でこのとき、スピーカフォン装置50の側では、内
蔵のスピーカフォン回路部54に稼動電力を供給せず、
また、内蔵の二次電池52が満充電状態にない場合には
、同じACアダプタ51の圧力により、逆流防止用ダイ
オード57を介し、これを充電可能な状態となっている
電話回線21を経ての入信に基づき、親機2oから子機
30の側に向け、コールの送出(ベル信号を載せた無線
周波の放射)があり、これを子機3oに内蔵の受信回路
32が捕えると、図示されている受話器33を介するか
、または図示しない専用の発音体を介し、適当なる音色
のベル音が空間に放射される。ただしこのベル音は、後
述のメカニズムにより、その後の受話情報と同様、スピ
ーカフォン装置50の側で増幅され、スピーカフォン装
置に付属のスピーカ60から放射されるようになってい
ても良い。
いずれにしても呼び出しを知った者が、子機30をスピ
ーカフォン装置50のクレイドル58上から取り上げれ
ば、それは通常のコードレス・テレフォン装置における
子機30を利用しての手持ち通話動作と全く同様の動作
となる。子機30を取り上げると一対の充電入力端子X
I”+X2間は実質的に開放状態となり、充電中検出回
路39が充電中でなくなったことを検出するので、すで
に説明したオート・トーク機能により、子機が自動的に
通話状態になるからである。
しかしここで、ベル音を聞いた者が、子機30を取り上
げることなく、スピーカフォン装置50に付属の手動ス
イッチ59を操作し、スピーカフォン動作位置に切換え
ると、一対の充電出力端子Yl 、 Y2間に与えられ
ていたACアダプタ51からの整流電力は断たれ、一方
でスピーカフォン装置50に内蔵のスピーカフォン回路
部54に稼動電力が印加される。
しかるに、子機30は、既述した通り、オート・トーク
機能を有するので、クレイドル38から持ち上げなくて
も、子機の側の一対の充電入力端子X、 、 X2間に
有意の電位が生じなくなったことを充電中検出回路39
が検出することで、やはり自動的に通話状態となり、子
機30に内蔵の受信回路32では、引き続いて電話回線
21から親機20を介し、所定の無線チャネルを利用し
て送られてくる通話情報を捕え、これを復調して受話器
33に送ることができると共に、新たに設けられた外部
出力端子X。
にも、当該復調した通話情報を与えることができる。
このようにして、当該復調されたオーディオ信号が子機
側の外部出力端子×3に表れると、これはまた、スピー
カフォン装置側のオーディオ入力端子Y、からスピーカ
フォン回路部54に与えられるので、後に詳しく回路例
を示すように、当該スピーカフォン回路部54内のオー
ディオ増幅回路を介し、最終的にはスピーカ60によっ
て音波に変換され、空間に輻射される。その結果、手動
スイッチ59をスピーカフォン動作位置側に操作した通
話者は、バンズ・フリーで通話相手の話す内容を聞くこ
とができる。
なお、上述のように、このスピーカフォン・モードでは
、子機30に設けられている受話器33にもオーディオ
情報が送られ、ここからも音波が輻射されるが、これは
極めて小さなレベルであるので、問題とするに値しない
、換言すれば、スピーカフォン・モードでの動作中に受
話器33の機能を失わせるような工夫を施さなくても、
使用上、特に支障は生じない、この点、後に述べるよう
に、子機30に備えられている送話器36がスピーカフ
ォン・モード下でもそのままで稼動状態を続けると、場
合によってはハウリングが生じ兼ねないのとは大いに異
なる。
上記に対し、今度は通話者の側から発した音声情報につ
き鑑みると、これはスピーカフォン装置50に設けられ
ているマイクロフォン61にて捕えられ、これも後に回
路例を示すように、適用なるオーディオ増幅回路により
適度に増幅された後、スピーカフォン装置側のオーディ
オ出力端子Y4に印加され、これが子機側の外部入力端
子×4から子機に内蔵の送信回路34の送信信号入力部
41に印加される。
したがって、当該送信回路34は、子機に設けられた送
話器36から得られたオーディオ情報と全く同様に、こ
れをシステムごとに定められた仕方で変調し、アンテナ
31から所定の無線チャネルに載せて空中に放射し、一
方、これを捕えた親機2oの側では、通常の仕方により
復調を行ない、電話回線21に通話情報を送り出す。こ
のようにして、通話者は、話したい内容を相手方に向け
、やはりバンズ・フリーで話すことができる。
通話終了後は手動スイッチ59を再度、子機充電位置に
切換えることにより、子機に内蔵のオート・スタンバイ
機能を利用し、再度、子機を送受信機能に関して待機状
態に付け、また内蔵二次電池の充電に関しては充電モー
ドに付けることができる。
なお、すでに述べたように、スピーカフォンという概念
自体は周知であり、通常の有線電話機用等としてはスピ
ーカフォン回路部54に専用の集積回路等も提供されて
いる実情にあるし、また、スピーカフォン自体における
ハウリング対策のため、上記した集積回路での回路構成
による対策の外、スピーカ60とマイクロフォン61と
の位置関係や相対レベル、さらには位相関係等につき、
音響学的に種々検討の結果、最適設計をなすための指針
等も既に提供されているので、これら公知の理論や技術
を本発明のスピーカフォン装置50の設計にも有利に利
用することができる。
事実、本出願人の実用化を計る具体例においても、この
種市販の専用集積回路を使用しており、スピーカ60か
らの放射音量の自動調整等も行なっている。幾何的な配
置関係についてもしかりであり、第1.4図中に模式的
に示されているように、スピーカ60はスピーカフォン
装置のハウジングの上面後方に上を向けて配し、マイク
ロフォン61は装置前方下部に下を向けて配置する等は
良い配置例の一つである。
しかし、スピーカフォン装置自体としてではなく、スピ
ーカフォン装置50のスピーカ60と子機3゜に備えら
れている送話器3δとの関係においては、場合により、
いわゆるハウリング現象を招くことも考えられる。これ
を防ぐには、スピーカフォン・モードでの動作中、当該
送話器36の機能を無効化するか、ないしはその機能を
十分に低下させれば良い。
明らかなように、そのための最も簡単な手法は、子機に
送話器のオン・オフ・スイッチを設けることで、スピー
カフォン動作で使用するときには操作者にこのスイッチ
を切換えて貰い、送話器36を実質的に回路から外す等
して無効化すれば良い、そして、本発明の最も基本的な
態様に従う限り、このような手段も排斥されるべきでは
ない。
しかし、これが便利とは言えないのも事実である。
そこで本発明では、その−態様において、簡単かつ確実
にスピーカフォン動作中の送話器出力の低減、ひいては
実効感度の低減を自動的に計る手法も開示する。
実は、この手法は、第1図や第4図示実施例中に簡単に
示されているように、マイクロフォン61の出力を適宜
増幅して出力するスピーカフォン回路部54の出力が、
互いに接触し合う端子Y4 、 X4を介した後に、子
機側の送話器36の出力に並列に入る関係となっている
ことで実質的に達成されている。
すなわち、このよ′うな関係であると、スピーカフォン
回路部54(その中の特にマイクロフィン出力増幅回路
)の出力インピーダンスは、送話器36にして見れば負
荷インピーダンスの一部となり、送信回路34の送信信
号入力部41の入力インピーダンスに対してこのスピー
カフォン回路部54の出力インピーダンスが相当に小さ
ければ、送話器36の出力電圧信号はかなり低減され、
実質的に実効感度が大いに減じられた結果を得ることが
できる。
例えば、送話器36の最適負荷インピーダンスとして少
なくとも数にΩ以上が指定されている場合、スピーカフ
ォン回路部54の出力インピーダンスが例えば50Ω程
度であると、いくら送信信号入力部41における入力イ
ンピーダンスが十分高い値であっても、実質的に送話器
の負荷インピーダンスはスピーカフォン回路部54の出
力インピーダンスが支配的になって大きく低下し、到底
、送話器36からは十分な大きさのオーディオ電圧信号
は得られなくなる。
言い換えれば、子機3oに新たに設けた外部入力端子Y
4からの配線路を単に送話器36から送信信号入力部4
1に至る線路に結合するだけで、上記のようなインピー
ダンス関係を満足する限り、本システムは、子機3oを
スピーカフォン装置5oのクレイドル58に載せると自
動的に、何もせずとも送話器36の実質的な無効化を果
たし得、ハウリングの恐れを防止し得るものとなってい
る。もちろん、ハウリング防止効果は、送話器出力イン
ピーダンスに対し、スピーカフォン回路部の出力インピ
ーダンス(特にマイクロフォン出力増幅回路の出力イン
ビーダンス)が低い程、大きくなる。これらの点は第1
図示実施例のみならず、第4図示実施例においても全く
同様であるが、なお念のため、第3図に即し、本出願人
における試作例に基づく具体例を挙げて説明する。
第3図は回路要部しか示していないが、子機に設けられ
る送話器36はいわゆるエレクトレット・マイクロフォ
ン型であって、圧力に電界効果トランジスタ(FET)
36−、を有している。第1.4図示の送信回路34は
その入力部41に加えられるオーディオ信号に対し、入
力増幅器34−1を有し、その入力インピーダンスはR
,である。
したがって、エレクトレット・マイクロフォン36の出
力FET36−、の負荷インピーダンスRLは、電源v
noの回路に見込まれる等価抵抗をRDとすると、子機
の外部入力端子×4がスピーカフォン装置50側のオー
ディオ出力端子Y4に接触しておらず、実質的に開放状
態にある場合は、 RL = Ro / R+ となる。記号“l”は、通常の通り、並列合成抵抗演算
を表す。
一方、F E T 35−、の利得Gは、これも周知の
ように、 G= GM X RL である。
しかるに、スピーカフォン装置50のクレイドル58上
に子機30が載せられ、端子X4. Y4が互いに接触
すると、スピーカフォン装置50のマイクロフォン61
の出力を増幅する第1.4図中のスピーカフォン回路5
4、特にそのマイクロフォン出力増幅回路62の出力イ
ンピーダンスR0も、子機側の送話器36のF E 7
3L、の負荷インピーダンスに大いに影響を及ぼしてく
る。つまり、このときのFET36−1の負荷インピー
ダンスをRLo  とすると、RL’ = Ro / 
R+ / R。
となる。
したがって、終段にエミッタ・フォロワを用いる等して
マイクロフォン出力増幅回路62の出力インピーダンス
R0を小さくする程、FET3B−1の負荷インピーダ
ンスRL′ は両端子X4. Y、が接触していないと
きのそれRLに比べ、小さなものとなり、それらの比(
RL VR+、 < 1 )に応し、F E T 36
−1の実効的なゲインG、ひいては送話器36としての
実効的な感度を大いに落とすことができる。
具体的に数値例を挙げると、本出願人の試作例で用いた
エレクトレット・マイクロフォン36−1の出力インピ
ーダンスはほぼ2にΩであり、一方、スピーカフィン回
路部54中のマイクロフォン出力増幅回路62の出力イ
ンピーダンスは終段にエミッタ・フォロワ63(第2図
:後述)を用いることで著しく低いほぼ50Ωとなった
ため、両者の間には40倍程度の開きが生じ、その結果
、スピーカフォン装置のクレイドル58上に子機30を
載せ、両端子X4. Y4が接触したときには、子機側
の送話器36の出力を電圧レベルにしてほぼ36dB程
度、低減することができた。これは実質的に、送話器の
機能を無効化したと言える程、十分な値である。
なお、同様の効果は、第3図中に仮想線の抵抗rで示さ
れているように、端子Y4と接地との間にこのような抵
抗rを挿入することでも得られ、この場合には上記のよ
うな交流的にのみならず、分圧回路動作により、直流的
にも送話器36の出力レベルを低減することになる。
また、図示の例では、送話器36としてエレクトレット
・マイクロフォン・タイプが示されているが、上記した
メカニズムから明らかなように、他のタイプの音響電気
変換器を送話器として用いる場合にも、概ね、上記の説
明はそのままに通用することができる。例えば比較的低
い負荷インピーダンスでも稼動可能なムービング・コイ
ル・タイプのダイナミック・マイクロフォン等でも、結
局は最適な負荷インピーダンス範囲があり、かつまた音
響変換信号は電圧レベルで出力されるからである。逆に
言えば、負荷インピーダンスが大幅に低下してもなお、
十分な出力レベルを保ち得るような送話器、つまりは電
力出力を有するような送話器は普通、ないと言って良い
なおこのように、第3図に関して説明したハウリング防
止のための送話器機能の低減手法は、後に説明する第4
図示の実施例に関しても採用できるので、その点、予め
述べて置く。
第2図は、第1図に示した本発明コードレス・テレフォ
ン装置の第一実施例におけるスピーカフォン装置50の
内部回路構成例を示している。もちろん、第1図中と対
応する構成要素には同一の符号を付している。
仮想線の枠で囲まれた部分54が、一部を除き、第1図
中でスピーカフォン回路部54として示された部分であ
るが、マイクロフォン61から得られるオーディオ情報
は、規格型番MC34018Pとして市販のスピーカフ
ォン専用集積回路(以降、スピーカフォンIC)64の
9番ビンに入力し、このスピーカフォンIC64の内部
で適宜増幅された後、4番ピンに出力される。この出力
の一部は抵抗とキャパシタの直列線路65を介して当該
IC64の5番ビンに帰還され、その大きさに応じ、マ
イクロフォン61とスピーカ60の音量レベルが適当な
値に調整される。
4番ビン比力の残りは、npnバイポーラ・トランジス
タによるエミッタ・フォロワ63に与えられ、十分な低
インピーダンス出力、例えば先に述べたように50Ω程
度の低インピーダンス出力としてスピーカフォン装置5
0側の端子Y4に与えられる。その結果、子機30に内
蔵の送話器36の出力とこのエミッタ・フォロワ63の
出力とが既述したように子機側送信回路34の送信信号
入力部41に対して並列に入る。これに伴う子機側送話
器36の実質的な機能無効化ないし機能低減動作と、ス
ピーカフォン装置50側からの音声情報の電話回線21
への送出動作についてはすでに述べた通りである。なお
、第3図中におけるマイクロフォン61の出力増幅回路
62は、この第2図示回路の場合、スピーカフォンIC
64の内部回路の一部とエミッタ・フォロワ63とで構
成されている。
子機に内蔵の受信回路32からの受話信号が、これも既
に述べた経路により、スピーカフォン装置50側のオー
ディオ入力端子Y3に与えられると、これはあらかじめ
調整されたポテンショ・メータ66により適当なるレベ
ルに落とされた後、スピーカフォンIC64の27番ピ
ンに導かれる。また、この入力オーディオ信号の一部は
当該IC64の7番ビンにも与えられ、送話、受話のた
めの最適なる音量調整制御にも使われる。
スピーカフォンIC64の27番ピンに入力したオーデ
ィオ信号は、19番ビンと26番ビン、そして接地との
間に外付けされたポテンショ・メータ67で音量調整さ
れながら、当該IC64の内部で電圧、電力増幅されて
15番ビンに出力され、これがスピーカ60に与えられ
て音波に変換され、空間に輻射される。
次に電源口りにつき説明するに、公知既存と同様で良い
構成のACアダプタ51を商用交流電源のコンセントに
、またその出カブラグを本スピーカフォン装置50のジ
ャック68に差し込むと、まずは発光ダイオード69が
点灯し、AC動作であることが表示される。もちろん、
この発光ダイオード69を始め、後述する各表示のため
の発光ダイオードは、図示していないがスピーカフォン
装置50のハウジング上、使用者の見易い、適当な位置
に設けられる。
スピーカフォンとして機能させるか、あるいはチャージ
ャとして機能させるかを使用者が選択可能な手動スイッ
チ59が図示されている接点位置、すなわち子機充電位
置に付けられ、チャージャとしての機能が望まれている
と、ACアダプタ51カ)ら供給された直流電力のホッ
ト側は、当該閉成されている接点から逆流防止ダイオー
ド70を通り、本スピーカフォン装置側の充電出力端子
のホット側端子Y2に与えられ、一方、接地となる他方
の充電出力端子Y、は車に接地されている。
これにより、子機がスピーカフォン装置のクレイドル5
8上に載っていて、当該子機側端子xl+X2がそれぞ
れ対応する上記端子Y、 、 Y2に接触していると、
本装置50はいわゆるチャージャとして働き、子機に内
蔵の二次電池37を充電することができる。そして、手
動スイッチ59がこのように子機充電位置側になってい
るときには、便宜のため、その状態を視覚的に表示する
べく、ACアダプタ51の出力の一部により、発光ダイ
オード71が点灯する。
本装置を本来のスピーカフォン装置として働かせるため
に、使用者か手動スイッチ59を切換え、接点位置か図
示の状態から変わると、上記した充電出力端子Y2への
経路は断たれ、代わって市販の定電圧ICにより簡単に
構成することができる電圧安定化回路53(it図も参
照)にACアダプタ51からの出力直流電力が供給され
る。同時にまた、すでに述へたように、子機30はオー
ト・トーク機能により、通話状態となる。
本装置50内において電圧安定化回路53か稼動すると
、その出力電圧はエミッタ・フォロワ63とスピーカフ
ォンIC64に与えられ、また、このようにしてスピー
カフォン動作に入ったことを使用者に知らせるため、発
光ダイオード72を点灯させる。
本スピーカフォン装置5oは、二次電池52も内蔵して
おり、上記した子機30に内蔵の二次電池充電のために
使用されるACアダプタ51の出力はまた、当該スピー
カフォン装置内蔵の二次電池52の充電回路も動作させ
ることができる。すなわち、第1.4図中では単にダイ
オード57でボしたが、実際にはこの第2図示回路に示
されている通り、pnpバイポーラ・トランジスタ73
とダイオード74 、75により定電流充電回路が構成
され、ACアダプタ51の使用時には二次電池52を低
速で充電するようになっている。
具体的に本出願人の試作例においては、二次電池52の
出力電圧は6.6Vから8.OVの範囲内を正常とした
。また、先に述べた電圧安定化回路53は10v用で、
ダイオード56を介した後の出力電圧はほぼ9.3Vで
ある。なお、定電流充電回路中のダイオード75には発
光ダイオードを用いており、これが充電中であることの
視覚表示となっている。
さらに、規格型番M51945BLなるこれも市販の電
圧検圧用IC76が用いられ、二次電池52の出力電圧
が6.6Vまで低下するとトランジスタ77をドライブ
し、発光ダイオード78を点灯させて二次電池52が放
電終了に近いことを知らせる。
また、ACアダプタ51にてスピーカフォン動作をして
いるときには、既述した電圧安定化回路53の出力電圧
の方が内蔵二次電池52の圧力電圧よりも高いので、逆
流防止用ダイオード55の存在により、二次電池52が
無駄に消耗する不具合は避けられている。
逆に、ACアダプタ51を用いず、内蔵二次電池52に
て稼動しているときには、ダイオード56 、70が逆
バイアスでオフとなり、無駄な二次電池の電力消費や回
路故障の原因ともなる逆流を抑えるようになっている。
なお、ACアダプタ51を用いておらず、内蔵二次電池
52のみの場合に手動スイッチ59が子機充電位置に選
択されたとき、子機側二次電池37の充電を許すようで
は、当然、スピーカフォン内蔵の二次電池52は瞬く間
に消耗してしまうので、これを避けるため、内蔵二次電
池52の出力は抵抗79を介し、ダイオード80から充
電出力端子Y2に接続されるようになっている。が、逆
に言えば、抵抗79により制限される僅かな電流は子機
側に流れ得る状態となっていて、これは、用いた子機の
オート・スタンバイ機能側の要請により、ある程度の直
流電位を生じさせるためである。したがって、本システ
ムとしてはもちろん、必須のことではないし、また、ス
ピーカフォン装置のオーディオ入力端子Y8、オーディ
オ出力端子Y4の各々と接地との間に挿入されているツ
ェナ・ダイオード82 、83はそれぞれ、静電気等の
高圧パルス状外乱から回路を守るためのものである。
ところで、子機30とスピーカフォン装置50との幾何
的な組み合い関係を見ると、第1,4図示のデザインで
は、子機30がスピーカフォン装置50のクレイドル5
8上にて真直ぐに立ち上がった格好になっている。もと
より意匠は自由であるから、このようなデザインも最近
の流行からすれば十分にうなずける。しかし、子機30
の側から発信する場合には、子機を手に持って操作しな
いと、クレイドル58の上に載せたままテン・キー35
をすれば倒れてしまう。
そこで、クレイドル58上に載せたまま発信操作も可能
にするには、第5図に概略的にその一例を示したように
、クレイドル58の形状に変更を及ぼし、子機30が図
示のように斜めに寝た状態になると具合が良い。本図中
では、子機30とスピーカフォン装置50との間で互い
に接触し合う端子群X1〜×4・Y1〜Y4を仮想線で
模式的に示すに留めているが、内部回路構造等は既に説
明した所をそのままに援用できる。
第4図は本発明に従って構成された第二の実施例を示し
ている。この実施例は、先に述べたように、子機30が
オート・スタンバイ機能ないしはオート・トーク機能を
有していない場合に適当な構成例を示すものであるが、
第1図中に対応する構成要素には同一の符号を付しであ
る。
また、第2.3.5図に関して説明した内容もほとんど
その主要な部分については流用できるので、特に第一実
施例とは異なる部分について説明し、同様であって良い
部分の説明は省略する。
子機30には通常のトーク・スイッチ40が備えられ、
使用者による切換え操作により、子機30は通話状態と
待機状態との間で状態を切換える。そして、この実施例
でも、送話器36には第3図に示したエレクトレット・
マイクロフォンが用いられており、子機30が通話状態
となると、当該第3図中には電源スイッチング手段が示
されていないが、F E T 36−、にはその駆動の
ために電源VOaが印加され、待機状態では印加されな
い。
したがって、これは、第3図中において送信信号入力部
41として示したノードに子機の状態に応じた電位、端
的には有意の正電位とばぼ零電位とが選択的に表れるこ
とを意味する。
そしてまた、当該ノード41は、子機30側の外部入力
端子x4に接続しているので、スピーカフォン装置50
のクレイドル58の上に子機を載せると、スピーカフォ
ン装置側の端子Y4にも対応する電位変化が得られるこ
とになる。
この事実を利用し、この実施例のスピーカフォン装置に
は、内部に電位検出回路9oが設けられ、その出力によ
って選択的に切換え操作されるスイッチング回路9L+
、91−2が設けられている。ただし、スイッチング回
路9L、、9L2は図中、機械式の接点記号により模式
的に分かり易く示されており、閉成している図示の接点
位置は子機充電位置であって、他方の接点位置がスピー
カフォン動作位置である。
今、子機30が待機状態にあって、その送話器36とし
てのエレクトレット・マイクロフォンにバイアス電圧が
与えられていない状態で当該子機30がスピーカフォン
装置50のクレイドル58に正しく載せられたとしよう
すると、スピーカフォン装置側のオーディオ出力端子Y
4の直流電位はほぼ零であるので、電位検出回路90は
その旨検出し、切換え接点として示されているスイッチ
ング回路9L、、9L2を図示されている接点位置に付
ける。
その結果、先に説明したと同様の構成で良いスピーカフ
ォン回路部54には稼動電力が供給されず、ACアダプ
タ51からの整流出力電力は充電出力端子Y、 、 Y
、間に与えられ、充電入力端子X、 、 X2を介して
これに接続している子機内蔵の二次電池37の充電が可
能となって、本装置50はいわゆるチャージャとして利
用することができる。
逆に、通話状態に選択されている子機3oをクレイドル
58に載せると、オーディオ入力端子Y4には有意の正
電位が生ずるので、これを検出した電位検出回路90は
、スイッチング回路9L、、91−2を図示されている
接点位置とは反対の接点位置に切換える。そうなると、
充電出力端子Y+ 、 Y2に与えられていた充電出力
は断たれ、代わってスピーカフォン回路部54に稼動電
力が与えられて、本装置は本来のスピーカフォン装置5
oとして働くことができる。
しかるに、子機30の側に上記のようなエレクトレット
・マイクロフォンが採用されている場合には、実質的に
大した改変も必要とせず、スピーカフォン装置50の側
で電位検出回路90(これ自体の具体的構成は当業者を
して極めて容易)により当該子機の状態を弁別的に検出
できるが、そうでない子機30を用いる場合にも、本発
明に従って新たに設けた外部入力端子x4に対し、通話
状態にある場合と待機状態にある場合とで異なる直流電
位を与えるための回路構成は、これも当業者である限り
、極めて容易に考え付くことができる。
以上、本発明の各実施例につき説明したが、本発明の思
想に基づく種々の改変は自由である。また、本発明に従
って構成されるスピーカフォン装置50は、−台の親機
に対して一台のみではなく、これもすでに公知のコード
レス・テレフォン装置の一部に見られるように、−台の
親機に対して複数の子機が対応可能な場合にも適用でき
、各子機に対して一台づつをあてがうこともできる。
電源に関しても、図示された場合以外、交流電源の取れ
ない所で使用する目的を果たすためには一次電池の採用
も可能であり、これら一次電池と二次電池の組合せさえ
、可能である。極めて特殊な場合には、スピーカフォン
装置に子機内蔵の二次電池を充電する充電回路は有する
が、スピーカフォン専用の二次電池がない場合も考えら
れる。
もちろん、本発明としても最も基本的にはチャージャ機
能はなくても良い。
[効  果] 本発明のコードレス・テレフォン装置によると、親機と
子機との間で無線チャネルを閉成することができ、維持
することのできる範囲ならば、任意の場所でスピーカフ
ォン装置を使用でき、他の作業をやりながら、バンズ・
フリーで通話することができる。
換言すれば、本発明は、コードレス・テレフォン装置本
来の特徴を生かしながら、なおかつ通話者をしてスピー
カフォン機能の便利さを享受させ得るものである。
そしてまた、スピーカフォン機能を子機自体に持たせる
ものではなく、あえて別体の装置としたスピーカフォン
装置に持たせたものであるので、子機の受話器から誤っ
て過大な音が出、通話者の耳を傷める等の危険も本質的
にない。
さらに、本発明の別な態様に従えば、スピーカフォン装
置の電源部に商用交流電源の整流回路を有するものの場
合には電池交換の手間が不要となるし、一次電池を用い
たものでは交流電源を取れない場所でのスピーカフォン
装置の使用が可能となる。
一次電池に代えて、または二次電池と共用可能な形態で
二次電池を用いた場合には、一次電池を用いた場合の利
点に加え、繰返し充電使用することができるという経済
性が付加される。
また、子機に内蔵された二次電池の充電機能をもスピー
カフォン装置に持たせた場合には、既存のコードレス・
テレフォン装置にあって別途にチャージャを要していた
ものに比し、システム全体を構成する筐体部品の数は三
つであって同じであるのに、チャージャに加えてスピー
カフォン機能をも有するシステムを構築することができ
る。
これはすなわち、本発明により、チャージャがスピーカ
フォン機能を持つに至ったとも言える。
実際上、スピーカフォン機能は、使えば分かる極めて便
利な機能であるので、本発明によって新たに付与された
この付加価値は、この種のコードレス・テレフォン装置
の発展に関し、深く貢献するものとなること、明らかで
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のコードレス・テレフォン装置の第1の
実施例の概略構成図 第2図は第1図示実施例装置のスピーカフォン装置に用
い得る回路の一構成例の回路図。 第3図は回路的にハウリング防止を計ることの一例を説
明するための要部回路の概略構成図。 第4図は本発明の第二実施例の概略構成図。 第5図は子機側からの発信操作もし易くするための意匠
的な工夫の一例に関する説明図。 である。 図中、10は全体としての本発明コードレス・テレフォ
ン装置、20は親機、21は電話回線、22は親機のア
ンテナ、30は子機、31は子機のアンテナ、32は子
機内蔵の受信回路、33は子機の受話器、34は子機内
蔵の送信回路、35はテン・キー、36は子機の送話器
、36−1は送話器に組込まれた電界効果トランジスタ
、37は子機に内蔵の二次電池、38は逆流防止用ダイ
オード、39は充電中検出回路、40はトーク・スイッ
チないしトーク・ボタン、41は子機内蔵の送信回路の
送信信号入力部、50はスピーカフォン装置、51はA
Cアダプタ、52はスピーカフォン内蔵の二次電池、5
3は電圧安定化回路、54はスピーカフォン回路部、5
5 、56 、5770 、74 、80は逆流防止用
ダイオード、58は子機を載せるクレイドル、59はチ
ャージャ・モードとスピーカフォン・モードとを切換え
る手動スイッチ、60はスピーカフォン装置に備えられ
るスピーカ、61はスピーカフォン装置に備えられるマ
イクロフォン、63はエミッタ・フォロワ、64はスピ
ーカフォン専用集積回路、67はスピーカフォン装置の
スピーカからの輻射される音量の調整ボリューム、69
 、71 、72 、78は各種動作の視覚表示用発光
ダイオード、73 、75は二次電池充電回路、76は
二次電池両端電圧値の低下検出回路、9oは子機の通話
状態と待機状態とを弁別的に検出するための電位検出回
路、91..912は模式的に機械接点でボされたスイ
ッチング回路、X、 、 X2は子機の側に備えられる
充電入力端子、X、は子機の側からの受信情報の外部出
力端子、×4は子機の外部から送話情報を送り込むため
の外部入力端子、Y、 、 Y2はスピーカフォン装置
をチャージャとして利用する場合の子機内蔵二次電池充
電用の充電出力端子、Y。 はスピーカフォン装置としてのオーディオ入力端子、Y
4はスピーカフォン装置としてのオーディオ出 願 人 ア ン株式会社

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)親機と、子機と、該子機を載せるクレイドル部分
    を持ち、上記親機とは別途独立に設けられたスピーカフ
    ォン装置と、から成り、該親機は電話回線に接続し、該
    電話回線を介して送られてきたオーディオ信号を変調し
    、送信チャネルに載せて空中に放射する一方、受信チャ
    ネルに載って送られてきたオーディオ信号はこれを復調
    し、上記電話回線に出力すると共に、上記子機は、該親
    機からの送信チャネルに同調し、該送信チャネルに載っ
    ているオーディオ信号を復調して受話器に与える受信回
    路と、送話器から送信信号入力部に与えられたオーディ
    オ信号を変調し、上記親機の受信チャネルに整合する無
    線周波に載せて空中に放射する送信回路とを内蔵するコ
    ードレス・テレフォン装置であって; 上記子機にはさらに、該子機に内蔵の上記受信回路から
    上記受話器に送られるオーディオ信号を外部に引き出し
    得る外部出力端子と、該子機に内蔵の上記送信回路の上
    記送信信号入力部に外部からのオーディオ信号を与え得
    る外部入力端子とを備えさせ; 上記スピーカフォン装置には、スピーカ及びマイクロフ
    ォンと、上記クレイドル部分に上記子機が載せられたと
    きに該子機の上記外部出力端子に接触するオーディオ入
    力端子と、同じく該クレイドル部分に上記子機が載せら
    れたときに該子機の上記外部入力端子に接触するオーデ
    ィオ出力端子と、上記オーディオ入力端子に与えられた
    オーディオ信号を増幅して上記スピーカを駆動するスピ
    ーカ駆動用増幅回路と、上記マイクロフォンを介して与
    えられたオーディオ信号を増幅して上記オーディオ出力
    端子に出力するマイクロフォン出力増幅回路と、を備え
    させたこと; を特徴とするコードレス・テレフォン装置。
  2. (2)請求項1に記載のコードレス・テレフォン装置で
    あって; 上記子機の上記送信回路の上記送信信号入力部に接続さ
    れる上記送話器の出力インピーダンスに比べ、該子機を
    上記クレイドル部分に載せたときに上記スピーカフォン
    装置の上記オーディオ出力端子から該子機の上記外部入
    力端子を介し該子機の上記送信信号入力部に対して該送
    話器出力と並列な関係で接続する上記スピーカフォン装
    置のマイクロフォン出力増幅回路の出力インピーダンス
    の方が相対的に低く; 該マイクロフォン出力増幅回路の上記出力インピーダン
    スと上記送話器の出力インピーダンスの差に応じ、該送
    話器の出力が低減されること; を特徴とするコードレス・テレフォン装置。
  3. (3)請求項1または2に記載のコードレス・テレフォ
    ン装置であって; 上記スピーカフォン装置の上記スピーカ駆動用増幅回路
    及びマイクロフォン出力増幅回路を駆動する電源部は商
    用交流電源を整流する回路を有し、該整流回路の整流出
    力を上記両増幅回路の駆動電力として利用すること; を特徴とするコードレス・テレフォン装置。
  4. (4)請求項1または2に記載のコードレス・テレフォ
    ン装置であって; 上記スピーカフォン装置の上記スピーカ駆動用増幅回路
    及びマイクロフォン出力増幅回路を駆動する電源部は一
    次電池を有し、該一次電池の出力電力を上記両増幅回路
    の駆動電力として利用すること; を特徴とするコードレス・テレフォン装置。
  5. (5)請求項1または2に記載のコードレス・テレフォ
    ン装置であつて; 上記スピーカフォン装置の上記スピーカ駆動用増幅回路
    及びマイクロフォン出力増幅回路を駆動する電源部は、
    二次電池と、該二次電池を充電するための商用交流電源
    整流回路を含む充電回路とを有し、該整流回路の入力が
    上記商用交流電源に接続されていないときには該二次電
    池の出力電力を上記両増幅回路の駆動電力として利用し
    、該整流回路の入力が上記商用交流電源に接続されてい
    るときには上記両増幅回路の駆動電力として該整流回路
    の整流出力を利用すること; を特徴とするコードレス・テレフォン装置。
  6. (6)請求項1、2、3、4または5に記載のコードレ
    ス・テレフォン装置であって; 上記子機の上記受信回路及び送信回路を駆動する電源部
    は二次電池とその充電回路を有し、該子機には、外部か
    ら該二次電池の充電回路に対して充電電力を与えるため
    の一対の充電入力端子が備えられている一方; 上記スピーカフォン装置には、上記クレイドル部分に上
    記子機が載せられたとき、該子機の上記一対の充電入力
    端子に接触する一対の充電出力端子と、商用交流電源を
    整流し、該一対の充電出力端子に充電電力を与える整流
    回路とが内蔵されていること; を特徴とするコードレス・テレフォン装置。
  7. (7)請求項6に記載のコードレス・テレフォン装置で
    あって; 上記スピーカフォン装置はさらに、子機充電位置とスピ
    ーカフォン動作位置の少なくとも二つの接点位置を持ち
    、該子機充電位置に付けられているときには該スピーカ
    フォン装置に内蔵の上記電源部から上記スピーカ駆動用
    増幅回路及びマイクロフォン出力増幅回路に与えられる
    上記駆動電力を断ち、上記一対の充電出力端子に上記整
    流回路からの整流出力を与える一方、該スピーカフォン
    動作位置に付けられているときには該スピーカフォン装
    置に内蔵の上記電源部から上記スピーカ駆動用増幅回路
    及びマイクロフォン出力増幅回路に上記駆動電力を与え
    、上記一対の充電出力端子に対して上記整流回路から与
    えられる上記整流出力を断つ手動スイッチを有すること
    ; を特徴とするコードレス・テレフォン装置。
  8. (8)請求項6に記載のコードレス・テレフォン装置で
    あって; 上記子機はさらに、待機状態にあるときと通話状態にあ
    るときとで上記外部入力端子の電気的な状態を変更する
    回路を有し; また、上記スピーカフォン装置はさらに、上記オーディ
    オ入力端子を介して上記子機の上記外部入力端子の上記
    電気的状態を弁別する状態検出回路と、該状態検出回路
    が上記子機の上記待機状態を検出したときには該スピー
    カフォン装置に内蔵の上記電源部から上記スピーカ駆動
    用増幅回路及びマイクロフォン出力増幅回路に与えられ
    る上記駆動電力を断ち、上記一対の充電出力端子に上記
    整流回路からの整流出力を与える一方、該状態検出回路
    が上記通話状態を検出したときには該スピーカフォン装
    置に内蔵の上記電源部から上記スピーカ駆動用増幅回路
    及びマイクロフォン出力増幅回路に上記駆動電力を与え
    、上記一対の充電出力端子に対して上記整流回路から与
    えられる上記整流出力を断つスイッチング回路とを有す
    ること; を特徴とするコードレス・テレフォン装置。
JP14128890A 1990-06-01 1990-06-01 コードレス・テレフォン装置 Pending JPH0437234A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14128890A JPH0437234A (ja) 1990-06-01 1990-06-01 コードレス・テレフォン装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14128890A JPH0437234A (ja) 1990-06-01 1990-06-01 コードレス・テレフォン装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0437234A true JPH0437234A (ja) 1992-02-07

Family

ID=15288401

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14128890A Pending JPH0437234A (ja) 1990-06-01 1990-06-01 コードレス・テレフォン装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0437234A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003079650A1 (fr) * 2002-03-20 2003-09-25 Foster Electric Co.,Ltd. Système haut-parleur
WO2008041651A1 (fr) * 2006-09-28 2008-04-10 Kyocera Corporation Dispositif acoustique, table, et dispositif de terminal mobile

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003079650A1 (fr) * 2002-03-20 2003-09-25 Foster Electric Co.,Ltd. Système haut-parleur
WO2008041651A1 (fr) * 2006-09-28 2008-04-10 Kyocera Corporation Dispositif acoustique, table, et dispositif de terminal mobile

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7548617B2 (en) Bluetooth earphone
US20050288067A1 (en) Incoming call alert adapter for mobile devices
GB2343080A (en) Headset for mobile phone/radio combination has a device for muting the radio signal when the phone is in use
JPH06216978A (ja) 送受信機
EP1199867A1 (en) Mobile terminal and headset
WO2002056572A1 (en) Cell phone - hand set combination unit
JP2001320800A (ja) 補聴器
KR100359647B1 (ko) 이어폰형 무선전화기 시스템
US7826805B2 (en) Automatic-switching wireless communication device
US20020102947A1 (en) Cell phone -hand set combination unit
JPH0437234A (ja) コードレス・テレフォン装置
US6807434B1 (en) Communication system for telephone
JP3855014B2 (ja) 携帯電話用ページングアンプ
JP2002247173A (ja) 携帯電話機の充電用置台
JPH0951369A (ja) イヤホンマイクセット付き電話装置
JPH0823366A (ja) 携帯電話機用音響信号制御装置
JPS63119350A (ja) コ−ドレス通話装置
JPH0426582B2 (ja)
JP2534209Y2 (ja) 補聴器対応式コードレス電話機
KR200396346Y1 (ko) 키폰 전화기의 헤드셋 전환장치
JPH11331946A (ja) 携帯型電話機及びこれを用いた携帯型情報装置
KR200299965Y1 (ko) 전화기용 이어셋 연결장치
JPH10200990A (ja) 携帯音響機器用イヤホン装置
JPH03212045A (ja) コードレス電話装置
JP2021096803A (ja) 操作部付送受話器