JP3167525B2 - 射出成形機 - Google Patents

射出成形機

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JP3167525B2
JP3167525B2 JP02884794A JP2884794A JP3167525B2 JP 3167525 B2 JP3167525 B2 JP 3167525B2 JP 02884794 A JP02884794 A JP 02884794A JP 2884794 A JP2884794 A JP 2884794A JP 3167525 B2 JP3167525 B2 JP 3167525B2
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Japan
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safety door
molded product
mold
injection molding
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清 国松
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Toyo Machinery and Metal Co Ltd
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Toyo Machinery and Metal Co Ltd
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、成形品の取り出しサイ
クルを短縮する事ができる射出成形機の成形物取出構造
の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】射出成形機(A)は射出成形部(2)、金型駆
動部(3)、金型成形部(4)並びに架台(5)で形成されてお
り、金型成形部(4)の前面側には安全ドア(1)が開閉自在
に配設されている。安全ドア(1)は射出成形時に作業者
が金型成形部(4)に近づく事を防止し、事故が発生しな
いようにしているものであり、金型成形部(4)の下端か
ら上端まで全面を覆っているものである。射出成形機
(A)にて成形された成形品は、金型成形部(4)から下に向
けて落下して取り出される場合と、成形品取出装置(14)
を利用して金型成形部(4)から機外に取り出す場合の2
種類がある。後者にあっては、安全ドア(1)の上を越え
て成形品を取り出さねばならない。この関係を図3に示
す。
【0003】図3から分かるように成形品は安全ドア
(1)の上端(H2)まで持ち上げられ、然る後、水平移動さ
せられ、安全ドア(1)の上を越えた後、再度、降下させ
られて機外に取り出される事になる。
【0004】さて、射出成形業界にあっては、その熾烈
な競争の為に常に生産性の向上が図られている。従って
射出成形品においても射出成形品の取り出しサイクルが
射出成形スピード向上にとって大きな要因となる。即
ち、図3に示すように、安全ドア(1)の上端を越える位
置(H2)まで高く成形品を持ち上げ、然る後水平移動させ
て安全ドア(1)を越え、その位置からまた降下させて成
形品を機外に取り出すような場合には、その持ち上げ時
間と機外における下降時間とが長くなり、その分だけ成
形品ノ取り出しサイクルが遅くなるという問題がある。
【0005】一方、安全ドア(1)は作業者を危険から守
るためのものであるので、安全ドア(1)を取り外し、金
型成形部(4)を剥き出しにして、安全ドア(1)の持ち上げ
高さを低くするというような事は出来ないものである。
なお、ここでは、本発明を説明するための図面を使用し
て従来例を説明している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる従来例
の問題点に鑑みてなされたもので、その目的とする所は
安全ドアを金型成形部の前面全体に設置したままで、成
形品の取り出し高さを低くし、成形品の取り出しサイク
ルを短く出来るようにする事にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、請求項1に記
載されているように、固定金型(10)と、タイバー(8)に
沿って往復移動し、固定金型(10)に対して開閉する移動
金型(12)と、前記金型(12)の開閉部分の前面部分を被覆
する安全ドア(1)と、前記安全ドア(1)をタイバー(8)に
沿って往復移動可能にするレール(13)と、開型時に金型
内の成形物を取り出し、前記タイバー(8)やレール(13)
など金型開閉部分に配設されている横架材(B)並びに安
全ドア(1)を越えて前記成形物を機外に取り出す成形物
取出装置を備えた射出成形機(A)であって、安全ドア(1)
を、安全ドア本体(1a)と上端カバー(1b)とで構成し、安
全ドア(1)の上端(H1)を、最も高い位置にある横架材(B)
の上端に一致する位置(H2)に合わせ、上端カバー(1b)が
安全ドア本体(1a)の上端に着脱自在に装着されるものと
し、成形物取出装置による金型からの成形物取出高さ
が、安全ドア本体(1a)の上端よりやや高い高さに設定さ
れる事を特徴とする。これにより、最も上部に位置する
横架材(B)を越えるように成形品取出装置(14)の高さを
設定しておけば成形品を取り出す事ができ、取り出しサ
イクルを短くする事ができる。
【0008】
【実施例】図1に示すように射出成形機(A)は射出成形
部(2)、金型駆動部(3)、金型成形部(4)及びこれらをそ
の上部に設置するための架台(5)とで構成されている。
金型成形部(4)の前面には安全ドア(1)が設置されてお
り、作業中は金型成形部(4)の前面を安全ドア(1)にて覆
うようになっている。
【0009】射出成形部(2)にはホッパ(7)が設置されて
おり、射出成形部(2)に設けられた(6)に射出原料を供給
するようになっている。金型成形部(4)は固定プレート
(9)と、固定プレート(9)に装着された固定金型(10)、移
動プレート(11)、並びに移動プレート(11)に装着された
移動金型(12)、移動金型(12)を往復移動自在に支持する
タイバー(8)とで構成されている。
【0010】金型駆動部(3)は例えばトグル機構のよう
なもので、移動プレート(11)を往復駆動させるためのも
のである。
【0011】金型成形部(4)にはタイバー(8)に平行にレ
ール(13)が設置されており、このレール(13)とタイバー
(8)とが金型成形部(4)の前面に配置される横架材(B)で
ある。勿論横架材(B)はレール(13)とタイバー(8)とに限
定されるものでなく、金型成形部(4)の前方を横切る部
材全てを含むものである。本実施例では、レール(13)と
タイバー(8)のみが存在するが、機種や仕様によっては
これ以外の部材も横架材(B)となる事がある。
【0012】図3から分かるように、レール(上)(13
a)は固定プレート(9)と金型駆動部(3)のテールプレート
(図示せず)との間に架設されており、レール(下)(13b)
は架台(5)上に設置されている。
【0013】安全ドア(1)は安全ドア本体(1a)と上端カ
バー(1b)とで構成されており、枠状のドアフレーム(1c)
の前面に透明プレート(1d)が張設されており、その下端
には下縁材(1f)がその全長にわたって取り付けられてい
る。(16)は取手で、透明プレート(1d)を通ってドアフレ
ーム(1c)に取り付けられている。
【0014】(1b)は上端カバーで、その上端と下端とは
逆C字状に湾曲形成されており、その内側には棒状の中
間部材(1e)が取り付けられている。中間部材(1e)にはド
アフレーム(1c)に穿設された通孔に合わせてネジ孔(18)
が螺設されており、締結具(17)にてドアフレーム(1c)の
上端に中間部材(1e)を介して着脱自在に取り付ける事が
出来るようになっている。図5にその分解斜視図を示
す。
【0015】次に、安全ドア(1)と横架材(B)との関係に
付いて説明する。図3に示すように成形品を成形品取出
装置(14)にて取り出す場合、成形品の持ち上げ高さ(h2)
を出来る限り短くし、成形品の下端が安全ドア(1)の上
端(H1)すれすれに越えるようにする事が最も望ましいも
のである。そこで、本発明では安全ドア本体(1a)の上端
(H1)を、最上に位置する横架材(B)の上端(h1)に一致す
る高さに設定し、横架材(B)の上端(h1)を成形品が超え
る事が出来るようにしており、これにより安全ドア本体
(1a)の上端(H1)も越える事が出来るようになっている。
【0016】尚、安全ドア(1)の内面側にはロール
(上)(15a)、ロール(下)(15b)が取り付けられてお
り、ロール(上)(15a)がレール(上)(13a)に、ロール
(下)(15b)がレール(下)(13b)に回転自在に嵌まり込
むようになっており、これによって安全ドア(1)を簡単
に開閉する事が出来るようになっている。
【0017】成形品を成形品取出装置(14)を用いて上か
ら取り出す場合にて説明する。安全ドア本体(1a)の上端
に上端カバー(1b)が設置されている場合には、成形品の
成形品取出装置(14)による持ち上げ高さは安全ドア(1)
の安全ドア本体(1a)の上端に一致して形成されているた
めに上端カバー(1b)を超える事が出来ない。従って締結
具(17)を外し、上端カバー(1b)を安全ドア本体(1a)から
取り外し、安全ドア本体(1a)のみとする。これによって
成形品の下端は横架材(B)の上端を越え、そして安全ド
ア本体(1a)の上端を越えて機外に成形品取出装置(14)に
よって持ち出され、然る後、下降して所定の位置に移載
される事になる。従って成形品取出装置(14)の持ち上げ
距離、及び下降距離は従来の持ち上げ距離及び、下降距
離よりも大幅に短縮され、成形品取出装置(14)の動作サ
イクルが大幅に短くなる。
【0018】なお、成形品を上から取り出さず、下から
取り出すような場合には、成形品取出装置(14)を使用し
ないので、上端カバー(1b)は締結具(17)にて上端カバー
(1b)の上端に取り付けられたままで使用され、金型成形
部(4)の上端部分のカバーをする事になる。
【0019】このように成形品取出装置(14)の持ち上げ
距離を低くする事により、天井の低い工場に本装置を設
置しても、成形品取出装置(14)が低い天井面に接触する
事がなく好都合である。特に大型機の場合には、天井が
低い工場には設置出来ないので、このように成形品の持
ち上げ距離を低くする事は非常に効果的である。なお、
成形品取出装置(14)は、成形品を挟持して金型からとり
だすもので、公知のものであり、説明を省略する。
【0020】
【発明の効果】以上のように、本発明では安全ドアを、
安全ドア本体と、着脱自在な上端カバーとに分割する事
により、取り出し機を用いての作業時には、上端カバー
を安全ドア本体から取り外して、安全ドア本体の上端を
成形品が超え易くしているものであり、このように取り
出し機の成形品持ち上げ高さを低くする事で、成形品の
取り出しサイクルを短縮する事ができると同時に、特に
大型機の場合に重要であるが、天井の低い工場にも設置
する事が出来るという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる射出成形機の正面図
【図2】図1の平面図
【図3】本発明の射出成形部の概略断面図
【図4】本発明に使用する安全ドアの斜視図
【図5】本発明に使用する安全ドアの分解斜視図
【符号の説明】
(A)…射出成形機 (B)…横架材 (1)…安全ドア (1a)…安全ドア本体 (1b)…上端カバー (8)…タイバー (9)…固定プレート (10)…固定金型 (11)…移動プレート (12)…移動金型
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−177676(JP,A) 特開 昭62−70012(JP,A) 特開 平3−45323(JP,A) 特開 平2−274521(JP,A) 特開 平2−144326(JP,A) 特開 昭63−62718(JP,A) 特開 平3−32459(JP,A) 実開 平4−115632(JP,U) 実開 昭61−47618(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 45/26 - 45/44 B29C 45/84

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定金型と、タイバーに沿って往復移動
    し、固定金型に対して開閉する移動金型と、前記金型の
    開閉部分の前面部分を被覆する安全ドアと、前記安全ド
    アをタイバーに沿って往復移動可能にするレールと、開
    型時に金型内の成型物を取り出し、前記タイバーやレー
    ルなど金型開閉部分に配設されている横架材を越えて前
    記成型物を機外に取り出す成形物取出装置を備えた射出
    成形機において、 安全ドアを、安全ドア本体と上端カバーとで構成し、安
    全ドアの上端を、最も高い位置にある横架材の上端に一
    致する位置に合わせ、上端カバーが安全ドア本体の上端
    に着脱自在に装着されるものとし、成形物取出装置によ
    る金型からの成形物取出高さが、安全ドア本体の上端よ
    りやや高い高さに設定される事を特徴とする射出成形
JP02884794A 1994-01-31 1994-01-31 射出成形機 Expired - Lifetime JP3167525B2 (ja)

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