JPH04369907A - 高周波増幅回路 - Google Patents

高周波増幅回路

Info

Publication number
JPH04369907A
JPH04369907A JP14711591A JP14711591A JPH04369907A JP H04369907 A JPH04369907 A JP H04369907A JP 14711591 A JP14711591 A JP 14711591A JP 14711591 A JP14711591 A JP 14711591A JP H04369907 A JPH04369907 A JP H04369907A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
resistor
resistors
base
high frequency
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14711591A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Abe
幸一 阿部
Junichi Takahashi
旬一 高橋
Hiroshi Hatashita
畑下 博
Takao Shinkawa
新川 敬郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP14711591A priority Critical patent/JPH04369907A/ja
Publication of JPH04369907A publication Critical patent/JPH04369907A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Amplifiers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トランジスタを用いた
、高周波の低雑音増幅回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、高周波増幅器としてはGaA
sFETなどが用いられて来たが、近年、比較的安価な
シリコンのバイポーラトランジスタの高性能化が進み、
高周波回路にもシリコンのバイポーラトランジスタを使
用する場合が多くなっている。高周波増幅回路における
増幅素子の使用法は従来から種々提案されているが、例
えば、特開昭59−91717号公報の第1図に示され
ているよに、FETの場合にはソースを、バイポーラト
ランジスタの場合にはエミッタを直接接地する形式が使
用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】バイポーラトランジス
タのエミッタを直接接地して用いる場合、ベース・エミ
ッタ間に電位障壁が存在し、その大きさは種々の原因で
製品各個の間にも相違があり、ベースのバイアス電位の
設定が非常に難しい。ベース・エミッタ間の電圧が、電
位障壁を越えると急激に電流が増加し、逆に電位障壁よ
り下がると急激に電流が減少する。バイポーラトランジ
スタでは、雑音特性と利得特性とに最適な電流値が存在
する。高周波増幅回路ではエミッタを直接接地すること
により素子の持つ雑音特性と利得特性を最大限に引き出
すことが出来るが、上記のことなどのため動作電流の設
定が難しいという課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記のような従来の課題
を解決するために本発明においては、増幅用npnトラ
ンジスタのベースのバイアス電圧の制御にpnpトラン
ジスタを用いることとし、増幅用npnトランジスタの
コレクタを第1の抵抗を介して陽極電源に接続し、第1
の抵抗の増幅用トランジスタのコレクタ側の端部にpn
pトランジスタのエミッタを接続し、また、陽極電源を
直列に接続した第2および第3の抵抗を介して接地し、
これらの抵抗の中間接続点にpnpトランジスタのベー
スを接続し、更に、pnpトランジスタのコレクタを直
列に接続した第4および第5の抵抗を介して接地し、こ
れらの抵抗の中間接続点に増幅用npnトランジスタの
ベースを接続するように構成した。
【0005】
【作用】上記の手段を採ることによって、増幅用npn
トランジスタに電流が流れ過ぎた場合はpnpトランジ
スタの電流が減少して増幅用npnトランジスタのベー
ス電圧を低下させ、逆に増幅用npnトランジスタの電
流が減り過ぎた場合にはpnpトランジスタの電流が増
加して増幅用npnトランジスタのベース電圧を上昇さ
せ、常に増幅用npnトランジスタのベースのバイアス
電圧値を適切に保ち、増幅用npnトランジスタのエミ
ッタを直接接地した場合でも良好な高周波特性を得るこ
とが出来る。
【0006】
【実施例】以下図面によって、更に詳細に本発明を説明
する。図1は本発明の第1実施例図、図2は第2実施例
図で、これらの図中、1は増幅用npnトランジスタ、
2は高周波チョーク、3は第1の抵抗、4はバイアス電
圧制御用pnpトランジスタ、5は第2の抵抗、6は第
3の抵抗、7は第4の抵抗、8は第5の抵抗、9は入力
側の直流阻止コンデンサ、10は出力側の直流阻止コン
デンサ、11、12はデカップリングコンデンサ、13
は信号入力端子、14は増幅信号出力端子、15は陽極
電源入力端子、16は直列に接続した2個のダイオード
である。
【0007】図1に示した第1実施例では、増幅用np
nトランジスタ1は、エミッタを直接接地し、其のコレ
クタと電源間に抵抗3と高周波チョーク2を配置し、n
pnトランジスタ1のコレクタへ連なる抵抗3の端部を
、pnpトランジスタ4に接続する。抵抗5、6は、電
源電圧を分圧し、pnpトランジスタ4のベースに固定
電圧を供給する。増幅用トランジスタ1に電流が流れ過
ぎた場合、抵抗3に流れる電流が増加し、pnpトラン
ジスタ4のエミッタ電圧が低下し、pnpトランジスタ
4の電流が減少し、増幅用トランジスタ1のベース電圧
を低下させ、このトランジスタの電流を減らす。逆に、
増幅用トランジスタ1の電流が減り過ぎた場合には、抵
抗3に流れる電流が減少し、pnpトランジスタ4のエ
ミッタ電圧が上昇し、pnpトランジスタ4の電流が増
加し、増幅用トランジスタ1のベース電圧を押し上げ、
その電流を増加させる。
【0008】本第1実施例によれば、増幅用トランジス
タ1のエミッタを直接接地して、その動作電流値を任意
に設定することができ、高周波回路として良好な雑音特
性と利得特性を得ることが出来る。また、抵抗7と8に
は大きな値のものが使用できるため、抵抗7と8を増幅
用トランジスタ1のベースに直接接続しても損失が小さ
く、しかもコイルなどを使用する必要がないため、小形
で増幅用トランジスタ1のコレクタからベースへの誘導
帰還がなく、安定な特性が得られる。なお、本実施例の
場合は特にノイズフィギュアに重点をおいて動作点を設
定し、第1の抵抗3は150Ω、第2の抵抗5は1.5
kΩ、第3の抵抗6は6.8kΩ、第4の抵抗7は10
kΩ、第5の抵抗8は10kΩ、直流阻止コンデンサ9
は1.5pF、直流阻止コンデンサ10は1pF、デカ
ップリングコンデンサ11、12は何れも2200pF
とした。
【0009】図2に示した第2実施例では、第1実施例
の場合の第2の抵抗5が、2個の直列に接続したダイオ
ード16によって置き換えられており、その他は図1に
示した第1実施例の場合と同様である。第1実施例では
、陽極電源電圧が上昇した場合、pnpトランジスタ4
のベース電圧上昇に対し、電源に小さい値の抵抗3で接
続された同トランジスタ4のエミッタ電圧の上昇傾向は
大きく、其の電流を増し、増幅用トランジスタ1の電流
を同トランジスタのベース電圧を介して増加させる。 逆に電源電圧が下降した場合、pnpトランジスタ4の
ベース電圧降下に対し、電源に小さい値の抵抗3で接続
された同トランジスタのエミッタ電圧の降下傾向は大き
く同トランジスタの電流値を減らし、増幅用トランジス
タ1の電流を同トランジスタのベースを介して減少させ
る。しかし、第2実施例では、pnpトランジスタ4の
ベース電圧は陽極電源電圧に対して、2個のダイオード
16により固定電圧差に保たれているため、電源電圧の
変動に関係無く増幅用トランジスタ1の電流を一定に保
ち、良好な雑音特性と利得特性を得ることが出来る。な
お、第2実施例では、図2に示したような直列に接続し
た2個のダイオード16の使用に限定されることなく、
ツェナダイオードを用いても同様な効果が得られること
は明らかである。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、増
幅用にシリコンnpnトランジスタを用い、其のエミッ
タを直接接地した回路とした場合に適切なベースバイア
ス電圧に設定することができ、増幅用トランジスタのコ
レクタからベースへの誘導帰還を無くして、安定で良好
な高周波増幅特性を得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の回路図である。
【図2】本発明の第2実施例の回路図である。
【符号の説明】
1…増幅用npnトランジスタ、  2…高周波チョー
ク、    3…抵抗、4…pnpトランジスタ、  
      5、6、7、8…抵抗、9、10…直流阻
止コンデンサ、  11、12…デカップリングコンデ
ンサ、13…信号入力端子、      14…増幅信
号出力端子、15…電源端子、           
     16…ダイオード又はツェナダイオード。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】npnトランジスタのエミッタを直接接地
    して増幅に用いた高周波増幅回路において、増幅用np
    nトランジスタのコレクタを第1の抵抗を介して陽極電
    源に接続し、第1の抵抗の上記トランジスタのコレクタ
    側の端部にpnpトランジスタのエミッタを接続し、ま
    た、陽極電源を直列に接続した第2および第3の抵抗を
    介して接地し、これらの抵抗の中間接続点にpnpトラ
    ンジスタのベースを接続し、更に、pnpトランジスタ
    のコレクタを直列に接続した第4および第5の抵抗を介
    して接地し、これらの抵抗の中間接続点に増幅用npn
    トランジスタのベースを接続したことを特徴とする高周
    波増幅回路。
  2. 【請求項2】第2の抵抗の代りにダイオード又はツェナ
    ダイオードを用いたことを特徴とする請求項1記載の高
    周波増幅回路。
JP14711591A 1991-06-19 1991-06-19 高周波増幅回路 Pending JPH04369907A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14711591A JPH04369907A (ja) 1991-06-19 1991-06-19 高周波増幅回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14711591A JPH04369907A (ja) 1991-06-19 1991-06-19 高周波増幅回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04369907A true JPH04369907A (ja) 1992-12-22

Family

ID=15422871

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14711591A Pending JPH04369907A (ja) 1991-06-19 1991-06-19 高周波増幅回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04369907A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19732437C1 (de) * 1997-07-28 1998-12-24 Siemens Ag Transistor-Verstärkerstufe
DE19738940C1 (de) * 1997-09-05 1999-02-11 Siemens Ag Verstärkerschaltung
US6218906B1 (en) 1998-08-14 2001-04-17 Infineon Technologies Ag Amplifier circuit
JP2009111724A (ja) * 2007-10-30 2009-05-21 Nec Electronics Corp 増幅器

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19732437C1 (de) * 1997-07-28 1998-12-24 Siemens Ag Transistor-Verstärkerstufe
US5986509A (en) * 1997-07-28 1999-11-16 Siemens Aktiengesellschaft Transistor amplifier stage
DE19738940C1 (de) * 1997-09-05 1999-02-11 Siemens Ag Verstärkerschaltung
KR20010023679A (ko) * 1997-09-05 2001-03-26 칼 하인쯔 호르닝어 증폭기 회로
US6218906B1 (en) 1998-08-14 2001-04-17 Infineon Technologies Ag Amplifier circuit
JP2009111724A (ja) * 2007-10-30 2009-05-21 Nec Electronics Corp 増幅器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6417735B1 (en) Amplifier with bias compensation using a current mirror circuit
US4327319A (en) Active power supply ripple filter
US7855603B1 (en) Temperature compensated self-bias darlington pair amplifier
US6177837B1 (en) Active low-pass filter
US6486739B1 (en) Amplifier with self-bias boosting using an enhanced wilson current mirror biasing scheme
KR100830812B1 (ko) 고주파 증폭기 회로
US3898576A (en) Direct-coupled amplifier provided with negative feedback
US3914704A (en) Feedback amplifier
US4956615A (en) Input circuit for high-frequency amplifiers
US4357578A (en) Complementary differential amplifier
JPH04369907A (ja) 高周波増幅回路
US4017749A (en) Transistor circuit including source voltage ripple removal
JP2765257B2 (ja) 増幅回路
KR19990063796A (ko) 교류 결합 증폭기의 인덕터없는 전압 바이어싱 회로
US5196809A (en) High gain, low distortion, faster switching transistor
US5986511A (en) Frequency dependent impedance
US4330755A (en) Power-amplifying circuit
JPS63184408A (ja) トランジスタバイアス回路
US6614306B1 (en) Bias circuit for class AB high frequency amplifiers
JPS6127211Y2 (ja)
JP2998107B2 (ja) 中間周波増幅装置
JP2623954B2 (ja) 利得可変増幅器
JPS5811059Y2 (ja) トランジスタ増巾器
JPS628989B2 (ja)
JPS624886B2 (ja)