JPH04371208A - オイルミスト除去装置 - Google Patents

オイルミスト除去装置

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JPH04371208A
JPH04371208A JP26031891A JP26031891A JPH04371208A JP H04371208 A JPH04371208 A JP H04371208A JP 26031891 A JP26031891 A JP 26031891A JP 26031891 A JP26031891 A JP 26031891A JP H04371208 A JPH04371208 A JP H04371208A
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oil mist
fan
bent
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blade
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利弘 東野
Takashi Takato
隆 高藤
Noriaki Yamamoto
山本 典章
Mizuo Edamura
枝村 瑞郎
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KURAKO KK
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  • Separating Particles In Gases By Inertia (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遠心ファンに軸流を生
じさせるための機能を設けたファン装置を用いたオイル
ミスト除去装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】オイルミスト除去装置として従来から実
公昭58ー11373号公報等が知られている。この実
公昭58ー11373号公報等も含めて従来のオイルミ
スト除去装置は、原理的にはオイルミストを含んだ気体
を吸い込み部から排気部にファンにより強制的に流すよ
うにしたオイルミスト除去風路中に風下側と風上側とを
仕切るようにフィルタを配置し、フィルタをオイルミス
トを含んだ気体が通過する際、気体中のオイルミストが
フィルターに捕捉されることでオイルミストの除去をす
るようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した従
来例にあっては、使用が進むにつれてフィルタが徐々に
目詰まりして風量が低下するとともにオイルミスト捕捉
能力も低下してフィルタの交換をしなければならないと
いう問題がある。また、上記のようにフィルタが徐々に
目詰まりするのでオイルミスト捕捉効率も次第に変化(
次第に低下)していくため、オイルミストの捕捉効率を
一定にできないという問題があった。また、フィルタを
多段に配置した場合、風量が低下し、多段に配置したと
いえどもオイミストの捕捉効率が悪いという問題があっ
た。
【0004】本発明は上記の従来例の問題点に鑑みて発
明したものであって、その目的とするところは、風量を
効率的に増大することができ、また、ファンの羽根部を
オイルミストを含んだ気体が通過する際にオイルミスト
と気体とを分離し、分離したオイルミストと気体とがフ
ァンから出る際の主な流出方向を変えてオイルミストを
ケーシング内壁に衝突させるとともに分離した気体を次
のファンに効率的に送って次々と効率良くオイルミスト
を捕捉できるオイルミスト除去装置を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決して本発明の目的を達成するために、本発明のオイル
ミスト除去装置は、ケーシング9内に吸い込み部2と排
気部3に至るオイルミスト除去風路1を形成し、ケーシ
ング9内にモータ軸10を貫挿し、モータ軸10に固定
した円板部13の前方に中央部が開口部15となったリ
ング状板部14を対向配置し、リング状板部14と円板
部13との間に前面視でく字状に屈曲した羽根部16を
複数枚架設し、く字状に屈曲した羽根部16の屈曲部1
6aよりも外側部分16bを円板部13の外周端よりも
外方に突出させると共に該く字状に屈曲した羽根部16
の屈曲部16aよりも外側部分16bを屈曲部16aよ
りも内側部分16cに対して捩じって回転方向に対して
屈曲部16aよりも外側部分16bの前端と後端とがず
れるように傾斜させてファン4を構成し、該ファン4を
ケーシング9内においてモータ軸10に複数取付け、フ
ァン4とファン4との間にファン4により送風された気
体を次段のファン4のリング状板部14の中央部の開口
部15に導入するための案内羽根体12を配設して成る
ことを特徴とするものであって、このような構成を採用
することで、上記した従来例の問題点を解決して本発明
の目的を達成したものである。
【0006】
【作用】モータ軸10を回転すると、モータ軸10に固
着した複数のファン4が回転し、ケーシング9内の吸い
込み部2からオイルミスト除去風路1にオイルミストを
含んだ気体が流入して排気部3から排出されるものであ
る。この場合、まず、1段目のファン4のリング状板部
14の中央の開口部15からオイルミストを含んだ気体
が吸入され、羽根部16に沿って流れる。この際、羽根
部16に屈曲部16aが設けてあるので、く字状の羽根
部16のバッフル効果によりオイルミストを含んだ気体
の流れる向きが変えられながら羽根部16に衝突して気
体からオイルミストの凝集物が分離される。そして、く
字状に屈曲した羽根部16の屈曲部16aよりも外側部
分16bを円板部13の外周端よりも外方に突出させる
と共に該く字状に屈曲した羽根部16のうち屈曲部16
aよりも外側部分16bを屈曲部16aよりも内側部分
16cに対して捩じって回転方向に対して屈曲部16a
よりも外側部分16bの前端16dと後端16eとがず
れるように傾斜させてあるので、気体に比べ重いオイル
ミストの凝集物はファン4の遠心力によりファン4の外
周方向に飛ばされるが、オイルミストの凝集物が分離さ
れた気体は捩じって傾斜した羽根部16の外側部分16
bにガイドされて後方または斜め後方に送られるもので
あり、このことにより、分離したオイルミストと気体と
がファン4から出る際の主な流出方向が変えられ、遠心
力によりファン4の外周方向に飛ばされたオイルミスト
の凝集物はケーシング9の内壁に衝突して捕捉される。 一方、後方または斜め後方に送られる気体は案内羽根体
12に案内されて2段目のファン4のリング状板部14
の中央部の開口部15から導入される。この場合、上記
1段目のファン4により後方または斜め後方に向けて方
向を変えて送り出される気体は1段目のファン4の遠心
力により外方に飛ばされてケーシング9の内壁に捕捉さ
れたオイルミストの凝集物を吹き飛ばして2段目以降の
ファン4側に流すことがないものである。2段目以降の
ファン4も上記と同様にしてオイルミストと気体を分離
して、オイルミストの凝集物を遠心力により外方に飛ば
してケーシング9の内壁に捕捉し、分離した気体は後方
または斜め後方に向けて流されるものである。このよう
にして、従来のようにフィルタを用いることなくケーシ
ング9内に多段に配置したファン4によりオイルミスト
を効率良く捕捉できるようになったものである。
【0007】
【実施例】以下、本発明を添付図面に示す実施例に基づ
いて詳述する。図1、図2にオイルミスト除去装置8が
示してある。このオイルミスト除去装置8の外殻のケー
シング9の一端部に吸い込み部2を設け、ケーシング9
の他端部に排気部3を設けてケーシング9内に吸い込み
部2から排気部3に至るオイルミスト除去風路1を構成
してある。ケーシング9内にはモータ11により回転す
るモータ軸10が貫挿してあり、モータ軸10に複数の
ファン4が固定してあり、ファン4とファン4との間に
案内羽根体12が設けてある。ここで、オイルミスト除
去装置8に用いるファン4としは下記に示すようなファ
ン4が用いられる。
【0008】図6、図7に示すようにファン4は、モー
タ軸10に円板部13を固定し、この円板部13の前方
に中央部が開口部15となったリング状板部14を対向
配置し、リング状板部14と円板部13との間に前面視
でく字状に屈曲した羽根部16を複数枚架設して構成し
てある。ここで、く字状に屈曲した羽根部16は、屈曲
部16aよりも外側部分16bが円板部13の外周端よ
りも外方に突出させてあり、また、このく字状に屈曲し
た羽根部16の屈曲部16aよりも外側部分16bが屈
曲部16aよりも内側部分16cに対して捩じってあっ
て、回転方向に対して屈曲部16aよりも外側部分16
bの前端16dと後端16eとがずれるように傾斜させ
てある。ここで、羽根部16の屈曲部16が直線でこの
屈曲部16よりも外側部分16bの断面を直線としてあ
るが、図11、図12のように屈曲部16を弧状としこ
の屈曲部16よりも外側部分16bの断面を弧状となる
ようにしてもよいものである。
【0009】案内羽根体12は中央部に孔部19を有す
る大径の後板17とこれよりも小径の前板18を対向配
置し、前板18と後板17との間に案内羽根部20を架
設して構成してある。この案内羽根部20は図8に示す
ようにファン4の羽根部16と同様に前面視でく字状に
屈曲してあるが、必ずしも上記のようにく字状に屈曲し
たものにのみ限定されない。ここで、ケーシング9は複
数個の分割ケーシング体21を連結して構成してあり、
分割ケーシング体21同士は鍔部22同士をボルト、ナ
ットにより結合してある。この場合、鍔部22間に案内
羽根体12の後板17の外周端部を挟持することで分割
ケーシング体21同士を連結する際に同時に案内羽根体
12がケーシング9内に取り付けられる。後板17の中
央部の孔部19は後方に隣り合うファン4のリング状板
部14の開口部15に対向するものである。そして、こ
のようにして案内羽根体12の後板17の外周端部を鍔
部22間に挟持することにより、ファン4の外周から後
方に流出した気体が案内羽根体12の案内羽根部20の
外端間の隙間から案内羽根部20内を通って、孔部19
から出て後方に隣り合う次のファン4の開口部15に流
れ込むようになっている。
【0010】ケーシング9の内周壁24はファン4の遠
心力でファン4の外周方向に飛ばされるオイルミストの
凝集物が衝突するためのオイルミスト捕捉部7となって
いる。このオイルミスト捕捉部7となるケーシング9の
内周壁24の内面には図9に示すように螺旋状にオイル
排出溝25が形成してあり、螺旋状のオイル排出溝25
の端部はケーシング9の全内周にわたって設けた環状溝
25a と連通し、環状溝25a の最下端部にケーシ
ング9を貫通するように排出孔26が設けてある。つま
り、オイルミスト捕捉部7で捕捉されたオイルミストは
螺旋状のオイル排出溝25を伝わって環状溝25a を
介して排出孔26から外部に排出されるものである。
【0011】図3に全体図として示す実施例では上記の
構成のオイルミスト除去装置8が図4、図5に示すよう
に、箱体27内に内装してある。箱体27はベース40
に取り付けてあり、ベース40にオイルミスト除去装置
8が固定してあり、この場合、モータ11もベース40
に固定してある。そして、ベース40には皿部41が設
けてあり、排出孔26からのオイルがこの皿部41に流
れるようになっている。皿部41には排油孔42が設け
てある。この箱体27内には前室28とオイルミスト除
去装置収納室29と後室30とに別れており、前室28
には吸い込み口31が設けてある。箱体27の側部には
着脱自在な窓部32が設けてあり、前室28の窓部32
と対向する位置にオイルミスト除去装置8の吸い込み部
2が開口しており、吸い込み部2に連通する支持筒33
が前室28内に突出させてある。そして、窓部32を取
り外して箱体27の側部孔から筒状をした厚みの厚いフ
ィルター34を前室28内に挿入して筒状の厚みの厚い
フィルター34の後端部を支持筒33にはめ込んで取り
付けてある。したがって、吸い込み口31から吸われた
オイルミストを含む気体は前室28内に入り、厚みの厚
いフィルター34を通過してオイルミスト除去装置8の
吸い込み部2に流入するようになっている。オイルミス
ト除去装置8の排気部3はケーシング9の後部の上部に
設けてあって後室30の上部に連通している。後室30
は図10に示すように中仕切り35により2つの部屋3
0a、30bに分割してあり、中仕切り35の下方が開
口して両部屋30a 、30bを連通している。そして
排気部3を設けていない方の部屋30bの上部に箱体2
7の排気口36が形成してある。つまり、排気部3から
部屋30a に流出した気体は部屋30a に設けた不
織布等の緩衝材44に当たって下方に流れ、中仕切り3
5の下方の開口を流れて部屋30b 内を上昇して排気
口36から排気されるのであるが、この場合、気体がU
状に蛇行させられるためオイルミストの再飛散を防止し
、また、後室30を通過することで消音がなされるもの
である。 また、緩衝材44に当たって再飛散が防止されたオイル
は出口45から外部に排出される。
【0012】しかして、上記のような構成の本発明のオ
イルミスト除去装置8によりオイルミスト発生源である
旋盤や研削盤から発生するオイルミストを捕捉するので
あるが、オイルミストを捕捉するには、モータ11を駆
動してモータ軸10を回転し、モータ軸10に固着した
複数のファン4を回転させる。ファン4を回転させると
、オイルミストを含んだ気体がフード(図示せず) 、
ダクト(図示せず) を経て吸い込み口31から前室2
8内に吸い込まれ、厚みの厚いフィルター34により気
体中に含まれている切粉、あるいは研削砥粉等の塵あい
が捕捉される。この場合、オイルミストの一部が厚みの
厚いフィルター34に捕捉される。厚みの厚いフィルタ
ー34を通過したオイルミストを含んだ気体はオイルミ
スト除去装置8の吸い込み部2からオイルミスト除去風
路1を通り、このオイルミスト除去風路1を通過する際
にオイルミストが分離捕捉されて排気部3から気体が後
室30に流れ、後室30を経て排気口36から外部に排
気されるものである。図4、図5において、気体の流れ
を矢印で示している。なお、図1、図2に示すように最
終段のファンは従来と同じ遠心タイプのファン4′を使
用してある。
【0013】ここで、オイルミスト除去装置8によりオ
イルミストが除去されるのは次のようにして除去される
。すなわち、ファン4を回転することで、第1段目のフ
ァン4の開口部15から流れ込んだオイルミストを含ん
だ気体はく字状をした羽根部16間の間隙を通過してく
字状をした羽根部16に衝突してオイルミストを凝集さ
せ、凝集されたオイルミストとの凝集物はファン4の回
転力による遠心力によって凝集大径化して質量を大きく
し、第1段の分割ケーシング体21の内周壁24に衝突
して第1段階でのオイルミスト凝集物の分離捕捉が行わ
れる。一方、く字状に屈曲した羽根部16の屈曲部16
aよりも外側部分16bを円板部13の外周端よりも外
方に突出させると共に該く字状に屈曲した羽根部16の
うち屈曲部16aよりも外側部分16bを屈曲部16a
よりも内側部分16cに対して捩じって回転方向に対し
て屈曲部16aよりも外側部分16bの前端16dと後
端16eとがずれるように傾斜させてあるので、上記の
ように気体に比べ重いオイルミストの凝集物はファン4
の遠心力によりファン4の外周方向(図1の矢印イ方向
)に飛ばされて分割ケーシング体21の内周壁24であ
るオイルミスト捕捉部7に衝突されて捕捉されるが、オ
イルミストの凝集物が分離された気体は捩って傾斜した
羽根部16の外側部分16bにガイドされて後方(図1
の矢印ロ方向,つまりモータ軸10の軸方向)または斜
め後方に流れ、案内羽根体12の案内羽根部20間を通
過して次のファン4の開口部15に流れる。次のファン
4の開口部15に流入した気体にはオイルミストの一部
が分離されずに含まれているが、第2段目のファン4を
通過する際に上記の第1のファン4の作用と同様にして
オイルミストの凝集物をファン4の遠心力により第2段
目の分割ケーシング体21の内周壁24に衝突して第2
段階でのオイルミスト凝集物の分離捕捉が行われ、一方
、気体はファン4の屈曲部16aよりも外側部分16b
の傾斜面にガイドされて後方に送られ、案内羽根体12
の案内羽根部20間を通過して次のファン4の開口部1
5に流れる。同様にして次々と気体中のオイルミストが
気体から分離捕捉されるものである。このように同様の
ことを次々に繰り返しながらオイルミスト除去装置8の
オイルミスト除去風路1を通過することにより気体中の
オイルミストが除去されるのである。ケーシング9の内
周壁24であるオイルミスト捕捉部7に捕捉されたオイ
ルミストは螺旋状のオイル排出溝25を伝わって風圧に
より排出孔26側に流れ、排出孔26からベース40に
設けた皿部41側に排出されるものである。
【0014】ここで、本発明においては、く字状に屈曲
した羽根部16の屈曲部16aよりも外側部分16bを
円板部13の外周端よりも外方に突出させると共に該く
字状に屈曲した羽根部16のうち屈曲部16aよりも外
側部分16bを屈曲部16aよりも内側部分16cに対
して捩じって回転方向に対して屈曲部16aよりも外側
部分16bの前端16dと後端16eとがずれるように
傾斜させてあるので、ファン4から外に出る際、気体に
比べて重いオイルミストの凝集物はファン4の遠心力に
よりファン4の外周方向に飛ばされるが、オイルミスト
の凝集物が分離された気体は捩じって傾斜した羽根部1
6の外側部分16bにガイドされて斜め後方に送られる
ものであり、このことにより、分離したオイルミストと
気体とがファン4から出る際の主な流出方向が変えられ
てオイルミストを効率良く捕捉でき、この結果、従来の
ようにオイルミスト除去風路1に膜状フィルターを設け
て、ここでオイルミストを凝集拡大する必要がなくなり
、次段階のファン4へとスムーズに送られ、処理風量が
大幅に向上することになるものである。
【0015】
【発明の効果】本発明にあっては、叙述のように、ケー
シング内に吸い込み部と排気部に至るオイルミスト除去
風路を形成し、ケーシング内にモータ軸を貫挿し、モー
タ軸に固定した円板部の前方に中央部が開口部となった
リング状板部を対向配置し、リング状板部と円板部との
間に前面視でく字状に屈曲した羽根部を複数枚架設し、
く字状に屈曲した羽根部の屈曲部よりも外側部分を円板
部の外周端よりも外方に突出させると共に該く字状に屈
曲した羽根部の屈曲部よりも外側部分を屈曲部よりも内
側部分に対して捩じって回転方向に対して屈曲部よりも
外側部分の前端と後端とがずれるように傾斜させてファ
ンを構成し、該ファンをケーシング内においてモータ軸
に複数取付け、ファンとファンとの間にファンにより送
風された気体を次段のファンのリング状板部の中央部の
開口部に導入するための案内羽根体を配設したので、フ
ァンが回転すると、リング状板部の中央の開口部からオ
イルミストを含んだ気体が吸入され、羽根部に沿って流
れるが、この際、く字状の羽根部のバッフル効果により
オイルミストを含んだ気体の流れる向きが変えられなが
ら羽根部に衝突して気体からオイルミストの凝集物が分
離されるのはもちろん、く字状に屈曲した羽根部の屈曲
部よりも外側部分を円板部の外周端よりも外方に突出さ
せると共に該く字状に屈曲した羽根部のうち屈曲部より
も外側部分を屈曲部よりも内側部分に対して捩じって回
転方向に対して屈曲部よりも外側部分の前端と後端とが
ずれるように傾斜させてあるので、気体に比べ重いオイ
ルミストの凝集物はファンの遠心力によりファンの外周
方向に飛ばされてケーシングの内壁に捕捉されるが、オ
イルミストの凝集物が分離された気体は捩じって傾斜し
た羽根部の外側部分にガイドされて後方に送られるもの
であり、このことにより、分離したオイルミストと気体
とがファンから出る際の主な流出方向が変えられてオイ
ルミストを効率良く分離して捕捉することができるとと
もに従来のようにフィルタを交換するような手間が必要
でないと共に、オイルミストの捕捉が一定状態で安定し
てできるものであり、しかも、上記、分離と捕捉を多段
にわたりケーシング内において行うことで、気体中に含
まれたオイルミストを効率よく分離してケーシング内壁
に捕捉できるものであり、また、多段に配置したといえ
ども多段のファンにより上記分離捕捉を行うので、いっ
そう風量が低下せず、オイルミストの捕捉効率がさらに
向上するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】オイルミスト除去装置の拡大断面図である。
【図2】同上の分解斜視図である。
【図3】同上の全体斜視図である。
【図4】同上の側面断面図である。
【図5】同上の平面断面図である。
【図6】同上に用いるファンの斜視図である。
【図7】同上の正面図である。
【図8】同上の案内羽根体の正面断面図である。
【図9】同上の分割ケーシング体のオイル排出溝を説明
するための概略斜視図である。
【図10】(a)(b)は後室部分を示す平面図及び正
面図である。
【図11】同上に用いるファンの他の実施例の斜視図で
ある。
【図12】図11のXーX線の断面図である。
【符号の説明】
1  オイルミスト除去風路 2  吸い込み部 3  排気部 4  ファン 9  ケーシング 10  モータ軸 12  案内羽根体 13  円板部 14  リング状板部 15  開口部 16  羽根部 16a  屈曲部 16b  外側部分 16c  内側部分 16d  前端 16e  後端

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ケーシング内に吸い込み部と排気部に
    至るオイルミスト除去風路を形成し、ケーシング内にモ
    ータ軸を貫挿し、モータ軸に固定した円板部の前方に中
    央部が開口部となったリング状板部を対向配置し、リン
    グ状板部と円板部との間に前面視でく字状に屈曲した羽
    根部を複数枚架設し、く字状に屈曲した羽根部の屈曲部
    よりも外側部分を円板部の外周端よりも外方に突出させ
    ると共に該く字状に屈曲した羽根部の屈曲部よりも外側
    部分を屈曲部よりも内側部分に対して捩じって回転方向
    に対して屈曲部よりも外側部分の前端と後端とがずれる
    ように傾斜させてファンを構成し、該ファンをケーシン
    グ内においてモータ軸に複数取付け、ファンとファンと
    の間にファンにより送風された気体を次段のファンのリ
    ング状板部の中央部の開口部に導入するための案内羽根
    体を配設して成ることを特徴とするオイルミスト除去装
    置。
JP26031891A 1991-10-08 1991-10-08 オイルミスト除去装置 Expired - Lifetime JPH0673609B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003513792A (ja) * 1999-11-15 2003-04-15 アルファ ラヴァル アクチボラゲット ガス清浄方法及びガス清浄装置

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JP2005042698A (ja) * 1999-11-15 2005-02-17 Alfa Laval Corporate Ab クランクケースガスを清浄化する方法
JP4699668B2 (ja) * 1999-11-15 2011-06-15 アルファ ラヴァル コーポレイト アクチボラゲット ガス清浄方法及びガス清浄装置

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