JPH0437102Y2 - - Google Patents

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JPH0437102Y2
JPH0437102Y2 JP10667485U JP10667485U JPH0437102Y2 JP H0437102 Y2 JPH0437102 Y2 JP H0437102Y2 JP 10667485 U JP10667485 U JP 10667485U JP 10667485 U JP10667485 U JP 10667485U JP H0437102 Y2 JPH0437102 Y2 JP H0437102Y2
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JP
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container
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partition
notch
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JP10667485U
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JPS6213868U (ja
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  • Closures For Containers (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、定量振出し容器の分野に属し、詳し
くは、例えば砂糖、塩等の粉状物、あるいはその
他の粒状物等の定量ずつを振出す容器に関するも
のである。
(従来の技術) 罐体の下方に空所を設け、これをL字型のトン
ネルを介して振出口に連通し、空所と振出口とに
開閉弁を設けたものが登録実用新案第45569号公
報に示されている。
(考案が解決しようとする課題) 以上のものは、罐体の正立状態で空所に定量の
粉末内容物が充填されるものであるが、ここに開
閉弁があるため、この開閉弁を押しあけて内容物
はL字型のトンネルを通つて弁付きの振出口から
振出されるのであるから、その振出す量にバラツ
キを生じる。
しかも、開閉弁の開閉によつて振出すものであ
るから、内容物が詰まり易く、その上分解組立が
できないので容器内の清掃ができない。
また、このものは内容物を透視することができ
ず、食卓等に置いて利用するには体裁のよいもの
ではない。
本考案は、このような点に鑑みて案出されたも
ので、その目的とするところは、内容物の透視と
定量の確実な振出しができ、その上簡単に組立分
解ができ、全体として安定性があつて、食卓等に
あつても体裁のよい容器を提供するにある。
(課題を解決するための手段) 以上のような目的を達成するために、本考案に
あつては、その解決手段として次のような構成を
とるものである。
すなわち、プラスチツク成形の容器本体は、円
筒胴体の下端が開放され、段違いの頂面の低い側
に突設した注出口が高い側の頂面とほぼ同じにし
て、胴体の対称の位置には縦方向の内向きリブを
設けたものであり、プラスチツク成形の仕切体
は、周縁にフランジを有する円弧状の舟底をな
し、その舟底外面には、下方のフランジ部に切欠
を有する凹入部に連通する縦方向の内向きの樋状
溝を設けたものであつて、この仕切体を、その周
縁フランジ部をもつて、容器本体の開放端より内
向きリブ部に挿入するとともに、容器本体の開放
端に底板を嵌着することによつて、樋状溝と胴体
とで形成された流通路をして、上部の注出口と、
下方の凹入部と底板とで形成される定量室とを連
通させるとともに、この定量室をそれの切欠きを
介して貯溜室と連通するようにしている。
(作用) 内容物の充填された容器を定量室側に傾動する
と、貯溜室内の内容物は切欠きを通つて定量室内
に充填され、更に容器を傾倒することにより、定
量室内の内容物は、流出路内に流入するが、貯溜
室内の内容物は、切欠き部において分離されて定
量室内に入ることなく、流出路内の定量された内
容物は注出口より流出する。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
本考案の定量振出し容器は、プラスチツク成形
の円筒状の容器本体aと、これに底板側から嵌装
されるプラスチツク成形の仕切体bとで底板cと
からなるものである。
円筒状の容器本体aは、その胴体1の下端が開
放1′され、胴1の対称の位置には、その母線に
そつて内方に突出するリブ2,2があり、これは
上端において互いに連結している。このリブ2,
2で区画される一方の低い側の頂面3には注出口
4が、また他の高い側の頂面5は注出口4面とほ
ぼ同じ高さであつて、注出口4にはキヤツプ6が
螺着されるようになつている。
又、注出口4のある胴体1のリブ2,2の上下
量端には、そのリブに沿い内方に向かう突出部
7,7,7,7があり、これによつてリブ2,2
との間に凹溝8,8,8,8が形成されている。
この凹溝は、リブ2,2を2本並設することによ
つて形成してもよい。
仕切体bは、円筒体を半截した丸木舟形をして
おり、その舟底の外周円弧面9は容器本体aの胴
体1の内面に密接する形状をしており、下端面1
0は内側に凹入して凹入部11を形成している。
この外周円弧面9、上端面12、下端面10に
対する半截側には平面状のフランジ13が4周に
設けられている。
凹入部11は大量室Bをなす部分であり、この
凹入部11には、フランジ13に開口となるべき
切欠き14がある。
又、外周円弧面9には、母線に沿い内側に凹入
された樋状溝15が、上端面12上と下端面10
の凹入部11との間に設けられている。
底板cは、プラスチツク板でも金属板であつて
もよい。
本考案の定量振出し容器を組立てるには、容器
本体aに対し、仕切体bを、その両側のフランジ
13,13をもつて、容器本体aの内側のリブ
2,2と突出部7,7,7,7との間に形成され
た凹溝8,8,8,8に開放端1′より挿着した
後に、砂糖、塩等の粉状物、さらには他の粒状物
等の内容物を充填し、底板cを嵌着する。
このようにして組立てられた容器は、内容物の
貯溜室Aが底板cにそつた切欠きの開口14を通
して凹入部11の定量室Bと連通しており、定量
室Bはその天井より樋状溝15の流出路Cを経て
注出口4に連通している。容器本体aの貯溜室A
に充填された内容物は、容器本体aを定量室B側
に傾動することにより、貯溜室Aから開口14を
通つて定量室B内に充満される。
ここにおいて、キヤツプ6を螺脱して、注出口
4を下に傾倒すると、定量室B内に充満された内
容物は、流出路Cを通つて充満された一定量が注
出口4より流出する。
この場合、貯溜室A側の内容物は、開口14に
て分離され、定量室B内に流れ込むことはない。
なお、定量室Bに対する流出路Cの容量を小さ
くし、容器本体aに対しての仕切体bのフランジ
13による嵌合密着を完全にすれば、内容物が液
体の場合にも使用することが可能である。
(考案の効果) 本考案は、プラスチツク成形の容器本体の開放
端よりプラスチツク成形の仕切板を挿入し、底板
を嵌着するものであるから、その構成が簡単であ
るとともに組立て分解が容易となり、分解してよ
く清掃することができる。
また、この組立てによつて、容器本体内に貯溜
室と底面において連通する定量室と、この定量室
と低い側の頂面に突設した注出口とを連通する流
出路とを形成することができる。
この仕切体は、周縁にフランジを有する円弧状
の舟底をなし、その舟底の外面には、下方のフラ
ンジ部に切欠きを有する凹入部に連通する縦方向
の内向きの樋状溝を設けたものであるから、円弧
状の舟底の外面は、円筒状の胴体の内面に密着す
ることになつて、この仕切体で仕切られる貯溜室
側は、定量室、流出路側に比して極めて大きな容
積を保つことになり、これによつて多量の振出し
内容物を容入し貯溜しておくことができる。
また、貯溜室と流出路側に続く定量室とは、切
欠きの開口をもつて連通するのであるから、故障
の起き易い弁等を設ける必要もなくなり、容器内
に充填された内容物は、容器を定量室側に傾動す
ることにより、貯溜室の内容物が、切欠きの開口
を通つて定量室に流入し、さらに傾倒することに
より、定量された一定の内容物は、流出路を経て
注出口より注出され、残りの内容物は、切欠きの
開口で分離されて貯溜室から流出することがない
から、確実な定量の振出しができる。
容器本体と仕切板は、プラスチツクで成形され
ているから、内部の内容物を見て使用することが
でき、注出口は高い側の頂面とほぼ同じ高さであ
るから、全体として円筒状を呈することにより、
食卓等上に置ける載置が安定的であり、振出し容
器としては全体として体裁のよいものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案にかかる定量振出し容器の斜
視図、第2図は同上の断面図、第3図は第2図X
−Xの断面図、第4図は容器本体の断面図、第5
図は第4図X1−X1方向よりみた平面図、第6
図は第4図X2−X2の断面図、第7図は仕切体
の断面図、第8図は仕切体の斜視図、第9図は仕
切体の外側よりの平面図、第10図及び第11図
は使用状態を示す断面図である。 符号A……貯溜室、B……定量室、C……流出
路、a……容器本体、b……仕切体、c……底
板、1……胴体、1′……開放端、2……リブ、
4……注出口、7……突出部、8……凹溝、11
……凹入部、13……フランジ、14……切欠き
開口、15……樋状溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プラスチツク成形の容器本体は、円筒状胴体の
    下端が開放され、段違いの頂面の低い側に突設し
    た注出口が高い側の頂面とほぼ同じにして、胴体
    の対称の位置には縦方向の内向きリブを設けたも
    のであり、プラスチツク成形の仕切体は、周縁に
    フランジを有する円弧状の舟底をなし、その舟底
    外面には、下方のフランジ部に切欠を有する凹入
    部に連通する縦方向の内向きの樋状溝を設けたも
    のであつて、この仕切体を、その周縁フランジ部
    をもつて、容器本体の開放端より内向きリブ部に
    挿入するとともに、容器本体の開放端に底板を嵌
    着することによつて、樋状溝と胴体とで形成され
    た流通路をして、上部の注出口と、下方の凹入部
    と底板とで形成される定量室とを連通させるとと
    もに、この定量室をそれの切欠きを介して貯溜室
    と連通するようにした定量振出し容器。
JP10667485U 1985-07-12 1985-07-12 Expired JPH0437102Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP10667485U JPH0437102Y2 (ja) 1985-07-12 1985-07-12

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JP10667485U JPH0437102Y2 (ja) 1985-07-12 1985-07-12

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Publication Number Publication Date
JPS6213868U JPS6213868U (ja) 1987-01-27
JPH0437102Y2 true JPH0437102Y2 (ja) 1992-09-01

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JP10667485U Expired JPH0437102Y2 (ja) 1985-07-12 1985-07-12

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