JPH04371009A - 弾性表面波フィルタの製造方法 - Google Patents
弾性表面波フィルタの製造方法Info
- Publication number
- JPH04371009A JPH04371009A JP14770291A JP14770291A JPH04371009A JP H04371009 A JPH04371009 A JP H04371009A JP 14770291 A JP14770291 A JP 14770291A JP 14770291 A JP14770291 A JP 14770291A JP H04371009 A JPH04371009 A JP H04371009A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ground
- terminal
- input
- electrode
- protective layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000010897 surface acoustic wave method Methods 0.000 title claims description 11
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 8
- 239000011241 protective layer Substances 0.000 claims abstract description 19
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims abstract description 17
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 31
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 14
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 claims description 6
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 abstract description 5
- 239000013078 crystal Substances 0.000 abstract description 3
- 238000005530 etching Methods 0.000 abstract description 3
- 239000010410 layer Substances 0.000 abstract description 3
- 238000000206 photolithography Methods 0.000 abstract description 2
- 229910012463 LiTaO3 Inorganic materials 0.000 abstract 1
- 230000006378 damage Effects 0.000 abstract 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 abstract 1
- 239000010408 film Substances 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N Silicium dioxide Chemical compound O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 4
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 3
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 description 2
- 229910052681 coesite Inorganic materials 0.000 description 2
- 229910052906 cristobalite Inorganic materials 0.000 description 2
- 230000005616 pyroelectricity Effects 0.000 description 2
- 239000000377 silicon dioxide Substances 0.000 description 2
- 235000012239 silicon dioxide Nutrition 0.000 description 2
- 229910052682 stishovite Inorganic materials 0.000 description 2
- 229910052905 tridymite Inorganic materials 0.000 description 2
- WSMQKESQZFQMFW-UHFFFAOYSA-N 5-methyl-pyrazole-3-carboxylic acid Chemical compound CC1=CC(C(O)=O)=NN1 WSMQKESQZFQMFW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 238000004544 sputter deposition Methods 0.000 description 1
- 239000010409 thin film Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Surface Acoustic Wave Elements And Circuit Networks Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は圧電基板にトランスジュ
ーサ等を形成した弾性表面波フィルタ、特に、それぞれ
複数の入力トランスジューサと出力トランスジューサと
を有する、弾性表面波フィルタの製造方法に関する。
ーサ等を形成した弾性表面波フィルタ、特に、それぞれ
複数の入力トランスジューサと出力トランスジューサと
を有する、弾性表面波フィルタの製造方法に関する。
【0002】近年、自動車電話機や携帯電話機に対する
需要が増大し、一層の小型,軽量化が要求されており、
その一環として高周波の弾性表面波フィルタが注目され
ている。
需要が増大し、一層の小型,軽量化が要求されており、
その一環として高周波の弾性表面波フィルタが注目され
ている。
【0003】
【従来の技術】図4は従来の多電極タイプ弾性表面波フ
ィルタの導体パターンを示す模式平面図(イ) と、そ
の導体パターンを保護層で覆った平面図(ロ) と、そ
のA−A断面図(ハ) である。
ィルタの導体パターンを示す模式平面図(イ) と、そ
の導体パターンを保護層で覆った平面図(ロ) と、そ
のA−A断面図(ハ) である。
【0004】図4において、弾性表面波フィルタ素子1
は、例えば36度Y−Xリチウムタンタレート(LiT
aO3)単結晶の基板2の表面に、例えばアルミニウム
の薄膜(導体膜)より導体パターン3を形成する。導体
パターン3は、それぞれ複数の入力トランスジューサ4
と出力トランスジューサ5,入力端子6,出力端子7,
それぞれ複数の接地端子8と9等にて構成する。
は、例えば36度Y−Xリチウムタンタレート(LiT
aO3)単結晶の基板2の表面に、例えばアルミニウム
の薄膜(導体膜)より導体パターン3を形成する。導体
パターン3は、それぞれ複数の入力トランスジューサ4
と出力トランスジューサ5,入力端子6,出力端子7,
それぞれ複数の接地端子8と9等にて構成する。
【0005】入力トランスジューサ4は、櫛歯状入力電
極12と第1の櫛歯状接地電極14とを組合せた構成で
あり、各入力トランスジューサ4の入力電極12は第1
の引出し線10によって入力端子6に接続し、各入力ト
ランスジューサ4の接地電極14は第1の接地端子8に
接続する。
極12と第1の櫛歯状接地電極14とを組合せた構成で
あり、各入力トランスジューサ4の入力電極12は第1
の引出し線10によって入力端子6に接続し、各入力ト
ランスジューサ4の接地電極14は第1の接地端子8に
接続する。
【0006】出力トランスジューサ5は、櫛歯状出力電
極13と第2の櫛歯状接地電極15とを組合せた構成で
あり、各出力トランスジューサ5の出力電極13は第2
の引出し線11によって出力端子7に接続し、各出力ト
ランスジューサ5の接地電極15は第2の接地端子9に
接続する。
極13と第2の櫛歯状接地電極15とを組合せた構成で
あり、各出力トランスジューサ5の出力電極13は第2
の引出し線11によって出力端子7に接続し、各出力ト
ランスジューサ5の接地電極15は第2の接地端子9に
接続する。
【0007】入力端子6と出力端子7および複数の接地
端子8と9の各外部接続部(ワイヤボンディング面)は
、例えばSiO2にてなる保護層18に設けた窓19内
に表呈するようになる。
端子8と9の各外部接続部(ワイヤボンディング面)は
、例えばSiO2にてなる保護層18に設けた窓19内
に表呈するようになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
ワイヤボンディングによって外部接続される導体パター
ン3の接地端子15と17は、電気的に独立したパター
ンであり、保護層18は導体パターン3を形成したのち
、導体パターン3を覆う保護膜(SiO2 膜) をス
パッタリング等によって被着し、入力端子6と出力端子
7および接地端子15,17の接続面表呈用窓19をフ
ォトリソグラフィ技術によって形成する。
ワイヤボンディングによって外部接続される導体パター
ン3の接地端子15と17は、電気的に独立したパター
ンであり、保護層18は導体パターン3を形成したのち
、導体パターン3を覆う保護膜(SiO2 膜) をス
パッタリング等によって被着し、入力端子6と出力端子
7および接地端子15,17の接続面表呈用窓19をフ
ォトリソグラフィ技術によって形成する。
【0009】ところが、導体パターン3を形成した圧電
基板2は焦電性を有するため、保護膜の被着およびその
窓あけ時の加熱によって電位差が生じ易く、特に、自動
車電話機や携帯電話機用として 800MHz 程度の
高周波数用導体パターン3は、入力電極12,出力電極
13,接地電極14, 接地電極16の各櫛歯幅および
その間隔が1.2μm 程度になる。そのため、入力電
極12,出力電極13,接地電極14, 接地電極16
の一部が、基板2の焦電性,絶縁層の形成に伴う温度変
化,電気的独立パターンの形成に起因する放電によって
切断され易く、そのことで製造歩留りが低下するという
問題点があった。
基板2は焦電性を有するため、保護膜の被着およびその
窓あけ時の加熱によって電位差が生じ易く、特に、自動
車電話機や携帯電話機用として 800MHz 程度の
高周波数用導体パターン3は、入力電極12,出力電極
13,接地電極14, 接地電極16の各櫛歯幅および
その間隔が1.2μm 程度になる。そのため、入力電
極12,出力電極13,接地電極14, 接地電極16
の一部が、基板2の焦電性,絶縁層の形成に伴う温度変
化,電気的独立パターンの形成に起因する放電によって
切断され易く、そのことで製造歩留りが低下するという
問題点があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】弾性表面波フィルタの製
造歩留り改善を目的とした本発明は、その実施例を図1
によれば、圧電基板 (ウエーハ) 21の表面に被着
した導体膜より外部接続用入力端子6,櫛歯状の入力電
極12と櫛歯状の第1の接地電極14とを組み合わせた
複数の入力トランスジューサ4,入力端子6と複数の該
入力電極12とを接続する第1の引出し線10, 第1
の接地電極14が接続する複数の第1の接地端子8,外
部接続用出力端子7,櫛歯状の出力電極13と櫛歯状の
第2の接地電極15とを組み合わせた複数の出力トラン
スジューサ5,出力端子7と複数の該出力電極13とを
接続する第2の引出し線11, 第2の接地電極15が
接続する複数の第2の接地端子9,第1の接地端子8と
第2の引出し線11とを接続する第1の接続線27,
第2の接地端子9と第1の引出し線10とを接続する第
2の接続線26を具えた導体パターン22を形成し、入
力端子6,出力端子7,複数の第1の接地端子8,複数
の第2の接地端子9の外部接続面および、該第1の接続
線27と第2の接続線26の中間部を表呈せしめて導体
パターン22を覆う保護層29を形成したのち、表呈す
る接続線26,27 の中間部を切断することを特徴と
する。
造歩留り改善を目的とした本発明は、その実施例を図1
によれば、圧電基板 (ウエーハ) 21の表面に被着
した導体膜より外部接続用入力端子6,櫛歯状の入力電
極12と櫛歯状の第1の接地電極14とを組み合わせた
複数の入力トランスジューサ4,入力端子6と複数の該
入力電極12とを接続する第1の引出し線10, 第1
の接地電極14が接続する複数の第1の接地端子8,外
部接続用出力端子7,櫛歯状の出力電極13と櫛歯状の
第2の接地電極15とを組み合わせた複数の出力トラン
スジューサ5,出力端子7と複数の該出力電極13とを
接続する第2の引出し線11, 第2の接地電極15が
接続する複数の第2の接地端子9,第1の接地端子8と
第2の引出し線11とを接続する第1の接続線27,
第2の接地端子9と第1の引出し線10とを接続する第
2の接続線26を具えた導体パターン22を形成し、入
力端子6,出力端子7,複数の第1の接地端子8,複数
の第2の接地端子9の外部接続面および、該第1の接続
線27と第2の接続線26の中間部を表呈せしめて導体
パターン22を覆う保護層29を形成したのち、表呈す
る接続線26,27 の中間部を切断することを特徴と
する。
【0011】
【作用】上記手段によれば、保護層形成時点において接
地端子および接地電極は、引出し線に接続している。従
って、焦電性を有する基板に形成した導体パターンは、
保護層の形成に伴う温度変化が生じても電位差が発生せ
ず、焦電破壊が起こらないようになる。
地端子および接地電極は、引出し線に接続している。従
って、焦電性を有する基板に形成した導体パターンは、
保護層の形成に伴う温度変化が生じても電位差が発生せ
ず、焦電破壊が起こらないようになる。
【0012】
【実施例】図1は本発明の実施例に係わる導体パターン
の説明図、図2は図1に示す導体パターンの接続線の切
断方法の説明図、図3は図1に示す導体パターンおよび
その保護層の主要製造工程の説明図である。
の説明図、図2は図1に示す導体パターンの接続線の切
断方法の説明図、図3は図1に示す導体パターンおよび
その保護層の主要製造工程の説明図である。
【0013】図1(イ) において、例えば36度Y−
Xリチウムタンタレート(LiTaO3)単結晶より切
り出したウエーハ(基板)21の表面にアルミニウム膜
(導電膜) を被着し、フォトリソグラフィ技術によ
って該アルミニウム膜を選択的に除去し、多数 (図は
21個) の導体パターン22を形成する。多数の導体
パターン22は、多数の接続線24によってX−Y方向
の隣接間およびウエーハ21の外周部に残るアルミニウ
ム層25に接続する。
Xリチウムタンタレート(LiTaO3)単結晶より切
り出したウエーハ(基板)21の表面にアルミニウム膜
(導電膜) を被着し、フォトリソグラフィ技術によ
って該アルミニウム膜を選択的に除去し、多数 (図は
21個) の導体パターン22を形成する。多数の導体
パターン22は、多数の接続線24によってX−Y方向
の隣接間およびウエーハ21の外周部に残るアルミニウ
ム層25に接続する。
【0014】導体パターン22の詳細を示す図1(ロ)
において、ウエーハ21の複数の各導体パターン領域
28に形成した導体パターン22は、外部接続用入力端
子6,櫛歯状の入力電極12と櫛歯状の第1の接地電極
14とを組み合わせた複数の入力トランスジューサ4,
入力端子6と複数の入力電極12とを接続する第1の引
出し線10,複数の第1の接地端子14が接続する第1
の接地電極8,外部接続用出力端子7,櫛歯状の出力電
極13と櫛歯状の第2の接地電極15とを組み合わせた
複数の出力トランスジューサ5,出力端子7と複数の出
力電極13とを接続する第2の引出し線11,複数の第
2の接地電極15が接続する第2の接地端子9,第2の
接地端子9と第1の引出し線10とを接続する第2の接
続線26,第1の接地端子8と第2の引出し線11とを
接続する第1の接続線27にて構成する。
において、ウエーハ21の複数の各導体パターン領域
28に形成した導体パターン22は、外部接続用入力端
子6,櫛歯状の入力電極12と櫛歯状の第1の接地電極
14とを組み合わせた複数の入力トランスジューサ4,
入力端子6と複数の入力電極12とを接続する第1の引
出し線10,複数の第1の接地端子14が接続する第1
の接地電極8,外部接続用出力端子7,櫛歯状の出力電
極13と櫛歯状の第2の接地電極15とを組み合わせた
複数の出力トランスジューサ5,出力端子7と複数の出
力電極13とを接続する第2の引出し線11,複数の第
2の接地電極15が接続する第2の接地端子9,第2の
接地端子9と第1の引出し線10とを接続する第2の接
続線26,第1の接地端子8と第2の引出し線11とを
接続する第1の接続線27にて構成する。
【0015】そして、入力端子6,出力端子7,最端部
の接地端子8および引出し線10の左右方向端部からは
、隣接する導体パターン22に接続する接続線24が延
在する。次いで、導体パターン22を覆う保護層を形成
したのち、該保護層より表呈する接続線26,27 お
よび24の中間部を、例えばエッチングによって図1(
ハ) に示す如く切断したのち、それぞれが導体パター
ン22を含むようにウエーハ21を分割し、弾性表面波
フィルタ素子が完成する。
の接地端子8および引出し線10の左右方向端部からは
、隣接する導体パターン22に接続する接続線24が延
在する。次いで、導体パターン22を覆う保護層を形成
したのち、該保護層より表呈する接続線26,27 お
よび24の中間部を、例えばエッチングによって図1(
ハ) に示す如く切断したのち、それぞれが導体パター
ン22を含むようにウエーハ21を分割し、弾性表面波
フィルタ素子が完成する。
【0016】図2において、ウエーハ21の表面の各導
体パターン領域28に導体パターン22を形成したのち
、その上に形成した保護層29には、図2(イ) に示
す如く接続線26,27 の中間部を表呈させる透孔3
0と、端子6,7,8,9 を表呈させる透孔31およ
び接続線24の中間部を表呈させる透孔32を設ける。 そして、透孔30内に表呈する接続線26,27 の中
間部および透孔32内に表呈する接続線24の中間部を
、例えばエッチングによって切断 (溶断) すると、
図2(ロ) および(ハ) に示す如く、透孔31内に
端子6,7,8,9 の外部接続部が表呈する導体パタ
ーン22が完成する。
体パターン領域28に導体パターン22を形成したのち
、その上に形成した保護層29には、図2(イ) に示
す如く接続線26,27 の中間部を表呈させる透孔3
0と、端子6,7,8,9 を表呈させる透孔31およ
び接続線24の中間部を表呈させる透孔32を設ける。 そして、透孔30内に表呈する接続線26,27 の中
間部および透孔32内に表呈する接続線24の中間部を
、例えばエッチングによって切断 (溶断) すると、
図2(ロ) および(ハ) に示す如く、透孔31内に
端子6,7,8,9 の外部接続部が表呈する導体パタ
ーン22が完成する。
【0017】以下に、図3を用いて保護層と接続線24
の切断工程を説明する。図3(イ) において、接続線
24,26,27で所要間が接続された多数の導体パタ
ーン22をウエーハ21の表面に形成したのち、図3(
ロ) に示す如くそれらの上に保護膜33を被着させる
。次いで、エッチングによっで図3(ハ) に示す如く
、保護膜33に透孔30,31,32を形成し、各種端
子6,7,8,9 の中央部および接続線24,26,
27の中間部を表呈させたのち、図3(ニ) に示す如
く、透孔30と32が表呈するレジストマスク34を形
成する。次いで図3(ホ) に示す如く、透孔30内に
表呈する接続線26,27 の中間部および、透孔32
内に表呈する接続線24の中間部を溶去し、レジストマ
スク34を除去すると導体パターン22が完成する。
の切断工程を説明する。図3(イ) において、接続線
24,26,27で所要間が接続された多数の導体パタ
ーン22をウエーハ21の表面に形成したのち、図3(
ロ) に示す如くそれらの上に保護膜33を被着させる
。次いで、エッチングによっで図3(ハ) に示す如く
、保護膜33に透孔30,31,32を形成し、各種端
子6,7,8,9 の中央部および接続線24,26,
27の中間部を表呈させたのち、図3(ニ) に示す如
く、透孔30と32が表呈するレジストマスク34を形
成する。次いで図3(ホ) に示す如く、透孔30内に
表呈する接続線26,27 の中間部および、透孔32
内に表呈する接続線24の中間部を溶去し、レジストマ
スク34を除去すると導体パターン22が完成する。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明方法によれば
、保護層形成時点において接地端子および接地電極は、
引出し線に接続している。従って、焦電性を有する基板
に形成した導体パターンは、保護層の形成に伴う温度変
化が生じても、電位差が発生せず焦電破壊が起こらない
ようになり、弾性表面波フィルタの製造歩留りが向上す
る。
、保護層形成時点において接地端子および接地電極は、
引出し線に接続している。従って、焦電性を有する基板
に形成した導体パターンは、保護層の形成に伴う温度変
化が生じても、電位差が発生せず焦電破壊が起こらない
ようになり、弾性表面波フィルタの製造歩留りが向上す
る。
【図1】 本発明の実施例に係わる導体パターンの説
明図である。
明図である。
【図2】 図1に示す導体パターンの接続線の切断方
法の説明図である。
法の説明図である。
【図3】 図1に示す導体パターンとその保護層の主
要製造工程の説明図である。
要製造工程の説明図である。
【図4】 従来の多電極タイプ弾性表面波フィルタの
説明図である。
説明図である。
4は入力トランスジューサ
5は出力トランスジューサ
6は外部接続用入力端子
7は外部接続用出力端子
8は第1の接地端子
9は第2の接地端子
10は第1の引出し線
11は第2の引出し線
12は櫛歯状入力電極
13は櫛歯状出力電極
14は櫛歯状の第1の接地電極
15は櫛歯状の第2の接地電極
21は圧電基板 (ウエーハ)
22は圧電基板に形成した導体パターン24,26,2
7は接続線 28は圧電基板の導体パターン形成領域29は保護層
7は接続線 28は圧電基板の導体パターン形成領域29は保護層
Claims (1)
- 【請求項1】 圧電基板(21)の表面に被着した導
体膜より外部接続用入力端子(6),櫛歯状の入力電極
(12)と櫛歯状の第1の接地電極(14)とを組み合
わせた複数の入力トランスジューサ(4),該入力端子
(6) と複数の該入力電極(12)とを接続する第1
の引出し線(10), 該第1の接地電極(14)が接
続する複数の第1の接地端子(8),外部接続用出力端
子(7),櫛歯状の出力電極(13)と櫛歯状の第2の
接地電極(15)とを組み合わせた複数の出力トランス
ジューサ(5),該出力端子(7) と複数の該出力電
極(13)とを接続する第2の引出し線(11), 該
第2の接地電極(15)が接続する複数の第2の接地端
子(9),該第1の接地端子(8) と該第2の引出し
線(11)とを接続する第1の接続線(27), 該第
2の接地端子(9) と該第1の引出し線(10)とを
接続する第2の接続線(26)を具えた導体パターン(
22)を形成し、該入力端子(6),出力端子(7),
複数の第1の接地端子(8),複数の第2の接地端子(
9) の外部接続面および該第1,第2の接続線(27
,26) の中間部を表呈せしめて該導体パターン(2
2)を覆う保護層(29)を形成したのち、表呈する該
第1,第2の接続線(27,26) の中間部を切断す
ることを特徴とした弾性表面波フィルタの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14770291A JPH04371009A (ja) | 1991-06-20 | 1991-06-20 | 弾性表面波フィルタの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14770291A JPH04371009A (ja) | 1991-06-20 | 1991-06-20 | 弾性表面波フィルタの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04371009A true JPH04371009A (ja) | 1992-12-24 |
Family
ID=15436320
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14770291A Pending JPH04371009A (ja) | 1991-06-20 | 1991-06-20 | 弾性表面波フィルタの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04371009A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6034578A (en) * | 1998-09-11 | 2000-03-07 | Hitachi Media Electronics Co., Ltd. | Surface acoustic wave device with closely spaced discharge electrodes electrically independent of the interdigital transducers |
US6557225B2 (en) * | 2000-04-13 | 2003-05-06 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Method of producing surface acoustic wave device |
US6722951B2 (en) | 2000-05-22 | 2004-04-20 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Method for lapping and a lapping apparatus |
-
1991
- 1991-06-20 JP JP14770291A patent/JPH04371009A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6034578A (en) * | 1998-09-11 | 2000-03-07 | Hitachi Media Electronics Co., Ltd. | Surface acoustic wave device with closely spaced discharge electrodes electrically independent of the interdigital transducers |
US6557225B2 (en) * | 2000-04-13 | 2003-05-06 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Method of producing surface acoustic wave device |
DE10118408B4 (de) * | 2000-04-13 | 2012-03-01 | Murata Mfg. Co., Ltd. | Verfahren zum Herstellen eines Oberflächenwellenbauelements |
US6722951B2 (en) | 2000-05-22 | 2004-04-20 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Method for lapping and a lapping apparatus |
US6835119B2 (en) | 2000-05-22 | 2004-12-28 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Method for lapping and a lapping apparatus |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4008264B2 (ja) | 共振器の製造方法 | |
JP4451587B2 (ja) | 共振器の製造方法 | |
JP3703437B2 (ja) | 共振器の製造方法 | |
JP4008265B2 (ja) | 共振器の製造方法 | |
US7479852B2 (en) | Method for manufacturing surface acoustic wave device and surface acoustic wave device | |
JP3368885B2 (ja) | 弾性表面波装置の製造方法 | |
KR20020052958A (ko) | 탄성 표면파 장치 및 그 제조 방법 | |
JP5275153B2 (ja) | 弾性波デバイスの製造方法 | |
JP2005117151A (ja) | 弾性表面波装置の製造方法及び弾性表面波装置 | |
JPH04371009A (ja) | 弾性表面波フィルタの製造方法 | |
JP3189719B2 (ja) | 弾性表面波装置の製造方法 | |
TWI740741B (zh) | 藍姆波諧振器及其製作方法 | |
JPH0491508A (ja) | 弾性表面波デバイスとその製造方法 | |
JP3398631B2 (ja) | 弾性表面波フィルタ用圧電体ウエハおよび弾性表面波フィルタの製造方法 | |
JP2000077967A (ja) | 弾性表面波装置 | |
JPH05160664A (ja) | 弾性表面波素子及びその製造方法及び弾性表面波デバイス | |
JPH0251284B2 (ja) | ||
JP2000013165A (ja) | 弾性表面波装置およびその製造方法 | |
JPH11312942A (ja) | 弾性表面波デバイスの製造方法 | |
JP2000059165A (ja) | 弾性表面波装置およびその製造方法 | |
JPS6120409A (ja) | 表面弾性波素子の製造方法 | |
KR100484078B1 (ko) | 탄성 표면파 장치 및 그 제조 방법과 이것을 이용한 전자부품 | |
JPH06132758A (ja) | 弾性表面波装置の製造方法 | |
JPH0955574A (ja) | 電極形成方法 | |
CN114614787A (zh) | 兰姆波谐振器及其制作方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20000711 |