JPH0437166A - 固体撮像素子 - Google Patents
固体撮像素子Info
- Publication number
- JPH0437166A JPH0437166A JP2143443A JP14344390A JPH0437166A JP H0437166 A JPH0437166 A JP H0437166A JP 2143443 A JP2143443 A JP 2143443A JP 14344390 A JP14344390 A JP 14344390A JP H0437166 A JPH0437166 A JP H0437166A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- section
- light
- receiving section
- light receiving
- vertical register
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims abstract description 28
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 10
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 10
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 claims description 3
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 claims description 2
- 239000007787 solid Substances 0.000 abstract 1
- 230000002194 synthesizing effect Effects 0.000 abstract 1
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N Silicium dioxide Chemical compound O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 229910052814 silicon oxide Inorganic materials 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 4
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 4
- XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N Silicon Chemical compound [Si] XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 210000000988 bone and bone Anatomy 0.000 description 2
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 2
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000010703 silicon Substances 0.000 description 2
- OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N Phosphorus Chemical compound [P] OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 229910052698 phosphorus Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000011574 phosphorus Substances 0.000 description 1
- 238000005215 recombination Methods 0.000 description 1
- 230000006798 recombination Effects 0.000 description 1
- 230000005641 tunneling Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)
- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野1
本発明は固体撮像素子に関し、特に、電荷転送装置(C
CD)を用いた2次元インターライン型面体撮像素子に
関する。
CD)を用いた2次元インターライン型面体撮像素子に
関する。
[従来の技術]
第5図は、従来の2次元インターライン型面体撮像素子
の全体構成図である。第5図において、11は水平方向
および垂直方向に規則的に配列された受光部、llaは
光学的黒画素を構成するための疑似受光部、12は受光
部11で光電変換され蓄積された信号電荷を転送する垂
直レジスタ、13は受光部11または疑似受光部11a
から垂直レジスタ12への信号電荷の転送を制御する転
送ゲート部、14は垂直レジスタ12によって転送され
てきた信号電荷を受け取りこれを水平方向に転送する水
平レジスタ、15は水平レジスタ14によって転送され
てきた信号電荷を電圧信号に変換して出力する出力部、
16aは受光部11上で開口を有する遮光層である。
の全体構成図である。第5図において、11は水平方向
および垂直方向に規則的に配列された受光部、llaは
光学的黒画素を構成するための疑似受光部、12は受光
部11で光電変換され蓄積された信号電荷を転送する垂
直レジスタ、13は受光部11または疑似受光部11a
から垂直レジスタ12への信号電荷の転送を制御する転
送ゲート部、14は垂直レジスタ12によって転送され
てきた信号電荷を受け取りこれを水平方向に転送する水
平レジスタ、15は水平レジスタ14によって転送され
てきた信号電荷を電圧信号に変換して出力する出力部、
16aは受光部11上で開口を有する遮光層である。
有効画素領域Iでは、受光部11以外のすべての領域が
、光学的黒画素領域I[aでは、疑似受光部11aを含
むすべての領域がそれぞれ遮光層16aによって遮光さ
れている。ここて遮光層16aは通常配線との共通化の
なめアルミニウムにより形成されている。
、光学的黒画素領域I[aでは、疑似受光部11aを含
むすべての領域がそれぞれ遮光層16aによって遮光さ
れている。ここて遮光層16aは通常配線との共通化の
なめアルミニウムにより形成されている。
第6図は、第5図における有効画素領域■の受光部11
付近の拡大図である。第6図において、17.18.1
9.20は、それぞれ、第1、第2、第3、第4垂直転
送電極、21は、受光部11および垂直レジスタ12を
分離するチャネルストップである。第1、第3垂直転送
電極17.19は垂直レジスタ12の転送電極として、
また転送ゲート部13の電極として用いられている。第
2、第4転送電極18.20は垂直レジスタ12の転送
t8iとして用いられている。
付近の拡大図である。第6図において、17.18.1
9.20は、それぞれ、第1、第2、第3、第4垂直転
送電極、21は、受光部11および垂直レジスタ12を
分離するチャネルストップである。第1、第3垂直転送
電極17.19は垂直レジスタ12の転送電極として、
また転送ゲート部13の電極として用いられている。第
2、第4転送電極18.20は垂直レジスタ12の転送
t8iとして用いられている。
受光部11で発生した信号電荷は、第1、第3垂直転送
電極17.19に印加される信号電荷読み出しパルスに
よって転送ゲート部13を介して垂直レジスタ12に移
され、第1〜第4垂直転送電極17〜20に順次パルス
を印加することにより垂直レジスタ12内を転送される
。
電極17.19に印加される信号電荷読み出しパルスに
よって転送ゲート部13を介して垂直レジスタ12に移
され、第1〜第4垂直転送電極17〜20に順次パルス
を印加することにより垂直レジスタ12内を転送される
。
第7図は、第5図における光学的黒画素領域■aの疑似
受光部11a付近の拡大図である。この領域においては
、疑似受光部11aの部分をも含めて全体が遮光層16
aによって遮光層されている。
受光部11a付近の拡大図である。この領域においては
、疑似受光部11aの部分をも含めて全体が遮光層16
aによって遮光層されている。
第8図は、第6図のA−A’線断面図である。
第8図において、12aはnウェル領域、22はシリコ
ン酸化膜、23は第1乃至第4垂直転送電極17〜20
を覆うシリコン酸化膜22上に設けられたリンガラス層
、24はnウェル領域、25はn型基板である。
ン酸化膜、23は第1乃至第4垂直転送電極17〜20
を覆うシリコン酸化膜22上に設けられたリンガラス層
、24はnウェル領域、25はn型基板である。
第9図、第10図は、それぞれ第6図のB−B′線断面
図と第7図のc−c′線断面図である。
図と第7図のc−c′線断面図である。
これらの図において、IOは、受光部11乃至疑似受光
部11aを構成するnウェル領域、17a〜20aはそ
れぞれ第1乃至第4垂直転送電極の配線部、26はnウ
ェル領域10上を覆いチャネルストップ21と接触する
p゛型領領域あって、このp+型領領域26nウェル領
域10およびnウェル領域24によってp′″np接合
のフォトダイオードが構成されている。
部11aを構成するnウェル領域、17a〜20aはそ
れぞれ第1乃至第4垂直転送電極の配線部、26はnウ
ェル領域10上を覆いチャネルストップ21と接触する
p゛型領領域あって、このp+型領領域26nウェル領
域10およびnウェル領域24によってp′″np接合
のフォトダイオードが構成されている。
第11図は信号電荷読み出し期間前後のタイミングを示
すパルス波形図である。第11図において、φ工、φ2
、φ0、φ4は、それぞれ第1、第2、第3、第4垂直
転送電極17乃至20に印加される転送り口・ンクであ
り、欲な、1..12はそれぞれ第1、第3垂直転送電
極17.19に信号電荷読み出しパルスが印加されてい
る期間を示している。
すパルス波形図である。第11図において、φ工、φ2
、φ0、φ4は、それぞれ第1、第2、第3、第4垂直
転送電極17乃至20に印加される転送り口・ンクであ
り、欲な、1..12はそれぞれ第1、第3垂直転送電
極17.19に信号電荷読み出しパルスが印加されてい
る期間を示している。
さて、有効画素領域■および光学的黒画素領域11aに
おいて発生した信号電荷は、出力部にて電圧に変換され
出力されるが、有効画素領域■の単位画素の出力Vは、
充電変換による光信野分A、受光部の晴電流分B、垂直
レジスタの暗電流分Cおよび水平レジスタの暗電流分り
からなり、一方光学的黒画素領域11aにおける単位画
素の出力V′は、光が受光部に入射しないので光信号骨
Aがなく、受光部の暗電流分B、垂直レジスタの暗電流
分C1水平レジスタの暗電流分りからなる。したがって
、外部回路で両者の差、すなわちV−V’ = (A十
B十C+D> −(B十C+D>=A を取り出せば光信号のみを得ることができる。
おいて発生した信号電荷は、出力部にて電圧に変換され
出力されるが、有効画素領域■の単位画素の出力Vは、
充電変換による光信野分A、受光部の晴電流分B、垂直
レジスタの暗電流分Cおよび水平レジスタの暗電流分り
からなり、一方光学的黒画素領域11aにおける単位画
素の出力V′は、光が受光部に入射しないので光信号骨
Aがなく、受光部の暗電流分B、垂直レジスタの暗電流
分C1水平レジスタの暗電流分りからなる。したがって
、外部回路で両者の差、すなわちV−V’ = (A十
B十C+D> −(B十C+D>=A を取り出せば光信号のみを得ることができる。
[発明が解決しようとする課題]
上述した従来の構造、動作の固体撮像素子にあっては、
信号電荷読み出し期間t1において、第1垂直転送電極
17に中位から高位への立ち上がり時間が0.5μs以
下の急峻なパルスが印加される。このため、第1垂直転
送電極17とこれと隣り合う第2垂直転送電極18との
間には瞬時に高い電位差(VHVL)が加わる。通常、
第1垂直転送電極と第2垂直転送電極の間のシリコン酸
化膜22中には、膜厚が約1500人の場合、各垂直転
送電極を形成するポリシリコンの表面形状にもよるが電
位差(V)I −Vt )が20Vで約1nA程度のフ
ァウラー・ノルドハイム(F owler−Nordh
eim )型トンネル電流が流れているが、上述した急
峻な電位変化によってこの電流は増加し、シリコン酸化
膜22中で加速された電子はシリコン酸化膜20とシリ
コン基板のnウェル領域12aとの界面付近に界面準位
を形成する。信号電荷読み出し期間t2においても全く
同様のことが起こる。この結果、シリコン酸化膜22の
性質は経時的に変化し、特に新たに形成された界面準位
から発生する電子は直下のnウェル領域12aへ流入し
、垂直レジスタ12の暗電流の経時的増加をもたらす。
信号電荷読み出し期間t1において、第1垂直転送電極
17に中位から高位への立ち上がり時間が0.5μs以
下の急峻なパルスが印加される。このため、第1垂直転
送電極17とこれと隣り合う第2垂直転送電極18との
間には瞬時に高い電位差(VHVL)が加わる。通常、
第1垂直転送電極と第2垂直転送電極の間のシリコン酸
化膜22中には、膜厚が約1500人の場合、各垂直転
送電極を形成するポリシリコンの表面形状にもよるが電
位差(V)I −Vt )が20Vで約1nA程度のフ
ァウラー・ノルドハイム(F owler−Nordh
eim )型トンネル電流が流れているが、上述した急
峻な電位変化によってこの電流は増加し、シリコン酸化
膜22中で加速された電子はシリコン酸化膜20とシリ
コン基板のnウェル領域12aとの界面付近に界面準位
を形成する。信号電荷読み出し期間t2においても全く
同様のことが起こる。この結果、シリコン酸化膜22の
性質は経時的に変化し、特に新たに形成された界面準位
から発生する電子は直下のnウェル領域12aへ流入し
、垂直レジスタ12の暗電流の経時的増加をもたらす。
さて、本発明者は、本発明に到達する過程でこの垂直レ
ジスタの暗電流の経時的増加が有効画素領域と光学的黒
画素領域で異なる事を実験的に見い出した。その様子を
定性的に第12図に示す。
ジスタの暗電流の経時的増加が有効画素領域と光学的黒
画素領域で異なる事を実験的に見い出した。その様子を
定性的に第12図に示す。
有効画素領域と光学的黒画素領域でこのように垂直レジ
スタの暗電流の増加が異なる理由は現在までのところ明
らかではないが、アルミニウムの遮光層のパターンが両
者で異なる点以外構造的に差異がないので、この点に起
因するものと考えられる。ここで、有効画素領域および
光学的黒画素領域の垂直レジスタの暗電流の増加分をそ
れぞれC、C2(C1<C2)とすれば各領域の単位画
素の出力は前述の記号を用いて 有効画素領域: V=A+B+C+C,+D光学的黒画
素領域: V′=B+C+C2+Dと表される。したが
って、外部回路で両者の差を取り出した場合、 V−V′= (A+BfC+C1+D)−(B+C+C
2+D) = A + (Cr C2) (<A )となっ
て正確な光信号骨の出力Aが得られず、特に光量が少な
い場合、v−v’≦0となって画面が黒くしずんでしま
う現象が起こる。
スタの暗電流の増加が異なる理由は現在までのところ明
らかではないが、アルミニウムの遮光層のパターンが両
者で異なる点以外構造的に差異がないので、この点に起
因するものと考えられる。ここで、有効画素領域および
光学的黒画素領域の垂直レジスタの暗電流の増加分をそ
れぞれC、C2(C1<C2)とすれば各領域の単位画
素の出力は前述の記号を用いて 有効画素領域: V=A+B+C+C,+D光学的黒画
素領域: V′=B+C+C2+Dと表される。したが
って、外部回路で両者の差を取り出した場合、 V−V′= (A+BfC+C1+D)−(B+C+C
2+D) = A + (Cr C2) (<A )となっ
て正確な光信号骨の出力Aが得られず、特に光量が少な
い場合、v−v’≦0となって画面が黒くしずんでしま
う現象が起こる。
なお、このような暗電流の増加は垂直レジスタのみなら
ず、各垂直転送電極の配線部が重なり合う受光部付近で
も起こると考えられるが、受光部をp” np型フォト
ダイオードで形成した場合、界面付近から発生する暗電
流は、電子−正孔の再結合により無視できるレベルに抑
えることができるので問題とはならない。
ず、各垂直転送電極の配線部が重なり合う受光部付近で
も起こると考えられるが、受光部をp” np型フォト
ダイオードで形成した場合、界面付近から発生する暗電
流は、電子−正孔の再結合により無視できるレベルに抑
えることができるので問題とはならない。
[課題を解決するための手段]
本発明の固体撮像素子は、第1の受光部、第1の垂直レ
ジスタ、転送ゲート部および第1の受光部上に開口を有
する金属遮光膜を有する有効画素部の外に次の3種類の
光学的黒画素部を具備するものである。すなわち、第1
導電型半導体層の表面領域内に列状に設けられた第2導
電型の第2の受光部、該第2の受光部の列に沿って設け
られ、第2の受光部に蓄積された電荷を受け取りこれを
転送する第2の垂直レジスタ、前記第2の受光部と前記
第2の垂直レジスタとの間に設けられ、前記第2の受光
部の蓄積された電荷の前記第2の垂直レジスタへの転送
を制御する転送ゲート部および全体を遮光する金属遮光
膜を有する第1の光学的黒画素部と、第3の垂直レジス
タ、前記有効画素部における転送ゲート部と同様のパタ
ーンで前記第3の垂直レジスタに沿って設けられた転送
ゲート部および全体を遮光する金属遮光膜を有し、受光
部を有しない第2の光学的黒画素部と、第4の垂直レジ
スタ、前記有効画素部における転送ゲートと同様のパタ
ーンで前記第4の垂直レジスタに沿って設けられた転送
ゲート部および前記有効画素部における金属遮光膜と同
様の遮光パターンの金属遮光膜を有し、受光部を有しな
い第3の光学的黒画素部とを具備している。
ジスタ、転送ゲート部および第1の受光部上に開口を有
する金属遮光膜を有する有効画素部の外に次の3種類の
光学的黒画素部を具備するものである。すなわち、第1
導電型半導体層の表面領域内に列状に設けられた第2導
電型の第2の受光部、該第2の受光部の列に沿って設け
られ、第2の受光部に蓄積された電荷を受け取りこれを
転送する第2の垂直レジスタ、前記第2の受光部と前記
第2の垂直レジスタとの間に設けられ、前記第2の受光
部の蓄積された電荷の前記第2の垂直レジスタへの転送
を制御する転送ゲート部および全体を遮光する金属遮光
膜を有する第1の光学的黒画素部と、第3の垂直レジス
タ、前記有効画素部における転送ゲート部と同様のパタ
ーンで前記第3の垂直レジスタに沿って設けられた転送
ゲート部および全体を遮光する金属遮光膜を有し、受光
部を有しない第2の光学的黒画素部と、第4の垂直レジ
スタ、前記有効画素部における転送ゲートと同様のパタ
ーンで前記第4の垂直レジスタに沿って設けられた転送
ゲート部および前記有効画素部における金属遮光膜と同
様の遮光パターンの金属遮光膜を有し、受光部を有しな
い第3の光学的黒画素部とを具備している。
[実施例]
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。
。
第1図は本発明の一実施例を示す全体構成図である。第
1図において、11は受光部、llaは疑似受光部、1
2は垂直レジスタ、13は転送ゲート部、14は水平レ
ジスタ、15は出力部、16はアルミニウムからなる遮
光層である。有効画素領域■では受光部11以外の領域
が遮光層16によって遮光されている。これは従来の有
効画素領域と同構造である。
1図において、11は受光部、llaは疑似受光部、1
2は垂直レジスタ、13は転送ゲート部、14は水平レ
ジスタ、15は出力部、16はアルミニウムからなる遮
光層である。有効画素領域■では受光部11以外の領域
が遮光層16によって遮光されている。これは従来の有
効画素領域と同構造である。
疑似受光部11a、垂直レジスタ12および転送ゲート
部13を有する第1の光学的黒画素領域■では、すべて
の領域が遮光層16によって遮光されている。これも従
来の光学的黒画素領域と同構造である。
部13を有する第1の光学的黒画素領域■では、すべて
の領域が遮光層16によって遮光されている。これも従
来の光学的黒画素領域と同構造である。
受光部がなく、垂直レジスタ12および転送ゲート部1
3を有する第2の光学的黒画素領域■ではすべての領域
が遮光層16によって遮光されている。この第2の光学
的黒画素領域■では、受光部がないためこの部分からの
暗電流はなく、また垂直レジスタの暗電流の増加は第1
の光学的黒画素領域Hのそれに等しい。
3を有する第2の光学的黒画素領域■ではすべての領域
が遮光層16によって遮光されている。この第2の光学
的黒画素領域■では、受光部がないためこの部分からの
暗電流はなく、また垂直レジスタの暗電流の増加は第1
の光学的黒画素領域Hのそれに等しい。
受光部がなく、垂直レジスタ12および転送ゲート部1
3を有する第3の光学的黒画素領域■では、遮光層16
が有効画素領域1部分でのパターンと同一パターンにて
垂直レジスタ12、転送ゲート部13を遮光している。
3を有する第3の光学的黒画素領域■では、遮光層16
が有効画素領域1部分でのパターンと同一パターンにて
垂直レジスタ12、転送ゲート部13を遮光している。
この第3の光学的黒画素領域■では、本来受光部である
部分の上部が開口しているがフォトダイオードをシリコ
ン基板上に形成していないので、受光部に起因する暗電
流は発生しない。また、遮光層が有効画素領域と同一パ
ターンであるため、垂直レジスタの暗電流の増加分は有
効画素領域の垂直レジスタの暗電流のそれと等しい。
部分の上部が開口しているがフォトダイオードをシリコ
ン基板上に形成していないので、受光部に起因する暗電
流は発生しない。また、遮光層が有効画素領域と同一パ
ターンであるため、垂直レジスタの暗電流の増加分は有
効画素領域の垂直レジスタの暗電流のそれと等しい。
第2図に、第2の光学的黒画素領域■の本来受光部であ
るべき部分の断面図(従来例の光学的黒画素領域の断面
図、第10図に相当)を示す。同図に示されるように、
本実施例では本来受光部であるべき第10図の従来例で
は存在していたρ“型領域およびnウェルがないのでフ
ォトダイオードに起因する暗電流は発生しない。
るべき部分の断面図(従来例の光学的黒画素領域の断面
図、第10図に相当)を示す。同図に示されるように、
本実施例では本来受光部であるべき第10図の従来例で
は存在していたρ“型領域およびnウェルがないのでフ
ォトダイオードに起因する暗電流は発生しない。
第3図に第3の光学的黒画素領域■の本来受光部である
べき部分の断面図(従来例の有効画素領域の断面図、第
9図に相当)を示す。この領域でもフォトダイオードは
形成されていないので、フォトダイオードに起因する暗
電流は発生しない。
べき部分の断面図(従来例の有効画素領域の断面図、第
9図に相当)を示す。この領域でもフォトダイオードは
形成されていないので、フォトダイオードに起因する暗
電流は発生しない。
この領域ではフォトダイオードは形成されていないもの
の、遮光層16は、本来フォトダイオードが形成される
べき部分に開口を有する。従って、この領域における垂
直レジスタの暗電流およびその増加分は有効画素領域の
それと等しくなる。
の、遮光層16は、本来フォトダイオードが形成される
べき部分に開口を有する。従って、この領域における垂
直レジスタの暗電流およびその増加分は有効画素領域の
それと等しくなる。
次に、各画素領域の単位画素の出力について考える。ぢ
ず、有効画素領域Iでは出力11は前述した記号を用い
て、 V−(光信量分)十(受光部の暗電流)+(垂直レジス
タの暗電流)+〈水平レジスタの暗電流)+(垂直レジ
スタの暗電流の増加分) A、 + B + C+ D + C。
ず、有効画素領域Iでは出力11は前述した記号を用い
て、 V−(光信量分)十(受光部の暗電流)+(垂直レジス
タの暗電流)+〈水平レジスタの暗電流)+(垂直レジ
スタの暗電流の増加分) A、 + B + C+ D + C。
となる、また、第1、第2、第3の光学的黒画素領域の
出力V1、V2、■、は、 V、=B+C+D+C2 V2=C+D+C2 V3=C+D+C。
出力V1、V2、■、は、 V、=B+C+D+C2 V2=C+D+C2 V3=C+D+C。
となる、したがって、外部回路でこの4つの信号を次の
ように合成すれば正確な光信量分の出力Aが得られる。
ように合成すれば正確な光信量分の出力Aが得られる。
V V1+V2 V3 = (A+B十C+D+C
+) (B+C+D +C2) +(C+D+C2ン
−(C+D+C,ン =A 第4図は、本発明の他の実施例を示す概略平面図である
。第4図において、先の実施例と共通する部分には同一
の参照番号が付されているので重複する説明は省略する
。同図において、14aは有効画素領域■からの信号電
荷を転送する第1の水平レジスタ、14bは第1乃至第
3の光学的黒画素領域からの信号電荷を転送する第2の
水平レジスタ、15a、15bはそれぞれ第1、第2の
水平レジスタの後段に設けられた第1、第2の出力部で
ある0本実施例では有効画素領域の出力と第1乃至第3
の光学的黒画素領域の出力を独立に取り出せるようにし
たので、先の実施例の場合と比較して外部回路の構成を
簡単にできる。
+) (B+C+D +C2) +(C+D+C2ン
−(C+D+C,ン =A 第4図は、本発明の他の実施例を示す概略平面図である
。第4図において、先の実施例と共通する部分には同一
の参照番号が付されているので重複する説明は省略する
。同図において、14aは有効画素領域■からの信号電
荷を転送する第1の水平レジスタ、14bは第1乃至第
3の光学的黒画素領域からの信号電荷を転送する第2の
水平レジスタ、15a、15bはそれぞれ第1、第2の
水平レジスタの後段に設けられた第1、第2の出力部で
ある0本実施例では有効画素領域の出力と第1乃至第3
の光学的黒画素領域の出力を独立に取り出せるようにし
たので、先の実施例の場合と比較して外部回路の構成を
簡単にできる。
[発明の効果]
以上説明したように、本発明は、固体撮像素子の光学的
黒画素領域を3種類にし、有効画素領域からの出力と3
種類の光学的黒画素領域からの出力を合成することによ
り、遮光層のパターンの違いに起因する垂直レジスタの
暗電流の増加量の違いを相殺できるようにしたものであ
るので、本発明によれば、光信号出力の経時的変動を防
ぐことができ、デバイスの信頼性を向上させることがで
きる。
黒画素領域を3種類にし、有効画素領域からの出力と3
種類の光学的黒画素領域からの出力を合成することによ
り、遮光層のパターンの違いに起因する垂直レジスタの
暗電流の増加量の違いを相殺できるようにしたものであ
るので、本発明によれば、光信号出力の経時的変動を防
ぐことができ、デバイスの信頼性を向上させることがで
きる。
第1図、第4図は、それぞれ本発明の実施例を示す概略
平面図、第2図、第3図は、それぞれ第1図の部分断面
図、第5図は、従来例の概略平面図、第6図、第7図は
、それぞれ第5図の部分詳細図、第8図、第9図は、そ
れぞれ第6図のA−A′線断面図とB−B”線断面図、
第10図は、第7図のc−c’線断面図、第11図は、
第1〜第4垂直転送電極に印加される転送りロックの波
形図、第12図は、垂直レジスタの暗電流の経時的変化
を定性的に示した図である。 10.12a・・・nウェル領域、 11・・・受光
部、 lla・・・疑似受光部、 12・・・垂直
レジスタ、 13・・・転送ゲート部、 14
・・・水平レジスタ、 14a、14b・・・第1
、第2の水平レジスタ、 15・・・出力部、
15a、15 b−・・第1、第2の出力部、 1
6.16a・・・アルミニウムの遮光層、 17〜2
0・・・第1〜第4垂直転送電極、 17a〜20a
・・・第1〜第4垂直転送電極の配線部、 21・・
・チャネルストップ、 22・・・シリコン酸化膜、
23・・・リンガラス層、 24・・・pウェル
領域、25・・n型基板、 26・・・p+型領領域
■・・・有効画素領域、 ■・・・第1の光学的
黒画素領域、 ■・・・第2の光学的黒画素領域、
■・第3の光学的黒画素領域。
平面図、第2図、第3図は、それぞれ第1図の部分断面
図、第5図は、従来例の概略平面図、第6図、第7図は
、それぞれ第5図の部分詳細図、第8図、第9図は、そ
れぞれ第6図のA−A′線断面図とB−B”線断面図、
第10図は、第7図のc−c’線断面図、第11図は、
第1〜第4垂直転送電極に印加される転送りロックの波
形図、第12図は、垂直レジスタの暗電流の経時的変化
を定性的に示した図である。 10.12a・・・nウェル領域、 11・・・受光
部、 lla・・・疑似受光部、 12・・・垂直
レジスタ、 13・・・転送ゲート部、 14
・・・水平レジスタ、 14a、14b・・・第1
、第2の水平レジスタ、 15・・・出力部、
15a、15 b−・・第1、第2の出力部、 1
6.16a・・・アルミニウムの遮光層、 17〜2
0・・・第1〜第4垂直転送電極、 17a〜20a
・・・第1〜第4垂直転送電極の配線部、 21・・
・チャネルストップ、 22・・・シリコン酸化膜、
23・・・リンガラス層、 24・・・pウェル
領域、25・・n型基板、 26・・・p+型領領域
■・・・有効画素領域、 ■・・・第1の光学的
黒画素領域、 ■・・・第2の光学的黒画素領域、
■・第3の光学的黒画素領域。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 第1導電型半導体層の表面領域内に複数列に形成され
た第2導電型の第1の受光部、前記第1の受光部の各列
に沿って設けられ、前記第1の受光部で蓄積された信号
電荷を受け取りこれを転送する複数個の第1の垂直レジ
スタ、前記第1の受光部と前記第1の垂直レジスタとの
間に設けられ、前記第1の受光部で蓄積された信号電荷
の前記第1の垂直レジスタへの転送を制御する転送ゲー
ト部および前記第1の受光部の部分を除く部分を遮光す
る金属遮光膜を有する有効画素部と、 前記第1導電型半導体層の表面領域内に列状に設けられ
た第2導電型の第2の受光部、前記第2の受光部の列に
沿って設けられ、第2の受光部に蓄積された電荷を受け
取りこれを転送する第2の垂直レジスタ、前記第2の受
光部と前記第2の垂直レジスタとの間に設けられ、前記
第2の受光部に蓄積された電荷の前記第2の垂直レジス
タへの転送を制御する転送ゲート部および全体を遮光す
る金属遮光膜を有する第1の光学的黒画素部と、第3の
垂直レジスタ、前記有効画素部における転送ゲート部と
同様のパターンで前記第3の垂直レジスタに沿って設け
られた転送ゲート部および全体を遮光する金属遮光膜を
有し、受光部を有しない第2の光学的黒画素部と、 第4の垂直レジスタ、前記有効画素部における転送ゲー
トと同様のパターンで前記第4の垂直レジスタに沿って
設けられた転送ゲート部および前記有効画素部における
金属遮光膜と同様の遮光パターンの金属遮光膜を有し、
受光部を有しない第3の光学的黒画素部と、 前記各垂直レジスタの後段に設けられ、各垂直レジスタ
からの電荷を受け取りこれを転送する水平転送部と、 前記水平転送部から電荷を受け取りこれを電圧信号に変
換する出力部と、 を具備する固体撮像素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2143443A JPH0437166A (ja) | 1990-06-01 | 1990-06-01 | 固体撮像素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2143443A JPH0437166A (ja) | 1990-06-01 | 1990-06-01 | 固体撮像素子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0437166A true JPH0437166A (ja) | 1992-02-07 |
Family
ID=15338821
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2143443A Pending JPH0437166A (ja) | 1990-06-01 | 1990-06-01 | 固体撮像素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0437166A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002064196A (ja) * | 2000-08-17 | 2002-02-28 | Sony Corp | 固体撮像装置 |
JP2009016432A (ja) * | 2007-07-02 | 2009-01-22 | Fujifilm Corp | 固体撮像素子および撮像装置 |
US7623164B2 (en) | 2002-10-31 | 2009-11-24 | Canon Kabushiki Kaisha | Image sensing apparatus and method for accurate dark current recovery of an image signal |
-
1990
- 1990-06-01 JP JP2143443A patent/JPH0437166A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002064196A (ja) * | 2000-08-17 | 2002-02-28 | Sony Corp | 固体撮像装置 |
US7623164B2 (en) | 2002-10-31 | 2009-11-24 | Canon Kabushiki Kaisha | Image sensing apparatus and method for accurate dark current recovery of an image signal |
JP2009016432A (ja) * | 2007-07-02 | 2009-01-22 | Fujifilm Corp | 固体撮像素子および撮像装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4322753A (en) | Smear and/or blooming in a solid state charge transfer image pickup device | |
US5619049A (en) | CCD-type solid state image pickup with overflow drain structure | |
US4697200A (en) | Field storage drive in interline transfer CCD image sensor | |
JPH0410785B2 (ja) | ||
KR0149734B1 (ko) | 복수의 배선으로 분리되어 있는 급전 배선을 구비한 고체 촬상 소자 | |
US3826926A (en) | Charge coupled device area imaging array | |
JPS5819080A (ja) | 固体撮像素子 | |
GB2065974A (en) | Integrated CCD Image Sensor of the Interline Transfer Type | |
EP0022323B1 (en) | Solid-state imaging device | |
US20060072026A1 (en) | Solid-state image pickup device and method for driving the same | |
EP0453530B1 (en) | Solid-state image sensor | |
US4591917A (en) | Solid state image sensor | |
JP3416432B2 (ja) | 光電変換装置及びその駆動方法 | |
JPH0437166A (ja) | 固体撮像素子 | |
JP2002151673A (ja) | 固体撮像素子 | |
JP3028823B2 (ja) | 電荷結合素子およびこれを用いた固体撮像装置 | |
JPH0130306B2 (ja) | ||
JP2699895B2 (ja) | イメージセンサの駆動方法 | |
JPH01125074A (ja) | 固体撮像装置 | |
JPH08279608A (ja) | 電荷転送素子及び電荷転送素子の駆動方法 | |
JPS63260070A (ja) | 固体撮像装置 | |
JPH0697416A (ja) | 固体撮像装置及びその製造方法 | |
JPS5827711B2 (ja) | コタイサツゾウソウチ | |
JP4734760B2 (ja) | 固体撮像素子の駆動装置及び駆動方法 | |
JPH04274367A (ja) | 固体撮像装置 |