JPH0437012B2 - - Google Patents

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JPH0437012B2
JPH0437012B2 JP59189475A JP18947584A JPH0437012B2 JP H0437012 B2 JPH0437012 B2 JP H0437012B2 JP 59189475 A JP59189475 A JP 59189475A JP 18947584 A JP18947584 A JP 18947584A JP H0437012 B2 JPH0437012 B2 JP H0437012B2
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JP
Japan
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pulley
fixed
belt
around
carrier
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JP59189475A
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JPS60151235A (ja
Inventor
Hainritsuhi Neberungu Heruman
Futsutaakunehito Furitsutsu
Shuetsuguraa Rudorusu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EMUHAATO GURASU MASHIINERII INUESUTOMENTSU Inc
Original Assignee
EMUHAATO GURASU MASHIINERII INUESUTOMENTSU Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by EMUHAATO GURASU MASHIINERII INUESUTOMENTSU Inc filed Critical EMUHAATO GURASU MASHIINERII INUESUTOMENTSU Inc
Publication of JPS60151235A publication Critical patent/JPS60151235A/ja
Publication of JPH0437012B2 publication Critical patent/JPH0437012B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B9/00Blowing glass; Production of hollow glass articles
    • C03B9/30Details of blowing glass; Use of materials for the moulds
    • C03B9/44Means for discharging combined with glass-blowing machines, e.g. take-outs
    • C03B9/447Means for the removal of glass articles from the blow-mould, e.g. take-outs

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Manipulator (AREA)
  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ガラス器製造機用取出し機構に関連
しており、この取出し機構は、キヤリアーに保持
されたトングがガラス器製品を握む第1の位置
と、このトングがこの製品を支持体上に放す第2
の位置との間でこの両位置を含む垂直面上の弧状
の径路を経て動くようになつているトングキヤリ
アーと、このトングキヤリアーが取付けられてい
るアームと、このアームを第1の水平軸廻りを弧
状に動かして、上記トングキヤリアーを上記弧状
の径路を通つて動かし、これによつて上記トング
キヤリアーがこのアームに支持されて第2の水平
軸廻りを回転するようにしている移動装置と、こ
のキヤリアーをその弧状運動中に、上記第2の水
平軸廻りに常に同一垂直面内に在るように回転さ
せるようになつている回転装置とを備えている。
ガラス器製造機では、その中の吹込成形部でガ
ラス器を吹込成形した後、これを鋳型から外して
目板と呼ばれる支持体上に移し、次いでこのガラ
ス器をコンベアによつて、製造機から運び出すこ
とが必要である。ガラス器を鋳型から外して、目
板上に載せるため、この機械には取出し機構が設
けられていて、トングその他の掴み装置を支持し
ており、これによつて鋳型中のガラス器製品を掴
み出して、目板上に置くようになつている。従つ
て、この取出し装置のトングは、上記鋳型付近の
第1の位置と上記目板上の第2の位置との間で往
復動をされる。このトングはアームに支持されて
いて、このアームは水平軸廻りを約180゜回転し
て、このトングを、その第1と第2の位置の間で
動かせる。ガラス器製品は鋳型中でその底を下に
して鋳込まれ、目板上でも、その底を下にして立
たせる必要があるため、トングはアームの弧状運
動中には、同一垂直状態を保持していなければな
らず、このため、回転装置は、アームの運動中に
トングに同じ垂直位置を維持させるようになつて
いる。この回転装置はまた、アーム上の第2の水
平軸廻りを回転するようになつていて、トングを
支持する歯車と、この2つの歯車を相互に連結し
て、アームが弧状運動をする際に、この第2の歯
車を回転させるようになつている相互連結装置と
が備えられている。この相互連結装置の1例とし
ては、両歯車の廻りにかかつているチエーンがあ
り、また他の例としては、両歯車と咬み合う、ア
ーム上に設けられた遊びギアがある。しかし、こ
れらの連結装置では、第1の例にあつては、チエ
ーンと歯車との間、第2の例では各種歯車間でバ
ツクラツシによる振動が生じ、これによつて、ト
ングで運ばれているガラス器に振動が伝つて、こ
れを傷める恐れがある。さらにチエーンの場合に
は、チエーンの伸びを押さえるために、その歯車
間の部分にかかる張力機等を使うために、アーム
の重量が大きくなつて構造が複雑になる。また遊
びギアの場合には、このギアやその為のベアリン
グのため、同じくアームの重量と複雑さとが大き
くなる。
本発明の目的は、上記のようなバツクラツシ問
題を起こさず、かつ、重量が少なく、構造が簡単
な回転装置を備えた、ガラス器製造機用取出し機
構を提供することにある。
本発明によつて提供されるガラス器製造機用取
出し機構は、垂直平面内で、キヤリアーに支持さ
れたトングがガラス器製品を掴む第1位置と、こ
のトングが上記製品を支持体上に放す第2位置と
の間の弧状の径路を動くようになつているトング
キヤリアー、このトングキヤリアーが取付けられ
ているアーム、このアームを第1の水平軸廻りを
弧状に動かして、上記トングキヤリアーを、この
弧状径路に沿つて移動させ、このトングキヤリア
ーが上記アームに支持されて第2の水平軸廻りを
廻るようにしている移動装置、および上記キヤリ
アーを上記の弧状運動中に上記第2水平軸廻りを
廻らせて、このキヤリアーが常に同じ垂直状態に
在るようにしている回転装置を備えたガラス器製
造機用取出し機構であつて、上記回転装置が2つ
のほぼ同径の円筒形プーリーと、この両プーリー
を相互に連結する2つのベルトとを備えており、
このプーリー中の1つは固定されていて、上記第
1の水平軸に沿つたその中心軸と共に廻ることが
できなくなつており、他のプーリーは上記第2の
水平軸周囲を廻るように、上記アームに取付けら
れて、このプーリーに上記のトングキヤリアーが
取付けられており、また、上記ベルトの各々はそ
れぞれの1端部が、上記第1のプーリーに固定さ
れ、他の端部が上記第2のプーリーに固定されて
いて、この第1のベルトは、上記第1のプーリー
に固定された点から、このプーリー周囲の一部に
右巻きに巻付いてから、この両プーリー間を切線
状に伸び、次いで上記第2のプーリーの周囲部に
右巻きに巻付いてから、このプーリー中の、その
固定点に至つており、この第2のベルトは、上記
第1のプーリーに固定された点から、このプーリ
ーの周囲の一部に左巻きに巻付いてから、この両
プーリーを切線状に伸び、次いで、上記第2のプ
ーリー周囲の一部に左巻きに巻付いてから、この
プーリー中のその固定点に達しており、かつ、こ
の両ベルトの張力がほぼ同様であることを特徴と
している。
ほぼ同様な張力を持つ両ベルトを備えたこの取
出し機構を組立てるには、上記第1のプーリーを
2つの隣接する円筒状部分で成立させるとよく、
この両部分の1方の第1のベルトを固定し、他の
部分に第2のベルトを固定して、上記1方の部分
を強固に固定して回転しないようにし、他方の部
分を第1の水平軸廻りに回転させて、上記両ベル
トに張力をかける。またこの機構には、上記第1
のプーリーの両部分を互いに締付けて、相対的に
回転しないようにする締付け装置を備えておく。
或いはまた、この締付け装置に代えて、上記回転
部分と、他の固定点との間に働くスプリングを備
えてもよく、このスプリングによつて、この機構
の作動中には、上記両ベルトに張力をかけ、か
つ、上記可転部分を廻らせないようにする。
なおまた、上記の両ベルトを、厚さ0.2乃至0.2
mmの鋼板製にすると便宜である。
上記両ベルトを両プーリーに固定するには、そ
の両端部の形に合わせた凹所を、両プーリーの円
筒状面内に設けて、その中にそれぞれの両端を差
込んで締付けるとよい。
なお、それぞれのベルトを、前記トングキヤリ
アーが第1の位置に在る時には、1方のプーリー
の周囲300゜乃至320℃の範囲に巻付かせ、このト
ングキヤリアーが第2の位置に在る時には、この
プーリーの周囲120゜乃至140゜に巻付かせると都合
がよい。
次に本発明を説明するための添付図面を参照し
て、本発明の取出し機構を更に詳細に説明するが
この説明用の取出し機構は単に本発明の1例とし
て取上げたものであつて、本発明を限定するもの
ではないことを了解されたい。
説明用取出し機構は、個別型ガラス器製造機用
のものである。この取出し機構には、キヤリアー
に支持されたトング(図示されていない)が、鋳
型中のガラス器製品を掴む第1の位置(製造機の
鋳型付近)と、このトングが該製品を、目板の形
になつている支持体上に放す第1の位置(製造機
の目板上)との間の垂直面上の弧状の径路を動く
ようになつているトングキヤリアー(図示されて
いない)、が備えられている。このトングキヤリ
アーとトングとは通常の構造のものであり、個別
型製造機用として周知のものである。また、この
取出し機構には、上記トングキヤリアーが取付け
られているアーム10と、このアーム10を第1
の水平軸廻りを弧状に動かして、上記トングキヤ
リアーを上記弧状径路に沿つて動かすようになつ
ている移動装置とが具備されている。このトング
キヤリアーは上記アーム(後記説明を参照)に支
持されて、第2の水平軸廻りを廻るようになつて
いる。この移動装置は通常の構造のものであつて
アーム10に備えられていて、かつ、ギア12に
咬み合うラツク(図示されていない)によつて第
1の水平軸廻りを廻るようになつているギア12
をそなえており、このきアはピストン/シリンダ
ー装置によつて通常のように駆動されている。ア
ーム10とギア12とは、前記の第1の水平軸に
沿つて伸びている固定軸16を囲んでいる軸受1
4に取付けられていて回転するようになつてい
る。
説明用取出し機構の回転装置は、上記アームの
弧状運動時に、前記トングキヤリアーが常に垂直
状態に在るように、このキヤリアーを第2の水平
軸周囲を回転させるようになつている。この回転
装置には、ほぼ同径の2つの円筒状プーリーが備
えられていて、その内の1つ18は軸16に固定
されていて、第1の水平軸に沿つたこの軸の中心
軸と共に回転できないようになつている。第2の
プーリー20はアーム10に取付けられていて、
第2の水平軸廻りを回転するようになつている。
上記のトングキヤリアーはプーリー20に取付け
られて、このプーリーと共に廻るようになつてい
て、アーム10中の円筒形中空凹所中に伸びてい
てこの中の軸受24上で回転することのできる軸
を備えている。
この取出し機構中の回転装置にはまた、2つの
鋼製ベルトが備えられていて、このプーリー18
と20を連絡している。この両ベルトは厚さ0.2
乃至0.5mmの強靭な鋼板、例えばスウエーデンの
サンビツクに所在するサンビツクスチール社によ
り製造され、サンビツク7C27Mo2の商品番号を
付して販売されている硬質可撓性のステンレス鋼
から成つている。この両ベルトはアーム10ガ軸
16の廻りを廻る時に、プーリー20を回転させ
て、トングキヤリアーにその垂直状態を維持させ
るようになつている連絡装置となつており、かつ
両プーリーの横方向に互いにずれていて、相互が
絡み合わないようになつている。
この両ベルトの一方26は両プーリーを連結し
ていて、その一方の端26aは第1のプーリー1
8に固定され、他の端26bはプーリー20に固
定されている。この第1のベルト26は、第1の
プーリー18に固定されている点26aから、こ
のプーリーの周囲の一部に右巻きに巻付き、次い
で両プーリーの間を、この両プーリーに切線状に
伸び、それから、第2のプーリー20の周囲に右
巻きに巻付いた後、このプーリー中のその固定点
26bに至つている(図1を参照)。もう1つの
ベルト28は、第1のプーリー18にその1端2
8aが固定され、他の1端28bが第2のプーリ
ー20に固定されている。このベルト28は、そ
の第1のプーリー18に固定されている点28a
から、このプーリーの周囲に左巻きに巻付いた
後、この両プーリー間を、切線状に伸び、次い
で、第2のプーリー20の周囲の一部に左巻きに
巻付いた後、第2のプーリー中のその固定点28
bに至つている。この両ベルト26,28には、
ほぼ同様な張力がかかるようになつている。
図3a,3bおよび3cは、この取出し機構中
の回転装置の働きを段階的に示している。図3a
には、この回転装置がその第1の位置に在る時を
示していて、アーム10はほぼ水平になつている
矢印Aは、プーリー20に取付けられたトングキ
ヤリアー(図示されていない)の垂直方向を示し
ている。図3bに示されているのは、中間の位置
に在る時であり、この時にはアーム10がほぼ垂
直に上向きになつており(この図は図1に相当す
るものである)、図3cは、トングキヤリアーが
第2の位置に在る時のアーム10を示しており、
アーム10はほぼ水平になつてはいるが、図3a
におけるのとは反対の向きになつている。図3a
では、ベルト26が、そのプーリー18に固定さ
れている点26aから、このプーリーの周囲約
180゜に右巻きに巻付いている状態が見られる。次
いでこのベルトはプーリー18から、離れてか
ら、両プーリー18,20の間で、この両プーリ
ーに切線状に伸びている。次いで、このベルト2
6はプーリー20に接触した後、このプーリー2
0の周囲約310゜に右巻きに巻付いてから、このプ
ーリー20中のその固定点26bに至つている。
図3aに示された位置から、図3bの位置に移る
際には、ベルト26は固定されているプーリー1
8に巻付けられるが、プーリー20からは巻外さ
れ、その結果、プーリー20は90゜回転するが、
矢印Aは同じ方向に維持される。かくして、図3
bにおいては、ベルト26は、プーリー18の周
囲約230゜に巻付き、プーリー20の周囲約220゜に
巻付いている。図3bの位置から、図3cの位置
に移る時には、ベルト26は、さらにプーリー1
8の周囲に巻付き続け、プーリー20の周囲から
巻外され続ける。かくして、図3cに示された位
置では、ベルト26はプーリー18の周囲約320゜
に巻付き、プーリー20の周囲約130゜に巻付いて
いる。図3aの位置から図3cの位置までに移る
間に、ベルト26は、矢印Aが垂直方向を維持す
るように、プーリー20を第2の水平軸廻りに回
転させる。この動きの間中、ベルト28はベルト
26を張りつめ続けさせるように働く。すなわ
ち、上に述べた動きの間に、ベルト28はプーリ
ー18から巻外されるとともに、プーリー20に
巻付けられる。この取出し機構が、図3cの位置
から、図3bの位置を通過して図3aの位置に戻
る動きをする時には、2つのベルト26,28の
役割が入替つて、ベルト28がプーリー20を回
転させると共に、ベルト26が張力を維持するよ
うに働く。
次に第1のプーリー18の構造を更に詳細に説
明する。第1のプーリー18には、2つの隣接部
分があつて、その1つ18aに第1のベルト26
が取付けられ、他方の部分に第2のベルト28が
取付けられている。この取出し機構の組立てに当
つては、18bの部分は軸16と一体になつてお
り、従つて、回転しないように強固に固定されて
おり、他の部分18aは第1の水平軸廻りを回転
するようになつている。また、この取出し機構に
は、太い金属棒から成るコイルスプリング30
(図1および2参照)が備えられており、その1
端30aが軸16中のスロツト32にはまつてい
て、この端部30aが固定点に固定されるように
なつている。スプリング30の他の1端30bは
18aの部分中のスロツト34にはまつていて、
18a部分中にねじ込まれるスクリユー38に支
えられるくさび36で、このスロツト34中に固
定されている。スプリング30は、スロツト32
で定められる上記の固定点と、プーリー18の可
転部分18aとの間に作用して、この機構の作動
中に、両ベルト26,28に張力を与え、かつ、
可転部分18aが回転しないようにしている。取
出し機構の組立て時には、ベルト28を両プーリ
ー18,20に取付け、ベルト26をプーリー2
0に取付ける。次いで、プーリー18の可転部分
18aを、特殊な機具によつてスプリング30の
力に逆つて廻して、ベルト26がプーリー18に
かかるようにする。プーリー18の18aの部分
をこの機具から外すと、スプリング30によつて
両ベルト26,28の張力が定まり、可転部分1
8aは、この取出し機構の作動中には、回転しな
いようになる。本発明の別の実施態様では、スプ
リング30を使う代りに、締つけスクリユーの形
の締付け装置を使つて、18aと18bの両部分
を相互に回転しないように締付けて、ベルトが両
プーリーにかけられた後には、可転部分18aが
廻つて、両ベルト26,28に適正な張力がかか
るようにし、次いで、プーリー18aと18bの
両部分を締付け合わせる。組立ての際には、プー
リー20も、ボルトでつなぎ合わせた2つの隣接
部分から成るように構成すると、仕事が容易にな
る。
ここで、両ベルト26,28の両端26a,2
8aおよび28cが両プーリー18,20に固定
されている様子を更に詳細に説明する。このベル
トの端部26a,26b,28aまたは28b
が、プーリー18または20の円筒状表面に取付
けられる点には(図1参照)、この表面に凹所4
0が形成されており、この凹所はその底部に向か
つて広くなつていて、その入口には曲線状のリツ
プを成し、この上をベルト26または28を通つ
て凹所40内に入つている。ベルト26または2
8の端部は、このリツプを通つて凹所40の側面
を伝つて、その平らな底面に届くように形成され
ている。凹所40の底までに入るベルト端部には
板42が冠されていて、2つのねじ切りスタツド
44によつて、ベルト26または28に締付けら
れており、この両スタツド下部の細いねじ切り部
(図示されていない)は、板42にあけられた孔
とベルト26または28を突通つて、プーリー1
8または20に設けられたねじ切り凹所中にはま
つている。また、このスタツド上部の太いねじ切
り部も板42と咬み合つていて、この板を、同じ
くねじ切りされているベルト26または28に締
付けている。くさび部材46がスタツド44にね
じ込まれていて、このベルトを凹所40の端に締
付けている。
この取出し機構中の回転装置では、ギヤやチエ
ーン間のバツクラツシに関連する諸問題を防ぐと
ともに、遊びギアのための軸受を設けたり、チエ
ーンのための張力装置を付けたりする必要がない
ため、アーム10の構造を簡単にすることができ
る。また、トングキヤリアーが第1の位置に在る
時には、右ベルト26または28が、一方のプー
リーの周囲約300゜乃至320゜に巻付き、トングキヤ
リアーが第2の位置に在る時には、このプーリー
の周囲約120゜乃至140゜に巻付くようにすると、よ
い結果が得られることが知られている。
【図面の簡単な説明】
図1は、ここで説明した取出し機構中の回転装
置の正面立面図であり、その中間位置において、
この取出し機構のアームがほぼ垂直になつた時を
示している。図2は、図1に示した回転装置の一
部を断面として、その構造を示した側面立面図で
ある。図3a,3bおよび3cは、この取出し機
構中の回転装置を、図1および2より小縮尺で示
した説明用略図であつて、その連続的各作動段階
を示している。 10……アーム、16……第1の水平軸となる
固定軸、18,20……プーリー、26,28…
…ベルト、30……コイルスプリング、A……掴
みトングの垂直方向。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 垂直平面内で、キヤリアーに支持されたトン
    グがガラス器製品を握む第1位置と、上記トング
    が上記製品を支持体上に放す第2位置との間の弧
    状の径路を動くようになつているトングキヤリア
    ー、このトングキヤリアーが取付けられているア
    ーム10、このアームを第1の水平軸廻りを弧状
    に動かして、上記トングキヤリアーを上記弧状径
    路に沿つて移動させ、このトングキヤリアーが該
    アームに支持されて第2の水平軸廻りを廻るよう
    にしている移動装置12および、上記キヤリアー
    を上記弧状運動中に上記第2水平軸廻りを廻らせ
    て、該キヤリアーが常に同じ垂直状態に在るよう
    にしている回転装置18,20,26,28を備
    えたガラス器製造機用取出し機構であつて、上記
    回転装置が2つのほぼ同径の円筒形プーリー1
    8,20と、この両プーリーを相互に連絡する2
    つのベルト26,28とを備えており、このプー
    リー中の1つ18は固定されていて、上記第1の
    水平軸に沿つてその中心軸と共に廻ることができ
    なくなつており、他のプーリー20は上記第2の
    水平軸周囲を廻るように上記アームに取付けられ
    ていて、このプーリーに上記トングキヤリアーが
    取付けられており、また、上記ベルトの各々は、
    それぞれの1端部26a,28aが上記第1のプ
    ーリーに固定され、他の端部26b,28bは上
    記第2のプーリーに固定されていて、この第1の
    ベルト26は上記第1のプーリーに固定された点
    から、このプーリー周囲の一部に右巻に巻付いて
    から、この両プーリー間を切線状に伸び、次い
    で、上記第2のプーリーの周囲部に右巻きに巻き
    付いてから、このプーリー中の、その固定点に至
    つており、この第2のベルト28は、上記第1の
    プーリーに固定された点から、このプーリーの周
    囲の一部に左巻きに巻付いてから、この両プーリ
    ー間を切線状に伸び、次いで、上記第2のプーリ
    ー周囲の一部に左巻きに巻付いてから、このプー
    リー中のその固定点に至つており、かつ、この両
    ベルトの張力がほぼ同様であることを特徴とする
    取出し機構。 2 前記第1のプーリー18が2つの隣接する円
    筒状部分18a,18bから成つていて、その1
    つ18aに前記第1のベルト26が固定され、他
    の部分18bに前記第2のベルト28が固定され
    ていて、この部分18bは厳重に固定されて回転
    しないようになつており、他の部分18aは前記
    第1の水平軸周囲を回転して、前記両ベルトに張
    力をかけるようになつており、かつ、この装置に
    は、上記第1プーリーの上記両部分を締め付け
    て、この両部分が相互に動かないようにするクラ
    ンプ装置が備えられていることを特徴とする前記
    第1項による取出し機構。 3 前記第1のプーリー18が2つの隣接する円
    筒状部分18a,18bから成つていて、その1
    つ18aに前記第1のベルト26が固定され、他
    の部分18bに前記第2のベルト28が固定され
    ていて、この部分18bは厳重に固定されて回転
    しないようになつており他の部分18aは前記第
    1の水平軸周囲を回転するようになつていて、か
    つ、この機構には、上記可転部分18aとある固
    定点との間に働くスプリング30が備えられてい
    て、上記両ベルトに張力をかけ、また、この機構
    の作動中に上記可動部分が回転しないようにして
    いることを特徴とする前記第1項による取出し機
    構。 4 前記の両ベルトが厚さ0.3mm乃至0.5mmの鋼板
    から成つていることを特徴とする前記第1乃至第
    3項の何れかによる取出し機構。 5 前記両ベルトの両端部が前記円筒状両プーリ
    ー中の凹所の形に合わせられていて、これらの凹
    所中に差し込まれて、その中で固定されているこ
    とを特徴とする前記第1乃至第4項の何れかによ
    る取出し機構。 6 前記トングキヤリアーが第1の位置に在る時
    には、前記両ベルトが一方のプーリーの周囲300
    乃至320度に巻きつき、上記キヤリアーが第2の
    位置に在る時には、上記両ベルトが上記プーリー
    の周囲120乃至140度に巻きつくことを特徴とする
    前記第1乃至第5項の何れかによる取出し機構。
JP59189475A 1983-09-09 1984-09-10 ガラス器製造機用取出し機構 Granted JPS60151235A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US8324191 1983-09-09
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