JPH0437136A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JPH0437136A
JPH0437136A JP14370290A JP14370290A JPH0437136A JP H0437136 A JPH0437136 A JP H0437136A JP 14370290 A JP14370290 A JP 14370290A JP 14370290 A JP14370290 A JP 14370290A JP H0437136 A JPH0437136 A JP H0437136A
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substrate
semiconductor device
chamber
hole
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Yasushi Kawakado
保志 川角
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は各種電子機器に搭載されるメモリー光電変換装
置、信号処理装置等の半導体集積回路装置に関し、特に
その電極構造に関するものである。
従来の半導体装置の2層配線の構造を第8図に示す半導
体基板1上に、熱酸化あるいは気相成長(CVD)によ
り層間絶縁膜2が形成される。次に所望の位置の層間絶
縁膜2を通常のフォトリソグラフィー工程により開孔し
第1スルーホール3を形成し、スパッタリングあるいは
CVDにより第1層電極配線材料(ポリンリコン、Af
金合金)を成膜し、フォトリソグラフィー工程により、
電極配線4を形成する。
次に、層間絶縁膜5をCVDあるいはスパッタリングに
より成膜し、同じく所望の位置の層間絶縁膜5に開孔し
、第2スルーホール6を形成する。
次に、スパッタリング、CVD等により第2層電極配線
材料(A47合金等)を成膜し、フォトリソ工程で電極
配線7を形成する。
上記工程において素子の平坦化のためにPSG、BPS
Gのリフロー、スピンオングラス法(SOG)、エッチ
バック法など層間絶縁膜の平担化の為の成膜技術が実用
化されている。
また、電極配線の平坦化にはバイアススパッタ法等が用
いられる。
〔発明が解決しようとしている課題〕
しかしながら、上記の従来技術では、スルーホール深さ
の異なる開孔に対しては、平坦化することが極めて困難
である。
すなわち、層間絶縁膜による平坦化では、下地の段差に
より、スルーホールの深さが下地段差の凸部より凹部の
方が大きくなる。これらの場所にスルーホールを開孔す
る場合、配線電極の成膜時にバイアススパッタ法を用い
ても全てのスルーホールを平坦化することは出来ない。
また、第1層から第3層に電気的導通をとる場合、従来
技術では、第1層から第2層へのスルーホールと第2層
から第3層へのスルーホールの2回の開孔を通して行な
っていた。
それは、第1層から直接第3層へ接続するスルーホール
は層間絶縁膜が厚くなる為、アスペクト比が大きくなる
ので、従来技術の配線材料の成膜ではスルーホールを十
分に埋め込めないばかりかスルーホール段差を平坦化で
きない。
〔目的〕
本発明は上述した技術課題に鑑みなされたものであり、
平坦化された多層配線構造を提供し、高性能で低価格な
半導体装置を提供することを目的とする。
本発明の別の目的は多層配線構造の平坦化技術に優れた
半導体装置の製造方法を提供するものである。
本発明の目的を達成する為の構成は、半導体基体上に電
極配線が絶縁膜を介して接続されるよう形成されている
半導体装置において、前記絶縁膜の開孔の短辺の寸法が
、前記絶縁膜の開孔されている部分が厚い程小さ(なる
ように形成されていることを特徴とする半導体装置であ
る。
又、請求項(1)に記載の半導体装置の製造方法におい
て、上記電極配線の形成工程がアルキルアルミニウムハ
イドライドと水素とを利用したCVD法により成膜する
工程を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法であ
る。
〔作用〕
本発明では、アルキルアルミニウムハイドライドと水素
とを利用したC V D法により、スルーホール寸法の
短辺方向の寸法を、スルーホールの層間絶縁膜厚(開孔
部の側壁の高さ)の厚い程小さくすることにより、選択
的に成長するAβの成膜速度を制御して、スルーホール
内へ埋め込むことにより、成膜後スルーホール表面を平
坦化することを可能にしたものである。
〔実施例〕
以下、本発明の好適な実施態様について説明する。
第1図は、本発明の好適な実施態様例を説明する為の模
式的断面図である。
101は半導体素子の形成された半導体基体、102は
第1の絶縁膜、103は第1開孔、104は第1配線層
、105は第2絶縁膜、107は第2配線層である。】
61は第2開孔、162は第3開孔である。
ここでは、第3開孔162より第2開孔161の大きさ
を大きくすることで金属の堆積する領域の面積を大きな
ものとしている。逆に第3開孔162の深さは第2開孔
16〕より深くなっている。
このような開孔形状の組み合わせにより埋め込む導電材
料の膜厚方向へ成長を制御することができ、1回の堆積
工程で平坦な配線層を形成することができるのである。
<Af!−CVD法の説明〉 (成膜方法) 本発明による電極配線の形成に好適な成膜方法について
以下に説明する。
この方法は、上述した構成の電極を形成する為にL >
 H> Wの関係にあるコンタクトホールへ導電材料を
埋め込むのに適した成膜方法である。
本発明に好適な成膜方法とは、アルキルアルミニウムハ
イドライドのガスと水素ガスとを用いて、電子供与性の
基体上に表面反応により堆積膜を形成するものである。
(以下Af−CVD法と称する) 特に、原料ガスとしてモノメチルアルミニウムハイドラ
イド(MMAH)’またはジメチルアルミニウムハイド
ライド(DMAH)を用い、反応ガスとしてH,ガスを
用い、これらの混合ガスの下で基体表面を加熱すれば良
質のAl膜を堆積することが出来る。ここで、Af選択
堆積の際には直接加熱または間接加熱により基体の表面
温度をアルキルアルミニウムハイドライドの分解温度以
上450℃未満に保持することが好ましく、より好まし
くは260℃以上440℃以下がよい。
基体を上記温度範囲になるべく加熱する方法としては直
接加熱と間接加熱とがあるが、特に直接加熱により基体
を上記温度に保持すれば高堆積速度で良質のAl膜を形
成することができる。例えば、l/膜形成時の基体表面
温度をより好ましい温度範囲である260℃〜440℃
とした時、3000人〜5000人/分という抵抗加熱
の場合よりも高い堆積速度で良質な膜が得られるのであ
る。このような直接加熱(加熱手段からのエネルギーが
直接基体に伝達されて基体自体を加熱する)の方法とし
ては、例えば、ハロゲンランプ、キセノンランプ等によ
るランプ加熱があげられる。また、間接加熱の方法とし
ては抵抗加熱があり、堆積膜を形成すべき基体を支持す
るための堆積膜形成用の空間に配設された基体支持部材
に設けられた発熱体等を用いて行うことが出来る。
この方法により電子供与性の表面部分と非電子供与性の
表面部分とが共存する基体にCVD法を適用すれば電子
供与性の基体表面部分にのみ良好な選択性のもとにAA
の単結晶が形成される。このAIは電極/配線材料とし
て望まれるあらゆる特性に優れたものとなる。即ち、ヒ
ルロックの発生確率の低減、アロイスパイク発生確率の
低減が達成されるのである。
これは、電子供与性の表面としての半導体や導電体から
なる表面上に良質のAI!を選択的に形成でき、且つそ
のAfが結晶性に優れているが故に下地のシリコン等と
の共晶反応によるアロイスパイクの形成等がほとんどみ
られないか極めて少ないものと考えられる。そして、半
導体装置の電極として採用した場合には従来考えられて
きたAf電極の概念を越えた従来技術では予想だにしな
かった効果が得られるのである。
以上のように電子供与性の表面例えば絶縁膜に形成され
半導体基体表面が露出した開孔内に堆積されたAI!は
単結晶構造となることを説明したが、このAA−CVD
法によれば以下のようなAIを主成分とする金属膜をも
選択的に堆積でき、その膜質も優れた特性を示すのであ
る。
たとえば、アルキルアルミニウムハイドライドのガスと
水素とに加えて 5iHn   Six H,Sis Ha   5i(
CHI)4   SiCzm、5iH2Czz、S I
HCA s等のSi原子を含むガスや、Ti(、fa 
、TiBrn 、Ti (CHs ) a等のTi原子
を含むガスや、 ビスアセチルアセトナト銅Cu (Cs H2O、)、
ビスジピバロイルメタナイト銅Cu(C+H,90,)
2 、ビスヘキサフルオロアセチルアセトナト銅Cu 
(Cs HF602 )2等のCu原子を含むガス を適宜組み合わせて導入して混合カス雰囲気として、例
えばAf−3i、An−Ti、AlCu、AA’−3i
−Ti、Af−8i−Cu等の導電材料を選択的に堆積
させて電極を形成してもよい。
また、上記Al−CVD法は、選択性に優れた成膜方法
であり、且堆積した膜の表面性が良好であるために、次
の堆積工程に非選択性の成膜方法を適用して、上述の選
択堆積したAl膜および絶縁膜としてのS i Or等
の上にもAI又はAAを主成分とする金属膜を形成する
ことにより、半導体装置の配線として汎用性の高い好適
な金属膜を得ることができる。
このような金属膜とは、具体的には以下のとおりである
。選択堆積したAI、A7−8i。
Ajl’−Ti、AI!−CuSAn!−81−Ti。
Al−8i−Cuと非選択的に堆積したAf。
Aj!−5i、AA−Ti、Af−Cu、AI!S 1
−TN、 Af−31−Cuとの組み合わせ等である。
非選択堆積のための成膜方法としては上述したAl−C
VD法以外のCVD法やスパッタリング法等がある。
(成膜装置) 次に本発明による電極を形成するに好適な成膜装置につ
いて説明する。
第2図乃至第4図に上述した成膜方法を適用するに好適
な金属膜連続形成装置を模式的に示す。
この金属膜連続形成装置は、第2図に示すように、ゲー
トバルブ310a〜310fによって互いに外気遮断下
で連通可能に連接されているロードロック室311、第
1の成膜室としてのCVD反応室312、Rfエツチン
グ室313、第2の成膜室としてのスパッタ室314、
ロードロック室315とから構成されており、各室はそ
れぞれ排気系316a〜316eによって排気され減圧
可能に構成されている。ここで前記ロードロック室31
1は、スルーブツト性を向上させるために堆積処理前の
基体雰囲気を排気後にH1雰囲気に置き換える為の室で
ある。次のCVD反応室312は基体上に常圧または減
圧下で上述したAlI3−CVD法による選択堆積を行
う室であり、成膜すべき基体表面を少なくとも200℃
〜450℃の範囲で加熱可能な発熱抵抗体317を有す
る基体ホルダ318が内部に設けられるとともに、CV
D用原料ガス導入ライン319によって室内にバブラー
319−1で水素によりバブリングされ気化されたアル
キルアルミニウムハイドライド等の原料ガスが導入され
、またガスライン319′より反応ガスとしての水素ガ
スが導入されるように構成されている。次のRfエツチ
ング室313は選択堆積後の基体表面のクリーニング(
エツチング)をAr雰囲気下で行う為の室であり、内部
には基体を少なくとも100℃〜250℃の範囲で加熱
可能な基体ホルダ320とRfエツチング用電極ライン
321とが設けられるとともに、Arガス供給ライン3
22が接続されている。次のスパッタ室314は基体表
面にAr雰囲気下てスパッタリングにより金属膜を非選
択的に堆積する室であり、内部に少なくとも200°C
〜250℃の範囲で加熱される基体ホルダ323とスパ
ッタターゲツト材324aを取りつけるターケラト電極
324とが設けられるとともに、Arガス供給ライン3
25が接続されている。最後のロードロック室315は
金属膜堆積完了後の基体を外気中に出す前の調整室であ
り、雰囲気をN、に置換するように構成されている。
第3図は上述した成膜方法を適用するに好適な金属膜連
続形成装置の他の構成例を示しており、前述の第2図と
同じ部分については同一符号とする。第3図の装置が第
2図の装置と異なる点は、直接加熱手段としてハロゲン
ランプ330が設けられており基体表面を直接加熱出来
る点であり、そのために、基体ホルダ3】2には基体を
浮かした状態で保持するツメ331が配設されているこ
とである。
このような構成により基体表面を直接加熱することで前
述した様に堆積速度をより一層向上させることか可能で
ある。
上記構成の金属膜連続形成装置は、実際的には、第4図
に示すように、搬送室326を中継室として前記ロード
ロック室311、CVD反応室312 、R,fエツチ
ング室313、スパッタ室314、ロードロック室31
5が相互に連結された構造のものと実質的に等価である
。この構成ではロードロック室311はロードロック室
315を兼ねている。前記搬送室326には、図に示す
ように、AA力方向正逆回転可能かつBB力方向伸縮可
能な搬送手段としてのアーム327が設けられており、
このアーム327によって、第5図中に矢印で示すよう
に、基体を工程に従って順次ロードロック室311から
CVD室312、Rfエツチング室313、スパッタ室
314、ロードロック室315へと、外気にさらすこと
なく連続的に移動させることができるようになっている
(成膜手順) 本発明による電極および配線を形成する為の成膜手順に
ついて説明する。
第6図は本発明による電極および配線を形成する為の成
膜手順を説明する為の模式的斜視図である。
始めに概略を説明する。絶縁膜に開孔の形成された半導
体基体を用意し、この基体を成膜室に配しその表面を例
えば260℃〜450℃に保持して、アルキルアルミニ
ウムハイドライドとしてDMAHのガスと水素ガスとの
混合雰囲気での熱CVD法により開孔内の半導体が露出
した部分に選択的にAAを堆積させる。もちろん前述し
たようにSi原子等を含むガスを導入してAI!−8i
等のAI!を主成分とする金属膜を選択的に堆積させて
もよい。次にスパッタリング法により選択的に堆積した
Afおよび絶縁膜上にAI!又はAfを主成分とする金
属膜を非選択的に形成する。その後、所望の配線形状に
非選択的に堆積した金属膜をパターニングすれば電極お
よび配線を形成することが出来る。
次に、第3図及び第6図を参照しながらAj!−CVD
法の顕著な効果を含めてその手順を具体的に説明する。
まず基体の用意をする。基体としては、例えば単結晶S
iウェハ上に各口径の開孔の設けられた絶縁膜が形成さ
れたものを用意する。
第6図(A)はこの基体の一部分を示す模式図である。
ここで、401は伝導性基体としての単結晶シリコン基
体、402は絶縁膜(層)としての熱酸化シリコン膜で
ある。403および404は開孔(露出部)であり、そ
れぞれ口径が異なる。
基体上への第1配線層としての電極となるAf成膜の手
順は第3図をもってすれば次の通りである。
まず、上述した基体をロードロック室311に配置する
。このロードロック室311に前記したように水素を導
入して水素雰囲気としておく。そして、排気系316b
により反応室312内をほぼ1xlO−”Torrに排
気する。ただし反応室312内の真空度はlXl0−’
Torrより悪くてもAI!は成膜出来る。
そして、ガスライン319からバブリングされたDMA
Hのガスを供給する。DMAHラインのキャリアガスに
はH2を用いる。
第2のガスライン319′は反応ガスとしてのH2用で
あり、この第2のカスライン319′からH2を流し不
図示のスローリークバルブの開度を調整して反応室31
2内の圧力を所定の値にする。この場合の典型的圧力は
略々1.5Torrがよい。DMAHラインよりDMA
Hを反応管内へ導入する。全圧を略々1.5To r 
r。
DMAH分圧を略々5.0xlO−”Torrとする。
その後ハロゲンランプ330に通電しウェハを直接加熱
する。このようにしてAI!を選択的に堆積させる。
所定の堆積時間が経過した後、DMAHの供給を一端停
止する。この過程で堆積されるAI!膜の所定の堆積時
間とは、Si(単結晶シリコン基体1)上のAI!膜の
厚さが、5102(熱酸化シリコン膜2)の膜厚と等し
くなるまでの時間であり、実験によりあらかじめ求める
ことが出来る。
このときの直接加熱による基体表面の温度は270℃程
度とする。ここまでの工程によれば第6図(B)に示す
ように開孔内に選択的にAf膜405が堆積するのであ
る。
以上を開口(コンタクトホール)内に電極を形成する為
の第1成膜工程と称する。
上記第1成膜工程後、CVD反応室312を排気系31
6bにより5X510−”To r r以下の真空度に
到達するまで排気する。同時に、Rfエツチング室31
3を5X10−’Torr以下に排気する。両室が上記
真空度に到達したことを確認した後、ゲートバルブ31
0cが開き、基体を搬送手段によりCVD反応室312
からRfエツチング室313へ移動し、ゲートバルブ3
10Cを閉じる。基体をRfエツチング室313に搬送
し、排気系316cによりRfエツチング室313を1
0−’Torr以下の真空度に達するまで排気する。そ
の後Rfエツチング用アルゴン供給ライン322により
アルゴンを供給し、Rfエツチング室313を10  
’ 〜10−”To r rのアルゴン雰囲気に保つ。
Rfエツチング用基体ホルダー320を200℃程に保
ち、Rfエツチング用電極321へ100WのRfパワ
ーを60秒間程供給し、Rfエツチング室313内でア
ルゴンの放電を生起させる。このようにすれば、基体の
表面をアルゴンイオンによりエツチングし、CVD堆積
膜の不要な表面層をとり除くことができる。この場合の
エツチング深さは酸化物相当で約100程度度とする。
なお、ここでは、Rfエツチング室でCVD堆積膜の表
面エツチングを行ったが、真空中を搬送される基体のC
VD膜の表面層は大気中の酸素等を含んでいないため、
Rfエツチングを行わなくてもかまわない。その場合、
Rfエツチング室313は、CVD反応室12とスパッ
タ室314の温度差が大きく異なる場合、温度変化を短
時間で行なうための温度変更室として機能する。
Rfエツチング室313において、Rfエツチングが終
了した後アルゴンの流入を停止し、Rfエツチング室3
13内のアルゴンを排気する。
Rfエツチング室313を5xlO−’Torrまで排
気し、かつスパッタ室314を5×10Torr以下に
排気した後、ゲートバルブ310dを開く。その後、基
体を搬送手段を用いてRfエツチング室313からスパ
ッタ室314へ移動させゲートバルブ310dを閉じる
基体をスパッタ室314に搬送してから、スパッタ室3
14をRfエツチング室313と同様に10”’−10
−3To r rのアルゴン雰囲気となし、基体を載置
する基体ホルダー323の温度を200〜250℃程に
設定する。そして、5〜10KWのDCパワーでアルゴ
ンの放電を行い、AAやAl−5i  (Si :0.
5%)等のターゲツト材をアルゴンイオンで削りAAや
AlSi等の金属を基体上に10000人/分程の堆積
速度で成膜を行う。この工程は非選択的堆積工程である
。これを電極と接続する配線を形成する為の第2成膜工
程と称する。
基体上に5000人程の金属膜を形成した後、アルゴン
の流入およびDCパワーの印加を停止する。ロードロッ
ク室311を5x I Cl’To r r以下に排気
した後、ケートバルブ310eを開き基体を移動させる
。ゲートバルブ310eを閉じた後、ロードロック室3
】1にN2ガスを大気圧に達するまで流しゲートバルブ
310fを開いて基体を装置の外へ取り出す。
以上の第2 A、 l膜堆積工程によれば第6図(C)
のように8102膜402上にAA膜406を形成する
ことができる。
そして、このAj?膜406を第6図(D)のようにパ
ターニングすることにより所望の形状の配線を得ること
ができる。
(実験例) 以下に、上記Aj7−CVD法が優れた成膜方法であり
、且つそれにより開孔内に堆積したAI!がいかに良質
の膜であるかを実験結果をもとに説明する。
まず基体としてN型単結晶シリコンウェハーの表面を熱
酸化して8000人のS I O、を形成し0.25μ
mX0125μm角から100.czmx100μm角
の各種口径の開孔をバターニングして下地のSi単結晶
を露出させたものを複数個用意した。(サンプル1−1
) これらを以下の条件によるAn−CVD法によりAl膜
を形成した。原料カスとしてDMAH1反応ガスとして
水素、全圧力を1.5Torr、DMA8分圧を5.o
xio  ’Torrという共通条件のもとて、ハロケ
ンランプに通電する電力量を調整し直接加熱により基体
表面温度を200℃〜490℃の範囲で設定し成膜を行
った。
その結果を表1に示す。
表1から判るように、直接加熱による基体表面温度が2
60℃以上では、Alが開孔内に3000〜5000人
/分という高い堆積速度で選択的に堆積した。
基体表面温度が260℃〜440℃の範囲での開孔内の
AI膜の特性を調べてみると、炭素の含有はな(、抵抗
率2.8〜3.4μΩcm、反射率90〜95%、1μ
m以上のヒロック密度が0〜10であり、スパイク発生
(0,15μm接合の破壊確率)がほとんどない良好な
特性であることが判明した。
これに対して基体表面温度が200℃〜250℃では、
膜質は260℃〜440℃の場合に比較して若干劣るも
のの従来技術から見れば相当によい膜であるが、堆積速
度が1000〜1500人/分と決して十分に高いとは
いえず、スルーブツトも7〜10枚/Hであった。
また、基体表面温度が450℃以上になると、反射率が
60%以下、1μm以上のヒロック密度が10〜10’
cm−、アロイスパイク発生が0〜30%となり、開孔
内のAI膜の特性は低下した。
次に上述した方法がコンタクトホールやスルーホールと
いった開孔にいかに好適に用いることができるかを説明
する。
即ち以下に述べる材料からなるコンタクトポル/スルー
ホール構造にも好ましく適用されるのである。
上述したサンプル1〜1にAIを成膜した時と同じ条件
で以下に述べるような構成の基体(サンプル)にAi’
膜を形成した。
第1の基体表面材料としての単結晶シリコンの上に、第
2の基体表面材料としてのCVD法による酸化シリコン
膜を形成し、フォトリソグラフィー工程によりバターニ
ングを行い、単結晶シリコン表面を部分的に吐出させた
このときの熱酸化5iOz膜の膜厚は8000人、単結
晶シリコンの露出部即ち開口の大きさは0.25μmx
0.25μm〜100μmX100μmであった。この
ようにしてサンプル1−2を準備した。(以下このよう
なサンプルを“CVD5 i O,(以下S i O,
ト略t) /単P、晶シ’)コン”と表記することとす
る)。
サンプル1〜3は常圧CVDによって成膜したボロンド
ープの酸化膜(以下BSGと略す)/単結晶シリコン、 サンプル1−4は常圧CVDによって成膜したリンドー
プの酸化膜(以下PSGと略す)/単結晶シリコン、 サンプル1−5は常圧CVDによって成膜したリンおよ
びボロンドープの酸化膜(以下BSPGと略す)/単結
晶シリコン、 サンプル1−6はプラズマCVDによって成膜した窒化
膜(以下P−8iNと略す)/単結晶シリコン、 サンプル1−7は熱窒化膜(以下T−3iNと略す)/
単結晶シリコン、 サンプル1−8は減圧CVDによって成膜した窒化膜(
以下LP−3iNと略す)/単結晶シリコン、 サンプル1−9はECR装置によって成膜した窒化膜(
以下ECR−3iNと略す)/単結晶シリコンである。
さらに以下に示す第1の基体表面材料(18種類)と第
2の基体表面材料(9種類)の全組み合わせによりサン
プル1−11〜1−1.79(注意:サンプル番号1−
10.20.30.40.50.60.70.80,9
0.100゜110.120,130.140,150
゜160.170は欠番)を作成した。第1の基体表面
材料として単結晶シリコン(単結晶Si)、多結晶シリ
コン(多結晶Si)、非晶質シリコン(非晶質S1)、
タングステン(W)、モリブデン(MO)、タンタル(
Ta)、タングステンソリサイド(WSi)  チタン
シリ号イド(T iS 1 ) 、アルミニウム(An
、アルミニウムシリコンCAl−8i)、チタンアルミ
ニウム(AI!−Ti)、チタンナイトライド(Ti−
N)、銅(Cu)、アルミニウムシリコン銅(Al−8
1−Cu) 、アルミニウムパラジウム(Al−Pd)
 、チタン(Tj)、モリブデンシリサイド(Mo−5
i)、タンタルシリサイド(Ta−3i)を使用した。
第2の基体表面材料としてはT−3io2.S io3
.BSGPSG、BPSG、P−8iN、T−3iN。
LP−8iN、ECR−3iNである。以上のような全
サンプルについても上述したサンプル1−1に匹敵する
良好なAA膜を形成することができた。
次に、以上のようにAlを選択堆積させた基体に上述し
たスパッタリング法により非選択的に堆積させてバター
ニングした。
その結果、Al膜と開孔内の選択堆積したAA膜とは、
開孔内のAj?膜の表面性がよいために良好で電気的に
も機械的にも耐久性の高いコンタクト状態となっていた
以上のようにAI!−CVD法は半導体製造プロセスに
おいて従来の成膜技術では達成できながったような良好
な膜を制御性よく形成することができる。
(実施例]) 本発明の実施例を第2図(A)〜(C)に従って説明す
る。
第2図に示すように素子を作り込んだ半導体基体101
上には200〜5000人の熱酸化膜と3000〜5o
oo人のPSG膜で構成された第1層間絶縁膜102お
よび所望の位置に第1層間絶縁膜102をフォトリソグ
ラフィー工程により開孔した第1スルーホール103を
形成した。次にスパッタリング法により、八l−81(
Si:]%)を100℃〜500 ’Cの基板温度で5
000人〜12000人の膜厚となるよう成膜し、フ第
1・リソ工程にて第1層配線電極104を形成する。(
第2図(A)) 次に第2図(B)に示すようにPSG膜とSOG膜を積
層して、4000人〜12000人の第2層間絶縁膜1
05を形成し、所望の位置に第2層間絶縁膜105をフ
ォトリソ工程により開孔し、第2スルーホール】61を
形成した。また同時に別の所望の位置には、第1層間絶
縁膜102および第2層間絶縁膜を開孔した第2スルー
ホール162を形成した。第2スルーホール161.1
62の開孔では、スルーホール162の開孔部の眉間絶
縁膜厚は、スルーホール161の開孔部の層間絶縁膜よ
り厚くなるようにした。
この時スルーホール開孔寸法は(スルーホール162の
短辺寸法)<(スルーホール161の短辺寸法)という
関係にした。即ち、好ましくはスルーホール深さが16
1+7000人、162:14000人の時、スルーホ
ール短辺寸法は161のスルーホールに対してA〜%の
範囲より望ましくは1/2.7とする。
次に第2図(C)に示すように第2層配線電極としてA
fを成膜した。この時成膜条件は5×10−”Torr
以下に排気された反応室にキャリアガスとしてH2を用
いてDMAHを導入し、基体表面温度を270℃として
熱CVD法により成膜した。ここでは圧力を0.5〜7
60To r r、望ましくは0.1〜0.8Torr
とし、基板温度を260〜440℃、DMAH分圧をp
epo圧力の1×10−G〜1.3X10−”倍とする
とよい。またAf−3iを成膜する場合にはSi、H,
をDepo圧力のlXl0−’ 〜lX10−4倍で添
加すればよい。上記のように成膜したAlはスルーホー
ル内に選択的に堆積し、また、スルーホール寸法により
成長速度が異なる(即ち、スルーホール短辺寸法が小さ
い程成長速度が速い)ため、上記のようにスルーホール
寸法を選ぶことにより、スルーホール内を平坦に埋め込
むことができた。
次に、スルーホール内にAfを埋め込んだ後、真空を破
らずにスパッタ法によりAI又はAI!−8iを100
℃〜500℃の基板温度で4000〜12000人の膜
厚で成膜にフォトリソ工程によりパターニングして第2
層配線電極を形成した。こうして前述した第1図のよう
な多層配線構造が得られた。
上記の実施例においては、第2層配線から第1層配線お
よび半導体基板へ同時に電気的接続が出来る。特に、ス
ルーホール162では従来第1層配線を介して接続して
いたものに比べ、スルーホール1回の開孔て直接、接続
出来るため、スルーホール段差を平坦化して更にスルー
ホールの導通確率を高めることが出来る。
以上説明した実施例は本発明を応用した一例であり、本
発明は1層以上の配線を有する半導体装置に応用するこ
とが出来る。また半導体基板上に既に凹凸が有る場合で
も同様の効果が得られるのである。
〔発明の効果〕
本発明によれば、厚さの異なる層間絶縁膜に開孔した複
数のスルーホールにおいて、層間絶縁膜が厚い程、スル
ーホールの短辺寸法が小さくなるように形成し、選択A
A−CVDを用いて、スルーホール内を埋め込むことに
より、 1)深さの異なるスルーホール段差を同時に平坦化する
ことが出来るため以降の工程での信頼性を上げることが
出来る。
2)従来複数回のスルーホール開孔で接続していた複数
層上層の配線への接続を1回の開孔で接続しかつ平坦化
出来るのでスルーホール開孔の確率が高くなり、半導体
装置の歩留り、信頼性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による半導体装置を示す模式的断面図、 第2図乃至第5図は本発明による半導体装置を製造する
に好適な成膜装置を説明する為の模式第6図は本発明に
よる半導体装置の製造に好適な成膜方法を説明する為の
模式図、 第7図(A)〜(C)は本発明の実施例による半導体装
置の製造方法を説明する為の模式的断面図、第8図は従
来例を説明する為の模式的断面図である。 1.101・・・半導体基体 2.102・・・第1層間絶縁膜 3.103・・・第1スルーホール 4.104・・・第1層電極配線 5.105・・・第2層間絶縁膜 6. 161、 2・・・第2スルーホール 7、 ・・第2層電極配線 、3/ll 」e 第6関 (U))

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)半導体基体上に電極配線が絶縁膜を介して接続さ
    れるよう形成されている半導体装置において、前記絶縁
    膜の開孔の短辺の寸法が、前記絶縁膜の開孔されている
    部分が厚い程小さくなるように形成されていることを特
    徴とする半導体装置。
  2. (2)請求項(1)に記載の半導体装置の製造方法にお
    いて、上記電極配線の形成工程がアルキルアルミニウム
    ハイドライドと水素とを利用したCVD法により成膜す
    る工程を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0508408A2 (en) * 1991-04-08 1992-10-14 Nec Corporation Semiconductor device having metallization layers
US5624197A (en) * 1993-12-27 1997-04-29 Pfu Limited Automatic paper feeder and frame structure of document input device

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US5628575A (en) * 1993-12-27 1997-05-13 Fujitsu Ltd. Automatic paper feeder and frame structure of document input device

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