JPH04372173A - 入力保護回路 - Google Patents
入力保護回路Info
- Publication number
- JPH04372173A JPH04372173A JP15044791A JP15044791A JPH04372173A JP H04372173 A JPH04372173 A JP H04372173A JP 15044791 A JP15044791 A JP 15044791A JP 15044791 A JP15044791 A JP 15044791A JP H04372173 A JPH04372173 A JP H04372173A
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- JP
- Japan
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- impurity layer
- type impurity
- input
- semiconductor substrate
- junction
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000012535 impurity Substances 0.000 claims abstract description 39
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 claims abstract description 20
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims abstract description 20
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 abstract description 4
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置の信号入力部
をサージ電圧等から保護する入力保護回路に関するもの
である。
をサージ電圧等から保護する入力保護回路に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の入力保護回路としては、
例えば、図2(b)に示される構造のものがある。p形
半導体基板1にはMOSFET2が形成されている。つ
まり、基板表面に形成された酸化膜3上にはゲート電極
4が形成されており、n形不純物層5,6上にはオーミ
ック電極7,8が形成されている。ゲート電極4とオー
ミック電極8とは相互に接続され、接地されている。ま
た、横方向に長く形成されたn形不純物層5の領域の一
端は電極9を介して入力パッド10に接続されており、
領域の他端はオーミック電極7を介してFET11のゲ
ートに接続されている。このFET11は半導体装置の
内部回路を構成しているものである。
例えば、図2(b)に示される構造のものがある。p形
半導体基板1にはMOSFET2が形成されている。つ
まり、基板表面に形成された酸化膜3上にはゲート電極
4が形成されており、n形不純物層5,6上にはオーミ
ック電極7,8が形成されている。ゲート電極4とオー
ミック電極8とは相互に接続され、接地されている。ま
た、横方向に長く形成されたn形不純物層5の領域の一
端は電極9を介して入力パッド10に接続されており、
領域の他端はオーミック電極7を介してFET11のゲ
ートに接続されている。このFET11は半導体装置の
内部回路を構成しているものである。
【0003】このような構造は同図(a)の等価回路に
示される。つまり、入力パッド10は保護抵抗12の一
端に接続され、この保護抵抗12の他端はFET11の
ゲートに接続されると共に、FET2のドレイン側に接
続されている。このFET2は上記のようにゲート電極
4およびソース側のオーミック電極8が相互に接続され
ているため、ダイオードが逆バイアスされた構成になっ
ている。このような構造の保護回路の入力パッド10に
衝撃性電圧が印加されると、FET2から構成されるダ
イオードが降伏し、高電圧がFET11側の内部回路に
入力されるのが防止される。
示される。つまり、入力パッド10は保護抵抗12の一
端に接続され、この保護抵抗12の他端はFET11の
ゲートに接続されると共に、FET2のドレイン側に接
続されている。このFET2は上記のようにゲート電極
4およびソース側のオーミック電極8が相互に接続され
ているため、ダイオードが逆バイアスされた構成になっ
ている。このような構造の保護回路の入力パッド10に
衝撃性電圧が印加されると、FET2から構成されるダ
イオードが降伏し、高電圧がFET11側の内部回路に
入力されるのが防止される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構造の入力保護回路においては、n形不純物層5の横
方向長さが長く、しかも、このn形不純物層5に並んで
ソース側にn形不純物層6が形成されている。このため
、入力保護回路が半導体基板上に占める面積は大きくな
り、半導体装置の集積度の向上の妨げになっていた。 また、上記従来構造の入力保護回路においては、逆バイ
アスされたダイオードとして機能するpn接合面の面積
が比較的小さく、pn接合部の破壊電圧が比較的低い構
造になっている。これは、n形不純物層5とp形半導体
基板1との接合面のうち、pn接合に実質的に寄与する
部分は、ソース側のオーミック電極8に近い部分、つま
り、n形不純物層5の図示の右側の方の接合部分だけだ
からである。
来構造の入力保護回路においては、n形不純物層5の横
方向長さが長く、しかも、このn形不純物層5に並んで
ソース側にn形不純物層6が形成されている。このため
、入力保護回路が半導体基板上に占める面積は大きくな
り、半導体装置の集積度の向上の妨げになっていた。 また、上記従来構造の入力保護回路においては、逆バイ
アスされたダイオードとして機能するpn接合面の面積
が比較的小さく、pn接合部の破壊電圧が比較的低い構
造になっている。これは、n形不純物層5とp形半導体
基板1との接合面のうち、pn接合に実質的に寄与する
部分は、ソース側のオーミック電極8に近い部分、つま
り、n形不純物層5の図示の右側の方の接合部分だけだ
からである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような課題
を解消するためになされたもので、基準電位に設定され
た第1導電形の半導体基板と、領域の一端がパッドに接
続され領域の他端が内部回路に接続された第2導電形の
不純物層と、これら一端および他端に挾まれて形成され
基準電位に設定された第1導電形の不純物層とを備えて
形成されたものである。
を解消するためになされたもので、基準電位に設定され
た第1導電形の半導体基板と、領域の一端がパッドに接
続され領域の他端が内部回路に接続された第2導電形の
不純物層と、これら一端および他端に挾まれて形成され
基準電位に設定された第1導電形の不純物層とを備えて
形成されたものである。
【0006】
【作用】第2導電形不純物層と第1導電形不純物層との
接合界面、および第2導電形不純物層と第1導電形半導
体基板との接合界面が半導体基板の縦方向に並んで形成
される。また、パッドに入力される電圧はこれら各pn
接合を逆バイアスする。
接合界面、および第2導電形不純物層と第1導電形半導
体基板との接合界面が半導体基板の縦方向に並んで形成
される。また、パッドに入力される電圧はこれら各pn
接合を逆バイアスする。
【0007】
【実施例】図1(b)は本発明の一実施例による入力保
護回路の構造を示す断面図である。
護回路の構造を示す断面図である。
【0008】p形半導体基板21にはn形不純物層22
が形成されており、このn形不純物層22にはさらにp
形不純物層23が形成されている。n形不純物層22の
領域の一端には電極24がn形不純物層22に電気的に
接触して形成されており、この電極24は外部信号が与
えられる入力パッド25に電気的に接続されている。ま
た、このn形不純物層22の領域の他端には電極26が
n形不純物層22に電気的に接触して形成されている。 この電極26は本装置によって保護されるべき内部回路
を構成するFET27のゲートに電気的に接続されてい
る。p形不純物層23はこれら各電極24,26に挾ま
れた位置に形成されている。また、p形不純物層23並
びにp形半導体基板21は、各層に電気的に接触して形
成された電極28並びに電極29を介して接地電位に設
定されている。
が形成されており、このn形不純物層22にはさらにp
形不純物層23が形成されている。n形不純物層22の
領域の一端には電極24がn形不純物層22に電気的に
接触して形成されており、この電極24は外部信号が与
えられる入力パッド25に電気的に接続されている。ま
た、このn形不純物層22の領域の他端には電極26が
n形不純物層22に電気的に接触して形成されている。 この電極26は本装置によって保護されるべき内部回路
を構成するFET27のゲートに電気的に接続されてい
る。p形不純物層23はこれら各電極24,26に挾ま
れた位置に形成されている。また、p形不純物層23並
びにp形半導体基板21は、各層に電気的に接触して形
成された電極28並びに電極29を介して接地電位に設
定されている。
【0009】図1(a)はこのような保護回路の等価回
路を示している。
路を示している。
【0010】入力パッド25には保護抵抗30の一端が
接続されている。この保護抵抗30の他端は、ダイオー
ド31のカソードが接続されると共に、可変抵抗32の
一端が接続されている。また、ダイオード31のアノー
ドは接地され、可変抵抗32の他端はFET27のゲー
トに接続されている。
接続されている。この保護抵抗30の他端は、ダイオー
ド31のカソードが接続されると共に、可変抵抗32の
一端が接続されている。また、ダイオード31のアノー
ドは接地され、可変抵抗32の他端はFET27のゲー
トに接続されている。
【0011】この保護抵抗30は電極24から横方向に
形成されたn形不純物層22の抵抗分に相当している。 また、ダイオード31は、n形不純物層22とp形不純
物層23とのpn接合によるダイオード、およびn形不
純物層22とp形半導体基板21とのpn接合によるダ
イオードが並列に接続されて得られるダイオードに相当
している。また、可変抵抗32は、これら各pn接合に
逆バイアスを印加した際に各接合界面に生じる空乏層を
利用したものである。すなわち、逆バイアスの大きさに
応じてチャネルの断面積が変化することに着目して形成
された可変抵抗であり、逆バイアスが大きくなるとチャ
ネル断面積が小さくなって抵抗分は高くなり、また、逆
バイアスが小さくなるとチャネル断面積が大きくなって
抵抗分は低くなる。
形成されたn形不純物層22の抵抗分に相当している。 また、ダイオード31は、n形不純物層22とp形不純
物層23とのpn接合によるダイオード、およびn形不
純物層22とp形半導体基板21とのpn接合によるダ
イオードが並列に接続されて得られるダイオードに相当
している。また、可変抵抗32は、これら各pn接合に
逆バイアスを印加した際に各接合界面に生じる空乏層を
利用したものである。すなわち、逆バイアスの大きさに
応じてチャネルの断面積が変化することに着目して形成
された可変抵抗であり、逆バイアスが大きくなるとチャ
ネル断面積が小さくなって抵抗分は高くなり、また、逆
バイアスが小さくなるとチャネル断面積が大きくなって
抵抗分は低くなる。
【0012】このような構造をした保護回路の入力パッ
ド25にサージ電圧が印加されると、本装置の以下のよ
うな働きにより、サージ電圧が内部回路に侵入するのが
防止される。すなわち、入力パッド25に印加される電
圧値が高くなると、上記のように可変抵抗32の抵抗分
は高くなり、ついにはn形不純物層22に形成されてい
た電流チャネルが閉じられる。この結果、入力パッド2
5とFET27側の内部回路とは電気的に分離されるこ
とになる。また、これと共に、入力パッド25に入力さ
れるサージ電圧が所定電圧値以上になると、逆バイアス
されているダイオード31は降伏し、ダイオード31に
逆方向電流が流れるようになる。従って、入力パッド2
5に到来したサージ電圧は可変抵抗32およびダイオー
ド31の各機能によってその波高値が制限され、FET
27のゲートにサージ電圧が侵入しないようになる。保
護回路のこのような働きにより、内部回路はサージ電圧
に起因する破壊から保護されることになる。
ド25にサージ電圧が印加されると、本装置の以下のよ
うな働きにより、サージ電圧が内部回路に侵入するのが
防止される。すなわち、入力パッド25に印加される電
圧値が高くなると、上記のように可変抵抗32の抵抗分
は高くなり、ついにはn形不純物層22に形成されてい
た電流チャネルが閉じられる。この結果、入力パッド2
5とFET27側の内部回路とは電気的に分離されるこ
とになる。また、これと共に、入力パッド25に入力さ
れるサージ電圧が所定電圧値以上になると、逆バイアス
されているダイオード31は降伏し、ダイオード31に
逆方向電流が流れるようになる。従って、入力パッド2
5に到来したサージ電圧は可変抵抗32およびダイオー
ド31の各機能によってその波高値が制限され、FET
27のゲートにサージ電圧が侵入しないようになる。保
護回路のこのような働きにより、内部回路はサージ電圧
に起因する破壊から保護されることになる。
【0013】上記の本実施例による保護装置においては
、n形不純物層22とp形不純物層23とのpn接合、
並びにn形不純物層22とp形半導体基板21とのpn
接合の各接合界面が半導体基板21の縦方向に位置して
いる。このため、回路が形成される基板面積、つまり、
入力保護回路のセル面積は、従来の保護回路に比較して
縮小される。また、入力パッド25に入力される電圧は
、上記のように各接合界面が上下方向に位置しているた
め、ダイオード31として実質的に機能するpn接合面
の接合面積は大きくなり、この結果、pn接合部の破壊
電圧値は高くなる。
、n形不純物層22とp形不純物層23とのpn接合、
並びにn形不純物層22とp形半導体基板21とのpn
接合の各接合界面が半導体基板21の縦方向に位置して
いる。このため、回路が形成される基板面積、つまり、
入力保護回路のセル面積は、従来の保護回路に比較して
縮小される。また、入力パッド25に入力される電圧は
、上記のように各接合界面が上下方向に位置しているた
め、ダイオード31として実質的に機能するpn接合面
の接合面積は大きくなり、この結果、pn接合部の破壊
電圧値は高くなる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、第
2導電形不純物層と第1導電形不純物層との接合界面、
および第2導電形不純物層と第1導電形半導体基板との
接合界面が半導体基板の縦方向に並んで形成される。ま
た、パッドに入力される電圧はこれら各pn接合を均等
に逆バイアスする。このため、保護回路が形成される基
板面積は縮小される。また、各pn接合部の実質的な接
合面積が大きくなるため、これらpn接合部の破壊電圧
値は高くなる。
2導電形不純物層と第1導電形不純物層との接合界面、
および第2導電形不純物層と第1導電形半導体基板との
接合界面が半導体基板の縦方向に並んで形成される。ま
た、パッドに入力される電圧はこれら各pn接合を均等
に逆バイアスする。このため、保護回路が形成される基
板面積は縮小される。また、各pn接合部の実質的な接
合面積が大きくなるため、これらpn接合部の破壊電圧
値は高くなる。
【図1】本発明の一実施例による入力保護回路を示す図
である。
である。
【図2】従来の入力保護回路を示す図である。
21…p形半導体基板
22…n形不純物層
23…p形不純物層
24,26,28,29…電極
25…入力パッド
27…内部回路を構成するFET
30…保護抵抗
31…ダイオード
32…可変抵抗
Claims (1)
- 【請求項1】基準電位に設定された第1導電形の半導体
基板と、領域の一端がパッドに接続され領域の他端が内
部回路に接続された前記半導体基板に形成された第2導
電形の不純物層と、前記一端および前記他端に挾まれた
前記不純物層に形成され基準電位に設定された第1導電
形の不純物層とを備えて形成された入力保護回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15044791A JPH04372173A (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | 入力保護回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15044791A JPH04372173A (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | 入力保護回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04372173A true JPH04372173A (ja) | 1992-12-25 |
Family
ID=15497138
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15044791A Pending JPH04372173A (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | 入力保護回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04372173A (ja) |
-
1991
- 1991-06-21 JP JP15044791A patent/JPH04372173A/ja active Pending
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