JPH04371357A - ダイカストマシンのミスト回収装置 - Google Patents
ダイカストマシンのミスト回収装置Info
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- JPH04371357A JPH04371357A JP24289391A JP24289391A JPH04371357A JP H04371357 A JPH04371357 A JP H04371357A JP 24289391 A JP24289391 A JP 24289391A JP 24289391 A JP24289391 A JP 24289391A JP H04371357 A JPH04371357 A JP H04371357A
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- casting machine
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- fan
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Links
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- 239000003595 mist Substances 0.000 title claims description 14
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はダイカスト製品を製造す
るダイカストマシンに係り，金型へスプレイ装置を介し
て噴射する際に周囲に発生する離型剤のミストを回収す
る装置に関する。
るダイカストマシンに係り，金型へスプレイ装置を介し
て噴射する際に周囲に発生する離型剤のミストを回収す
る装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のダイカストマシンにおいては，型
開き動作後に行なう金型取付面へのスプレイによる離型
剤吹付け塗布の際，発生するミストがダイカストマシン
の周囲に飛散し，特に上方へ拡散して作業環境を著しく
悪化させていた。このため，この対策として鋼板等によ
って製作された断面コの字型のフードで被覆して吸引フ
ァンで吸引していた。図４はこの状態を示しており，ダ
イカストマシン１の共通ベース２上に立設される固定盤
３および可動盤４に各々取り付けられた固定金型３ａと
可動金型４ａとが可動盤４の移動により離間した状態を
示している。
開き動作後に行なう金型取付面へのスプレイによる離型
剤吹付け塗布の際，発生するミストがダイカストマシン
の周囲に飛散し，特に上方へ拡散して作業環境を著しく
悪化させていた。このため，この対策として鋼板等によ
って製作された断面コの字型のフードで被覆して吸引フ
ァンで吸引していた。図４はこの状態を示しており，ダ
イカストマシン１の共通ベース２上に立設される固定盤
３および可動盤４に各々取り付けられた固定金型３ａと
可動金型４ａとが可動盤４の移動により離間した状態を
示している。
【０００３】そして，固定盤３の上端とサポート８との
間に懸け渡された水平のフード移動用軌道７の上には図
５に示すフード６が転動用のローラ６ｃを介して横移動
可能に積載される。フード６の上面には開口が設けられ
スライド可能なシャッタ６ａがこの開口を開または閉状
態となるよう配設される。図４の状態で金型面に離型剤
をスプレイ装置により吹付けする際に発生するミストは
，フード６およびフード６に連接して設けられた吸気ダ
クト２０を経由して吸引ファン３０で吸引していた。 また，製品取出の際にはシャッタ６ａを開けダイカスト
マシン１の上方から製品取出機が下方へ垂下して金型３
ａ，４ａに付着した製品を離脱させていた。さらに，金
型の交換の際には，フード６をフード６の側方に取り付
けたラック６ｂとフード移動用軌道７の側面に配設した
モータ７ａの出力軸に取り付けたピニオン７ｂの噛合に
より可動盤４の方向へ転動移動し，建屋に設けた天井ク
レーン等の荷役設備を使用していた。
間に懸け渡された水平のフード移動用軌道７の上には図
５に示すフード６が転動用のローラ６ｃを介して横移動
可能に積載される。フード６の上面には開口が設けられ
スライド可能なシャッタ６ａがこの開口を開または閉状
態となるよう配設される。図４の状態で金型面に離型剤
をスプレイ装置により吹付けする際に発生するミストは
，フード６およびフード６に連接して設けられた吸気ダ
クト２０を経由して吸引ファン３０で吸引していた。 また，製品取出の際にはシャッタ６ａを開けダイカスト
マシン１の上方から製品取出機が下方へ垂下して金型３
ａ，４ａに付着した製品を離脱させていた。さらに，金
型の交換の際には，フード６をフード６の側方に取り付
けたラック６ｂとフード移動用軌道７の側面に配設した
モータ７ａの出力軸に取り付けたピニオン７ｂの噛合に
より可動盤４の方向へ転動移動し，建屋に設けた天井ク
レーン等の荷役設備を使用していた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上に述べたように従来
のダイカストマシンでは，各ショット毎の製品取出しに
は，フード６に設けたシャッタ６ａをスライドすること
により開口状態にして，この開口を貫通して上方から図
示しない製品取出機を垂下して製品取出しを行なわなけ
ればならないという煩雑さが有り，フード６のシャッタ
６ａの進退動機構および動力が必要であり，１サイクル
の行程時間が長くなる。また，金型交換の場合にはフー
ド６全体をスライドさせて両金型の上方空間を完全に確
保して，交換金型の搬出，搬入を行なう必要があるため
，フード自身にも移動手段が不可欠であった。また，フ
ードの構造も大規模なものとなり設備費の増加を余儀な
くしていた。
のダイカストマシンでは，各ショット毎の製品取出しに
は，フード６に設けたシャッタ６ａをスライドすること
により開口状態にして，この開口を貫通して上方から図
示しない製品取出機を垂下して製品取出しを行なわなけ
ればならないという煩雑さが有り，フード６のシャッタ
６ａの進退動機構および動力が必要であり，１サイクル
の行程時間が長くなる。また，金型交換の場合にはフー
ド６全体をスライドさせて両金型の上方空間を完全に確
保して，交換金型の搬出，搬入を行なう必要があるため
，フード自身にも移動手段が不可欠であった。また，フ
ードの構造も大規模なものとなり設備費の増加を余儀な
くしていた。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上に述べた課題を解決す
るために，本発明のダイカストマシンのミスト回収装置
は，ダイカストマシンの可動盤の上部に設置され固定盤
上部に設置される吸気ダクトに向かって吐出する横長広
幅の吐出口を有する押込ファンと，該吐出口よりもさら
に横長広幅で固定盤上部に設置され該吐出口に向かって
開口する前記吸気ダクトと，該吸気ダクトに接続される
吸引ファンとからなる構成とした。
るために，本発明のダイカストマシンのミスト回収装置
は，ダイカストマシンの可動盤の上部に設置され固定盤
上部に設置される吸気ダクトに向かって吐出する横長広
幅の吐出口を有する押込ファンと，該吐出口よりもさら
に横長広幅で固定盤上部に設置され該吐出口に向かって
開口する前記吸気ダクトと，該吸気ダクトに接続される
吸引ファンとからなる構成とした。
【０００６】
【作用】本発明のミスト回収装置では，固定盤の上部に
設けた横長広幅の吸気ダクトを介して吸引ファンで吸引
するとともに，この吸気ダクトに向かつて可動盤上に固
設された横長広幅の吐出口を備えた押込ファンで水平空
気流を形成するので，その下方の発生ミストは対流効果
によりこの水平空気流に吸引合流して吸引される。した
がって，スプレイによる離型剤の吹付け時にもミストは
作業環境を悪化させることなく直ちに排出される。
設けた横長広幅の吸気ダクトを介して吸引ファンで吸引
するとともに，この吸気ダクトに向かつて可動盤上に固
設された横長広幅の吐出口を備えた押込ファンで水平空
気流を形成するので，その下方の発生ミストは対流効果
によりこの水平空気流に吸引合流して吸引される。した
がって，スプレイによる離型剤の吹付け時にもミストは
作業環境を悪化させることなく直ちに排出される。
【０００７】
【実施例】以下，図面に基づいて本発明の実施例につい
て詳細に説明する。図１〜図３は本発明の実施例に係り
，図１はダイカストマシンの側面図，図２は図１のＩＩ
−ＩＩ視の平面図，図３は図１のＩＩＩ−ＩＩＩ視の正
面図である。
て詳細に説明する。図１〜図３は本発明の実施例に係り
，図１はダイカストマシンの側面図，図２は図１のＩＩ
−ＩＩ視の平面図，図３は図１のＩＩＩ−ＩＩＩ視の正
面図である。
【０００８】図に示すように，ダイカストマシン１の共
通ベース２上に立設された固定盤３の上部にはサポート
２０ａを介して可動盤４に対向する横長広幅の吸気口を
有する吸気ダクト２０が固設され，吸気ダクト２０の下
流には吸引ファン３０が接続される。一方，共通ベース
２に前後進退動自在に配設された可動盤４の上部にはサ
ポート１０ａを介して吸気ダクト２０に対向する横長広
幅の吐出口１０ｂを有する押込ファン１０が固設される
。５はタイバーである。固定盤３と可動盤４には各々固
定金型３ａと可動金型４ａが取り付けられている。吸気
ダクト２０は図２または図３に示すように，吐出口１０
ｂよりもいくぶん横長広幅で，内部に押込ファン１０か
らの空気噴流が整流されるように仕切板２０ｂが設けら
れる。吸気ダクト２０の入口には，図３に示すように有
孔板（パンチングメタル）２０ｃが２校重ねでスライド
可能に取り付けられ，横幅方向にほぼ等しく空気噴流が
流入するよう有孔板２０の開口孔面積が調整できるよう
になっている。これらの押込ファン１０，吸気ダクト２
０，吸引ファン３０等を総称してミスト回収装置１００
と称する。本実施例では押込ファンを可動盤の上部，吸
気グクトを固定盤の上部へ配置したが逆の配置としても
良い。
通ベース２上に立設された固定盤３の上部にはサポート
２０ａを介して可動盤４に対向する横長広幅の吸気口を
有する吸気ダクト２０が固設され，吸気ダクト２０の下
流には吸引ファン３０が接続される。一方，共通ベース
２に前後進退動自在に配設された可動盤４の上部にはサ
ポート１０ａを介して吸気ダクト２０に対向する横長広
幅の吐出口１０ｂを有する押込ファン１０が固設される
。５はタイバーである。固定盤３と可動盤４には各々固
定金型３ａと可動金型４ａが取り付けられている。吸気
ダクト２０は図２または図３に示すように，吐出口１０
ｂよりもいくぶん横長広幅で，内部に押込ファン１０か
らの空気噴流が整流されるように仕切板２０ｂが設けら
れる。吸気ダクト２０の入口には，図３に示すように有
孔板（パンチングメタル）２０ｃが２校重ねでスライド
可能に取り付けられ，横幅方向にほぼ等しく空気噴流が
流入するよう有孔板２０の開口孔面積が調整できるよう
になっている。これらの押込ファン１０，吸気ダクト２
０，吸引ファン３０等を総称してミスト回収装置１００
と称する。本実施例では押込ファンを可動盤の上部，吸
気グクトを固定盤の上部へ配置したが逆の配置としても
良い。
【０００９】以上のように構成された本発明のミスト回
収装置１００の作動について説明する。１ショットの鋳
造が完了し，製品取出しが完了したあと，両金型３ａ，
４ａへ離型剤をスプレイ装置で吹付ける際，予め吸引フ
ァン３０および押込ファン１０を駆動しておくと，押込
ファン１０の吐出口１０ｂから吸気ダクト２０に向かっ
て横長広幅の水平エア噴流が形成される。そして，スプ
レイ噴射によって発生したミストは主として上方へ上昇
し，エア噴流によって形成された水平空気流に巻き込ま
れ，吸気ダクト２０へ吸引される。本発明の方法によれ
ば，従来例で説明したフードが無いので，製品取出機や
スプレイ装置の金型への寄付きに何らの障害を生じない
。
収装置１００の作動について説明する。１ショットの鋳
造が完了し，製品取出しが完了したあと，両金型３ａ，
４ａへ離型剤をスプレイ装置で吹付ける際，予め吸引フ
ァン３０および押込ファン１０を駆動しておくと，押込
ファン１０の吐出口１０ｂから吸気ダクト２０に向かっ
て横長広幅の水平エア噴流が形成される。そして，スプ
レイ噴射によって発生したミストは主として上方へ上昇
し，エア噴流によって形成された水平空気流に巻き込ま
れ，吸気ダクト２０へ吸引される。本発明の方法によれ
ば，従来例で説明したフードが無いので，製品取出機や
スプレイ装置の金型への寄付きに何らの障害を生じない
。
【００１０】
【発明の効果】以上説明したように，離型剤吹付け等の
発生したミストを回収する手段としてエア噴流を利用し
ているだけなので，鋼板等のフード設備とフード設備の
移動手段が不要となるばかりでなく，押込ファンや吸気
ダクトの積載重量は従来のものにくらべて軽減され設置
も簡単になる。また，製品取出機やスプレイ装置の金型
面へのアプローチが自由で，フードの天蓋開口部の開閉
機構も不要となるので設備費が低減される。
発生したミストを回収する手段としてエア噴流を利用し
ているだけなので，鋼板等のフード設備とフード設備の
移動手段が不要となるばかりでなく，押込ファンや吸気
ダクトの積載重量は従来のものにくらべて軽減され設置
も簡単になる。また，製品取出機やスプレイ装置の金型
面へのアプローチが自由で，フードの天蓋開口部の開閉
機構も不要となるので設備費が低減される。
【図１】本発明の実施例に係るダイカストマシンの側面
図である。
図である。
【図２】図１のＩＩ−ＩＩ視の平面図である。
【図３】図１のＩＩＩ−ＩＩＩ視の正面図である。
【図４】従来のダイカストマシンの側面図である。
【図５】図４のＶ−Ｖ視の断面正面図である。
１ ダイカストマシン
２ 共通ベース
３ 固定盤
３ａ 固定金型
４ 可動盤
４ａ 可動金型
５ タイバー
６ フード
６ａ シャッタ
６ｂ ラック
６ｃ ローラ
７ フード移動用軌道
７ａ フード駆動用モータ
７ｂ ピニオン
８ サポート
１０ 押込ファン
１０ａ サポート
１０ｂ 吐出口
２０ 吸気ダクト
２０ａ ダクト用サポート
２０ｂ 仕切板
２０ｃ 有孔板
３０ 吸引ファン
１００ ミスト回収装置
Claims (1)
- 【請求項１】 ダイカストマシンの可動盤の上部に設
置され固定盤上部に設置される吸気ダクトに向かって吐
出する横長広幅の吐出口を有する押込ファンと，該吐出
口よりもさらに横長広幅で固定盤上部に設置され該吐出
口に向かって開口する前記吸気ダクトと，該吸気ダクト
に接続される吸引ファンとからなるダイカストマシンの
ミスト回収装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24289391A JPH04371357A (ja) | 1991-06-18 | 1991-06-18 | ダイカストマシンのミスト回収装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24289391A JPH04371357A (ja) | 1991-06-18 | 1991-06-18 | ダイカストマシンのミスト回収装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04371357A true JPH04371357A (ja) | 1992-12-24 |
Family
ID=17095791
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24289391A Pending JPH04371357A (ja) | 1991-06-18 | 1991-06-18 | ダイカストマシンのミスト回収装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04371357A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100863093B1 (ko) * | 2007-04-04 | 2008-10-13 | 현대자동차주식회사 | 고압주조기의 집진장치 |
| CN104259129A (zh) * | 2014-07-25 | 2015-01-07 | 江苏美科硅能源有限公司 | 一种用于硅料处理的酸碱浸泡机 |
| CN105235162A (zh) * | 2015-10-28 | 2016-01-13 | 重庆嘉宇世纪塑业有限公司 | 滑动式注塑机废气处理系统 |
| CN105235163A (zh) * | 2015-10-28 | 2016-01-13 | 重庆嘉宇世纪塑业有限公司 | 走轮式废气回收利用系统 |
| CN105235155A (zh) * | 2015-10-28 | 2016-01-13 | 重庆嘉宇世纪塑业有限公司 | 注塑机废气防护和处理系统 |
| CN105252730A (zh) * | 2015-10-28 | 2016-01-20 | 重庆嘉宇世纪塑业有限公司 | 滑动式注塑机废气防护和处理系统 |
| CN105252707A (zh) * | 2015-10-28 | 2016-01-20 | 重庆嘉宇世纪塑业有限公司 | 滑动式注塑机废气防护和颗粒清灰系统 |
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| CN105291393A (zh) * | 2015-10-28 | 2016-02-03 | 重庆嘉宇世纪塑业有限公司 | 走轮式注塑机废气防护和回收利用系统 |
| CN105291353A (zh) * | 2015-10-28 | 2016-02-03 | 重庆嘉宇世纪塑业有限公司 | 走轮式注塑机废气防护和颗粒清灰系统 |
| CN111660470A (zh) * | 2020-05-27 | 2020-09-15 | 青岛科技大学 | 脱模剂喷淋装置及橡胶注射成型设备 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5012005B2 (ja) * | 1972-04-26 | 1975-05-08 | ||
| JPS53121271A (en) * | 1977-03-30 | 1978-10-23 | Asahi Engineering | Dust collecting method and apparatus |
-
1991
- 1991-06-18 JP JP24289391A patent/JPH04371357A/ja active Pending
Patent Citations (2)
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